野球をやっていて花形はやはりピッチャーである。
誰もがピッチャーに憧れる。
だがそれも中学くらいになると口に出すのが委員長に立候補するくらい恥ずかしくなる。

中学時代、我が野球部は僕の学年だけで12人ほどいた。
仮入部が解け、正式に部員となった瞬間、先輩が鬼に変わった。
全員が上弦である。
そんな上弦が我らを集め「希望のポジションを言え！」と言われる。
強心臓のものは「ピッチャーです！」とほざいているが、小生はソフトボール出身、、、言えるはずもなく全く興味のないセカンドでぅぅと告げてしまった。
結果、僕以外も同じように「ですぅぅぅ」とさほどやりたくないポジションを口走ってしまい３年間の守備位置が決まってしまった。

だが中学3年生の時、顧問が唐突に「このなかでアンダースローで投げれる奴いたらエースなんやけどなぁ」とタバコを吸いながらほざきやがった。
みんなグランド整備しながら聞き流していた。
小生は「ここだ！」と思った。
家に帰ってからこっそりアンダースローの練習をした。
親からしたら息子が急に下手投げを始めたもんで「肩でもこわしたんけ？」と心配したが、こちとらエースがかかってるねん。
ある程度形もできて、一回練習終わりにマウンドで投げてみようと居残ってみたら、、、６人くらいがアンダースローの練習をしていた。。。
ブータスお前もか。
委員長に立候補するやつが小生を入れて７人もいるのだ。
総選挙だ。
小生のことは嫌いになってもアンダースローは嫌いにならないでくださいだ。

ある程度全員が投げれるようになった頃、急にバッティング練習中にアンダースローで投げ出した奴がいた。
抜けがけだ。ずるい。監督へのアピールがすごい。
わりといい球がいっている。
すると監督がタバコをもみ消しながら「なにを遊んでんねんあほよ！ちゃんと投げろ！！球が遅くなっとるやないか！！」と激昂した。
そりゃそうだ、ただしたから投げているだけで全員棒球だった。ソフトボールへ逆戻り。
小生たちは顔を真っ赤して「バッチコイ」と叫び続けた。
あれ以来小生はアンダースローを投げていない。

どっかで聞いた話だが、プロ野球がとても大好きな人がプロの解説をするとき、ほぼほぼ的外れだという話。
サッカーでもそうだけど、なんであそこで交代？なんでこの布陣？ってのはやってる側からしたらほぼほぼ的外れだそうだ。

これを聞いて納得した。
音楽でもそう。
プロ同士では隠せない。
売れてようが売れてなかろうが、それが本物かどうかはわかる。
売れている人たちでさえも、おそらく自分が本物ではないコンプレックスは持っているだろう。

僕のモットーである知らないことは口にしない。
はここにあると思う。
仲間内で話す分にはいいが、それを発信したりすることは僕はおこがましくてできない。
ただファンは許されると思う。
ジャイアンツが好きな人が「あほか！今日は小林やろ！！菅野の時は小林でいかなあかんがな！！」というのは愛があるからいい。彼らは勝とうが負けようが結果、ずっと応援するのだから。

一つの物事を突き詰めると全く違う世界が見えてくる。
何の気なしに今のエアコンってどうなんやろって調べていた。
そうするとお掃除機能ってのがあって、フィルターのゴミを取ってくれたり、あの熱のなんちゅうの横のシマシマの、、、なんちゅうの臭い原因コレちゃうの？のところも自動で洗浄してくれるって。
物によっては加湿までするってさ。
もうこれやん。
一択やん。

と思っていたら、このお掃除機能って結果、中は汚くなるってものがほとんどらしい。
じゃ、なんでどの会社もつけてるの？って聞かれると、そうでもしないと毎年毎年代わり映えのないもを「新発売」としなければならないから仕方なくやっているとのこと。
しかしこれらも僕が調べたわけではないので鵜呑みにはしないが、とにかく知らなければカモられる。
そう思う。
知るということは、学ぶということ。
僕らは一生学び続けなければならない。
たかがエアコン、されどエアコン。
学ぶことはまだまだあるのだ。

車で事故に遭う前までは熱心にトレーニングをしていた。
いや熱心ではないか、、、トレーニング仲間からはクイックトレーニングと笑われるほど短い時間だったが、それなりに成果が出た。
ただトレーニング仲間の中では僕は「小さい」に入る。
ただバンド仲間には笑われるほど「大きい」に入る。
自分自身そんなに大きくなっているつもりはなかったが、ある時、おかんと温泉に行き、男子風呂に入った途端みんなの視線が僕の胸筋にあるのをみて「あれ？」と思った。
次に鏡を見て「いや、プロレスラーやん」と声を出して突っ込んでしまった。

