2011/07/15
全曲ライブ企画「Daily Life」
「Daily Life」(「ともだち」3曲目収録)
これまで前向きなメッセージを投げかけていたしげるが初めて「頑張ることにも疲れてしまった」とつぶやく。
元々この曲は「Daily Life」というタイトルではなく「足跡」と呼んでいた。
「足跡」はスタッフの中でも評価はすこぶる良く、シングルリリースの話も持ち上がった。
しかしこの頃、リード曲として発売する予定だったのが「パンとピストル」この楽曲の大ファンでもあったレコード会社のA&R(ディレクター)が『「足跡」なら昼ドラのタイアップが取れる。「パンとピストル」のリリースを伸ばして先に「足跡」をリリースするっていう案もある』としげるに問う。
当時のご時世タイアップを取るのはなかなか難しく、ものすごく大変な事だし、タイアップが付く事がほんとうに凄い世の中。
それでもしげるは『「パンとピストル」を出したいです。』とタイアップの話を断った。
普通なら売れる可能性が高くなるタイアップを選ぶと思うだが。。。
そして、この「パンとピストル」への強い思いがヒットへとつながるのである。
ビートダイスケ
全曲ライブまであと1日!
これまで前向きなメッセージを投げかけていたしげるが初めて「頑張ることにも疲れてしまった」とつぶやく。
元々この曲は「Daily Life」というタイトルではなく「足跡」と呼んでいた。
「足跡」はスタッフの中でも評価はすこぶる良く、シングルリリースの話も持ち上がった。
しかしこの頃、リード曲として発売する予定だったのが「パンとピストル」この楽曲の大ファンでもあったレコード会社のA&R(ディレクター)が『「足跡」なら昼ドラのタイアップが取れる。「パンとピストル」のリリースを伸ばして先に「足跡」をリリースするっていう案もある』としげるに問う。
当時のご時世タイアップを取るのはなかなか難しく、ものすごく大変な事だし、タイアップが付く事がほんとうに凄い世の中。
それでもしげるは『「パンとピストル」を出したいです。』とタイアップの話を断った。
普通なら売れる可能性が高くなるタイアップを選ぶと思うだが。。。
そして、この「パンとピストル」への強い思いがヒットへとつながるのである。
ビートダイスケ
全曲ライブまであと1日!
全曲ライブ企画「黒い涙」
『黒い涙』(「THE NEUTRAL」10曲目収録)
多分、ニュートラル初のR&B調の曲。
間奏から登場するエレクトリックピアノの音色が、不誠実な恋愛関係に戸惑い、涙する女性の心情を歌いあげるしげる氏の歌声と、リズム隊の独特なグルーブに絡み合っていくのが俺的には、好きだ。
レコーディング当初、この曲の間奏は、エレクトリックピアノがリードを取る予定であった。
エレクトリックピアノのダビング中、控え室で次曲のギターダビングの準備をしていた俺の下に、しげる氏からお呼びの声が掛かった。
スタジオでは、ダビングしたエレクトリックピアノの音確認が行われていた。
この曲の世界観と見事にマッチしたプレイに、現場にいた全員がそのテイクにOKを出した。
呼ばれた理由は、音確認だったのかと控え室に戻ろうしたその時、しげる氏の口から「清正君、この曲の間奏にギターソロ入れてみる?」と予期せぬ一言が。
リハーサル時からこの曲の間奏は、エレクトリックピアノがリードを取る事が決定していた為、ギターソロにトライする事は1度もなかった。
ロックな曲であるなら躊躇なくトライするのだが、当時俺にとってまだ未開拓であったR&Bというジャンルでいきなりソロにトライする事に正直自信がなかった。
レコーディングは、何度でもやり直しがきくと思われがちだが、基本1発OKを目指す。
1つの作業に多くの時間費やしてしまうと、他の作業に悪い影響及ぼす危険性があるからだ。
次曲の作業がまだ控えている事もあり、メンバーやエンジニアのモチベーションの妨げになってはいけないとプレッシャーに押し潰されそうになった。
とりあえず練習が必要と、録音をせずに間奏部分の音だけを流して欲しいとエンジニアへ伝え、1回目のトライがスタート。
とにかく何も考えず感じるままに弾いてみた。練習とあってある程度リラックスしてプレイ出来た。
さあ本番とエンジニアに声を掛けようとした時、ヘッドフォンから「OKです!」という声が。
頭の上に「?」が幾つも並んだ。実は、しげる氏がエンジニアにこっそり録音するよう伝えていたのだ。
録音されたソロを聞いてみると、エレクトリックピアノのフレーズと並走しながら
も、とけ込む事なくお互いの存在感を残したプレイが出来ていた。
レコーディングは日記のようなものだとしげる氏は言う。
残る事がなかったはずの俺のプレイをニュートラルという日記の1行として残してくれたしげる氏に、俺は本当に感謝している。
清正
多分、ニュートラル初のR&B調の曲。
間奏から登場するエレクトリックピアノの音色が、不誠実な恋愛関係に戸惑い、涙する女性の心情を歌いあげるしげる氏の歌声と、リズム隊の独特なグルーブに絡み合っていくのが俺的には、好きだ。
レコーディング当初、この曲の間奏は、エレクトリックピアノがリードを取る予定であった。
エレクトリックピアノのダビング中、控え室で次曲のギターダビングの準備をしていた俺の下に、しげる氏からお呼びの声が掛かった。
スタジオでは、ダビングしたエレクトリックピアノの音確認が行われていた。
この曲の世界観と見事にマッチしたプレイに、現場にいた全員がそのテイクにOKを出した。
呼ばれた理由は、音確認だったのかと控え室に戻ろうしたその時、しげる氏の口から「清正君、この曲の間奏にギターソロ入れてみる?」と予期せぬ一言が。
