2010/10/01
読書の秋〜おすすめレビュー〜
超人的猛暑だった今年の夏もやっと終わり、気がつけば肌寒い秋になりました。
みなさん、いかがお過ごしですか?
「この週末はどうしようか?」と考えている方の為に、ホームランから読書の秋をお届け致します。
最近読んだ中で、個人的にとても面白かった作品を紹介したいと思います。
見てもらうと分かりますが小説ビギナーのオレはまだまだ読んでいない名作がたくさんある為、お勧めといってもガチで王道ばかりで、少し恥ずかしいです。
でもやっぱ「面白かったものは人に勧めたくなるのが人情」ってことであしからず。
(あ、みなさんのお勧めもあれば教えて下さいね)
「十角館の殺人」 綾辻行人
1980年代後半から1990年代前半に起きた「新本格ミステリー」というブームの先駆けとなった作品です。
ミステリー大好きな方は是非この謎解きに挑戦してください。
文庫ならではの解説も良くて、新本格ブームについて覚悟のある内容が書いてあり好きです。
「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎
「お前、オズワルドにされるぞ」という意味不明な言葉から物語は動き出します。
「お前、ロックだよ」が個人的に好きなフレーズです。
オレの中で伊坂氏ベスト1の作品です。早く文庫出ないかな?何度でも読みたい作品。
読み終わったら映画版も見るという楽しみがありますよ。
「聖の青春」 大崎善生
小さい頃親父と将棋を指すのが好きだったオレに、さらに素晴らしい将棋の世界を堪能させてくれた作品。
将棋界で若くから<怪童>と恐れられた男、村山聖の一生を綴ったノンフィクション。
将棋に興味がない方も、是非村山聖の人生に触れてみてください。
そういえば昔スキップカウズのイマヤスさんに勧められた作品。
「パイロットフィッシュ」「アジアンタムブルー」 大崎善生
こんなにも静かで綺麗な言葉が詰まった小説があるんですね。
この2作品は同じ主人公ですが、パラレルワールド?やから2回楽しめます。
どちらがハマるかは好みやと思うけど、オレは強いて言うなら「パイロットフィッシュ」派です。
「99%の誘拐」 岡嶋二人
とてもエンターテイメント性の高いミステリー作品です。
ミステリー初心者の方でもすんなり読める程テンポ感が良く面白いです。
最後まで気になって一気読み間違いなし!
「光の帝国」 恩田陸
常野一族の不思議なお話です。
10編からなる短編集ですので小説初めての方でも読みやすい量感です。
読後、必ず続編が読みたくなると思います。もちろん続編あります。
「サクリファイス」 近藤史恵
自転車のロードレースという日本ではあまり馴染みのないスポーツを扱った作品。
ロードレースに関して全く知識がなくても分かりやすい内容なので問題なく読めます。
「まさか、そんな!?」と思わず唸ってしまうでしょう。
「隠蔽捜査」「果断-隠蔽捜査2-」 今野敏
刑事モノには「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」という名言がありますが、この作品は「会議室」側で起きた事件を描いています。
なにかと疎まれがちに描かれることの多いキャリアですが、日本がキチンと機能しているのは間違いなくキャリアの方々のお陰です。
強烈な個性を発揮する主人公竜崎の虜になること間違いなし。
「疑心-隠蔽捜査3-」の文庫化を今か今かと待つ今日この頃です。
「風が強く吹いている」 三浦しをん
箱根駅伝を描いた陸上小説。
短距離走をテーマにした「一瞬の風になれ」(佐藤多佳子著)以来の陸上小説でしたが、どちらも走ることの眩しさを感じ、じっとしていられなくなります。
ランナーの内面を深く描写するのが上手く「走ること」の意味を教えてくれます。
個性豊かな登場人物が物語に彩りを与えてくれます。
来年の箱根駅伝が今から待ち遠しいですね。
さあ〜今から映画版を見ようっと。
*映画見て気に入ったから原作を読むという方もいらっしゃると思いますが、できれば原作を読んでから映画版を見た方がよいと個人的には思います。
映像を先に見てしまうと、小説を読んで自分だけの映像を想像するという楽しみがなくなっちゃう気がするので。。。
ま、人それぞれの好みですけど。
では、みなさん、よい週末を!
