2018/04/27
浜さきに愛を込めて
姫路の船場に浜さきという中華料理屋がある。僕のおふくろの味はと聞かれれば間違いなく浜さきと答えるだろう。
我が家は共働きだったので、基本的に外食が多かった。それも自立心の強く我らは子供たちだけでの外食。兄貴と2人渡されたお金で食べにいく。いや、割と各々で好きなモノを食べにいくというおっさんのような小学生だった。
小学生にして中華に行けば注文はラーメンではなく、八宝菜とライスだった。もうおっさんだ。
そんなある日、兄貴がうまい焼き飯があると浜さきに連れていってくれた。親の金で。
焼き飯に上手いなんてあるのか?食べた瞬間、小学生の僕の心は打ち抜かれた。それからは頻繁に通うようになった。親の金で。
ある時はその親の金さえ忘れて大将にツケにしてもらったことがある。小学生にしてツケ払いである。もちろん払うのは、say!!そう、parentsだ。
美味しいものを人に教えたくなるのが心理というものだ。
中学生に上がる頃には僕らの周りでは浜さきを知らぬ者はモグリとされた。もちろん全員親の金だ。
塾の夏期講習の休憩一時間にも僕らはサラリーマンに混じって、中学生3人で汗を掻きながらラーメンとチャーハンと餃子をほおばる。
サラリーマンは中学生がこんなとこに昼飯で来るんじゃねーみたいな顔をしているが、こっちも塾で疲れてんだ。栄養がいるんだよとスポーツ新聞読みながら会話もそこそこに食べ終え「お勘定ー」と声変わりしてない声を張り上げ、親の金で支払いを済ませ、親の金で通っている塾に戻る。そんな日々を送っていた。
今でも姫路に帰ると浜さきに行く。
味は昔から一辺たりとも落ちた事がない。
むしろ新しいメニュー「浜からラーメン」など胸を打つメニューも出ている。
姫路の昔好きだった店が最近はよく潰れていく。
味に関係なく時代の流れに飲まれていく。
しかし流行ではない、本物の職人の味は間違いがない。
どうかどうかいつの日か僕に子供が出来て、僕の子供が僕の金で浜さきに行くまでは繁盛してほしい。
ひっそりと続くのではなく、今のように今以上に繁盛していてほしい。
僕の大好きな中華料理屋だ。
我が家は共働きだったので、基本的に外食が多かった。それも自立心の強く我らは子供たちだけでの外食。兄貴と2人渡されたお金で食べにいく。いや、割と各々で好きなモノを食べにいくというおっさんのような小学生だった。
小学生にして中華に行けば注文はラーメンではなく、八宝菜とライスだった。もうおっさんだ。
そんなある日、兄貴がうまい焼き飯があると浜さきに連れていってくれた。親の金で。
焼き飯に上手いなんてあるのか?食べた瞬間、小学生の僕の心は打ち抜かれた。それからは頻繁に通うようになった。親の金で。
ある時はその親の金さえ忘れて大将にツケにしてもらったことがある。小学生にしてツケ払いである。もちろん払うのは、say!!そう、parentsだ。
美味しいものを人に教えたくなるのが心理というものだ。
中学生に上がる頃には僕らの周りでは浜さきを知らぬ者はモグリとされた。もちろん全員親の金だ。
塾の夏期講習の休憩一時間にも僕らはサラリーマンに混じって、中学生3人で汗を掻きながらラーメンとチャーハンと餃子をほおばる。
サラリーマンは中学生がこんなとこに昼飯で来るんじゃねーみたいな顔をしているが、こっちも塾で疲れてんだ。栄養がいるんだよとスポーツ新聞読みながら会話もそこそこに食べ終え「お勘定ー」と声変わりしてない声を張り上げ、親の金で支払いを済ませ、親の金で通っている塾に戻る。そんな日々を送っていた。
今でも姫路に帰ると浜さきに行く。
味は昔から一辺たりとも落ちた事がない。
むしろ新しいメニュー「浜からラーメン」など胸を打つメニューも出ている。
姫路の昔好きだった店が最近はよく潰れていく。
味に関係なく時代の流れに飲まれていく。
しかし流行ではない、本物の職人の味は間違いがない。
どうかどうかいつの日か僕に子供が出来て、僕の子供が僕の金で浜さきに行くまでは繁盛してほしい。
ひっそりと続くのではなく、今のように今以上に繁盛していてほしい。
僕の大好きな中華料理屋だ。
2018/04/22
姫路無料ライブを終えて
プライベートで姫路に帰る事になった。
せっかくなので姫路で無料ライブをする事にした。
というのも、今僕らは結成20周年year。
感謝の思いを込めて無料ライブを、という企画を東京では開催していたが、関西でもやってあげたいという思いに駆られた。
はじめはどっかスタジオで歌おうと決めていたけど、いろんな経路を経て姫路の「薫家」さんでやることになった。
ちなみにこの「薫家」さん僕らとは少し繋がりがあったようで。
今から19年前。
僕らは初ワンマンライブをすることになり、予てよりやりたかったスタート時に幕がバーンッと落ちる、業界用語で言うところの振り落とし用の幕が必要ということになり、姫路のとある染物屋さんにお願いした。
それが薫家さんのお父さんだったという。
人の縁はどこで繋がるか分からない。
なので旅の恥はかき捨てみたいな生き方をしていると痛い目に合う。
話を戻そう。
急遽ライブをやるといっても告知は一週間前。
どれだけの人が来てくれるのだろうと心配したが、満席になった。
スタジオでやらなくて良かった。。。入りきれていないもの。
結成20年の内、姫路で活動した期間は4年ほど。
しかも今回は関西の方限定だというのに。。。
あんなに来てもらって僕は幸せだ。
心からやって良かったと思えた。
どうしてもその思いを書き残したくてここに。
7月14日に姫路BETAでワンマンライブ+αがあります。
ぜひまた会えるのを楽しみにしています。
本当にありがとう。
そして全国の皆さん、ツイキャスが切れてごめん。
スタッフもいないライブだったので気付かず。。。
2018/04/10
宇都宮のリクエストワンマンライブが終わりました
宇都宮のリクエストワンマンライブが終わりました。
リハーサル、本番と過去の自分たちの作品に触れる機会をもらいました。
個人的には当時の事を思い出すというよりも、「そうかこの年齢でこんな作品が残せていたのかぁ」と自分を褒めてあげたくなるものや、「当時の俺は感性が若いなぁ。もっと深く掘り下げただろうに」と及第点をあげるようなものまで、とにかくいろんな想いが駆け巡りました。
20年歌い続けてきて、宇都宮でワンマンが出来て、宇都宮で待ってくれている人がいて、宇都宮で足を運んでくれる人がいて、もうGです!
俺が生まれて初めて覚えたコードがGなんです。
もうGなんです。
誰にも言った事ないけど、おれは嬉しいや胸の高鳴りやきゅんとした時に「Gやん」と心で言うのです。
もうGです。
でも、もっともっと出来た事もあるし、やらなきゃいけないこともあるし。
5月5日は完璧に素晴らしいものを届けたいので。
もっともっと努力します。
追記 今週土曜日に姫路の薫家というところで僕のソロの無料ライブをします。
来られる方は予約フォームからどうぞ。
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