リハーサル時からこの曲の間奏は、エレクトリックピアノがリードを取る事が決定していた為、ギターソロにトライする事は1度もなかった。
ロックな曲であるなら躊躇なくトライするのだが、当時俺にとってまだ未開拓であったR&Bというジャンルでいきなりソロにトライする事に正直自信がなかった。
レコーディングは、何度でもやり直しがきくと思われがちだが、基本1発OKを目指す。
1つの作業に多くの時間費やしてしまうと、他の作業に悪い影響及ぼす危険性があるからだ。
次曲の作業がまだ控えている事もあり、メンバーやエンジニアのモチベーションの妨げになってはいけないとプレッシャーに押し潰されそうになった。
とりあえず練習が必要と、録音をせずに間奏部分の音だけを流して欲しいとエンジニアへ伝え、1回目のトライがスタート。
とにかく何も考えず感じるままに弾いてみた。練習とあってある程度リラックスしてプレイ出来た。
さあ本番とエンジニアに声を掛けようとした時、ヘッドフォンから「OKです!」という声が。
頭の上に「?」が幾つも並んだ。実は、しげる氏がエンジニアにこっそり録音するよう伝えていたのだ。
録音されたソロを聞いてみると、エレクトリックピアノのフレーズと並走しながら
も、とけ込む事なくお互いの存在感を残したプレイが出来ていた。
レコーディングは日記のようなものだとしげる氏は言う。
残る事がなかったはずの俺のプレイをニュートラルという日記の1行として残してくれたしげる氏に、俺は本当に感謝している。
清正
2011/07/14
全曲ライブ企画「君の庭に輝く星」
今日紹介するのは『君の庭に輝く星』(「THE NEUTRAL」9曲目収録)
この曲に「携帯電話を空にかざして」という歌詞が登場する。
以前ワンマンライブでこの曲を演奏した際、会場のみんなが持っていた携帯電話のディスプレイを光らせた状態でステージに向かってかざしてらった事がある。
目の前に広がる光の絨毯に感動した事を今でも覚えている。
そう言えば、この曲をレコーディングしたスタジオで見た星空は、本当に美しかった。
アルバム「THE NEUTRAL」のレコーディングは、山梨のレコーディングスタジオで合宿という形で行われた。
山の中腹にあるログハウス風のスタジオは、居住スペースが一体となっており、屋根裏部屋がメンバーの寝室となった。
屋根裏と言ってもかなりの広さがあり、天井までの高さは、3メートル近くあったと思う。
屋根の一部は、ガラス張りになっていた。
夜になるとそのガラスの先に満天の星空が広がった。
都会では絶対に見る事の出来ない光景にただただ圧倒された。
合宿初日の夜「こんなに素晴らしい場所で眠れるなんて、本当に幸せだ」と、幸福に包まれながら眠りについた・・・
が、しかし
翌朝俺は、大量の汗をかいて飛び起きた。
実は、この屋根裏部屋には、エアコンがない。
レコーディングが行われたのは真夏。
山の中腹とあって夜は肌寒いくらい気温が下がるが、一旦日が昇ると屋根裏部屋はサウナへと変貌する。じっとしているだけでも大量の汗が全身から吹き出す。
たまったもんじゃないと、暑さそっちのけで爆睡する代谷氏を横目にエアコンのあるレコーディングブースへ移動。
レコーディングブースの扉を開けると、大量の冷気が部屋の中から飛び出してきた。
目を床の方へやるとそこには、寝袋にグッルグルにくるまって眠るしげる氏がいた。
そう言えば前日の夜、屋根裏部屋にしげる氏の姿はなかった。
ニュートラル1の暑がリストであるしげる氏。
気温の変化など予測済みだったに違いない。
しげる氏を見習い、俺もその日の夜からエアコンで温度管理された3畳程のギターアンプブースでせせこましく寝る事にした。
今思えば、暑さを我慢してでももっとあの星空を眺めておけば良かったと少し後悔しているが、それでも「地上に輝く星」を演奏すると、あの星空を今でも鮮明に思い出す。
清正
この曲に「携帯電話を空にかざして」という歌詞が登場する。
以前ワンマンライブでこの曲を演奏した際、会場のみんなが持っていた携帯電話のディスプレイを光らせた状態でステージに向かってかざしてらった事がある。
目の前に広がる光の絨毯に感動した事を今でも覚えている。
そう言えば、この曲をレコーディングしたスタジオで見た星空は、本当に美しかった。
アルバム「THE NEUTRAL」のレコーディングは、山梨のレコーディングスタジオで合宿という形で行われた。
山の中腹にあるログハウス風のスタジオは、居住スペースが一体となっており、屋根裏部屋がメンバーの寝室となった。
屋根裏と言ってもかなりの広さがあり、天井までの高さは、3メートル近くあったと思う。
屋根の一部は、ガラス張りになっていた。
夜になるとそのガラスの先に満天の星空が広がった。
都会では絶対に見る事の出来ない光景にただただ圧倒された。
合宿初日の夜「こんなに素晴らしい場所で眠れるなんて、本当に幸せだ」と、幸福に包まれながら眠りについた・・・
が、しかし
翌朝俺は、大量の汗をかいて飛び起きた。
実は、この屋根裏部屋には、エアコンがない。
レコーディングが行われたのは真夏。
山の中腹とあって夜は肌寒いくらい気温が下がるが、一旦日が昇ると屋根裏部屋はサウナへと変貌する。じっとしているだけでも大量の汗が全身から吹き出す。
たまったもんじゃないと、暑さそっちのけで爆睡する代谷氏を横目にエアコンのあるレコーディングブースへ移動。
レコーディングブースの扉を開けると、大量の冷気が部屋の中から飛び出してきた。
目を床の方へやるとそこには、寝袋にグッルグルにくるまって眠るしげる氏がいた。
そう言えば前日の夜、屋根裏部屋にしげる氏の姿はなかった。
ニュートラル1の暑がリストであるしげる氏。
