2011/07/13
全曲ライブ企画『Go your way』
今回も楽曲に纏わるエピソードを書こうと思う!
『Go your way』(「THE NEUTRAL」1曲目収録)
デビュー後、初のフルアルバム「THE NEUTRAL」の1曲目を飾るのが、この「Go your way」。
歌詞以外のバンドサウンドが出来上がった時点で、メンバー全員がアルバムの1曲目になると確信した曲。
この曲を初めてスタジオで演奏した際に、こんな事があった。
特に決め事をするわけでもなく、とりあえず音を出してみようとバンドセッションがスタート。
その初セッションで俺は、突然あのオープニングリフを思いつき、これだと確信した。
そして数分間のセッション中、とにかく何度も繰り返しあのリフを引き続けた。
メンバーに対してこの曲には、このリフしかないというアピールだった。
演奏終了後、しげる氏が「そのリフ、決定で!」と笑顔で一言。
代谷氏、ダイスケ氏も続けて「オープニングにそのリフを使おう!」と言ってくれた。
その後、俺のリフを基本として突き進むように曲のアレンジは完成した。
この時、本当に嬉しく思ったのを今でも覚えている。
自分の提示したギターリフがメンバーに賞賛された事も理由の1つであるが、何よりギターリフを提示した事により見る見るうちに曲が形を成していった事。
まるで、大きな土の塊に一滴の水を落とし、練上げられながら巨大な人型を形成し、力強い筋肉を纏った巨人が目の前に立ったような感じがした。
そして後に歌詞という命を吹き込まれ、この巨人は動き出し迷いなく突き進み出す事になる。
「世界が口を開けて君を待っているのさ 迷いを捨て 飛び込んでいけ
選んだこの道を悔やむには早すぎる 君よ進め それが答えとなるさ」
俺は自分の中に迷いが生じた時、いつもこの曲から自信と勇気を貰う。
みんなにとってもこの曲はそういった曲であって欲しいし、壁にぶち当たった時はこの曲を聞いてもらいたい。
清正
『Go your way』(「THE NEUTRAL」1曲目収録)
デビュー後、初のフルアルバム「THE NEUTRAL」の1曲目を飾るのが、この「Go your way」。
歌詞以外のバンドサウンドが出来上がった時点で、メンバー全員がアルバムの1曲目になると確信した曲。
この曲を初めてスタジオで演奏した際に、こんな事があった。
特に決め事をするわけでもなく、とりあえず音を出してみようとバンドセッションがスタート。
その初セッションで俺は、突然あのオープニングリフを思いつき、これだと確信した。
そして数分間のセッション中、とにかく何度も繰り返しあのリフを引き続けた。
メンバーに対してこの曲には、このリフしかないというアピールだった。
演奏終了後、しげる氏が「そのリフ、決定で!」と笑顔で一言。
代谷氏、ダイスケ氏も続けて「オープニングにそのリフを使おう!」と言ってくれた。
その後、俺のリフを基本として突き進むように曲のアレンジは完成した。
この時、本当に嬉しく思ったのを今でも覚えている。
自分の提示したギターリフがメンバーに賞賛された事も理由の1つであるが、何よりギターリフを提示した事により見る見るうちに曲が形を成していった事。
まるで、大きな土の塊に一滴の水を落とし、練上げられながら巨大な人型を形成し、力強い筋肉を纏った巨人が目の前に立ったような感じがした。
そして後に歌詞という命を吹き込まれ、この巨人は動き出し迷いなく突き進み出す事になる。
「世界が口を開けて君を待っているのさ 迷いを捨て 飛び込んでいけ
選んだこの道を悔やむには早すぎる 君よ進め それが答えとなるさ」
俺は自分の中に迷いが生じた時、いつもこの曲から自信と勇気を貰う。
みんなにとってもこの曲はそういった曲であって欲しいし、壁にぶち当たった時はこの曲を聞いてもらいたい。
清正
全曲ライブ企画「雨上がり」
「雨上がり」(「ともだち」2曲目収録)
この曲はアマチュア時代に作られた名曲で、最近ではワンマンライブで演奏することが多いが、初期ニュートラルのライブでは必ず演奏されていた。
そういえばアマチュア時代に名古屋でイベントライブに出たんやけど、その日は何を間違ったか対バンの人が身体にたくさんタトゥーを入れている人ばかりやった。
リハーサルで「雨上がり」を演奏したが、なんとなく対バンさんと全く違う空気を察知したしげるが、リハ後そっとアコギをケースにしまった(笑)
あまりにもカラーの違うオレらは、なんか申し訳ない気持ちになった(苦笑)
ちなみにオレが再加入するきっかけとなった曲でもある。
というのも、就職活動のため1度バンドを辞めていたオレは、ライブビデオを渡されて「これを見て考えてみて」と再加入の依頼を受けた。
その中にあった「雨上がり」をオレはとても気に入った。
当時、学生だったオレはガソリンスタンドでバイトをしていて、BGMとして流れていた有線を聴きながら働いていた。
バイト中、働きながら流れてくる曲を聴いては、自分の気に入った曲をレンタルし、カラオケで歌ったりしてたりして。。。
その内、オレはあることに気が付いた。
初めて聴く有線の曲の中で、オレが気になった曲がその後ヒットしていくのだ。
何か特別に音楽的なことや法則があったわけではないんやけど「これいいなー」と思った曲がヒットしていくことにビックリしていた。
そんな折、再加入の話があってビデオから流れてきた「雨上がり」を聴いてビックリした。
バイト中のヒットになる曲と同じ感覚を「雨上がり」から感じたからだ。
去年まで一時的とはいえ一緒にバンドをやっていたみんながこんないい曲を作り、バンドの夢のために一生懸命に頑張っている。
「オレもやりたい」と強く思った。
後日、再加入の話を確認しにオレん家に来たしげるに
「雨上がり、メチャメチャええ曲やなー、さっきまで何回もビデオ見て勉強してたんやー。是非オレもバンドやりたい!」と加入のお願いをしていた。
この話には続きがあって
それを聞いたしげるがオレの部屋のビデオデッキを何気なく見たところ、さっきまで見ていたというライブビデオはなく、まさかのエロビデオがカセットに入っていたらしい(笑)
こいつは何を勉強してたんやと呆れたらしい(苦笑)
ちょっと話が脱線してすいません(苦笑) 気を取り直して。。。
とにかく、この曲はいい歌詞とメロディーで心が暖かくなる曲だ。
ライブでは、会場のみんなが自然と二手に分かれて、主メロとコーラスを交互に歌い分けるというプロ顔負けのレベルの高い大合唱が定番になっている。
舞台監督さんがこの大合唱をとても気に入っていて、「あの大合唱はほんとに素晴らしい。あれこそがニュートラルのライブだ!」と「雨上がり」をこよなく愛してくれている。
今度の全曲ライブはホールで行います。
