2017/10/25
姫路大阪のライブを終えて
姫路、大阪でのライブ。
たくさんの「ただいま」「おかえり」。
「ただいま」と「おかえり」は帰る場所でいうところだ。
帰る場所があるから僕らは旅に出る。
帰る場所があるということはなんと最高な事なんだろう。
そう思った2日間だった。
また来月も。
「ただいま」と「おかえり」を繰り返す。
たくさんの「ただいま」「おかえり」。
「ただいま」と「おかえり」は帰る場所でいうところだ。
帰る場所があるから僕らは旅に出る。
帰る場所があるということはなんと最高な事なんだろう。
そう思った2日間だった。
また来月も。
「ただいま」と「おかえり」を繰り返す。
2017/10/19
LDK
6F建て。
1Fから5Fまでは2世帯まで。
6Fはワンフロア。
僕は6Fに住んでいた。
最上階。
隣には誰もいない。
大好きなマンションだった。
このマンションの一つだけ欠点があるとしたら線路沿いだったことだ。
電車が走ると音が響く、
特急が走る際にはテレビのボーリュームを上げなければならない。
だが、ミュージシャンにとってうるさいマンション等のはありがたい。
こっちも遠慮なく出せるってもんだ。
住んで8年。
大好きなマンションだったけど、家賃更新の時にいろんなものと決別したくて出て行く事にした。
出て行く前に最後にこのマンションに宛てて書いた歌がこのLDKだ。
この物語に出てくるのはもちろんこんな贅沢なマンションではなくアパートだ。
新しい暮らしが始まる2人。
語り手である「僕」は愛の日々のまっただ中にいながら客観的に物語を進めていく。
間奏に入りバンドが入って歌うシーンは、語り手ではなく自分自身に問いかける。
ここで一人称が「僕」から「オレ」に変わる。
この歌ではずっと提示したかった「一人称の変化」が出来ている。
『フレーフレーフレー』でも実は使っている。
ずっと「オレ」で歌っているが複数形になった時にだけ「僕ら」になっている。
これは複数形だから、だけではなく、言い切れない弱さ等も表現したつもりだ。
歌詞を書いていると一人称を揃えなきゃいけない気持ちになる。
が、僕らは普段話しているときでも一人称はコロコロ変わるものだ。
興奮すればオレになるし、穏やかに話したいときは僕になる。
歌の世界でもそう言う曲があっても良いと。
バンドが入っているのは間奏とその後の「オレ」のシーンだけ。
ちなみにレコーディングで清正君が何度もここのギターソロでプロデューサーからダメだしを出されていた。
「清正、うまいんだけど、そうじゃないんだ。うまさじゃなく心を動かしてほしい」
気がつけば清正君は立ち上がって頭を振り回しながら弾いていた。
そんなシーンを急に思い出した。
さらりとした曲をアルバムに入れたかったのだが、録音が終わった時に何度も聴き返してしまった大好きな曲である。
2017/10/10
代谷の日記の添削
先日の代谷の日記がどうしても気になり、こうすればもっと良くなると言う添削をしてみたいと思います。
最近は天丼が好きです。
エビと旬の野菜が最高に美味しいですよね。
牛丼「1番食べてるオレに失礼じゃない?」
↑まぁ、ここはいいでしょう。
他のどんぶりが嫉妬していると言う設定ですね。
次です。
親子丼「こないだは、やっぱり私が落ち着くって言ってたよね?」
↑親子丼というのは卵と鶏で親子。
たぶん遊ぼうと思えば遊べたと思います。
ベタで言うと「息子)かぁちゃん天丼さんが一番強いの? 母)何言っての!よそはよそウチはウチ!どんと構えてなさい!」とか遊べたと思います。
遊ぶ為にも親子丼はもう少し後ろに出した方が良いかと思います。
次。
鰻丼「代谷家では、どんぶりといえば私だったよね?」
↑3つめで代谷家と言うパーソナルな話が出るのは時期早々かと思います。
3つめなのでここは「川魚だからってバカにしてるのっっ!河は海に繋がってるのよ!かわいがって!かわだけに」くらいのジャブで良いと思います。