気温の変化など予測済みだったに違いない。
しげる氏を見習い、俺もその日の夜からエアコンで温度管理された3畳程のギターアンプブースでせせこましく寝る事にした。
今思えば、暑さを我慢してでももっとあの星空を眺めておけば良かったと少し後悔しているが、それでも「地上に輝く星」を演奏すると、あの星空を今でも鮮明に思い出す。
清正
全曲ライブ企画「愛の花」
「愛の花」(「THE NEUTRAL」7曲目収録)
この曲と出会った時に僕は一気に恋に落ちた。
ニュートラルのラブソングの中でビートNo1ラブソングです。
それまでのニュートラルの楽曲の中でサビのハモリはあったけれども、Aメロからハモリをいれたのはこの楽曲が初めてだと思う。
今までは「ロックバンドが演奏するラブソング」という位置づけでアレンジをやってきたけれども、この楽曲は違う。
誰しもがカラオケで歌いたくなるようなラブバラードを作ろうという位置づけに気持ちがなっていき、最初はなかったAメロのハモリも小淵沢のレコーディングスタジオで急遽決まった。
当時、この歌の歌詞はまだすべて完成はしていなかったけれども、ピアノの前に座り歌っていたしげるに「あんたは天才か!」と言った記憶がある。
メロディー、そして誰しもが頭に映像を浮かべやすい歌詞、文句の言いようのない楽曲だ。
ライブでは時折コーヒーの部分がエスプレッソになったり状況によって注文するものが変わる箇所がある。
その時々の二人が垣間見えて僕はそういう所もこの楽曲の好きな所だ。
この楽曲ができる前、当時の僕は恋愛の中にいた。
気が付けばお互いが惹かれあい、いつのまにか傍には彼女がいて、花を育てていたのだ。(照)
いつしかその恋愛も終わりを迎え、僕は失恋の真っ只中。
心は傷つき打ちのめされていた。
そして「愛の花」に何度も助けられた。
この僕の恋愛物語が後日談ではあるが、「愛の花」の主人公のエピーソードのひとつになったとかいないとか。。。
ビートダイスケ
全曲ライブまであと2日。
この曲と出会った時に僕は一気に恋に落ちた。
ニュートラルのラブソングの中でビートNo1ラブソングです。
それまでのニュートラルの楽曲の中でサビのハモリはあったけれども、Aメロからハモリをいれたのはこの楽曲が初めてだと思う。
今までは「ロックバンドが演奏するラブソング」という位置づけでアレンジをやってきたけれども、この楽曲は違う。
誰しもがカラオケで歌いたくなるようなラブバラードを作ろうという位置づけに気持ちがなっていき、最初はなかったAメロのハモリも小淵沢のレコーディングスタジオで急遽決まった。
当時、この歌の歌詞はまだすべて完成はしていなかったけれども、ピアノの前に座り歌っていたしげるに「あんたは天才か!」と言った記憶がある。
メロディー、そして誰しもが頭に映像を浮かべやすい歌詞、文句の言いようのない楽曲だ。
ライブでは時折コーヒーの部分がエスプレッソになったり状況によって注文するものが変わる箇所がある。
その時々の二人が垣間見えて僕はそういう所もこの楽曲の好きな所だ。
この楽曲ができる前、当時の僕は恋愛の中にいた。
気が付けばお互いが惹かれあい、いつのまにか傍には彼女がいて、花を育てていたのだ。(照)
いつしかその恋愛も終わりを迎え、僕は失恋の真っ只中。
心は傷つき打ちのめされていた。
そして「愛の花」に何度も助けられた。
この僕の恋愛物語が後日談ではあるが、「愛の花」の主人公のエピーソードのひとつになったとかいないとか。。。
ビートダイスケ
全曲ライブまであと2日。
2011/07/13
全曲ライブ企画「シンプルマン」
「シンプルマン」(「THE NEUTRAL」2曲目収録)
この曲もライブではもうおなじみで、サビの「シンプルマーアーアン!シンプルマーアーアン!答えがあるなら教えてくれよシンプルマン」と同時に拳を天高く掲げるのが恒例!
やっぱロックな曲ってのは自然と拳が挙がっちゃいますよねっ!
この曲は確か上京した年くらいに作ったと思う。
マイナーロックでカッコいい感じに仕上がって「3番のAメロはウォーキングベースで来て」としげるからリクエストがあった。
そのウォーキングベースに当時頭を悩ましたぐらいで、あとはサクサク仕上がったような気がする。
ただ、それよりもせっかく出来たのになかなかライブで演奏されることはなかった。
オレは出来た当初から「この曲はいい曲だからやろうやろう!」と言っていたが、
マイナーロックということで30分のライブではセットリストに組み込みにくいからと。。。また今度みたいな。
いつ頃かな?なんかのライブの時に久しぶりにやってみたら、すんごい良くて
「あれ?なんで今までやらんかったんやろう?」ってメンバーが言うから「やから前から言ってたやん!」みたいな(苦笑)
結局理由はわからず終いやけど、今ではこの曲でもう承太郎も顔負けのオラオラでガッツリロックしてます。
ファーストフルアルバムを収録するに当たって、もちろんこの曲も候補に挙がり気が付けばなんと2曲目。
できた当初に比べると豊臣秀吉ばりの出世?である。
(ま、アルバムの最初の方がえらいとかじゃなくて、ただアルバムのバランスを考えたらこうなったと。「ほな、紛らわしい表現するな、JAROかBROに報告するぞ!」ってのはご勘弁を。苦笑)
山梨県の小淵沢でレコーディングした。
レコーディングの時に、しげるは1テイクでバシっと決めたのに、オレはなぜかこの曲を間違えまくった。
いつもは考えなくても弾けてるのに、なぜか違うコードを弾いてしまう。
あれは一体なんやったんやろう?と今になって思う。
「答えがあるなら教えてくれよ シンプルマン」である。
うあー下手くそーオレ(笑)
とにかく歌詞も最高にロックでカッコいい!
