清正君と初めて出会ったのは、姫路フォーラスやった。
20歳ぐらいやったかなー。
友達にギターやってるって紹介された。
まさかバンドを20年以上一緒にやるなんて思ってもなかったから、人生面白い。

20年以上のバンド人生でたくさん清正君には助けてもらった。
バンドのことはもちろん、服の選び方まで。笑
何を買ったらいいかわからなくて新宿にショッピングについてもらったり。笑

まあ、具体的に書くと山ほどあるけれど、一番は清正君は無闇に人のプライベートゾーンに入ってこない。
喋ってなくてもただ横にいるだけでも安心する。
その絶妙なココロの距離感が、逆にオレには優しかった。癒されてた。
もちろん、本当に困った時は、しげると同じく引っ張ってでも助けてくれた。

本当に清正君がいなかったから、オレは折れてしまっていただろう。
感謝しかない。

ただ車で迎えに行って、寝坊したのをごまかすのに「何で事前に連絡せーへんねん」と逆ギレされたこと以外は。笑
何回も電話したのに、起きないから部屋までノックしに行ったのに。笑

とにかく誕生日おめでとう！
これからもマッチレスで爆音ギターよろしく！
清正君のギターがないと乗れない、盛り上がらない！
今年もガンガン弾き倒しちゃって下さいな！

今思うと、これまで本末転倒な選択を結構してきたと思う。
ただ、比較的気付くのが早く、都度修正出来た事が良かった。
おかげで大きなダメージを受けるような選択ミスは少なくなったが、小さいのは、結構頻繁にあったりと。
今のところ周りに迷惑はかけてないが、この小さいミスの積み重ねが、いつか大きなミスに繋がるかもしれない。
よく考えて行動しなければ。

