2011/07/10
全曲ライブ企画「悲しみのブルース」
俺も便乗して楽曲のエピソード書いてみたいと思う!
それでは『悲しみのブルース』(「フレーフレーフレー」5曲目収録)
この曲を制作するにあたって、ニュートラルが提示する最もカッコいいロックというテーマがあった。
ニュートラルのメンバーそれぞれが、最もカッコいいと信じる「ロック」を表現しこの1曲に集約する。
最初のセッションの前にこういった話があった。
直後、しげる氏から簡単なコード進行と構成を告げられスタジオに入り、各々が楽器を手にするなりセッションはスタートした。
歪み過ぎたギタ−の音、どでかい車のエンジンを吹かしたかのようなベース音、スピートとパワーを叩くと言うより、ぶっ叩き出すドラム。
スタジオ内を爆音が支配する中、しげる氏は幾つもの単語を俺達の楽器にぶつけて来た。
この1度のセッションで、「悲しみのブルース」はほぼ現在の形になっていた。
メンバー全員のロックが共通言語として揺るがず存在していた事を嬉しく思ったのを今でも覚えている。
さて、この曲で何度も登場する「78回転」という歌詞。
この言葉の意味する物が何か?全く解らない方もいると思う。
これはCDやMD、カセットテープが登場するずっと昔に音楽を収めるツールとして
使われていた「レコード盤」の事を指している。
1分間に78回転する事から「78回転盤」もしくは「SP(Standard Play)」と呼ばれていた。
俺がレコードを通して音楽に触れていた期間はとても短い。
小学校低学年の頃、自宅にあったレコードプレイヤーで童謡や虫の声などを聞いていた程度。
レコードからロックを学ぶ事はなかった。
しかし、しげる氏は違った。
「自称ミュージシャン」の歌詞でも登場する
マイケルジャクソンの「スリラー」のレコードを小学生の頃に自ら購入し聞いていた。
さらに音楽好きのお兄さんの影響で、レコードから流れてくる本場のロックサウンドを自然と身体に取り込んでいた。
この曲の歌詞を作るにあたって、しげる氏は自身のロックという引き出しの中から、
幼い頃に慣れ親しみロックを学んだ「レコード」という言葉を取り出し歌詞のテーマとして使用した。
巷に流れる音楽には、単純に「ロック=レコード」という概念で「レコード」という言葉を歌詞に使用している曲もあるが
この「悲しみのブルース」は、そういった曲とは全く違った歌詞の表現方法が用いられている。
歌詞の中に「レコード」という言葉を1度も登場させず、代わりに「78回転」という言葉でレコードとロックを同時に表現している。
そういったしげる氏のセンスが、俺は本当に大好きだ。
この曲には他にもロックを臭わす言葉が幾つも隠されている。
是非探し出して頂きたい。
清正
それでは『悲しみのブルース』(「フレーフレーフレー」5曲目収録)
この曲を制作するにあたって、ニュートラルが提示する最もカッコいいロックというテーマがあった。
ニュートラルのメンバーそれぞれが、最もカッコいいと信じる「ロック」を表現しこの1曲に集約する。
最初のセッションの前にこういった話があった。
直後、しげる氏から簡単なコード進行と構成を告げられスタジオに入り、各々が楽器を手にするなりセッションはスタートした。
歪み過ぎたギタ−の音、どでかい車のエンジンを吹かしたかのようなベース音、スピートとパワーを叩くと言うより、ぶっ叩き出すドラム。
スタジオ内を爆音が支配する中、しげる氏は幾つもの単語を俺達の楽器にぶつけて来た。
この1度のセッションで、「悲しみのブルース」はほぼ現在の形になっていた。
メンバー全員のロックが共通言語として揺るがず存在していた事を嬉しく思ったのを今でも覚えている。
さて、この曲で何度も登場する「78回転」という歌詞。
この言葉の意味する物が何か?全く解らない方もいると思う。
これはCDやMD、カセットテープが登場するずっと昔に音楽を収めるツールとして
使われていた「レコード盤」の事を指している。
1分間に78回転する事から「78回転盤」もしくは「SP(Standard Play)」と呼ばれていた。
俺がレコードを通して音楽に触れていた期間はとても短い。
小学校低学年の頃、自宅にあったレコードプレイヤーで童謡や虫の声などを聞いていた程度。
レコードからロックを学ぶ事はなかった。
しかし、しげる氏は違った。
「自称ミュージシャン」の歌詞でも登場する
マイケルジャクソンの「スリラー」のレコードを小学生の頃に自ら購入し聞いていた。
さらに音楽好きのお兄さんの影響で、レコードから流れてくる本場のロックサウンドを自然と身体に取り込んでいた。
この曲の歌詞を作るにあたって、しげる氏は自身のロックという引き出しの中から、
幼い頃に慣れ親しみロックを学んだ「レコード」という言葉を取り出し歌詞のテーマとして使用した。
巷に流れる音楽には、単純に「ロック=レコード」という概念で「レコード」という言葉を歌詞に使用している曲もあるが
この「悲しみのブルース」は、そういった曲とは全く違った歌詞の表現方法が用いられている。
歌詞の中に「レコード」という言葉を1度も登場させず、代わりに「78回転」という言葉でレコードとロックを同時に表現している。
そういったしげる氏のセンスが、俺は本当に大好きだ。
この曲には他にもロックを臭わす言葉が幾つも隠されている。
是非探し出して頂きたい。
清正
Category
Recent Diary
Recent Photo
2012/12/27 :: ビート便り
2012/12/24 :: メリークリスマス!
2012/12/24 :: メリークリスマス!
2012/12/23 :: ロングリハーサル
2012/12/15 :: ホームラン日記
2012/12/15 :: ホームラン日記
2012/12/11 :: ビート便り
2012/12/09 :: 渋谷ありがとう!
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2012/11/28 :: ビート便り
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2012/11/26 :: 前日練習
all photo