チャールズ・ミンガス曰く
「簡単なことを複雑にするのはよくあること。
複雑なことを簡単に、驚くほど簡単にすること――これが創造力だ」
まさに「シンプルマン」に打ってつけの言葉ではないだろうか!!
代谷
この曲もライブではもうおなじみで、サビの「シンプルマーアーアン!シンプルマーアーアン!答えがあるなら教えてくれよシンプルマン」と同時に拳を天高く掲げるのが恒例!
やっぱロックな曲ってのは自然と拳が挙がっちゃいますよねっ!
この曲は確か上京した年くらいに作ったと思う。
マイナーロックでカッコいい感じに仕上がって「3番のAメロはウォーキングベースで来て」としげるからリクエストがあった。
そのウォーキングベースに当時頭を悩ましたぐらいで、あとはサクサク仕上がったような気がする。
ただ、それよりもせっかく出来たのになかなかライブで演奏されることはなかった。
オレは出来た当初から「この曲はいい曲だからやろうやろう!」と言っていたが、
マイナーロックということで30分のライブではセットリストに組み込みにくいからと。。。また今度みたいな。
いつ頃かな?なんかのライブの時に久しぶりにやってみたら、すんごい良くて
「あれ?なんで今までやらんかったんやろう?」ってメンバーが言うから「やから前から言ってたやん!」みたいな(苦笑)
結局理由はわからず終いやけど、今ではこの曲でもう承太郎も顔負けのオラオラでガッツリロックしてます。
ファーストフルアルバムを収録するに当たって、もちろんこの曲も候補に挙がり気が付けばなんと2曲目。
できた当初に比べると豊臣秀吉ばりの出世?である。
(ま、アルバムの最初の方がえらいとかじゃなくて、ただアルバムのバランスを考えたらこうなったと。「ほな、紛らわしい表現するな、JAROかBROに報告するぞ!」ってのはご勘弁を。苦笑)
山梨県の小淵沢でレコーディングした。
レコーディングの時に、しげるは1テイクでバシっと決めたのに、オレはなぜかこの曲を間違えまくった。
いつもは考えなくても弾けてるのに、なぜか違うコードを弾いてしまう。
あれは一体なんやったんやろう?と今になって思う。
「答えがあるなら教えてくれよ シンプルマン」である。
うあー下手くそーオレ(笑)
とにかく歌詞も最高にロックでカッコいい!
チャールズ・ミンガス曰く
「簡単なことを複雑にするのはよくあること。
複雑なことを簡単に、驚くほど簡単にすること――これが創造力だ」
まさに「シンプルマン」に打ってつけの言葉ではないだろうか!!
代谷
全曲ライブ企画『Go your way』
今回も楽曲に纏わるエピソードを書こうと思う!
『Go your way』(「THE NEUTRAL」1曲目収録)
デビュー後、初のフルアルバム「THE NEUTRAL」の1曲目を飾るのが、この「Go your way」。
歌詞以外のバンドサウンドが出来上がった時点で、メンバー全員がアルバムの1曲目になると確信した曲。
この曲を初めてスタジオで演奏した際に、こんな事があった。
特に決め事をするわけでもなく、とりあえず音を出してみようとバンドセッションがスタート。
その初セッションで俺は、突然あのオープニングリフを思いつき、これだと確信した。
そして数分間のセッション中、とにかく何度も繰り返しあのリフを引き続けた。
メンバーに対してこの曲には、このリフしかないというアピールだった。
演奏終了後、しげる氏が「そのリフ、決定で!」と笑顔で一言。
代谷氏、ダイスケ氏も続けて「オープニングにそのリフを使おう!」と言ってくれた。
その後、俺のリフを基本として突き進むように曲のアレンジは完成した。
この時、本当に嬉しく思ったのを今でも覚えている。
自分の提示したギターリフがメンバーに賞賛された事も理由の1つであるが、何よりギターリフを提示した事により見る見るうちに曲が形を成していった事。
まるで、大きな土の塊に一滴の水を落とし、練上げられながら巨大な人型を形成し、力強い筋肉を纏った巨人が目の前に立ったような感じがした。
そして後に歌詞という命を吹き込まれ、この巨人は動き出し迷いなく突き進み出す事になる。
「世界が口を開けて君を待っているのさ 迷いを捨て 飛び込んでいけ
選んだこの道を悔やむには早すぎる 君よ進め それが答えとなるさ」
俺は自分の中に迷いが生じた時、いつもこの曲から自信と勇気を貰う。
みんなにとってもこの曲はそういった曲であって欲しいし、壁にぶち当たった時はこの曲を聞いてもらいたい。
清正
『Go your way』(「THE NEUTRAL」1曲目収録)
デビュー後、初のフルアルバム「THE NEUTRAL」の1曲目を飾るのが、この「Go your way」。
歌詞以外のバンドサウンドが出来上がった時点で、メンバー全員がアルバムの1曲目になると確信した曲。
この曲を初めてスタジオで演奏した際に、こんな事があった。
特に決め事をするわけでもなく、とりあえず音を出してみようとバンドセッションがスタート。
その初セッションで俺は、突然あのオープニングリフを思いつき、これだと確信した。
そして数分間のセッション中、とにかく何度も繰り返しあのリフを引き続けた。
メンバーに対してこの曲には、このリフしかないというアピールだった。
演奏終了後、しげる氏が「そのリフ、決定で!」と笑顔で一言。
代谷氏、ダイスケ氏も続けて「オープニングにそのリフを使おう!」と言ってくれた。
その後、俺のリフを基本として突き進むように曲のアレンジは完成した。
この時、本当に嬉しく思ったのを今でも覚えている。
自分の提示したギターリフがメンバーに賞賛された事も理由の1つであるが、何よりギターリフを提示した事により見る見るうちに曲が形を成していった事。
まるで、大きな土の塊に一滴の水を落とし、練上げられながら巨大な人型を形成し、力強い筋肉を纏った巨人が目の前に立ったような感じがした。