痛めた指のストレッチにと購入したヘンテコな器具で更に症状を悪化させ、心底そう思う今日この頃です。

ホント気をつけよ。。。

清正

高校に入学して、仲良くなったヨシゾーの家に遊びに行った。

部屋に入るとKENWOODのROXYがあった。

それもスーパーウーファー付きだった。

「マジか！すげえやん！これ欲しかったコンポやねん！」ってめっちゃ興奮してるオレだっだが、ヨシゾーは「そうなんやー」ぐらいのテンションやった。

その日にTHE BOOMというバンドのCDを借りた。

「A PEACETIME BOOM」「JAPANESKA」というアルバムは特に好んで聴いた。

ドラムのコブヘイもTHE BOOMが好きだった。

当時、神戸のライブを観に行ったり、ライブビデオも持っているほどだった。（まさかのまだ借りたまま、ごめん、早く返さないと。汗）

ヨシゾーとコブヘイと3人でいつかTHE BOOMの曲をバンドでやりたいなーと言っていた。


そんな中、オカリンが文化祭が終わったあと、サテンドールでライブするお誘いを受けたらしい。

他校のバンドとの合同ライブ。

それに向けてkey.タイショウがブルーハーツをやろうとアルバムを持ってきた。

オレは乗り気ではなかった。

もちろんブルーハーツは友達がカラオケで歌っていたから知ってはいたけれど、その程度の認識で、オレはどうしてもTHE BOOMがやりたかった。

それぐらいハマっていた。

ということでオレはライブは辞退した。

は？なぜそうなる？笑

今、書いていても？？？だ。

どうしてもBOOMをやりたかったオレ。

当時から本当に融通がきかないオレ。マジでアホである。笑

ベースがいないとライブができないから、ヨシゾーが中学の同級生にヘルプを頼んで、ライブに出ることになった。

ライブには出ないけれど、オレはライブを観にサテンドールに行った。

もうめちゃくちゃである。苦笑

ということでオレは、「初めて観に行ったライブが自分のバンド」という訳のわからない状況を作ってしまった。笑

で、ライブを観たら、めっちゃ楽しかった。

ブルーハーツはいい曲ばかりで、めっちゃ盛り上がっていた。

めっちゃ後悔した。笑

ということで、次はちゃんと出ようと思った。笑

なんじゃそら。ほんまにわがままで勝手な奴である。

しかしオレのこのTHE BOOM熱が、のちにまた事件を起こすことは、まだ知る由もない。

初めてのリハーサルは五軒邸（ごけんやしき）のサテンドールだった。（のちのマッシュルーム）

（当時、まだ姫路BETAはなかった。翌年、サテンドールにいたスタッフが姫路BETAを作るのだが。。。）

初めて入ったリハーサルスタジオは綺麗だった。

部屋も楽器も綺麗に整えられ、黒を基調とした落ち着いたスタジオ。

なんか少し感動してスタジオを見回していると、遅れてきたギターのオカリンが興奮気味に入って来て

『前田楽器でギター買ってきた！！！！』と肩に掛けていたギターのソフトケースを下ろした。

『まじで、すげえええええ！』と全員ビックリ。

もちろんギターは布袋モデル。

布袋モデルの代名詞である白い幾何学模様は入っていなかったが、形がそれとわかるブラックの布袋モデルギターを取り出して、みんなで食い入るように見た。

そしてリハーサル開始。

曲はBOOWYの「NO.NEW YORK」

もちろんオカリン選曲。

TAB譜を見ながら松井常松のようにダウンピッキングしてみたら右腕が痛かった。

フレーズを間違えないように弾くだけで精一杯だった。

演奏後、どうだったとみんなに聞いたら大丈夫と言われ一安心。

と、ここまでしか記憶がない。


そして何度かリハーサルに入って、高校2年の文化祭に出た。

持ち時間は10分だから2曲

「NO.NEW YORK」と「PLASTIC BOMB」

ライブ後、友達に感想を聞いたら「よかったよ」と。

たぶん普通に演奏して、普通にみんなが聴いてくれて終わりって感じだったのかな？

正直なところ特に大盛り上がりでって訳ではなかったから、オレもあんまり覚えてない。

とにかく初めてのライブは何事もなく終わった。

何かが変わる！と思ってた訳ではなかったけれど、少しは黄色い声が増えたりするんちゃうん？？？笑

というヤラシイ気持ちもなかった訳でもなかったので、全く変わらなかったことに少しだけ残念な気持ちもあった。笑

それぐらいバンドとは世界が違う何か特別なものだと思っていた。

しかし現実は退屈な授業と部活の毎日の繰り返しの続きだった。


そして次のライブは来年の文化祭かな？と思っていたところ、オカリンが言った。

『ライブハウスでライブをせーへんか？』と他校の友達から誘われたと。

『来年の文化祭でバンドやりたいんやけど、ボーカルしてくれへん？』

高校1年のある日、突然クラスメイトに勧誘された。

どうやらバンドにはあとボーカルとベースだけがいなくて探していたところ、先日のバス旅行の車中のカラオケで歌っていたオレに白羽の矢が当たったと。

あんなに人前で歌うのが恥ずかしかったオレは、バス旅行でも平然と歌えるほどになっていた。

『ええけど、ボーカルはオレよりヨシゾーの方が上手いから、ヨシゾーにやってもらおう。で、オレはなんか楽器やりたいからベースやってみるわ』

と返答した記憶がある。

当時、兄貴の部屋にギターがあった。（たぶん初心者向けのクッソ安いやつ、メーカー名も不明）

兄貴に教わったDEEP PURPLEの『SMOKE ON THE WATER』のリフでギターを断念してたオレには、弦が4本のベースならできるのでは？と安直に考えていた。

ベース始めるきっかけナンバーワン・ツーの『ベースって簡単そう』＆『バンドにベースがいなかったから』にオレも見事に該当した。

で、ベースを買わないといけない。

そしたら、誰から聞いたか全然覚えてないけど、中学の同級生のリュウがベースを持っていて、もういらないからと譲り受けたか買い取ったかで、とにかくベースをゲットした。（メーカー名不明）

演奏する曲は、バンドのギターのオカリンが大好きなBOOWYに決まっていた。

とにかくヨシゾーの快諾も得て、バンドのメンバーが全員揃った。

Vo.ヨシゾー（バレー部キャプテン）
Gr.オカリン（布袋をこよなく愛する）
Gr.オヤジ（XのHIDEをこよなく愛する。居酒屋で席に座るなり枝豆を注文したためにあだ名がオヤジとなった女子）
B.オレ
Dr.コブヘイ（苗字が林だったからという理由だけでこのあだ名になった女子）
Key. タイショウ（あだ名の由来不明の女子）