みんなの大合唱が、ホール独特の響きで会場全体を包みこむかと思うと今からワクワクしますね。
一緒に歌いましょう。
そして舞台監督さんに歌声を見せ付けてやりましょう(笑)
楽しみ。
代谷
この曲はアマチュア時代に作られた名曲で、最近ではワンマンライブで演奏することが多いが、初期ニュートラルのライブでは必ず演奏されていた。
そういえばアマチュア時代に名古屋でイベントライブに出たんやけど、その日は何を間違ったか対バンの人が身体にたくさんタトゥーを入れている人ばかりやった。
リハーサルで「雨上がり」を演奏したが、なんとなく対バンさんと全く違う空気を察知したしげるが、リハ後そっとアコギをケースにしまった(笑)
あまりにもカラーの違うオレらは、なんか申し訳ない気持ちになった(苦笑)
ちなみにオレが再加入するきっかけとなった曲でもある。
というのも、就職活動のため1度バンドを辞めていたオレは、ライブビデオを渡されて「これを見て考えてみて」と再加入の依頼を受けた。
その中にあった「雨上がり」をオレはとても気に入った。
当時、学生だったオレはガソリンスタンドでバイトをしていて、BGMとして流れていた有線を聴きながら働いていた。
バイト中、働きながら流れてくる曲を聴いては、自分の気に入った曲をレンタルし、カラオケで歌ったりしてたりして。。。
その内、オレはあることに気が付いた。
初めて聴く有線の曲の中で、オレが気になった曲がその後ヒットしていくのだ。
何か特別に音楽的なことや法則があったわけではないんやけど「これいいなー」と思った曲がヒットしていくことにビックリしていた。
そんな折、再加入の話があってビデオから流れてきた「雨上がり」を聴いてビックリした。
バイト中のヒットになる曲と同じ感覚を「雨上がり」から感じたからだ。
去年まで一時的とはいえ一緒にバンドをやっていたみんながこんないい曲を作り、バンドの夢のために一生懸命に頑張っている。
「オレもやりたい」と強く思った。
後日、再加入の話を確認しにオレん家に来たしげるに
「雨上がり、メチャメチャええ曲やなー、さっきまで何回もビデオ見て勉強してたんやー。是非オレもバンドやりたい!」と加入のお願いをしていた。
この話には続きがあって
それを聞いたしげるがオレの部屋のビデオデッキを何気なく見たところ、さっきまで見ていたというライブビデオはなく、まさかのエロビデオがカセットに入っていたらしい(笑)
こいつは何を勉強してたんやと呆れたらしい(苦笑)
ちょっと話が脱線してすいません(苦笑) 気を取り直して。。。
とにかく、この曲はいい歌詞とメロディーで心が暖かくなる曲だ。
ライブでは、会場のみんなが自然と二手に分かれて、主メロとコーラスを交互に歌い分けるというプロ顔負けのレベルの高い大合唱が定番になっている。
舞台監督さんがこの大合唱をとても気に入っていて、「あの大合唱はほんとに素晴らしい。あれこそがニュートラルのライブだ!」と「雨上がり」をこよなく愛してくれている。
今度の全曲ライブはホールで行います。
みんなの大合唱が、ホール独特の響きで会場全体を包みこむかと思うと今からワクワクしますね。
一緒に歌いましょう。
そして舞台監督さんに歌声を見せ付けてやりましょう(笑)
楽しみ。
代谷
全曲ライブ企画「向かい風の中のあなた」
「向かい風の中のあなた」(「輝け!オレの30代」6曲目収録)
この曲がライブで初めて披露されたのはアコースティックワンマンライブ「ココロランドリー」が最初で、ココロランドリーでお披露目になった新曲第一号の曲となった。
この曲は、当初しげるが家族をテーマに歌詞を書いていて、メロディーやリズムも少し跳ねた感じでちょっと明るめで作っていたんやけど、製作が進むにつれて「やっぱりしっとりと愛の歌を歌い上げよう」と今の形になった。
当時、オレは退院して間もなかったから「もうすっかり元気になったYo!」ということで「ホームラン代谷完治しました!」的な歌をヒップホップ調にして作りライブで披露していた。
「オレの名前はホームラン代谷、健康だけが取り柄だった、丈夫に産んでくれた両親にリスペクト!
だけどだけど、年明け早々、病院に入院、ベットの上、たくさんのみんなに心配をかけて、ホントにホントにホントにホントにごめんねー」
みたいなヒップホップでよく使いそうな「リスペクト!」とか「病院に入院」という下手な韻を踏んでみたり。。。ホントにホントにと何度も早口でまくしたてたり(笑)
で、この曲のBメロが「腎臓・肝臓・すい臓・心臓 今あなたの左胸の心臓にオレの歌は聴こえているかい?」となっていた。
そう、気づきましたか?
ライブで何度か披露するうちにしげるが「あそこのBメロの歌詞とメロディーがすんごい良かったからそのまま使うわー」と、まさかのお遊びソングからガチバラードへ抜擢されたのです。
長いこと曲作りしてるといろいろありますねー。
この曲を聴くと「心の強さ」に眩しくなる。
もちろんこの主人公も最初から強いわけではなく、愛する人のために少しずつ成長していくわけやけど。。。
愛する人への想いとその覚悟が力強く聴き手に伝わってくる。
人は自分のためより誰かのための方が力を発揮できる。
オレらも今まで支えてくれているスタッフさんや応援してくれているみんなのおかげで、挫けそうな日々を乗り越えられ、ここまでやって来れたという思いをいつも噛み締めている。
「その感謝の気持ちをオレたちニュートラルは、いい曲でいいライブで恩返しする」というのがバンドの定義。
新曲にしてもライブにしても前作をさらに超えたものを届けたいということで葛藤する日々だが、それもみんなに喜んでもらえた時には、もう何物にも変えられない喜びになる。
改めてみんなのおかげで成長でき強くなったのだなーと。。。
ホンマにありがとう!
もう週末に迫った全曲ライブでも、さらに強くなったニュートラルを見せられるよう頑張りますので、みなさんお待ちしています。
一緒に全曲、歌いましょう!
全曲ライブまであと3日
代谷
この曲がライブで初めて披露されたのはアコースティックワンマンライブ「ココロランドリー」が最初で、ココロランドリーでお披露目になった新曲第一号の曲となった。
この曲は、当初しげるが家族をテーマに歌詞を書いていて、メロディーやリズムも少し跳ねた感じでちょっと明るめで作っていたんやけど、製作が進むにつれて「やっぱりしっとりと愛の歌を歌い上げよう」と今の形になった。
当時、オレは退院して間もなかったから「もうすっかり元気になったYo!」ということで「ホームラン代谷完治しました!」的な歌をヒップホップ調にして作りライブで披露していた。
「オレの名前はホームラン代谷、健康だけが取り柄だった、丈夫に産んでくれた両親にリスペクト!