そして後に歌詞という命を吹き込まれ、この巨人は動き出し迷いなく突き進み出す事になる。
「世界が口を開けて君を待っているのさ 迷いを捨て 飛び込んでいけ
選んだこの道を悔やむには早すぎる 君よ進め それが答えとなるさ」
俺は自分の中に迷いが生じた時、いつもこの曲から自信と勇気を貰う。
みんなにとってもこの曲はそういった曲であって欲しいし、壁にぶち当たった時はこの曲を聞いてもらいたい。
清正
全曲ライブ企画「雨上がり」
「雨上がり」(「ともだち」2曲目収録)
この曲はアマチュア時代に作られた名曲で、最近ではワンマンライブで演奏することが多いが、初期ニュートラルのライブでは必ず演奏されていた。
そういえばアマチュア時代に名古屋でイベントライブに出たんやけど、その日は何を間違ったか対バンの人が身体にたくさんタトゥーを入れている人ばかりやった。
リハーサルで「雨上がり」を演奏したが、なんとなく対バンさんと全く違う空気を察知したしげるが、リハ後そっとアコギをケースにしまった(笑)
あまりにもカラーの違うオレらは、なんか申し訳ない気持ちになった(苦笑)
ちなみにオレが再加入するきっかけとなった曲でもある。
というのも、就職活動のため1度バンドを辞めていたオレは、ライブビデオを渡されて「これを見て考えてみて」と再加入の依頼を受けた。
その中にあった「雨上がり」をオレはとても気に入った。
当時、学生だったオレはガソリンスタンドでバイトをしていて、BGMとして流れていた有線を聴きながら働いていた。
バイト中、働きながら流れてくる曲を聴いては、自分の気に入った曲をレンタルし、カラオケで歌ったりしてたりして。。。
その内、オレはあることに気が付いた。
初めて聴く有線の曲の中で、オレが気になった曲がその後ヒットしていくのだ。
何か特別に音楽的なことや法則があったわけではないんやけど「これいいなー」と思った曲がヒットしていくことにビックリしていた。
そんな折、再加入の話があってビデオから流れてきた「雨上がり」を聴いてビックリした。
バイト中のヒットになる曲と同じ感覚を「雨上がり」から感じたからだ。
去年まで一時的とはいえ一緒にバンドをやっていたみんながこんないい曲を作り、バンドの夢のために一生懸命に頑張っている。
「オレもやりたい」と強く思った。
後日、再加入の話を確認しにオレん家に来たしげるに
「雨上がり、メチャメチャええ曲やなー、さっきまで何回もビデオ見て勉強してたんやー。是非オレもバンドやりたい!」と加入のお願いをしていた。
この話には続きがあって
それを聞いたしげるがオレの部屋のビデオデッキを何気なく見たところ、さっきまで見ていたというライブビデオはなく、まさかのエロビデオがカセットに入っていたらしい(笑)
こいつは何を勉強してたんやと呆れたらしい(苦笑)
ちょっと話が脱線してすいません(苦笑) 気を取り直して。。。
とにかく、この曲はいい歌詞とメロディーで心が暖かくなる曲だ。
ライブでは、会場のみんなが自然と二手に分かれて、主メロとコーラスを交互に歌い分けるというプロ顔負けのレベルの高い大合唱が定番になっている。
舞台監督さんがこの大合唱をとても気に入っていて、「あの大合唱はほんとに素晴らしい。あれこそがニュートラルのライブだ!」と「雨上がり」をこよなく愛してくれている。
今度の全曲ライブはホールで行います。
みんなの大合唱が、ホール独特の響きで会場全体を包みこむかと思うと今からワクワクしますね。
一緒に歌いましょう。
そして舞台監督さんに歌声を見せ付けてやりましょう(笑)
楽しみ。
代谷
この曲はアマチュア時代に作られた名曲で、最近ではワンマンライブで演奏することが多いが、初期ニュートラルのライブでは必ず演奏されていた。
そういえばアマチュア時代に名古屋でイベントライブに出たんやけど、その日は何を間違ったか対バンの人が身体にたくさんタトゥーを入れている人ばかりやった。
リハーサルで「雨上がり」を演奏したが、なんとなく対バンさんと全く違う空気を察知したしげるが、リハ後そっとアコギをケースにしまった(笑)
あまりにもカラーの違うオレらは、なんか申し訳ない気持ちになった(苦笑)
ちなみにオレが再加入するきっかけとなった曲でもある。
というのも、就職活動のため1度バンドを辞めていたオレは、ライブビデオを渡されて「これを見て考えてみて」と再加入の依頼を受けた。
その中にあった「雨上がり」をオレはとても気に入った。
当時、学生だったオレはガソリンスタンドでバイトをしていて、BGMとして流れていた有線を聴きながら働いていた。
バイト中、働きながら流れてくる曲を聴いては、自分の気に入った曲をレンタルし、カラオケで歌ったりしてたりして。。。
その内、オレはあることに気が付いた。
初めて聴く有線の曲の中で、オレが気になった曲がその後ヒットしていくのだ。
何か特別に音楽的なことや法則があったわけではないんやけど「これいいなー」と思った曲がヒットしていくことにビックリしていた。
そんな折、再加入の話があってビデオから流れてきた「雨上がり」を聴いてビックリした。
バイト中のヒットになる曲と同じ感覚を「雨上がり」から感じたからだ。
去年まで一時的とはいえ一緒にバンドをやっていたみんながこんないい曲を作り、バンドの夢のために一生懸命に頑張っている。
「オレもやりたい」と強く思った。
後日、再加入の話を確認しにオレん家に来たしげるに
「雨上がり、メチャメチャええ曲やなー、さっきまで何回もビデオ見て勉強してたんやー。是非オレもバンドやりたい!」と加入のお願いをしていた。
この話には続きがあって
それを聞いたしげるがオレの部屋のビデオデッキを何気なく見たところ、さっきまで見ていたというライブビデオはなく、まさかのエロビデオがカセットに入っていたらしい(笑)
こいつは何を勉強してたんやと呆れたらしい(苦笑)
