2013/08/08
代谷三兄弟の哀しい話
先日、久しぶりに兄貴(次男)と会った。
色んな話をしたが、次第に昔話になり代谷家の弁当の話になった。
ここで代谷フリークの方はもうお分かりと思うが、代谷母は還暦を越えた頃に何を思ったか「おふくろの味 入門」という本をガチで買って来た強者だ。
「オレが今まで食べて来たご飯は一体なんだったんだ?きっと何もかもが違う?」と尾崎ばりにオカンを疑ったのは言うまでもない。
であるからして、オレの学生時代のお弁当はいつも三色弁当だった。
卵焼きとミートボールとご飯。以上。
ミートボールが定期的に他の物と席替えしていたが、もはや思い出せやしない。
今ならよくわかりますよ、ええ、オカンも働いてたし毎日お弁当作るって大変なのはよくわかります。
けど思春期の頃はそんなことより、恥ずかしいことの方が勝つんです。
友達のカラフルな弁当が羨ましかったんです。
けれど昔、長男の話を聞いて、オレは可愛いものだと知らされた。
長男が高校の頃、昼食に弁当箱を開けると、その日はまさかのまさかの「日の丸弁当」だったそうな。
長男は、弁当の蓋をすぐ閉めて食べなかったという。。。
「こんな哀しい話あるのか?」と、次男に問いかけたところ、、、
「いや待て!そんなのはまだマシや。オレの時は弁当のおかずがイチゴだけの時があった!ご飯とイチゴだけの弁当やぞ!!!しかもイチゴの汁がご飯にかかって。。。」
オレは恐怖で震え上がった。
弁当ひとつでここまで戦慄を覚えることがあるのだろうか?
なぜにおかずにイチゴ?
次男はもちろん蓋を即座に閉め、帰宅後めっちゃ怒ったそうな。
オレは思う。
三色弁当はホンマ辛かったが、あの三食弁当にも歴史があったということに。
日の丸弁当を経て、イチゴ弁当を経てからの三食弁当。
母親なりに辿り着いた結果だったのだ!
彼女の名誉を守るために書いておくが、母はお節料理もしっかり作れます。
料理が下手なのではないのです。
ただ弁当に入れるべき具材が分からなかったということだけなんです。
か、ただただ手を抜かれていたか。。。
とにかく、この歳になって仲良く哀しい話で盛り上がれる兄弟って素敵だなあーと無理くり終わりたいと思います。
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