事故で筋繊維断裂し、トレーニングが半年以上できなくなった。
なかなか気がのらないが、本当に適度な感じで再開しようと思う。

トレーニングの世界で「筋肉は裏切らない」という言葉がある。
野球でいうとどれだけ素振りをしてもヒットが打てるとは限らない。
だが、トレーニングはやったらやっただけきっちりと筋肉がつく。
なのでやりだすと止まらない。
ただトレーニングをしていて「人間って馬鹿だなぁ」と思うのが、すぐに楽な方法を見つけてしまうのだ。
同じ重量を上げていても胸の筋肉だけであげると厳しくても全身を使えば簡単に上がったりする。で、それで出来たつもりになるのだが、実は全然効いてないみたいな。
本来鍛えるために行っているのに、見えが邪魔して重いもの持ち上げる選手権みたいになってしまう。
かくいう僕もそれでやっていて、見回りに来たインストラクター@女子に「三木さん腕の力使ってますよ」と言われ赤面した。

トレーニングを再開しようとしても本当に絵に描いたような3日坊主になってしまっている。
もうすぐ撮影があるかもしれないので、徐々に絞ってかっこよくなっていこうと思う。

唯一やっている携帯ゲームがあった。
トイストーリーのパズルゲームだ。
私ディズニー関連にはまったく無縁の「わたし、、、不器用ですから」と木枯らしをトレンチコートに受ける男だったのだが、コロナ禍のGWに放送されたトイストーリーを見てハマってしまい、人形を買うならまだしもなぜだか携帯ゲームに乗り出してしまった。

面白いかと言われればそれは他の携帯ゲームと同じ暇つぶしのようなものなのだが、やってしまう。
しかし、、、それがもう終わってしまった。
稀にアプリである８月末でサービスを終了とさせていただきます。のやつだ。
いやいやちょっと待ってくれ。。。
そんな殺生な、、、と裾にしがみつきたい気分だ。

しかもこのトイストーリーのパズル。
ずっと私がつまずいているシーン２４。
これ課金せな絶対無理やん、という仕組みになっている。
だが己の脳と経験でクリア！！などと吠えている間に終了。
未だ遊べるのは遊べるのだが、課金もなにもできない。
ただ草が生えちらかした公園で遊ぶようなもの。
ゲームが終了した今でもまったく解けない。
私のウッディは毎回、同じシーンを果敢にチャレンジしまた次の日を笑顔で迎えてくれている。

脳と上半身の検査に行ってきた。
頭痛は何年も何年も悩まされている。
雨が降る前には95％痛くなる。
どっかおかしいんじゃねぇかと思う。
おばぁちゃん、おじ、おば、いとこ、みんな脳の病気を持っていた。

いざ、MRIへ。
くらい狭いは大丈夫だが、僕は時折意識を保つために頭からタオルケットをかぶるという奇行に出る。なぜだか知らないが頭からタオルケットをかぶると落ち着き集中できる。
子供の頃からゲームをする時には頭にタオルケットをかぶってプレイ。
兄貴が「おかぁーさん、しげるがまた変なことしてるでぇ」と笑っていたが、こちとら精神を保つために必要な行事。
それがなぜか今頃になって、しかもMRIが動き出した途端かぶりたくなった。
一応のためにブザーは置いてあるが、それを鳴らして「どうしました？」「いやぁ、タオルケット頭からかぶりたいなぁってヘヘ」なんて言うと、違う意味に以上発見である。
なんとか太ももをつねったり、意識を違うことに向けて耐えた。

結果は当日とお願いしていた。
問題ない。やったぜ。
ただ本来太い血管が、生まれつき細い。でも気にすんな。みたいなことを言われた。
あと数年は来なくていいよ！！まで言われ安心。
家に帰り思う存分タオルケットをかぶった。

STAP細胞とはなんだったのだろうか。
あの頃、親父は治ることのない肺の病気を患っていた。
手術もできない。
ただ進行を遅らせるだけ。
今でも苦しいのにこれが平均であとはもっと苦しくなるだけ。
医者に進行を遅らせることが治療だと聞かされた親父は「けっ、海で溺れるみたいなもんかっ」と言ったらしいが医者に対してか自分に対してか、、、とにもかくにも残酷な告知だと思う。

そんな中、STAP細胞が国内を賑わせた。
細胞が新たな臓器を作る。
夢のような話である。
ここでも書いたが、親父に使うにはまだまだ未来の話。
それでも親父のように苦しむ人が救われると思うと親父まで救われた気がしたのだ。

だが、、、雲行きは変わる。
STAP細胞はないんじゃないかと報道が過熱する。
そんな中、疑惑のリケジョが登場。
「スタップ細胞はありまぁす」
僕はこれを聞いた瞬間に「あかん、、、ない」とわかった。
この口調の人何人か出くわしたが、、、ないのだ。。。

とてもとても残念で、なぜそんな稚拙なことを、、、と今だに疑問が残る。
遠い未来、STAP細胞に近いものは必ずできるだろう。
その概念を埋め込んでくれただけでも良しとしようではないか。

airmax95。
95だぜ？
2021年に1995年だぜ？
26年前のモデルがなんでまだ人気で、なんでまだ服にあったりするわけ？？
ポンプフューリーしかり。
えぐいな。
ずっと人気やん。
スニーカーブームの火付け役。
airmax狩りまで起きる始末。
えぐい。
えぐすぎる。
airmax95に嫉妬する9月3日。

千葉ルックでライブだった。
思うところがある。
が、思うまま閉じ込めておこう。
みんな生きている。
懸命に。
自分の正義を持って。
ソロでもワンマンしたい気持ちになった。