ちょっと話が脱線してすいません(苦笑) 気を取り直して。。。
とにかく、この曲はいい歌詞とメロディーで心が暖かくなる曲だ。
ライブでは、会場のみんなが自然と二手に分かれて、主メロとコーラスを交互に歌い分けるというプロ顔負けのレベルの高い大合唱が定番になっている。
舞台監督さんがこの大合唱をとても気に入っていて、「あの大合唱はほんとに素晴らしい。あれこそがニュートラルのライブだ!」と「雨上がり」をこよなく愛してくれている。
今度の全曲ライブはホールで行います。
みんなの大合唱が、ホール独特の響きで会場全体を包みこむかと思うと今からワクワクしますね。
一緒に歌いましょう。
そして舞台監督さんに歌声を見せ付けてやりましょう(笑)
楽しみ。
代谷
全曲ライブ企画「向かい風の中のあなた」
「向かい風の中のあなた」(「輝け!オレの30代」6曲目収録)
この曲がライブで初めて披露されたのはアコースティックワンマンライブ「ココロランドリー」が最初で、ココロランドリーでお披露目になった新曲第一号の曲となった。
この曲は、当初しげるが家族をテーマに歌詞を書いていて、メロディーやリズムも少し跳ねた感じでちょっと明るめで作っていたんやけど、製作が進むにつれて「やっぱりしっとりと愛の歌を歌い上げよう」と今の形になった。
当時、オレは退院して間もなかったから「もうすっかり元気になったYo!」ということで「ホームラン代谷完治しました!」的な歌をヒップホップ調にして作りライブで披露していた。
「オレの名前はホームラン代谷、健康だけが取り柄だった、丈夫に産んでくれた両親にリスペクト!
だけどだけど、年明け早々、病院に入院、ベットの上、たくさんのみんなに心配をかけて、ホントにホントにホントにホントにごめんねー」
みたいなヒップホップでよく使いそうな「リスペクト!」とか「病院に入院」という下手な韻を踏んでみたり。。。ホントにホントにと何度も早口でまくしたてたり(笑)
で、この曲のBメロが「腎臓・肝臓・すい臓・心臓 今あなたの左胸の心臓にオレの歌は聴こえているかい?」となっていた。
そう、気づきましたか?
ライブで何度か披露するうちにしげるが「あそこのBメロの歌詞とメロディーがすんごい良かったからそのまま使うわー」と、まさかのお遊びソングからガチバラードへ抜擢されたのです。
長いこと曲作りしてるといろいろありますねー。
この曲を聴くと「心の強さ」に眩しくなる。
もちろんこの主人公も最初から強いわけではなく、愛する人のために少しずつ成長していくわけやけど。。。
愛する人への想いとその覚悟が力強く聴き手に伝わってくる。
人は自分のためより誰かのための方が力を発揮できる。
オレらも今まで支えてくれているスタッフさんや応援してくれているみんなのおかげで、挫けそうな日々を乗り越えられ、ここまでやって来れたという思いをいつも噛み締めている。
「その感謝の気持ちをオレたちニュートラルは、いい曲でいいライブで恩返しする」というのがバンドの定義。
新曲にしてもライブにしても前作をさらに超えたものを届けたいということで葛藤する日々だが、それもみんなに喜んでもらえた時には、もう何物にも変えられない喜びになる。
改めてみんなのおかげで成長でき強くなったのだなーと。。。
ホンマにありがとう!
もう週末に迫った全曲ライブでも、さらに強くなったニュートラルを見せられるよう頑張りますので、みなさんお待ちしています。
一緒に全曲、歌いましょう!
全曲ライブまであと3日
代谷
この曲がライブで初めて披露されたのはアコースティックワンマンライブ「ココロランドリー」が最初で、ココロランドリーでお披露目になった新曲第一号の曲となった。
この曲は、当初しげるが家族をテーマに歌詞を書いていて、メロディーやリズムも少し跳ねた感じでちょっと明るめで作っていたんやけど、製作が進むにつれて「やっぱりしっとりと愛の歌を歌い上げよう」と今の形になった。
当時、オレは退院して間もなかったから「もうすっかり元気になったYo!」ということで「ホームラン代谷完治しました!」的な歌をヒップホップ調にして作りライブで披露していた。
「オレの名前はホームラン代谷、健康だけが取り柄だった、丈夫に産んでくれた両親にリスペクト!
だけどだけど、年明け早々、病院に入院、ベットの上、たくさんのみんなに心配をかけて、ホントにホントにホントにホントにごめんねー」
みたいなヒップホップでよく使いそうな「リスペクト!」とか「病院に入院」という下手な韻を踏んでみたり。。。ホントにホントにと何度も早口でまくしたてたり(笑)
で、この曲のBメロが「腎臓・肝臓・すい臓・心臓 今あなたの左胸の心臓にオレの歌は聴こえているかい?」となっていた。
そう、気づきましたか?
ライブで何度か披露するうちにしげるが「あそこのBメロの歌詞とメロディーがすんごい良かったからそのまま使うわー」と、まさかのお遊びソングからガチバラードへ抜擢されたのです。
長いこと曲作りしてるといろいろありますねー。
この曲を聴くと「心の強さ」に眩しくなる。
もちろんこの主人公も最初から強いわけではなく、愛する人のために少しずつ成長していくわけやけど。。。
愛する人への想いとその覚悟が力強く聴き手に伝わってくる。
人は自分のためより誰かのための方が力を発揮できる。
オレらも今まで支えてくれているスタッフさんや応援してくれているみんなのおかげで、挫けそうな日々を乗り越えられ、ここまでやって来れたという思いをいつも噛み締めている。
「その感謝の気持ちをオレたちニュートラルは、いい曲でいいライブで恩返しする」というのがバンドの定義。
新曲にしてもライブにしても前作をさらに超えたものを届けたいということで葛藤する日々だが、それもみんなに喜んでもらえた時には、もう何物にも変えられない喜びになる。
改めてみんなのおかげで成長でき強くなったのだなーと。。。
ホンマにありがとう!
