2011/09/27
読書の秋
先日、本屋さんに行くと東野圭吾さんの作品の前で長考されている方がいらっしゃいました。
現在、76作品を出版されている大人気作家さんだけに「どれから読めばいいか?」と、とても悩んでいる様子。
少し様子を見ていたら、「幻夜」か「白夜行」か迷い中。
オレは『「幻夜」は「白夜行」の続編と言われている作品やからできれば「白夜行」から読んだほうがええでー』と教えてあげたくなったんやけど、さすがに急に知らない人にそんなことで声かけられても迷惑やろーし気持ち悪いやろうと思って、心の中で念じていました。
結果「白夜行」を選んでいたのでホッとしましたが。。。
(っていうかストーカーかオレは?笑)
音楽でも「たくさんアルバムでてるアーティストはどれから聞けばいいのか?」
と悩むときあるけど、音楽の場合はだいたいベスト盤があるから、そこから広げていけばよい。
でも小説の場合ベスト盤なんてないし、またシリーズモノとかあるからできれば、その順番で読んだほうが面白さアップするしとか思うと、初めて読む作家さんの場合は迂闊に衝動買いできませんね。
そんな方のために今日は東野圭吾作品のおすすめ作品をグループ別に見ていきたいと思います!
あくまでオレの個人的な好みですのであしからず。
(短)・・・短編集
(エ)・・・エッセイ
A、初心者のための間違いなしの長編感動作品編
「容疑者Xの献身」(直木賞)
「時生」
「秘密」
「流星の絆」
「手紙」
どれから読んでも問題なし。迷ったらここからスタートしよう。
B、人間の暗部をも描いた社会派?裏東野作品編
「白夜行」→「幻夜」
「さまよう刃」
「むかし僕が死んだ家」
「パラドックス13」
「ゲームの名は誘拐」
「同級生」
「感動ものってちょっと苦手」って人はこちらから。
胸が痛くなる描写もあり、色々考えさせられますが、ノンストップで読めます。
C,押さえておきたい加賀恭一郎シリーズ編
「卒業」「眠りの森」「どちらかが彼女を殺した」「悪意」「私が彼を殺した」「嘘をもうひとつだけ」(短)「赤い指」「新参者」「麒麟の翼」
この順番で読むと加賀刑事の歴史が分かります。
「どちらかが彼女を殺した」では容疑者は2人だけ、「私が彼を殺した」では容疑者は3人だけ。
犯人が本編中にはっきり提示していない実験的な作品で面白いが難しい。
付録の答え合わせでもオレは分からへんかった(苦笑)
「どちらかが彼女を殺した」「悪意」「赤い指」「新参者」は特に面白いですよ。
D,切れ切れの物理学者:湯川学ガリレオシリーズ編
「探偵ガリレオ」(短)
「予知夢 」(短)
「容疑者Xの献身」
「ガリレオの苦悩」(短)
「聖女の救済」
「真夏の方程式」
もう福山雅治さんががっちりハマリ役!?
「容疑者Xの献身」と「真夏の方程式」が特に好きですね。
E、理系派脳科学系作品編
「プラチナデータ」
「カッコウの卵は誰のもの」
「宿命」
「パラレルワールドストーリー」
「変身」
「分身」
まだまだ未知の世界が多い脳科学っていうテーマだけで、こんなにもいろいろ創作してるって凄い!
F、密室系ミステリー作品編
「白銀ジャック」
「仮面山荘殺人事件」
「ある閉ざされた雪の山荘で」
「名探偵の呪縛」
「放課後」(デビュー作)
完全な密室ではないが、いろんな状況設定でミステリーの王道「密室」を、ある意味作りだしている作品です。
ミステリーってやっぱ面白いなー。
G、気軽にサクッと!笑いあり?自虐あり?気分転換用短編作品編
「あの頃ぼくらはアホでした」(エ)
「さいえんす?」(エ)
「名探偵の掟」
「怪笑小説」「毒笑小説」「黒笑小説」
「おれは非情勤」
「超・殺人事件 ? 推理作家の苦悩」
「笑い」の作品を作る方が疲れるし難しいからもう描かないと作者が以前言っていました。
めっちゃ面白いから残念です。
H、もっともっと色んな作品を読みたい人へ編
「マスカレード・ホテル」(ホテル) 最新刊
「使命と魂のリミット」(医者)
「片想い」(ジェンダー)
「レイクサイド」(中学受験)
「夜明けの街で」(不倫)
「ダイイング・アイ」(交通事故)
「ちゃれんじ?」(エ)
こうやってグループ化するとホンマに多いですねー。
Aから順番に読むもよし、気になったグループから読むもよし、今年の「読書の秋」にいかがですか?
