2011/07/07
全曲ライブ企画「傘のない君」
しげるの日記の全曲ライブ企画に便乗して書きます(笑)
続いて「傘のない君」
「パンとピストル」リリースするにあたり、
バンドのカラーや収録曲のバランスを考えた時に
この曲を入れておきたいという気持ちが
メンバーの中で強かったので入れることになったと思う。
「つまりニュートラルはロックバンドである」
ということをこの曲で分かりやすく提示しておこうと。
この流れが後の「悲しみのブルース」「君の庭に輝く星」「晴天の霹靂」
と続いていくきっかけになり、ロックな曲限定の企画ワンマンライブ
「GO!ROCK!」が生まれていく経緯となる・・・。
ちなみにオレが初めてベースソロを収録した曲である。
この曲はもともとアマチュア時代に作った曲で
「ホームラン」に収録されている(写真参照)
当時、姫路のリハーサルスタジオにしげるがデモを持ってきたとき
「ベースがリードするロックな曲にしたい」と言った。
基本、あんまり前に出ることを苦手とするオレは、
当時悩みに悩んでレコーディングした。
アマチュア時代のこの曲を聴くと、悩んだせいか
他の3人と全く違うベクトルの演奏をしている。
そして「パンとピストル」での収録の時に、プロデューサーがその悩みを見抜き
「代谷、フレーズうんぬんで誤魔化しているように聴こえるよ。
そうではなくロックな曲なんやから、もっと心意気で弾け。
そうすれば自然といいものが録れる。考えるな。音楽なんやからもっと感じろ!」
と言われたのをよく覚えている。
そして若さ満載、勢い満載のテイクが録れた。
テンポも1人だけ速かったけど
「このテイクには勢いと力強さがあり、何より迷いがない!ナイスソロ」
と言われホッとした。
思い返せば、姫路ベ−タでワンマンをし、そのまま機材車で上京。
そしてあれよあれよとデビューが決まり
「チャンスはそこだ!」「パンとピストル」と立て続けにレコーディングをした。
初めてのプロの現場。
レコーディングスタジオ、プロデューサー、エンジニアと
多くのプロと言われる人との仕事に驚きの毎日だった。
この曲のミックスの作業で「もうちょっとベースの音をエッジを効かせてほしい」
とお願いすると、エンジニアさんがこちらのイメージ以上の音に変えてくれた。
相手はプロのエンジニアなので当たり前の話やから、
こう書くと逆に失礼になるのだが、
オレはもう本当に驚きの毎日で、この環境に早く慣れよう、
いや押しつぶされないようもがいていた。
つまり自分のことでいっぱいいっぱいだった。
もちろん一緒地元から出てきたメンバーも同じだったと思う。
(おれほどではないだろうが)
でもそんな中、しげるだけが新しい環境の中ですべてと闘っていた。
当時レコーディング以外でもたくさんの人がニュートラルを世の中に広めようと頑張ってくれていた。
たくさんの人と関わるようになると、もちろんその人たちにまず
「ニュートラルはこういうバンドです」と伝えることから始まる。
歌詞のこと、サウンドのこと、ライブやアイデンティティーなどなど。
しかし、受け取り方は人それぞれ三者三様。
なかなか難しい時もある。
例えば、お蔵入りになった「チャンスはそこだ!」のPV。
出来上がったものを見て、いい感じなんやけど
できればこの曲の良さと映像をもっとリンクさせてほしいと。
メンバー全員が思ったが、それを頑張ってやってくれているスタッフに言うのは難しい。
なんせ社会にまともに出たこともないまだまだ青二才の20代だから。
でも曲のためバンドのために、妥協せずにそれを伝えたのはしげるだった。
移籍問題のときもそう。
オレは頭ではわかっていたかもしれないが、
その先の「全ての結果は良くも悪くもバンドが全て背負っていかなければならない」
ということが全く分かってなかった。
今思う。
しげるはある意味、孤独だっただろうなと。
当時の自分に往復ビンタして、いやグーで殴って
「おい、もっと回りを見ろ!しげると共にバンドのことをもっともっと考えろ!」
と言いたい。
ちゃんと分かってれば、大切なFMの生放送で寝坊してしまうことはなかったはずだ。
ホンマにどうしようもないアホだ。
あれから随分経った。
全曲ワンマンライブまで今日であと9日。
今もたくさんの人がニュートラルを応援してくれている。
大切なスタッフが支えてくれ、今これを読んでくれているみんなが
「新曲・ライブを楽しみにしてます」と言ってくれる。
リハーサルも順調だ。
この曲をはじめ今までリリースしてきた大切な曲たちを
最高なカタチでみんなに届け期待に応えたい。
素晴らしい2日間になるように。
追記
あの時ひとりだけに背負わせてしまったしげるの荷をメンバーで分け、
この道の先にある約束の場所へと進むんだ!