もしくは親子丼の一人称が「私」なので、性別を変えるか、もしくは「アタイ」などを用いてみた方が得策かと。
次。
カツ丼「男だったら俺だろ?」
↑悪くないけど、カツ丼で連想するのは「取調室で刑事」という設定だと思う。
このおいしい設定を見逃しているのはおしいと思う。
喝っっ!だよ。
次。
海鮮丼「海の宝石箱やで、忘れてないかい?」
↑おそらくグルメリポーターの名言を用いたのでしょうが、アーティストなのでなるべく自分の表現が望ましいかと。
次。
鉄火丼「ふざけんな!マグロが最高に決まってるだろうが!」
↑はい、このあたりから手抜き感が否めません。
海鮮丼の後、鉄火丼は似すぎて厳しいです。
ここは省いても支障がないと思われます。
次。
かき揚げ丼「天丼より少し安いからってよく食べてたのにー」
↑はい、明らかに数を稼ぎにきています。
消化試合を見ているようです。
ここもカットして良かったと思われます
次。
中華丼「つい最近、ランチで最高に美味いって言ってたのは何?もう浮気?」
↑つい先日みんなで食べた東来春のランチの話をしているのでしょうが、パーソナルすぎます。
「ニーハオ!サイツェン!!」くらいで良かったと思います。
もしくは語尾を「〜アルヨ」で締めると分かりやすかったと思います。
次。
ロコモコ丼「一回ぐらい食べて下さいませ、そしたら好きになるわよ」
↑ここはもったいない。
悪くないけど「なんか卑猥なこと想像してない?ロコがモコじゃないわよ。そこ区切らないで!!ロコモコなんだからねっ。ねぇ、もう帰るの?電話して良い?あっ、ごめん、そんな重く考えないで。」と長々と書くと良いかと思われる。せっかくの擬人法なのでよりリアルなヒューマニズムを入れると良しかと!
次。
西郷どん「来年の大河ドラマですたい、見てくんさい」
↑。。。。。。。。。
このように少し変えるだけで文章は輝きます。
次はこれより少し上を目指しましょう!!
スーパーボール
何かロックな曲を書きたい衝動にかられ、ロックとは遠い場所にある単語を選んでテーマにしようと決めた。
考え出して数分で「スーパーボールは人生だ まずは強く叩き付けろ!」と言葉が出てきた。
歌詞を書く手法はいくつもある。
素人でも出来るのが物語を進める方法。
次に哲学を盛り込む方法。
このスーパーボールはセンスで書いてる。
歌詞を書くにあたってプロが見るとダサい言葉というものが存在する。
このスーパーボールはその真逆にある。
かっこいい言葉しかない。
おそらくその言葉の意味を100%理解している人はいないと思うが、それでもその言葉が持つニュアンスを誰もが掴む事が出来て、奥行きまで感じ取れる。
よくわからないがかっこいいという感想をもってもらえたと思っている。
それは単純に言葉選びがセンスしかないからだ。
恐ろしい才能だと自分でも思う。
この曲もデモ音源を一人でパソコンを用いて創った。
といってもエレキギター一本の弾き語りだけど。
それでもメンバーはその格好良さ、向かうべき方向を理解してくれて最高のロックサウンドになった。
この曲はこの4人の誰が欠けても出来ていなかった。
CDを発表してからこの曲がいろんなところで評価されいる。
俗にいうシングル曲でない曲、しかも難解そうなロックな曲がこれほど評価されることも珍しいし、アーティストとしてはとても誇らしい。
考え出して数分で「スーパーボールは人生だ まずは強く叩き付けろ!」と言葉が出てきた。
歌詞を書く手法はいくつもある。
素人でも出来るのが物語を進める方法。
次に哲学を盛り込む方法。
このスーパーボールはセンスで書いてる。
歌詞を書くにあたってプロが見るとダサい言葉というものが存在する。
このスーパーボールはその真逆にある。
かっこいい言葉しかない。
おそらくその言葉の意味を100%理解している人はいないと思うが、それでもその言葉が持つニュアンスを誰もが掴む事が出来て、奥行きまで感じ取れる。