だけどだけど、年明け早々、病院に入院、ベットの上、たくさんのみんなに心配をかけて、ホントにホントにホントにホントにごめんねー」
みたいなヒップホップでよく使いそうな「リスペクト!」とか「病院に入院」という下手な韻を踏んでみたり。。。ホントにホントにと何度も早口でまくしたてたり(笑)
で、この曲のBメロが「腎臓・肝臓・すい臓・心臓 今あなたの左胸の心臓にオレの歌は聴こえているかい?」となっていた。
そう、気づきましたか?
ライブで何度か披露するうちにしげるが「あそこのBメロの歌詞とメロディーがすんごい良かったからそのまま使うわー」と、まさかのお遊びソングからガチバラードへ抜擢されたのです。
長いこと曲作りしてるといろいろありますねー。
この曲を聴くと「心の強さ」に眩しくなる。
もちろんこの主人公も最初から強いわけではなく、愛する人のために少しずつ成長していくわけやけど。。。
愛する人への想いとその覚悟が力強く聴き手に伝わってくる。
人は自分のためより誰かのための方が力を発揮できる。
オレらも今まで支えてくれているスタッフさんや応援してくれているみんなのおかげで、挫けそうな日々を乗り越えられ、ここまでやって来れたという思いをいつも噛み締めている。
「その感謝の気持ちをオレたちニュートラルは、いい曲でいいライブで恩返しする」というのがバンドの定義。
新曲にしてもライブにしても前作をさらに超えたものを届けたいということで葛藤する日々だが、それもみんなに喜んでもらえた時には、もう何物にも変えられない喜びになる。
改めてみんなのおかげで成長でき強くなったのだなーと。。。
ホンマにありがとう!
もう週末に迫った全曲ライブでも、さらに強くなったニュートラルを見せられるよう頑張りますので、みなさんお待ちしています。
一緒に全曲、歌いましょう!
全曲ライブまであと3日
代谷
2011/07/12
全曲ライブ企画「初めての恋じゃないから」
初恋を過ぎれば誰もが恋愛に過去を持つものとして出会う、その当たり前の事に気付かせてくれる『初めての恋じゃないから』
(「輝け!オレの30代」4曲目収録)
「フレーフレーフレー」から約一年後、「輝け!オレの30代」がリリースされる。このアルバムは当初あった移籍とはまた別に決まった移籍レーベル。この年はアコースティックライブやリクエストワンマンなど、色々な企画を始める。
その時のライブが今も尚、企画として続いているのは凄い事ですね!
さて、『初めての恋じゃないから』。
これは男性リードのラブソング。恋愛は誰でも臆病なもの。
「初恋を過ぎれば誰もが恋愛に過去を持つものとして出会う、その当たり前の事に気付かせてくれる。」
まさしくその通りだ!!
そしてその過去、経験があるからこそ今の自分があり、今目の前の君と出会ったのだ。
この曲はバラードなんやけどバラードらしくない曲にしたいとしげるが言った。
正解がある訳ではないが、本来ならばテンポをおとして、リズムも二拍目と四拍目にスネアがきて、しっとり歌い上げるのがベターだろう。
しかし、この曲はサビの部分でリズムが頭打ちになる。男性がリードする恋愛の力強さみたいなモノがアレンジで表現できているんではないだろうか。
この頃はアレンジもメンバーのみで考え、全てぶつけ合っていた。
それまではどこか、しげるやプロデューサーに頼っていた所が僕にはあり、バンドのリーダーとしての役割みたいなモノはこれまで何もやってきていなかった。
ある時から僕はその事が苦痛で悩みに悩んでいた。何度もリーダーはしげるがやるべきだとしげるに訴えたけれど、しげるがいつも「オレには無理や。リーダーはだいちゃんでないと勤まらんよ。だからそんな事言わんとリーダーやってーな。メンバーまとめてよ!ほんでまた僕がやばい時助けてな。」と言われた。
今でも僕は何もリーダーの役目を果たしているとは思わないけれど、昔の僕よりは少し成長したかな?
しかし、僕よりはるかに早いスピードで歩いていくしげるはやっぱり凄い男だと思う。話が少しそれたけど、輝けのアルバムは名曲揃いでこの曲は埋もれがち。
だが、僕は隠れた名曲だと思っている。
さらに余談ではあるが、しげるがコーヒーを飲むようになったのもこの年。
実家のコーヒー豆をプレゼントした。
ネットラジオがはじまったのもこの年。
全曲ワンマンまであと4日!
、ビートダイスケ
(「輝け!オレの30代」4曲目収録)
「フレーフレーフレー」から約一年後、「輝け!オレの30代」がリリースされる。このアルバムは当初あった移籍とはまた別に決まった移籍レーベル。この年はアコースティックライブやリクエストワンマンなど、色々な企画を始める。
その時のライブが今も尚、企画として続いているのは凄い事ですね!
さて、『初めての恋じゃないから』。
これは男性リードのラブソング。恋愛は誰でも臆病なもの。
「初恋を過ぎれば誰もが恋愛に過去を持つものとして出会う、その当たり前の事に気付かせてくれる。」
まさしくその通りだ!!
そしてその過去、経験があるからこそ今の自分があり、今目の前の君と出会ったのだ。
この曲はバラードなんやけどバラードらしくない曲にしたいとしげるが言った。
正解がある訳ではないが、本来ならばテンポをおとして、リズムも二拍目と四拍目にスネアがきて、しっとり歌い上げるのがベターだろう。
しかし、この曲はサビの部分でリズムが頭打ちになる。男性がリードする恋愛の力強さみたいなモノがアレンジで表現できているんではないだろうか。
この頃はアレンジもメンバーのみで考え、全てぶつけ合っていた。
それまではどこか、しげるやプロデューサーに頼っていた所が僕にはあり、バンドのリーダーとしての役割みたいなモノはこれまで何もやってきていなかった。
ある時から僕はその事が苦痛で悩みに悩んでいた。何度もリーダーはしげるがやるべきだとしげるに訴えたけれど、しげるがいつも「オレには無理や。リーダーはだいちゃんでないと勤まらんよ。だからそんな事言わんとリーダーやってーな。メンバーまとめてよ!ほんでまた僕がやばい時助けてな。」と言われた。
今でも僕は何もリーダーの役目を果たしているとは思わないけれど、昔の僕よりは少し成長したかな?