なんかSly & The Family Stone並みの男女混合バンドだった。

そして人生初のリハーサルスタジオに行くのである。

『KENWOOD ROXYが198000円かぁー』

オレは新聞のチラシを食い入るように見てた。

もうコンポが欲しくて欲しくて、できればスーパーウーファー付きがいいよなーと、スーパーウーファーがなんなのかもよく分からずチラシを眺めていた。

そして親に直談判した結果、買ってもらえたのはCDラジカセ（ダブルカセット）だった。

入学祝いやし絶対買ってもらえると思ってたから、悲しかった。

今ならわかるけど、高校入学でいっぱいお金がかかるタイミングで、なんで馬鹿でかいコンポに20万以上のプレゼントができようか？

CDラジカセでも5万ぐらいした記憶があるから、当時の家の家計を考えるとよくしてもらった方だと思う。

とにかくこれでCDが聴ける！

遅いCDデビューだったが、自分のラジカセが持てたことと、たくさん音楽が聴けることに本当に嬉しかった。

確か一番最初に買ったシングルCDが、稲垣潤一の「僕ならばここにいる」

たまたまミュージックステーションでドラム叩きながら歌っている姿を見て、サビのメロディーが好きで買ったんだと思う。

すぐにカラオケで歌った。

そしてアルバムCDがBON JOVIの「NEW JERSEY」

友達がCD屋さんでおすすめしてくれたのを買った。

初めての洋楽だった。

「Lay Your Hands On Me」「Bad Medicine」「I’ll Be There For You」とヒットソング満載で、とにかく聴きやすいメロディと盛り上がる展開に心踊らせ何度も聴いては、またカラオケで歌った。

もちろんウソ英語で。めっちゃ痛い奴である。笑

とにかくCDを買ったり、レンタルしてきてカセットにダビングして、兄貴にもらったウォークマンで通学中に聴きながら、曲を覚えてカラオケで歌う。

このサイクルを大学までずっとしていたと思う。

歌が、歌うことが大好きだった。

そして高校2年にベースと出会うこととなる。

確か青山ボーリング場に遊びに行った時だった。

青山と言っても、もちろん東京ではない。

姫路の青山スポーツガーデン内にあるボーリング場のことだ。

友達の一人が、レーンの隅っこにある小さな部屋みたいなものを見て

『カラオケあるやん！やろうぜー！』と言ったのを覚えている。

中学2年か3年だったオレは、「カラオケ？歌うやつかな？」ぐらいな印象で、

当時かなりの恥ずかしがり屋やったから、

「人前で歌を歌うなんて！そんなのお嫁にいけない！！」と

最初は頑なに拒否ったが、友達に「歌わなくてもええし行こう」という言葉と、カラオケというものへの興味本位で同意した。

それが生まれて初めてカラオケボックスに入った瞬間やった。


当時のカラオケはボックスと名前がついてた通り、箱型の狭い防音室やった。

もちろん通信ではなく、ジュークボックスのように予めセットされた曲しか入っていない。

友達が何曲か歌ったら、「代谷もなんか歌えやー」と言われたが、当時のオレは歌を全然知らなかった。

ラジカセも持っていない、テレビで歌番組を見てたわけでもない。

たまたま開いたページに長渕剛の「乾杯」があり、なんかCMで聞いたことあるなーぐらいの知識で歌ってみた。

けれど、歌っているとあからさまにメロディーがわからない。笑

ふと友達を見ると、あまりのメロディーが合わないことに笑ったら可哀想やけど笑いをこらえきれず、笑っている。

めっちゃ恥ずかしかった。

2番かラストのサビあたりで、ようやくサビのメロディーをなんとなく思い出し「気持ちいい」と少しだけ思った。


それから友達とカラオケに行くことが増えた。

オレはもちろん曲を知らない。

当時大人気だった「ラブ・ストーリーは突然に」も知らず、（もちろんドラマなんて見ていない）、

「誰の歌？はて？」とぼーっと聞いていた。

そんな中、友達は「BOOWY」「B’z」「サザン」「TMネットワーク」「TUBE」「チャゲアス」とか色々楽しそうに歌ってて、オレはテレビではなく友達が歌うカラオケでヒットソングを知るようになった。

