今年の7月19日にワンマンライブを行った渋谷プレジャープレジャーというホールがもともと映画館だったということで、それにちなんでこの曲が生まれました。
シンプルに「映画を観に行こう」と繰り返すフレーズが頭の中でリフレインします。
なんかこの曲を聴いていると、とっても優しい夕日を浴びながら遊んでいた子供の頃の情景を何故か思い出しました。
もしかしたら「ララランランラン♪」のコーラスに子供の声が入っているからかもね。。。
なんか懐かしい匂いのする温かみのある歌でアルバムのラストの曲としてはとても落ち着くのです。
そんな懐かしさを出す為にレコーディングでは、ベースはウッドベースのようなサスティン(音の伸び)のあまりない乾いた音で録音しました(この録り方は「時々僕が思うこと」「Switch」などでも行っています)
最後はフェイドアウト(徐々に音が小さくなって終わる)で終わるんやけど、いつまでも終わってほしくない、ずっと「ララランランラン♪」と歌っていたい気持ちになります(ライブでももちろんそう)
そうこうしてるとフェイドアウトで曲が徐々に静かに終わり、それに併せてゆっくりと心が休まります。
そして、一呼吸置くともう1度アルバムの1曲目から聴きたくなります。
「昨日が何の為にあり 明日が誰の為にあるのか？その意味があなたにも分かるように」
の歌詞が毎回ぐっときます。


ということでホームランの曲解説もこの曲で終わりです。
ベースという楽器やオレが感じたものを丁寧に書いたつもりですが、いかんせん国語力が低いので分かりにくかったかもしれません。（得意教科は社会でした)
ほんと音楽には正解はないので、みなさんがこのアルバムを聴いて感じたものを感じたままに大切にしまってくれればそれだけで十分です。
また年を取るにつれ感じ方も変わってくると思います。
それが音楽の良いところの1つなので、これからもずっと聴いてもらえたら、こんなに嬉しいことはないです。
「素晴らしき世界の鐘の音を鳴らせ！」
とても良い作品ができました。
全国あちこちでこのアルバムを引っさげてライブしていますので、みなさん是非遊びに来てくださいね。
お待ちしています。

代谷