先日のしげるの日記「詩人のあり方」の話とてもよかったですね。
100歳のまどさんのお話
「恋は人にするもの　愛は森羅万象全てにするもの」
オレもまるで殴られたような衝撃を受けました。
この衝撃は茨木のり子さんの「一人は賑やか」に出会って以来。
詩人なんて全く知らなかったんやけど、しげるに茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」「倚（よ)りかからず」や谷川俊太郎さんの「朝のリレー」「祝婚歌」を教わって驚きの連続でした。
（「朝のリレー」は学校で習った人も多いと聞きますがオレは国語嫌いやったので覚えてないー苦笑）
ほんとに感情や思考や風景や時代などなど、あらゆるものすべてのものを言葉だけで表現するって凄いことだとつくづく思う。
分かりやすくて、直接脳に訴えられたような言葉なのでストレートに入ってくる。
ホンマ詩は素晴らしい世界ですね。

もちろんしげるの詩も作詞家三木茂の世界観がしっかりと構築されている。
よく取材とかで「ニュートラルのいいとこって何ですか？」って聞かれるけど、間違いなく歌詞と答える。
初めて聴いてもすんなり耳に残り入ってくる言葉、分かりやすく情景が見える言葉と構成。そして、読み手の成長に応じて感じる深さが増す言葉。
さすが文学部出身だけあってテーマも多岐にわたりユーモアもある。
ニュートラルのライブで「語　朗読」というしげるが詩を読むだけのライブがあるが、これができるということは詩が良いことの証明だと思う。（次回はいつ？オレも楽しみにしている）

音楽もデジタル化が進みCDよりダウンロードという人もたくさんいると思う。
歌詞は耳でも楽しめるけど目でも楽しめるので、是非CDジャケットを手に取ってしげるの歌詞を見てほしいですね。
言葉はもちろんその言葉と言葉の行間にこそある世界を感じることが詩の楽しみの一つやから。。。

彼には１００歳まで生きてもらって是非「恋と愛のちがい」を書いてもらいたいですね。


追記
今日はしげるが姫路でソロライブでしたね。
ソロで聴く曲はまた違った表現になっているので、歌詞の受け取り方も違ってきます。
ソロだけでしか味わえない世界観を楽しんでくださいね。