代谷
現在、76作品を出版されている大人気作家さんだけに「どれから読めばいいか?」と、とても悩んでいる様子。
少し様子を見ていたら、「幻夜」か「白夜行」か迷い中。
オレは『「幻夜」は「白夜行」の続編と言われている作品やからできれば「白夜行」から読んだほうがええでー』と教えてあげたくなったんやけど、さすがに急に知らない人にそんなことで声かけられても迷惑やろーし気持ち悪いやろうと思って、心の中で念じていました。
結果「白夜行」を選んでいたのでホッとしましたが。。。
(っていうかストーカーかオレは?笑)
音楽でも「たくさんアルバムでてるアーティストはどれから聞けばいいのか?」
と悩むときあるけど、音楽の場合はだいたいベスト盤があるから、そこから広げていけばよい。
でも小説の場合ベスト盤なんてないし、またシリーズモノとかあるからできれば、その順番で読んだほうが面白さアップするしとか思うと、初めて読む作家さんの場合は迂闊に衝動買いできませんね。
そんな方のために今日は東野圭吾作品のおすすめ作品をグループ別に見ていきたいと思います!
あくまでオレの個人的な好みですのであしからず。
(短)・・・短編集
(エ)・・・エッセイ
A、初心者のための間違いなしの長編感動作品編
「容疑者Xの献身」(直木賞)
「時生」
「秘密」
「流星の絆」
「手紙」
どれから読んでも問題なし。迷ったらここからスタートしよう。
B、人間の暗部をも描いた社会派?裏東野作品編
「白夜行」→「幻夜」
「さまよう刃」
「むかし僕が死んだ家」
「パラドックス13」
「ゲームの名は誘拐」
「同級生」
「感動ものってちょっと苦手」って人はこちらから。
胸が痛くなる描写もあり、色々考えさせられますが、ノンストップで読めます。
C,押さえておきたい加賀恭一郎シリーズ編
「卒業」「眠りの森」「どちらかが彼女を殺した」「悪意」「私が彼を殺した」「嘘をもうひとつだけ」(短)「赤い指」「新参者」「麒麟の翼」
この順番で読むと加賀刑事の歴史が分かります。
「どちらかが彼女を殺した」では容疑者は2人だけ、「私が彼を殺した」では容疑者は3人だけ。
犯人が本編中にはっきり提示していない実験的な作品で面白いが難しい。
付録の答え合わせでもオレは分からへんかった(苦笑)
「どちらかが彼女を殺した」「悪意」「赤い指」「新参者」は特に面白いですよ。
D,切れ切れの物理学者:湯川学ガリレオシリーズ編
「探偵ガリレオ」(短)
「予知夢 」(短)
「容疑者Xの献身」
「ガリレオの苦悩」(短)
「聖女の救済」
「真夏の方程式」
もう福山雅治さんががっちりハマリ役!?
「容疑者Xの献身」と「真夏の方程式」が特に好きですね。
E、理系派脳科学系作品編
「プラチナデータ」
「カッコウの卵は誰のもの」
「宿命」
「パラレルワールドストーリー」
「変身」
「分身」
まだまだ未知の世界が多い脳科学っていうテーマだけで、こんなにもいろいろ創作してるって凄い!
F、密室系ミステリー作品編
「白銀ジャック」
「仮面山荘殺人事件」
「ある閉ざされた雪の山荘で」
「名探偵の呪縛」
「放課後」(デビュー作)
完全な密室ではないが、いろんな状況設定でミステリーの王道「密室」を、ある意味作りだしている作品です。
ミステリーってやっぱ面白いなー。
G、気軽にサクッと!笑いあり?自虐あり?気分転換用短編作品編
「あの頃ぼくらはアホでした」(エ)
「さいえんす?」(エ)
「名探偵の掟」
「怪笑小説」「毒笑小説」「黒笑小説」
「おれは非情勤」
「超・殺人事件 ? 推理作家の苦悩」
「笑い」の作品を作る方が疲れるし難しいからもう描かないと作者が以前言っていました。
めっちゃ面白いから残念です。
H、もっともっと色んな作品を読みたい人へ編
「マスカレード・ホテル」(ホテル) 最新刊
「使命と魂のリミット」(医者)
「片想い」(ジェンダー)
「レイクサイド」(中学受験)
「夜明けの街で」(不倫)
「ダイイング・アイ」(交通事故)
「ちゃれんじ?」(エ)
こうやってグループ化するとホンマに多いですねー。
Aから順番に読むもよし、気になったグループから読むもよし、今年の「読書の秋」にいかがですか?
代谷
Category
Recent Diary
Recent Photo
2012/12/27 :: ビート便り
2012/12/24 :: メリークリスマス!
2012/12/24 :: メリークリスマス!
2012/12/23 :: ロングリハーサル
2012/12/15 :: ホームラン日記
2012/12/15 :: ホームラン日記
2012/12/11 :: ビート便り
2012/12/09 :: 渋谷ありがとう!
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2012/11/28 :: ビート便り
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2012/11/26 :: 前日練習
all photo