しかし、僕よりはるかに早いスピードで歩いていくしげるはやっぱり凄い男だと思う。話が少しそれたけど、輝けのアルバムは名曲揃いでこの曲は埋もれがち。
だが、僕は隠れた名曲だと思っている。
さらに余談ではあるが、しげるがコーヒーを飲むようになったのもこの年。
実家のコーヒー豆をプレゼントした。
ネットラジオがはじまったのもこの年。
全曲ワンマンまであと4日!
、ビートダイスケ
2011/07/11
全曲ライブ企画「面倒くさい」
今日は「面倒くさい」(「輝け!オレの30代」2曲目収録)
当時、リハーサルスタジオにまるで合宿のように連日こもり、プリプロ(新曲製作)を精力的に行い4.5曲できた内の1曲。
「自称ミュージシャン」に続き「またまたファンクロックテイストな曲を作ろう!」ということでこの曲ができた。
しげるが清正君に「テーマとなるギターリフを作ってほしい」というところから作り始め、それを基に曲の肉付けをして行った。
オレは「自称ミュージシャン」に引き続き、この曲でもチョッパーフレーズを入れたかったのでAメロでフレーズを入れた。
メンバーには「無理して入れなくてもよいよ」と言われたが、入れたかったんです(苦笑)。
で、あんなに頑張っていれたのに、最近ライブではまさかのチョッパーを止め、ピック弾きで演奏している(苦笑)。
(ライブではチョッパーだとどうしても低音が少なくなり、曲を支えるというベースの基本的な役割が半減してしまうため)
そういえばレコーディングの時にオルガンを入れたんやけど、オルガンの方が超ノリノリで身体全体を使って演奏しているのを見て、
こっちまでいつもよりさらにノリノリになったのを覚えている。
いい音、いいグルーブでオルガンが効いてるんですよ、この曲。
当時「普通の歌モノの曲でもラップを入れる」というのが流行っていて、事務所の社長に「これからはラップだよ。お前らもラップを少しは取り入れろよ」と言われていた。
オレらは「ビジュアル→メロコア→青春パンク→ラップなど」というような、その時々の世の中の流れを脇目に見ながら、いつも「そういう流れはすぐに終わる。その流れを真似するのは所詮2番煎じ。
それぞれのテイストの良いところだけインプットすればよくて、そのまま取り入れてもいい曲はできない」というのを、今までバンド活動の中で肌で感じ知っていた。
「ホンマ、売れているからいい曲とは限らないし、ましてや売れている曲からのみ判断し、それを全く違うカラーのオレらに無茶ぶりされてもなー。面倒くさいなー」みたいことからスタートしたと思う。
で、しげるが「世の中の面倒くさいこと」をテーマに書いたのだ。
で、プリプロ後に出来上がったこの曲を社長に聴かせると
「何だ!?この曲?オレへの当て付けか?(苦笑)でもいい曲だ。この調子でどんどん頑張れ」と言われてメンバー一同苦笑いしたのを覚えている。
ホントこのクソッタッレの世の中、面倒くさいことが多いが、それでもやっぱり素晴らしいことも多いしそう信じている。
この時、オレたちが将来「素晴らしき世界の鐘の音を鳴らせ!」を作ることになるとは知る由もないが、そういうことなのだろう!
「オレらはやっぱりどんな時でも希望を歌っていきたい」と思っているから。
とにかく、ライブではこの曲は終始ジャンプ&コール&レスポンスなので、みんな一緒に面倒くさいことを笑顔で吹き飛ばしましょう!
写真はまさかのダジャレです(爆)
ほんますいません!
代谷
当時、リハーサルスタジオにまるで合宿のように連日こもり、プリプロ(新曲製作)を精力的に行い4.5曲できた内の1曲。
「自称ミュージシャン」に続き「またまたファンクロックテイストな曲を作ろう!」ということでこの曲ができた。
しげるが清正君に「テーマとなるギターリフを作ってほしい」というところから作り始め、それを基に曲の肉付けをして行った。
オレは「自称ミュージシャン」に引き続き、この曲でもチョッパーフレーズを入れたかったのでAメロでフレーズを入れた。
メンバーには「無理して入れなくてもよいよ」と言われたが、入れたかったんです(苦笑)。
で、あんなに頑張っていれたのに、最近ライブではまさかのチョッパーを止め、ピック弾きで演奏している(苦笑)。
(ライブではチョッパーだとどうしても低音が少なくなり、曲を支えるというベースの基本的な役割が半減してしまうため)
そういえばレコーディングの時にオルガンを入れたんやけど、オルガンの方が超ノリノリで身体全体を使って演奏しているのを見て、
こっちまでいつもよりさらにノリノリになったのを覚えている。
いい音、いいグルーブでオルガンが効いてるんですよ、この曲。
当時「普通の歌モノの曲でもラップを入れる」というのが流行っていて、事務所の社長に「これからはラップだよ。お前らもラップを少しは取り入れろよ」と言われていた。
オレらは「ビジュアル→メロコア→青春パンク→ラップなど」というような、その時々の世の中の流れを脇目に見ながら、いつも「そういう流れはすぐに終わる。その流れを真似するのは所詮2番煎じ。
それぞれのテイストの良いところだけインプットすればよくて、そのまま取り入れてもいい曲はできない」というのを、今までバンド活動の中で肌で感じ知っていた。
「ホンマ、売れているからいい曲とは限らないし、ましてや売れている曲からのみ判断し、それを全く違うカラーのオレらに無茶ぶりされてもなー。面倒くさいなー」みたいことからスタートしたと思う。
で、しげるが「世の中の面倒くさいこと」をテーマに書いたのだ。
で、プリプロ後に出来上がったこの曲を社長に聴かせると
「何だ!?この曲?オレへの当て付けか?(苦笑)でもいい曲だ。この調子でどんどん頑張れ」と言われてメンバー一同苦笑いしたのを覚えている。
ホントこのクソッタッレの世の中、面倒くさいことが多いが、それでもやっぱり素晴らしいことも多いしそう信じている。
この時、オレたちが将来「素晴らしき世界の鐘の音を鳴らせ!」を作ることになるとは知る由もないが、そういうことなのだろう!
「オレらはやっぱりどんな時でも希望を歌っていきたい」と思っているから。
とにかく、ライブではこの曲は終始ジャンプ&コール&レスポンスなので、みんな一緒に面倒くさいことを笑顔で吹き飛ばしましょう!
写真はまさかのダジャレです(爆)
ほんますいません!
代谷
2011/07/10
全曲ライブ企画「悲しみのブルース」
俺も便乗して楽曲のエピソード書いてみたいと思う!
