この曲は、ニュートラルらしいニュートラルにしか書けない抜群の曲であると自負しています。
「パンとピストル」「nanana〜親父とオレとタバコとハナ歌〜」「明日へ向かって」などが出来たと時と同じ感覚で、出来上がった音を聴いてメチャクチャ興奮した。
とにかく、しげるの歌詞と清正君のギターが唯一無二の存在感を示しています。

まずタイトルの「流星のファンファーレ」
何が素晴らしいかって「流星」と「ファンファーレ」の組み合わせが凄い。
よく思いついたもんやとホンマ感心した。普通出てこない。
物語も大好きで、すべての人の頭上には流星のファンファーレがあって、それを中心に世界中の人達が繋がっていく。
ラストに希望が優しく待っていて、子供の頃にワクワクしながら読んだどこか異国の伝記を読み終えたような感覚になる。
イントロとアウトロの清正君のアコースティックギターの響きが素敵で、雲一つない奇麗な星空を想像させてくれる。
そして、全体が入ってからのギターリフが死ぬ程カッコ良い。
ライブで生でこのリフを聴くと毎回鳥肌が立つし、まさに流星のイメージにピッタリなリフや。
（やっはこの曲のサウンドの中心やから、レコーディングでは色々試した結果、ここのリフに１２弦ギターも使用して美しい音色を録音しました）
歌詞・アレンジ・サウンドすべてが美しい曲になりました。

レコーディングでは１回だけ、なんとオレも歌わせてもらいました。
オレには流星のファンファーレは鳴らなかったようです（笑）
やけど歌ってて最高に気持ち良かったから、もうないと思うけどいつかもう１回チャレンジしたいなぁ〜。
代谷