よくわからないがかっこいいという感想をもってもらえたと思っている。
それは単純に言葉選びがセンスしかないからだ。
恐ろしい才能だと自分でも思う。
この曲もデモ音源を一人でパソコンを用いて創った。
といってもエレキギター一本の弾き語りだけど。
それでもメンバーはその格好良さ、向かうべき方向を理解してくれて最高のロックサウンドになった。
この曲はこの4人の誰が欠けても出来ていなかった。
CDを発表してからこの曲がいろんなところで評価されいる。
俗にいうシングル曲でない曲、しかも難解そうなロックな曲がこれほど評価されることも珍しいし、アーティストとしてはとても誇らしい。
2017/10/07
I love me
「大人になると頭が固くなる」という言葉を聞いた事があると思うが、もう少し突っ込んだところに行くと、大人になるとみんな「ボク、ボク」「ワタシ、ワタシ」が強くなる。
僕はこれを「for me」の人と呼んでいる。
「for me」の人はよく怒る。
その理由はさも大義がありそうに見えるが、基本的に自分のご都合で怒っており、根本を見つめると中学生みたいな理由で怒っていたりする。それを大人になって知恵をつけてあぁだこうだと言い訳をする。もっともらしいことを言う。
「for me」の人はわがままだ。
すべては自分中心に物事を考えている。
他人が聞いたら理不尽な事も平気で話せたりする。
そして「for me」の人はもてない。。。
僕はつくづく「for me」に呆れ、なるべく「for me」の人とは関わらずに生きていこうと決めたのだけれども、なぜだろう歌にするとその人を擁護するかのようなHappyな歌に出来上がった。
これが「for you」の精神なのだろうか。
アルバムの中で最も昔のニュートラルらしい曲になっているのではないだろうか。
ちなみにデモの段階では僕がエレキを弾いて録音し、メンバーに聴かせたのだが、それのでも音源を聴いた後輩が何も知らず「清正さんのこのギターかっこいいーー!」と褒めていたので、それはオレが弾いてるんだぜ!と伝えると「ええええーーーーーーー!」とまるでニセモノを見抜けなかったような顔しやがったのを覚えている。
人は思い込みの生き物だ。
ちなみに僕がデモで弾いていたギターのフレーズと、清正君がレコーディングで残しているフレーズは全く違います。
僕はこれを「for me」の人と呼んでいる。
「for me」の人はよく怒る。
その理由はさも大義がありそうに見えるが、基本的に自分のご都合で怒っており、根本を見つめると中学生みたいな理由で怒っていたりする。それを大人になって知恵をつけてあぁだこうだと言い訳をする。もっともらしいことを言う。
「for me」の人はわがままだ。
すべては自分中心に物事を考えている。
他人が聞いたら理不尽な事も平気で話せたりする。
そして「for me」の人はもてない。。。
僕はつくづく「for me」に呆れ、なるべく「for me」の人とは関わらずに生きていこうと決めたのだけれども、なぜだろう歌にするとその人を擁護するかのようなHappyな歌に出来上がった。
これが「for you」の精神なのだろうか。
アルバムの中で最も昔のニュートラルらしい曲になっているのではないだろうか。
ちなみにデモの段階では僕がエレキを弾いて録音し、メンバーに聴かせたのだが、それのでも音源を聴いた後輩が何も知らず「清正さんのこのギターかっこいいーー!」と褒めていたので、それはオレが弾いてるんだぜ!と伝えると「ええええーーーーーーー!」とまるでニセモノを見抜けなかったような顔しやがったのを覚えている。
人は思い込みの生き物だ。
ちなみに僕がデモで弾いていたギターのフレーズと、清正君がレコーディングで残しているフレーズは全く違います。
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