それでは『悲しみのブルース』(「フレーフレーフレー」5曲目収録)
この曲を制作するにあたって、ニュートラルが提示する最もカッコいいロックというテーマがあった。
ニュートラルのメンバーそれぞれが、最もカッコいいと信じる「ロック」を表現しこの1曲に集約する。
最初のセッションの前にこういった話があった。
直後、しげる氏から簡単なコード進行と構成を告げられスタジオに入り、各々が楽器を手にするなりセッションはスタートした。
歪み過ぎたギタ−の音、どでかい車のエンジンを吹かしたかのようなベース音、スピートとパワーを叩くと言うより、ぶっ叩き出すドラム。
スタジオ内を爆音が支配する中、しげる氏は幾つもの単語を俺達の楽器にぶつけて来た。
この1度のセッションで、「悲しみのブルース」はほぼ現在の形になっていた。
メンバー全員のロックが共通言語として揺るがず存在していた事を嬉しく思ったのを今でも覚えている。
さて、この曲で何度も登場する「78回転」という歌詞。
この言葉の意味する物が何か?全く解らない方もいると思う。
これはCDやMD、カセットテープが登場するずっと昔に音楽を収めるツールとして
使われていた「レコード盤」の事を指している。
1分間に78回転する事から「78回転盤」もしくは「SP(Standard Play)」と呼ばれていた。
俺がレコードを通して音楽に触れていた期間はとても短い。
小学校低学年の頃、自宅にあったレコードプレイヤーで童謡や虫の声などを聞いていた程度。
レコードからロックを学ぶ事はなかった。
しかし、しげる氏は違った。
「自称ミュージシャン」の歌詞でも登場する
マイケルジャクソンの「スリラー」のレコードを小学生の頃に自ら購入し聞いていた。
さらに音楽好きのお兄さんの影響で、レコードから流れてくる本場のロックサウンドを自然と身体に取り込んでいた。
この曲の歌詞を作るにあたって、しげる氏は自身のロックという引き出しの中から、
幼い頃に慣れ親しみロックを学んだ「レコード」という言葉を取り出し歌詞のテーマとして使用した。
巷に流れる音楽には、単純に「ロック=レコード」という概念で「レコード」という言葉を歌詞に使用している曲もあるが
この「悲しみのブルース」は、そういった曲とは全く違った歌詞の表現方法が用いられている。
歌詞の中に「レコード」という言葉を1度も登場させず、代わりに「78回転」という言葉でレコードとロックを同時に表現している。
そういったしげる氏のセンスが、俺は本当に大好きだ。
この曲には他にもロックを臭わす言葉が幾つも隠されている。
是非探し出して頂きたい。
清正
それでは『悲しみのブルース』(「フレーフレーフレー」5曲目収録)
この曲を制作するにあたって、ニュートラルが提示する最もカッコいいロックというテーマがあった。
ニュートラルのメンバーそれぞれが、最もカッコいいと信じる「ロック」を表現しこの1曲に集約する。
最初のセッションの前にこういった話があった。
直後、しげる氏から簡単なコード進行と構成を告げられスタジオに入り、各々が楽器を手にするなりセッションはスタートした。
歪み過ぎたギタ−の音、どでかい車のエンジンを吹かしたかのようなベース音、スピートとパワーを叩くと言うより、ぶっ叩き出すドラム。
スタジオ内を爆音が支配する中、しげる氏は幾つもの単語を俺達の楽器にぶつけて来た。
この1度のセッションで、「悲しみのブルース」はほぼ現在の形になっていた。
メンバー全員のロックが共通言語として揺るがず存在していた事を嬉しく思ったのを今でも覚えている。
さて、この曲で何度も登場する「78回転」という歌詞。
この言葉の意味する物が何か?全く解らない方もいると思う。
これはCDやMD、カセットテープが登場するずっと昔に音楽を収めるツールとして
使われていた「レコード盤」の事を指している。
1分間に78回転する事から「78回転盤」もしくは「SP(Standard Play)」と呼ばれていた。
俺がレコードを通して音楽に触れていた期間はとても短い。
小学校低学年の頃、自宅にあったレコードプレイヤーで童謡や虫の声などを聞いていた程度。
レコードからロックを学ぶ事はなかった。
しかし、しげる氏は違った。
「自称ミュージシャン」の歌詞でも登場する
マイケルジャクソンの「スリラー」のレコードを小学生の頃に自ら購入し聞いていた。
さらに音楽好きのお兄さんの影響で、レコードから流れてくる本場のロックサウンドを自然と身体に取り込んでいた。
この曲の歌詞を作るにあたって、しげる氏は自身のロックという引き出しの中から、
幼い頃に慣れ親しみロックを学んだ「レコード」という言葉を取り出し歌詞のテーマとして使用した。
巷に流れる音楽には、単純に「ロック=レコード」という概念で「レコード」という言葉を歌詞に使用している曲もあるが
この「悲しみのブルース」は、そういった曲とは全く違った歌詞の表現方法が用いられている。
歌詞の中に「レコード」という言葉を1度も登場させず、代わりに「78回転」という言葉でレコードとロックを同時に表現している。
そういったしげる氏のセンスが、俺は本当に大好きだ。
この曲には他にもロックを臭わす言葉が幾つも隠されている。
是非探し出して頂きたい。
清正
全曲ライブ企画「君に会いたい」
僕もしげるや代谷に便乗して楽曲のエピソード書いてみたいと思う!
僕が選曲をしたのは『君に会いたい』(「フレーフレーフレー」4曲目収録)
フレーフレーフレーのアルバムをレコーディングしている時はライブとレコーディングで、もう月のスケジュールがとんでもない事になっていた記憶がある。
その中で『君に会いたい』をレコーディングしたのは確か今はなき駒沢のパラダイススタジオ。
この曲は出来てからレコーディングされるまで結構間が開いた。
曲は出来ていたものの、なかなかリリースタイミングと合わず少しお蔵入り状態になっていた。
アレンジをする際、都立大にあるリハーサルスタジオに入っていた時、清正が初めて現在使っているMATCHLESSのギターアンプ出会い「これめっちゃえ〜音ですね!」とプロデューサーに言っていたなぁ。
冒頭のギターリフ。
一番最初に清正がもってきたリフは良いんだけれど、
どこか耳に残らない感じで、プロデューサーに「今は8月だけれど雪がシトシトと降っているのをイメージして、そしてそれを感じてリフを考えて演奏してみなさい」と言われていたのを今も憶えている。
(だいたいリリースの3、4ヶ月前にレコーディンをしてるので)
おかげて夏にこの曲を聴いても急に空が低くなり曇天で今にも雪が降りそうだと僕は感じる。
この曲を初めて聴いた時、ニュートラルのバラードで一番のソングになる!