もう週末に迫った全曲ライブでも、さらに強くなったニュートラルを見せられるよう頑張りますので、みなさんお待ちしています。
一緒に全曲、歌いましょう!
全曲ライブまであと3日
代谷
2011/07/12
全曲ライブ企画「初めての恋じゃないから」
初恋を過ぎれば誰もが恋愛に過去を持つものとして出会う、その当たり前の事に気付かせてくれる『初めての恋じゃないから』
(「輝け!オレの30代」4曲目収録)
「フレーフレーフレー」から約一年後、「輝け!オレの30代」がリリースされる。このアルバムは当初あった移籍とはまた別に決まった移籍レーベル。この年はアコースティックライブやリクエストワンマンなど、色々な企画を始める。
その時のライブが今も尚、企画として続いているのは凄い事ですね!
さて、『初めての恋じゃないから』。
これは男性リードのラブソング。恋愛は誰でも臆病なもの。
「初恋を過ぎれば誰もが恋愛に過去を持つものとして出会う、その当たり前の事に気付かせてくれる。」
まさしくその通りだ!!
そしてその過去、経験があるからこそ今の自分があり、今目の前の君と出会ったのだ。
この曲はバラードなんやけどバラードらしくない曲にしたいとしげるが言った。
正解がある訳ではないが、本来ならばテンポをおとして、リズムも二拍目と四拍目にスネアがきて、しっとり歌い上げるのがベターだろう。
しかし、この曲はサビの部分でリズムが頭打ちになる。男性がリードする恋愛の力強さみたいなモノがアレンジで表現できているんではないだろうか。
この頃はアレンジもメンバーのみで考え、全てぶつけ合っていた。
それまではどこか、しげるやプロデューサーに頼っていた所が僕にはあり、バンドのリーダーとしての役割みたいなモノはこれまで何もやってきていなかった。
ある時から僕はその事が苦痛で悩みに悩んでいた。何度もリーダーはしげるがやるべきだとしげるに訴えたけれど、しげるがいつも「オレには無理や。リーダーはだいちゃんでないと勤まらんよ。だからそんな事言わんとリーダーやってーな。メンバーまとめてよ!ほんでまた僕がやばい時助けてな。」と言われた。
今でも僕は何もリーダーの役目を果たしているとは思わないけれど、昔の僕よりは少し成長したかな?
しかし、僕よりはるかに早いスピードで歩いていくしげるはやっぱり凄い男だと思う。話が少しそれたけど、輝けのアルバムは名曲揃いでこの曲は埋もれがち。
だが、僕は隠れた名曲だと思っている。
さらに余談ではあるが、しげるがコーヒーを飲むようになったのもこの年。
実家のコーヒー豆をプレゼントした。
ネットラジオがはじまったのもこの年。
全曲ワンマンまであと4日!
、ビートダイスケ
(「輝け!オレの30代」4曲目収録)
「フレーフレーフレー」から約一年後、「輝け!オレの30代」がリリースされる。このアルバムは当初あった移籍とはまた別に決まった移籍レーベル。この年はアコースティックライブやリクエストワンマンなど、色々な企画を始める。
その時のライブが今も尚、企画として続いているのは凄い事ですね!
さて、『初めての恋じゃないから』。
これは男性リードのラブソング。恋愛は誰でも臆病なもの。
「初恋を過ぎれば誰もが恋愛に過去を持つものとして出会う、その当たり前の事に気付かせてくれる。」
まさしくその通りだ!!
そしてその過去、経験があるからこそ今の自分があり、今目の前の君と出会ったのだ。
この曲はバラードなんやけどバラードらしくない曲にしたいとしげるが言った。
正解がある訳ではないが、本来ならばテンポをおとして、リズムも二拍目と四拍目にスネアがきて、しっとり歌い上げるのがベターだろう。
しかし、この曲はサビの部分でリズムが頭打ちになる。男性がリードする恋愛の力強さみたいなモノがアレンジで表現できているんではないだろうか。
この頃はアレンジもメンバーのみで考え、全てぶつけ合っていた。
それまではどこか、しげるやプロデューサーに頼っていた所が僕にはあり、バンドのリーダーとしての役割みたいなモノはこれまで何もやってきていなかった。
ある時から僕はその事が苦痛で悩みに悩んでいた。何度もリーダーはしげるがやるべきだとしげるに訴えたけれど、しげるがいつも「オレには無理や。リーダーはだいちゃんでないと勤まらんよ。だからそんな事言わんとリーダーやってーな。メンバーまとめてよ!ほんでまた僕がやばい時助けてな。」と言われた。
今でも僕は何もリーダーの役目を果たしているとは思わないけれど、昔の僕よりは少し成長したかな?
しかし、僕よりはるかに早いスピードで歩いていくしげるはやっぱり凄い男だと思う。話が少しそれたけど、輝けのアルバムは名曲揃いでこの曲は埋もれがち。
だが、僕は隠れた名曲だと思っている。
さらに余談ではあるが、しげるがコーヒーを飲むようになったのもこの年。
実家のコーヒー豆をプレゼントした。
ネットラジオがはじまったのもこの年。
全曲ワンマンまであと4日!
