しげるの日記にあるように「１人旅」で大変御世話になった陸前高田市の岩手のお父さんはご家族共にご無事でした。
ＤＶＤを見て心配してくれていた皆さん、ありがとうございました。
一昨日やっと電話が繋がりました。
「家はなくなってしまったけど、こっちは大丈夫。そっちは元気か？」と
いつもと変わらないどころか、オレのことを心配をするお父さんがいました。

こんなどこの馬の骨ともわからんヒッチハイクしてるオレを拾ってくれて、
気仙沼ではフカひれをご馳走してくれたり、陸前高田で漁港祭りに連れてってくれたり、
そして家にまで呼んでくれたお父さん。
ご家族みんなで温かく迎えてくれました。
それからも毎年必ず牡蠣やりんごやウニなどいっぱい送ってくれて、
オレが送ったＣＤを聞いては「新曲毎回楽しみにしてるから」と言ってくれたお父さん。
そして震災後、被災から免れた会社の資材を使って、早速みんなの為に簡易風呂を設置したお父さん。
なんて強く大きい人なんや。
やっと話せた電話で、安否だけではなく人として男としての心の強さ・優しさが伝わってきました。
きっとこの人ならまたあの家と自分の趣味である庭をも再度作るだろう。


たった一日しかいなかったけど、陸前高田で見たあの朝日の中で光る海の水面の美しさは今も目に焼きついてます。
あの美しい街にまた戻れるその時まで、オレはできることをずっと続けていきたい。

もちろん、陸前高田だけではなく東北・東日本全域が復興するまでみんなで力を合わせていかなければなりません。
例え１人の力は微力でも、みんなの気持ちからくる力は絶大です。
必要以上に萎縮せず、被災の少ない方々は日本自体を元気にするため日々の生活を精一杯送りましょう。
それが社会経済を盛り上げ被災地を支える礎となります！


１人でも多くの方が、まだまだご無事であることを毎日心から祈っています。

代谷