と僕は思ってJ−POPさながらの歌を大事にするドラム、しかしながらロックバンドであるが故の唯一無二のロックバンドが演奏するバラードになればと思ってドラムを組み立てた。
「僕の街に雪が降ったんだ 君の事思い出した」
僕はこの一行がものすごく好きだ。この一行で全てが鮮明に脳裏によみがえるように思う。
雪が降る度、僕はこの歌を口ずさんでしまうのです。。
冬以外でもライブで演奏をしたいなぁと思うのだが、冬にしか聴けない曲があってもそれはそれでまた良い。
しかしこの時、僕が一番好きになるバラードと出会うとは本人もまだ知らない。
ビートダイスケ
僕が選曲をしたのは『君に会いたい』(「フレーフレーフレー」4曲目収録)
フレーフレーフレーのアルバムをレコーディングしている時はライブとレコーディングで、もう月のスケジュールがとんでもない事になっていた記憶がある。
その中で『君に会いたい』をレコーディングしたのは確か今はなき駒沢のパラダイススタジオ。
この曲は出来てからレコーディングされるまで結構間が開いた。
曲は出来ていたものの、なかなかリリースタイミングと合わず少しお蔵入り状態になっていた。
アレンジをする際、都立大にあるリハーサルスタジオに入っていた時、清正が初めて現在使っているMATCHLESSのギターアンプ出会い「これめっちゃえ〜音ですね!」とプロデューサーに言っていたなぁ。
冒頭のギターリフ。
一番最初に清正がもってきたリフは良いんだけれど、
どこか耳に残らない感じで、プロデューサーに「今は8月だけれど雪がシトシトと降っているのをイメージして、そしてそれを感じてリフを考えて演奏してみなさい」と言われていたのを今も憶えている。
(だいたいリリースの3、4ヶ月前にレコーディンをしてるので)
おかげて夏にこの曲を聴いても急に空が低くなり曇天で今にも雪が降りそうだと僕は感じる。
この曲を初めて聴いた時、ニュートラルのバラードで一番のソングになる!
と僕は思ってJ−POPさながらの歌を大事にするドラム、しかしながらロックバンドであるが故の唯一無二のロックバンドが演奏するバラードになればと思ってドラムを組み立てた。
「僕の街に雪が降ったんだ 君の事思い出した」
僕はこの一行がものすごく好きだ。この一行で全てが鮮明に脳裏によみがえるように思う。
雪が降る度、僕はこの歌を口ずさんでしまうのです。。
冬以外でもライブで演奏をしたいなぁと思うのだが、冬にしか聴けない曲があってもそれはそれでまた良い。
しかしこの時、僕が一番好きになるバラードと出会うとは本人もまだ知らない。
ビートダイスケ
全曲ライブ企画「僕は空飛ぶ本屋さん」
今日は「僕は空飛ぶ本屋さん」(「フレーフレーフレー」2曲目収録)
もうライブでおなじみの定番曲で
「幸せならば手を叩けばいい 悔しかったら地団駄を踏めよ」
の歌詞に合わせ手足を鳴らし、サビ前でジャンプしたり、
サビで一緒に作家名やアーティスト名を連呼する楽しい曲で、
会場中が高揚感いっぱいに包まれるのが好きです。
この曲は、基本しげる個人のパーソナルな歌詞なのだが、聴き進むにしたがってサウンドと相まりどんどん広がりをみせ、世界中に澄み渡っていくような感覚になる。
「諦めなければ夢は叶うって そんなのはうそっぱちなんだろう
諦めたからこそ見つけたモノが 今の僕の大切な夢さ!」
そう夢は叶わなかったら終わりじゃない、夢はずっと繋がっていくのもの。
夢を持ち、それに向かっていく素晴らしさをこの曲は教えてくれる。
当時この曲のレコーディングで
ド頭のバーンが見事に4人一致したみたいで
エンジニアに「今までで最高のバーンが録れた!痺れた!」と言われ、
嬉しいことにその日はずっと痺れてらっしゃった。
そういえば、しげるが歌入れの時にヴォーカルブースにゴキブリが出て大騒ぎになったりもしたね。
この曲のレコーディングではピアノが入りました。
ピアニストの方が当時ドレッドヘアーでガタイが良く少し強面の方でオレはちょっと緊張しました。
けどレコが始まるととってもユニークな方で、遊び心のある素晴らしい演奏で一瞬で虜になりました。
プロデューサーが歌詞にも出てくる「ジェリーリールイスみたいなピアノのイメージで」とピアニストに伝えるとあっという間に60年代のサウンドに!
曲のエンディングのピアノはすっごい好きです。
この曲のレコーディングでプロデューサーに
「3番のサビで作家名とアーティスト名を畳み掛けるように連呼するところを、1番と2番のサビでも同じ感じでいったほうが良いのでは?」という提案があった。
しげる以外は「そうですね!それもありですかね」と受け入れていたが、しげるだけは「僕はこのまま3番だけでいいと思います」とはっきり言っていた。
そしてメンバーにこう告げた。
「プロデューサーは色んな角度からアレンジの提案をしてくる。けど、それが全てではないし絶対でもない。答えはいつも曲の中にある。この曲はレコーディング前からライブで演奏していて、ライブでは3番の連呼のところで会場のみんなで一体になったやん?ってことはそれが答えやと思う。なぜ、みんなはそれを信じない?会場のみんなが教えてくれてるのに?」と、とても哀しい顔をしてた。
その時、しげるに曲にみんなに対して凄く申し訳なく思った。
もっともっと感じなければと猛省した。
「漱石、鴎外、啄木、賢治、白秋、百連、春樹、ばなな
僕の心を熱くさせたんだ
オーティス、ジャニス、ディラン、バディ、ミック、リトル、マイケル、ジェリー・リー
僕の歌声よこの空を超えていけ!!」
今日もみんなと一体になって歌っている。
全曲ライブまであと6日
追記
本屋さんということで、最近のおすすめ本をご紹介
東野圭吾氏の「真夏の方程式」
最近の氏の作品の中では一番好きかも。あいかわらずの読みやすさは抜群!
最近は氏がビッグになりすぎて、読者のハードルが上がっているような気がする。
百田尚樹氏の「永遠の0」
今のところ個人的に今年ナンバー1でした。
日本人なら必ず読んでおきたい一冊ですね。
みなさん、暑い日が続いてるのでお部屋でゆっくり読書の時はどうぞ!