、ビートダイスケ
2011/07/11
全曲ライブ企画「面倒くさい」
今日は「面倒くさい」(「輝け!オレの30代」2曲目収録)
当時、リハーサルスタジオにまるで合宿のように連日こもり、プリプロ(新曲製作)を精力的に行い4.5曲できた内の1曲。
「自称ミュージシャン」に続き「またまたファンクロックテイストな曲を作ろう!」ということでこの曲ができた。
しげるが清正君に「テーマとなるギターリフを作ってほしい」というところから作り始め、それを基に曲の肉付けをして行った。
オレは「自称ミュージシャン」に引き続き、この曲でもチョッパーフレーズを入れたかったのでAメロでフレーズを入れた。
メンバーには「無理して入れなくてもよいよ」と言われたが、入れたかったんです(苦笑)。
で、あんなに頑張っていれたのに、最近ライブではまさかのチョッパーを止め、ピック弾きで演奏している(苦笑)。
(ライブではチョッパーだとどうしても低音が少なくなり、曲を支えるというベースの基本的な役割が半減してしまうため)
そういえばレコーディングの時にオルガンを入れたんやけど、オルガンの方が超ノリノリで身体全体を使って演奏しているのを見て、
こっちまでいつもよりさらにノリノリになったのを覚えている。
いい音、いいグルーブでオルガンが効いてるんですよ、この曲。
当時「普通の歌モノの曲でもラップを入れる」というのが流行っていて、事務所の社長に「これからはラップだよ。お前らもラップを少しは取り入れろよ」と言われていた。
オレらは「ビジュアル→メロコア→青春パンク→ラップなど」というような、その時々の世の中の流れを脇目に見ながら、いつも「そういう流れはすぐに終わる。その流れを真似するのは所詮2番煎じ。
それぞれのテイストの良いところだけインプットすればよくて、そのまま取り入れてもいい曲はできない」というのを、今までバンド活動の中で肌で感じ知っていた。
「ホンマ、売れているからいい曲とは限らないし、ましてや売れている曲からのみ判断し、それを全く違うカラーのオレらに無茶ぶりされてもなー。面倒くさいなー」みたいことからスタートしたと思う。
で、しげるが「世の中の面倒くさいこと」をテーマに書いたのだ。
で、プリプロ後に出来上がったこの曲を社長に聴かせると
「何だ!?この曲?オレへの当て付けか?(苦笑)でもいい曲だ。この調子でどんどん頑張れ」と言われてメンバー一同苦笑いしたのを覚えている。
ホントこのクソッタッレの世の中、面倒くさいことが多いが、それでもやっぱり素晴らしいことも多いしそう信じている。
この時、オレたちが将来「素晴らしき世界の鐘の音を鳴らせ!」を作ることになるとは知る由もないが、そういうことなのだろう!
「オレらはやっぱりどんな時でも希望を歌っていきたい」と思っているから。
とにかく、ライブではこの曲は終始ジャンプ&コール&レスポンスなので、みんな一緒に面倒くさいことを笑顔で吹き飛ばしましょう!
写真はまさかのダジャレです(爆)
ほんますいません!
代谷
当時、リハーサルスタジオにまるで合宿のように連日こもり、プリプロ(新曲製作)を精力的に行い4.5曲できた内の1曲。
「自称ミュージシャン」に続き「またまたファンクロックテイストな曲を作ろう!」ということでこの曲ができた。
しげるが清正君に「テーマとなるギターリフを作ってほしい」というところから作り始め、それを基に曲の肉付けをして行った。
オレは「自称ミュージシャン」に引き続き、この曲でもチョッパーフレーズを入れたかったのでAメロでフレーズを入れた。
メンバーには「無理して入れなくてもよいよ」と言われたが、入れたかったんです(苦笑)。
で、あんなに頑張っていれたのに、最近ライブではまさかのチョッパーを止め、ピック弾きで演奏している(苦笑)。
(ライブではチョッパーだとどうしても低音が少なくなり、曲を支えるというベースの基本的な役割が半減してしまうため)
そういえばレコーディングの時にオルガンを入れたんやけど、オルガンの方が超ノリノリで身体全体を使って演奏しているのを見て、
こっちまでいつもよりさらにノリノリになったのを覚えている。
いい音、いいグルーブでオルガンが効いてるんですよ、この曲。
当時「普通の歌モノの曲でもラップを入れる」というのが流行っていて、事務所の社長に「これからはラップだよ。お前らもラップを少しは取り入れろよ」と言われていた。
オレらは「ビジュアル→メロコア→青春パンク→ラップなど」というような、その時々の世の中の流れを脇目に見ながら、いつも「そういう流れはすぐに終わる。その流れを真似するのは所詮2番煎じ。
それぞれのテイストの良いところだけインプットすればよくて、そのまま取り入れてもいい曲はできない」というのを、今までバンド活動の中で肌で感じ知っていた。
「ホンマ、売れているからいい曲とは限らないし、ましてや売れている曲からのみ判断し、それを全く違うカラーのオレらに無茶ぶりされてもなー。面倒くさいなー」みたいことからスタートしたと思う。
で、しげるが「世の中の面倒くさいこと」をテーマに書いたのだ。
で、プリプロ後に出来上がったこの曲を社長に聴かせると
「何だ!?この曲?オレへの当て付けか?(苦笑)でもいい曲だ。この調子でどんどん頑張れ」と言われてメンバー一同苦笑いしたのを覚えている。
ホントこのクソッタッレの世の中、面倒くさいことが多いが、それでもやっぱり素晴らしいことも多いしそう信じている。
この時、オレたちが将来「素晴らしき世界の鐘の音を鳴らせ!」を作ることになるとは知る由もないが、そういうことなのだろう!
「オレらはやっぱりどんな時でも希望を歌っていきたい」と思っているから。
とにかく、ライブではこの曲は終始ジャンプ&コール&レスポンスなので、みんな一緒に面倒くさいことを笑顔で吹き飛ばしましょう!
写真はまさかのダジャレです(爆)
ほんますいません!
代谷
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