そして、それを自然と覚えて自分で歌うようになると友達に

「代谷とカラオケ行くと歌パクられる！！」と

まさかの持ち歌窃盗容疑をかけられ、少し煙たがれもした。笑

そんなこんなで中学を卒業する頃には、カラオケが大好きになっていた。

そして高校入学祝いに絶対にコンポを買ってもらおうと心に決めた。

今日はデビュー日です。

2003年1月29日に「チャンスはそこだ！」でデビュー。

この日は確かニュートラルらしく雪が降りました。

当時はワンマンライブや何かがあると雪が降る、雨が降るというのがよくあって、「雨男は誰だ？」ってよく言われたなぁ

今年も昨日から雪や大雨が降って、あの頃を少し思い出しました。

確かデビュー前日ライブでMILKRUNと渋谷west？いやVOXXで２マンライブをしたっけ。

そのライブでずっとお世話になる舞台監督さんや照明さん、PAさんと出会って、、、

で、ライブ後そこで、たくさんの関係者の方にもお披露目して挨拶したりとか、、、

当時のオレは、すげぇなぁーどうなっていくんやろう？となんだかよくわからない緊張感が半端なかったかなー。

とにかく凄くいいライブができた夜だった。

「ともだち」が熱く響いたライブだった。

あれから17年、相変わらずライブをしてる

バンドをしてる。

たくさんの人と出会い、支えてもらっての今があります。

当時何も分からなかったけど、今日もこうして日々を重ねられているのは、これを読んでいるあなたがいたから。

ありがとう！

これからもTHE NEUTRALの音楽をよろしくです。

代谷


追伸
先日の千葉LOOKのライブも素敵でした。
盟友sacraのレコ発ライブ。
やっぱりレコ発ライブってのはいいよね。
新しい愛する楽曲を届ける瞬間ってのは、いい緊張感と高揚感があるよね。
sacraも20周年。
ライブを観ながらずっと音楽が好きで、ライブが好きで、そして今も新曲を作ってライブをしてる姿が本当に素敵でした。
みんないい顔してましたね。
打ち上げ後は、マサくんをみんなで胴上げしてお祝い！
素敵な夜でした。
sacraレコ発おめでとう！
ツアーも頑張って！

突如襲ってくる食べたい病。
今回は、おはぎ。
ここは、東京。
どこにでもあるだろうと、特に調べる事なく帰路の範囲で探す事に。

まずは、デパ地下、、、、なし。
和菓子店、、、、店自体少なく、見つけた2軒共になし。
普段寄る事のないスーパー、、、数軒ハシゴするもなし。
コンビニ、、、、勿論なし。
帰宅。

実家にいた頃は、結構何処でも売ってたんですけどね。
「東京は、基本何でも簡単に手に入る」
この「基本」にどうやらおはぎは、含まれてないようで。

さて、この満たされなかった欲求をどうすべきか。

おっ、ちょうど明日ライブじゃないですか。
おはぎ欲を糧に熱いライブを(笑)

久々の2マンですね。
千葉で盟友sacraとライブですよ。
楽しみです。

清正

今日1月17日は結成記念日でした。

1998年1月17日に『THE NEUTRAL』として姫路BETAでライブをスタートして22年。

いろんなところで演奏して、たくさんの人たちと出会い、今があります。

「1年やってダメだったら解散しよう」と始まったニュートラル。

その1年にオレはいなかったけれど、1年後の初ワンマンライブを体感し

ニュートラルを好きになって、その1年後にまさかの再加入してから20年。

今もオレはニュートラルの歌が大好きやし、演奏してみんなと歌って最高の時間を共有している。

何歳になっても拳を高く突き上げて、大声で叫んでるなんて本当に最高や！

今まで出会った全ての人に感謝しています。

ありがとう！

そしてまた来年の今日の日を迎えられるように、運転と健康に気をつけて

いい曲を作って、いいライブをして、ひとりでも多くの人にニュートラルの歌を届けて行きます。

またステージで会いましょう！

いつでも僕らは歌っているから、待ってるね。

代谷


追伸
先週末の姫路BETA結成記念ライブ、そして薫家さんでのアコースティックライブ、さらに横浜ベイホールでのアコロックライブと最高の3日間でした。

来てくれたみんな、お祝いしてくれてありがとう！

素敵過ぎて、翌日からライブロスになっちゃったよーーーーー。

毎日でもライブしたいわ！

次のバンドライブは1/26の千葉LOOK。

sacraのレコ発ライブで2マンライブやから、長めですよー。

しげるソロライブが、1/19やね。

これまた横浜！

横浜BAYSISは2/16もライブが決定したからね。

やったね。

とにかくライブは最高だ！




追伸2
薫家さんのニュートラル弁当がまじで美味かった。

それに一口ケーキまで入ってて、めちゃくちゃ美味しかった。

ありがとうございました！

また是非よろしくです。