あいかわらずベタですいません。
代谷
もうライブでおなじみの定番曲で
「幸せならば手を叩けばいい 悔しかったら地団駄を踏めよ」
の歌詞に合わせ手足を鳴らし、サビ前でジャンプしたり、
サビで一緒に作家名やアーティスト名を連呼する楽しい曲で、
会場中が高揚感いっぱいに包まれるのが好きです。
この曲は、基本しげる個人のパーソナルな歌詞なのだが、聴き進むにしたがってサウンドと相まりどんどん広がりをみせ、世界中に澄み渡っていくような感覚になる。
「諦めなければ夢は叶うって そんなのはうそっぱちなんだろう
諦めたからこそ見つけたモノが 今の僕の大切な夢さ!」
そう夢は叶わなかったら終わりじゃない、夢はずっと繋がっていくのもの。
夢を持ち、それに向かっていく素晴らしさをこの曲は教えてくれる。
当時この曲のレコーディングで
ド頭のバーンが見事に4人一致したみたいで
エンジニアに「今までで最高のバーンが録れた!痺れた!」と言われ、
嬉しいことにその日はずっと痺れてらっしゃった。
そういえば、しげるが歌入れの時にヴォーカルブースにゴキブリが出て大騒ぎになったりもしたね。
この曲のレコーディングではピアノが入りました。
ピアニストの方が当時ドレッドヘアーでガタイが良く少し強面の方でオレはちょっと緊張しました。
けどレコが始まるととってもユニークな方で、遊び心のある素晴らしい演奏で一瞬で虜になりました。
プロデューサーが歌詞にも出てくる「ジェリーリールイスみたいなピアノのイメージで」とピアニストに伝えるとあっという間に60年代のサウンドに!
曲のエンディングのピアノはすっごい好きです。
この曲のレコーディングでプロデューサーに
「3番のサビで作家名とアーティスト名を畳み掛けるように連呼するところを、1番と2番のサビでも同じ感じでいったほうが良いのでは?」という提案があった。
しげる以外は「そうですね!それもありですかね」と受け入れていたが、しげるだけは「僕はこのまま3番だけでいいと思います」とはっきり言っていた。
そしてメンバーにこう告げた。
「プロデューサーは色んな角度からアレンジの提案をしてくる。けど、それが全てではないし絶対でもない。答えはいつも曲の中にある。この曲はレコーディング前からライブで演奏していて、ライブでは3番の連呼のところで会場のみんなで一体になったやん?ってことはそれが答えやと思う。なぜ、みんなはそれを信じない?会場のみんなが教えてくれてるのに?」と、とても哀しい顔をしてた。
その時、しげるに曲にみんなに対して凄く申し訳なく思った。
もっともっと感じなければと猛省した。
「漱石、鴎外、啄木、賢治、白秋、百連、春樹、ばなな
僕の心を熱くさせたんだ
オーティス、ジャニス、ディラン、バディ、ミック、リトル、マイケル、ジェリー・リー
僕の歌声よこの空を超えていけ!!」
今日もみんなと一体になって歌っている。
全曲ライブまであと6日
追記
本屋さんということで、最近のおすすめ本をご紹介
東野圭吾氏の「真夏の方程式」
最近の氏の作品の中では一番好きかも。あいかわらずの読みやすさは抜群!
最近は氏がビッグになりすぎて、読者のハードルが上がっているような気がする。
百田尚樹氏の「永遠の0」
今のところ個人的に今年ナンバー1でした。
日本人なら必ず読んでおきたい一冊ですね。
みなさん、暑い日が続いてるのでお部屋でゆっくり読書の時はどうぞ!
あいかわらずベタですいません。
代谷
2011/07/09
全曲ライブ企画「ガタゴト列車」
しげるの日記の全曲ライブ企画に便乗して書きます(笑)
今日は「ガタゴト列車」(「君に届け」5曲目収録)
アコースティックなサウンドというのもニュートラルの持ち味のひとつで、
前のアルバム「パンとピストル」の「時々僕が思うこと」に引き続き、
「君に届け」でも1曲入れたいなーと話していた。
当時しげるが新幹線に乗って広島にキャンペーンで行った時に一旦「姫路駅」で停車するんけど、降りる事なく広島に行って仕事をして、また帰りも姫路を素通りをして帰ったことがあった。
姫路駅で降りれば友達も家族もいるのに素通りする。
それがとても不思議な感覚で新幹線の窓の外を見ながら書いたらしい。
誰にでも生まれた場所、育った場所という故郷があり、
大人になるにつれてそこから旅立っていくこともある。
たくさんの人と出会い、別れ、色んなものを手に入れ、
そして手放し、はたまたそれを繰り返していくのが人生。
誰しもがこの曲を聴きながら、そんな自分の軌跡を見つめ返すのではないだろうか。
そして、また歩き出す。
最近では、しげるがソロライブでよく歌っている。
バンドの時の曲とはまた別もので圧巻である。
同郷で同級生のメンバー4人だけに、
しげるのソロライブでこの曲を聴いた時は目頭が熱くなった。
この曲ができた当時、渋谷o-westでワンマンライブがあって、確かこの曲で初めて映像を使った。
電車の窓から見える風景をただただゆっくりと。。。終始。
「ガタゴトと揺れる列車のなか、僕は考えていた」の歌詞そのままに。。。ゆっくりと。。。
この曲の答えは聴き手のその人その人、それぞれの中にあるのもの。
映像に答えがあってはいけないし、まあ、答えはそもそもないし。。。
ちなみにその映像が姫路駅から網干駅での間で撮影したもので、オレが小さい頃から眺めていた風景だっただけにさらに個人的にグッと込み上げるものがあった。
そういえば思い出しくもないんやけど、この曲を初めて演奏した時、極度の緊張であろうことか間違えるという失態を通り超して、弾かないという暴挙を犯してしまったことがある。(苦笑)
2番のBメロ前くらいで何故か頭が真っ白になりもうすべてがブっ飛んだ!
あとでライブを見に来ていた先輩に「途中で急に弾かないって斬新なベースアレンジやなー。笑」って言われたのを覚えている。
ある意味「なくしたものばかりが僕を責めてくる」である(苦笑)
とにかく全曲ライブでは気を付けて演奏するので、途中で弾かなかったらごめんなさいね(爆)
なんつって!テヘ!
