もう今年もあとわずか。
最後の最後まで精一杯毎日を充実させたいですねー。
ということで、HRマンガ夜話もまだまだやりますよー。
今回で１１回目です。
今日紹介するのは「岳」です。（登山家）


これは昔、ライブの打ち上げでイベンターの方に勧められたマンガです。
今年初めて読んでみたら、とっても面白くて一気読みでした。

世界中の山を制覇した山崎三歩(サンポ)は日本に戻り、民間の山岳救助ボランティア隊員となり、長野県警山岳救助隊チームと連携を執りながら日夜救助活動を行う。

主人公：サンポの膨大な知識と経験、そして何よりも山を真っ直ぐに愛する明るいキャラクターが、とても好感が持てます。
山岳救助ということで、山の厳しさ・怖さなどなど、時にあっけなく死んでしまうという描写がありますが、それでもサンポの愛情や県警山岳救助隊の懸命な仕事を通して、登山の現状と素晴らしさが本当によく伝わってきます。

山のマンガといえば、今まではどちらかというと「エベレスト登頂にかける男たちの熱い戦い」的なイメージが強く、ハード一辺倒な感じでしたが、この「岳」は「たくさんの登山者たちとの出会い、そして山ならではのドラマ」って感じで女性でも読みやすいと思います。
(すすめてくれたイベンターの方も女性でしたし)

基本的に短編なのでとても読みやすく、「人生1度くらい山に登ってみたいなー」という気持ちになると思います。
あとちょくちょく出てくるナオタ少年は、みんな好きになると思いますよ。


人生は1度きり。
来年くらい富士山に登ってみようかなーと思うのでした。