いつかかならず!そして、みんなと歓びを分つんだ!
代谷
続いて「傘のない君」
「パンとピストル」リリースするにあたり、
バンドのカラーや収録曲のバランスを考えた時に
この曲を入れておきたいという気持ちが
メンバーの中で強かったので入れることになったと思う。
「つまりニュートラルはロックバンドである」
ということをこの曲で分かりやすく提示しておこうと。
この流れが後の「悲しみのブルース」「君の庭に輝く星」「晴天の霹靂」
と続いていくきっかけになり、ロックな曲限定の企画ワンマンライブ
「GO!ROCK!」が生まれていく経緯となる・・・。
ちなみにオレが初めてベースソロを収録した曲である。
この曲はもともとアマチュア時代に作った曲で
「ホームラン」に収録されている(写真参照)
当時、姫路のリハーサルスタジオにしげるがデモを持ってきたとき
「ベースがリードするロックな曲にしたい」と言った。
基本、あんまり前に出ることを苦手とするオレは、
当時悩みに悩んでレコーディングした。
アマチュア時代のこの曲を聴くと、悩んだせいか
他の3人と全く違うベクトルの演奏をしている。
そして「パンとピストル」での収録の時に、プロデューサーがその悩みを見抜き
「代谷、フレーズうんぬんで誤魔化しているように聴こえるよ。
そうではなくロックな曲なんやから、もっと心意気で弾け。
そうすれば自然といいものが録れる。考えるな。音楽なんやからもっと感じろ!」
と言われたのをよく覚えている。
そして若さ満載、勢い満載のテイクが録れた。
テンポも1人だけ速かったけど
「このテイクには勢いと力強さがあり、何より迷いがない!ナイスソロ」
と言われホッとした。
思い返せば、姫路ベ−タでワンマンをし、そのまま機材車で上京。
そしてあれよあれよとデビューが決まり
「チャンスはそこだ!」「パンとピストル」と立て続けにレコーディングをした。
初めてのプロの現場。
レコーディングスタジオ、プロデューサー、エンジニアと
多くのプロと言われる人との仕事に驚きの毎日だった。
この曲のミックスの作業で「もうちょっとベースの音をエッジを効かせてほしい」
とお願いすると、エンジニアさんがこちらのイメージ以上の音に変えてくれた。
相手はプロのエンジニアなので当たり前の話やから、
こう書くと逆に失礼になるのだが、
オレはもう本当に驚きの毎日で、この環境に早く慣れよう、
いや押しつぶされないようもがいていた。
つまり自分のことでいっぱいいっぱいだった。
もちろん一緒地元から出てきたメンバーも同じだったと思う。
(おれほどではないだろうが)
でもそんな中、しげるだけが新しい環境の中ですべてと闘っていた。
当時レコーディング以外でもたくさんの人がニュートラルを世の中に広めようと頑張ってくれていた。
たくさんの人と関わるようになると、もちろんその人たちにまず
「ニュートラルはこういうバンドです」と伝えることから始まる。
歌詞のこと、サウンドのこと、ライブやアイデンティティーなどなど。
しかし、受け取り方は人それぞれ三者三様。
なかなか難しい時もある。
例えば、お蔵入りになった「チャンスはそこだ!」のPV。
出来上がったものを見て、いい感じなんやけど
できればこの曲の良さと映像をもっとリンクさせてほしいと。
メンバー全員が思ったが、それを頑張ってやってくれているスタッフに言うのは難しい。
なんせ社会にまともに出たこともないまだまだ青二才の20代だから。
でも曲のためバンドのために、妥協せずにそれを伝えたのはしげるだった。
移籍問題のときもそう。
オレは頭ではわかっていたかもしれないが、
その先の「全ての結果は良くも悪くもバンドが全て背負っていかなければならない」
ということが全く分かってなかった。
今思う。
しげるはある意味、孤独だっただろうなと。
当時の自分に往復ビンタして、いやグーで殴って
「おい、もっと回りを見ろ!しげると共にバンドのことをもっともっと考えろ!」
と言いたい。
ちゃんと分かってれば、大切なFMの生放送で寝坊してしまうことはなかったはずだ。
ホンマにどうしようもないアホだ。
あれから随分経った。
全曲ワンマンライブまで今日であと9日。
今もたくさんの人がニュートラルを応援してくれている。
大切なスタッフが支えてくれ、今これを読んでくれているみんなが
「新曲・ライブを楽しみにしてます」と言ってくれる。
リハーサルも順調だ。
この曲をはじめ今までリリースしてきた大切な曲たちを
最高なカタチでみんなに届け期待に応えたい。
素晴らしい2日間になるように。
追記
あの時ひとりだけに背負わせてしまったしげるの荷をメンバーで分け、
この道の先にある約束の場所へと進むんだ!
いつかかならず!そして、みんなと歓びを分つんだ!
代谷
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