みなさん、いかがお過ごしですか?
「この週末はどうしようか?」と考えている方の為に、ホームランから読書の秋をお届け致します。
最近読んだ中で、個人的にとても面白かった作品を紹介したいと思います。
見てもらうと分かりますが小説ビギナーのオレはまだまだ読んでいない名作がたくさんある為、お勧めといってもガチで王道ばかりで、少し恥ずかしいです。
でもやっぱ「面白かったものは人に勧めたくなるのが人情」ってことであしからず。
(あ、みなさんのお勧めもあれば教えて下さいね)
「十角館の殺人」 綾辻行人
1980年代後半から1990年代前半に起きた「新本格ミステリー」というブームの先駆けとなった作品です。
ミステリー大好きな方は是非この謎解きに挑戦してください。
文庫ならではの解説も良くて、新本格ブームについて覚悟のある内容が書いてあり好きです。
「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎
「お前、オズワルドにされるぞ」という意味不明な言葉から物語は動き出します。
「お前、ロックだよ」が個人的に好きなフレーズです。
オレの中で伊坂氏ベスト1の作品です。早く文庫出ないかな?何度でも読みたい作品。
読み終わったら映画版も見るという楽しみがありますよ。
「聖の青春」 大崎善生
小さい頃親父と将棋を指すのが好きだったオレに、さらに素晴らしい将棋の世界を堪能させてくれた作品。
将棋界で若くから<怪童>と恐れられた男、村山聖の一生を綴ったノンフィクション。
将棋に興味がない方も、是非村山聖の人生に触れてみてください。
そういえば昔スキップカウズのイマヤスさんに勧められた作品。
「パイロットフィッシュ」「アジアンタムブルー」 大崎善生
こんなにも静かで綺麗な言葉が詰まった小説があるんですね。
この2作品は同じ主人公ですが、パラレルワールド?やから2回楽しめます。
どちらがハマるかは好みやと思うけど、オレは強いて言うなら「パイロットフィッシュ」派です。
「99%の誘拐」 岡嶋二人
とてもエンターテイメント性の高いミステリー作品です。
ミステリー初心者の方でもすんなり読める程テンポ感が良く面白いです。
最後まで気になって一気読み間違いなし!
「光の帝国」 恩田陸
常野一族の不思議なお話です。
10編からなる短編集ですので小説初めての方でも読みやすい量感です。
読後、必ず続編が読みたくなると思います。もちろん続編あります。
「サクリファイス」 近藤史恵
自転車のロードレースという日本ではあまり馴染みのないスポーツを扱った作品。
ロードレースに関して全く知識がなくても分かりやすい内容なので問題なく読めます。
「まさか、そんな!?」と思わず唸ってしまうでしょう。
「隠蔽捜査」「果断-隠蔽捜査2-」 今野敏
刑事モノには「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」という名言がありますが、この作品は「会議室」側で起きた事件を描いています。
なにかと疎まれがちに描かれることの多いキャリアですが、日本がキチンと機能しているのは間違いなくキャリアの方々のお陰です。
強烈な個性を発揮する主人公竜崎の虜になること間違いなし。
「疑心-隠蔽捜査3-」の文庫化を今か今かと待つ今日この頃です。
「風が強く吹いている」 三浦しをん
箱根駅伝を描いた陸上小説。
短距離走をテーマにした「一瞬の風になれ」(佐藤多佳子著)以来の陸上小説でしたが、どちらも走ることの眩しさを感じ、じっとしていられなくなります。
ランナーの内面を深く描写するのが上手く「走ること」の意味を教えてくれます。
個性豊かな登場人物が物語に彩りを与えてくれます。
来年の箱根駅伝が今から待ち遠しいですね。
さあ〜今から映画版を見ようっと。
*映画見て気に入ったから原作を読むという方もいらっしゃると思いますが、できれば原作を読んでから映画版を見た方がよいと個人的には思います。
映像を先に見てしまうと、小説を読んで自分だけの映像を想像するという楽しみがなくなっちゃう気がするので。。。
ま、人それぞれの好みですけど。
では、みなさん、よい週末を!
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