間奏のギターソロがなんとも言えず暖かくて心がほっこりします。
全曲ライブまであと7日
代谷
今日は「ガタゴト列車」(「君に届け」5曲目収録)
アコースティックなサウンドというのもニュートラルの持ち味のひとつで、
前のアルバム「パンとピストル」の「時々僕が思うこと」に引き続き、
「君に届け」でも1曲入れたいなーと話していた。
当時しげるが新幹線に乗って広島にキャンペーンで行った時に一旦「姫路駅」で停車するんけど、降りる事なく広島に行って仕事をして、また帰りも姫路を素通りをして帰ったことがあった。
姫路駅で降りれば友達も家族もいるのに素通りする。
それがとても不思議な感覚で新幹線の窓の外を見ながら書いたらしい。
誰にでも生まれた場所、育った場所という故郷があり、
大人になるにつれてそこから旅立っていくこともある。
たくさんの人と出会い、別れ、色んなものを手に入れ、
そして手放し、はたまたそれを繰り返していくのが人生。
誰しもがこの曲を聴きながら、そんな自分の軌跡を見つめ返すのではないだろうか。
そして、また歩き出す。
最近では、しげるがソロライブでよく歌っている。
バンドの時の曲とはまた別もので圧巻である。
同郷で同級生のメンバー4人だけに、
しげるのソロライブでこの曲を聴いた時は目頭が熱くなった。
この曲ができた当時、渋谷o-westでワンマンライブがあって、確かこの曲で初めて映像を使った。
電車の窓から見える風景をただただゆっくりと。。。終始。
「ガタゴトと揺れる列車のなか、僕は考えていた」の歌詞そのままに。。。ゆっくりと。。。
この曲の答えは聴き手のその人その人、それぞれの中にあるのもの。
映像に答えがあってはいけないし、まあ、答えはそもそもないし。。。
ちなみにその映像が姫路駅から網干駅での間で撮影したもので、オレが小さい頃から眺めていた風景だっただけにさらに個人的にグッと込み上げるものがあった。
そういえば思い出しくもないんやけど、この曲を初めて演奏した時、極度の緊張であろうことか間違えるという失態を通り超して、弾かないという暴挙を犯してしまったことがある。(苦笑)
2番のBメロ前くらいで何故か頭が真っ白になりもうすべてがブっ飛んだ!
あとでライブを見に来ていた先輩に「途中で急に弾かないって斬新なベースアレンジやなー。笑」って言われたのを覚えている。
ある意味「なくしたものばかりが僕を責めてくる」である(苦笑)
とにかく全曲ライブでは気を付けて演奏するので、途中で弾かなかったらごめんなさいね(爆)
なんつって!テヘ!
間奏のギターソロがなんとも言えず暖かくて心がほっこりします。
全曲ライブまであと7日
代谷
2011/07/08
全曲ライブ企画「自称ミュージシャン」
しげるの日記の全曲ライブ企画に便乗して書きます(笑)
今日は「自称ミュージシャン」
タイトル通りの自称ミュージシャンのダメさ加減全開の歌詞が愉快痛快で、
バンドマンならずとも誰しもニヤリとしてしまう。
ライブではみんなで「自称ミュージシャーン!」と叫ぶのが恒例。
そしてファンクロックテイストのこの曲では、ニュートラル初の管楽器が収録されている。
生の管楽器のレコーディングは圧巻で、スタジオでとても興奮した記憶がある。
この管楽器の演奏を聴いてテンション上がったメンバー4人は、
「いつかライブで管楽器を入れて、この曲のイントロと同時に特効(紙テープ)を打ち上げて派手なオープニングにしたいなあー!」と盛り上がっていた。
ちなみにこの曲の間奏でオレは初めてのチョッパーソロを演奏している。
チョッパーというのはどこぞの医者のトナカイ!ではなく
(腕力強化:アームポイント!苦笑)
弦を親指で叩き人差し指や中指で弾いて演奏し、まるで打楽器のようなパーカッシブな効果を出す奏法のことです(写真参照)
チョッパーはまたスラップ奏法とも言います。
ラリーグラハムやルイスジョンソン当たりが始めた奏法で、
ベースは指弾き・ピック弾き・スラップ奏法というのが基本的な演奏方法になります。
で、たしか当時リハーサルスタジオでプロデューサーに
「間奏はチョッパーソロで行ってみたら面白いんじゃない?」みたいなことを言われて、次回のスタジオでマイケルジャクソンの「BAD」のフレーズをチョッパーで演奏したら「面白いやん!OK!」となった。
で、このフレーズを聴いたしげるが歌入れの時に
「そう!オレは小学2年生の時にラジオから流れてくるマイケルジャクソンの歌に衝撃を受け・・・」というセリフを乗せて、
「これでさらにチョッパーのフレーズにも意味ができたやろ?」と。
(ギザヤサシス!!)
「なんでベースフレーズがマイケルなん?」と不思議がってた管楽器の方も
このセリフを聴いて「なるほど!」と納得されていた。
個人的にはファンクな曲やのに2番のイントロで、1人バカみたいにソロみたいく暴れまくってるギターが好きです。
あと、、ラストの「OKでーす!」も乙。
全曲ライブまであと8日。
代谷
今日は「自称ミュージシャン」
タイトル通りの自称ミュージシャンのダメさ加減全開の歌詞が愉快痛快で、
バンドマンならずとも誰しもニヤリとしてしまう。
ライブではみんなで「自称ミュージシャーン!」と叫ぶのが恒例。
そしてファンクロックテイストのこの曲では、ニュートラル初の管楽器が収録されている。
生の管楽器のレコーディングは圧巻で、スタジオでとても興奮した記憶がある。
この管楽器の演奏を聴いてテンション上がったメンバー4人は、
「いつかライブで管楽器を入れて、この曲のイントロと同時に特効(紙テープ)を打ち上げて派手なオープニングにしたいなあー!」と盛り上がっていた。
ちなみにこの曲の間奏でオレは初めてのチョッパーソロを演奏している。
チョッパーというのはどこぞの医者のトナカイ!ではなく
(腕力強化:アームポイント!苦笑)
弦を親指で叩き人差し指や中指で弾いて演奏し、まるで打楽器のようなパーカッシブな効果を出す奏法のことです(写真参照)
チョッパーはまたスラップ奏法とも言います。
ラリーグラハムやルイスジョンソン当たりが始めた奏法で、
ベースは指弾き・ピック弾き・スラップ奏法というのが基本的な演奏方法になります。
で、たしか当時リハーサルスタジオでプロデューサーに
「間奏はチョッパーソロで行ってみたら面白いんじゃない?」みたいなことを言われて、次回のスタジオでマイケルジャクソンの「BAD」のフレーズをチョッパーで演奏したら「面白いやん!OK!」となった。
で、このフレーズを聴いたしげるが歌入れの時に
「そう!オレは小学2年生の時にラジオから流れてくるマイケルジャクソンの歌に衝撃を受け・・・」というセリフを乗せて、
「これでさらにチョッパーのフレーズにも意味ができたやろ?」と。
(ギザヤサシス!!)
「なんでベースフレーズがマイケルなん?」と不思議がってた管楽器の方も
このセリフを聴いて「なるほど!」と納得されていた。
個人的にはファンクな曲やのに2番のイントロで、1人バカみたいにソロみたいく暴れまくってるギターが好きです。
あと、、ラストの「OKでーす!」も乙。
全曲ライブまであと8日。
代谷
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