2014/10/30
ワンマンライブ決まったよーー!
カウントダウンワンマンライブが決まったーーー!
うれしい!
今年もカウントダウンをワンマンライブで迎えられるなんて!
12月24日のクリスマスイブも僕はソロワンマンライブが決まったんです!
イブがライブで過ごせるなんて!
それもこれも君が来てくれてこそ!!
最高のライブになるよう、準備して待ってまーす!!
うれしい!
今年もカウントダウンをワンマンライブで迎えられるなんて!
12月24日のクリスマスイブも僕はソロワンマンライブが決まったんです!
イブがライブで過ごせるなんて!
それもこれも君が来てくれてこそ!!
最高のライブになるよう、準備して待ってまーす!!
2014/10/27
SONYのMDR-CD900ST
僕の誕生月は2月だ。
その事を一旦忘れてほしい。
10月吉日、ダイちゃんが誕生日プレゼントをくれた。
「なにが欲しい?」と聞かれ、悩みに悩んでヘッドホンにした。
このヘッドホン、もちろんいろいろあって好みもあって決めるのは難しい。
学生の頃って何も分かってなかったからとにかく低音が鳴るヤツを買っていたっけ。
素人ほど低音を欲しがる傾向がある。
その昔、電気屋でコンポを見ていると店員がやって来て、「これ良いんですよ!」とやってきてイコライザーをいじりだして、ヤンキー車の車の中みたいな低音を出してノリノリになっているときは「こいつなめてんのか!?」とデコピンしそうになった。
話はそれたが、ヘッドホンにした理由は、僕の使っていたSONYのMDR-CD900STのヘッドのあたりがゆるゆるになっていたからだ。
このSONYのMDR-CD900STは名機中の名機。
どのレコーディングスタジオにも必ずあるし、デビューして10年、何度もレコーディングをしてきたけど、これ以外で歌を録音した記憶が無い(もちろん自前ではなくスタジオにあるもの)。それほどの名機。
業界かぶれしたい人はぜひ持っておくといいだろう。
ちなみに、音楽業界にはいくつかの名機がある。
スピーカで言うと、YAMAHAのNS-10M。
ラジカセではSONY ZS M50(だったと思う)。
ちなみに今だとラジカセはビクターのウッドコーンシリーズ。
上記の二つはもう廃盤になっているので悲しいのだが。。。
またまた話はそれたが、SONYのMDR-CD900STの何が良いのか。
それは特別なクセがないところだ。
すべての音が公平にクリアに聴こえる。
もっといえば絵のように形になって見えてくる。
だから僕は大好きだ。
ちなみにヘッドホンやイヤホンを買った際に、必ずやるエイジングと言う作業がある。
これはヘッドホンに音をなじませる為に、ピンクノイズといわれるものを100時間くらい流しっぱなしにするというもの。
というわけで、今、これを書いている横では「ざーーーー」という音が漏れてきている。
そんなわけで僕の制作の日々は続いている。
ちょっと心折れそうだが、気合い入れてやっていこう。
こういうときこそ使おう。
がんばろう!
その事を一旦忘れてほしい。
10月吉日、ダイちゃんが誕生日プレゼントをくれた。
「なにが欲しい?」と聞かれ、悩みに悩んでヘッドホンにした。
このヘッドホン、もちろんいろいろあって好みもあって決めるのは難しい。
学生の頃って何も分かってなかったからとにかく低音が鳴るヤツを買っていたっけ。
素人ほど低音を欲しがる傾向がある。
その昔、電気屋でコンポを見ていると店員がやって来て、「これ良いんですよ!」とやってきてイコライザーをいじりだして、ヤンキー車の車の中みたいな低音を出してノリノリになっているときは「こいつなめてんのか!?」とデコピンしそうになった。
話はそれたが、ヘッドホンにした理由は、僕の使っていたSONYのMDR-CD900STのヘッドのあたりがゆるゆるになっていたからだ。
このSONYのMDR-CD900STは名機中の名機。
どのレコーディングスタジオにも必ずあるし、デビューして10年、何度もレコーディングをしてきたけど、これ以外で歌を録音した記憶が無い(もちろん自前ではなくスタジオにあるもの)。それほどの名機。
業界かぶれしたい人はぜひ持っておくといいだろう。
ちなみに、音楽業界にはいくつかの名機がある。
スピーカで言うと、YAMAHAのNS-10M。
ラジカセではSONY ZS M50(だったと思う)。
ちなみに今だとラジカセはビクターのウッドコーンシリーズ。
上記の二つはもう廃盤になっているので悲しいのだが。。。
またまた話はそれたが、SONYのMDR-CD900STの何が良いのか。
それは特別なクセがないところだ。
すべての音が公平にクリアに聴こえる。
もっといえば絵のように形になって見えてくる。
だから僕は大好きだ。
ちなみにヘッドホンやイヤホンを買った際に、必ずやるエイジングと言う作業がある。
これはヘッドホンに音をなじませる為に、ピンクノイズといわれるものを100時間くらい流しっぱなしにするというもの。
というわけで、今、これを書いている横では「ざーーーー」という音が漏れてきている。
そんなわけで僕の制作の日々は続いている。
ちょっと心折れそうだが、気合い入れてやっていこう。
こういうときこそ使おう。
がんばろう!
2014/10/24
『思い出す』
この歌に関してはライブで少し話したけど、この日出演したCHAPAが組んでいたバンドの元メンバーに曲を書いてもらった。
これは別に後輩だからとか、CHAPAの元メンバーだからとかではなく、彼の持つ良さと僕が今一番欲しいテイストの曲を考えた結果。
で、見事僕の要求通りの曲を書いてくれた。
歌詞を書く時、真っ先に思ったのが、この後輩の持ち歌である「忘れてしまう」のアンサーソングにしよう、だった。
この「忘れてしまう」聴き方によっては自分のバンドの事も歌っているように思ってしまう。
この後輩は本当に自分の組んでいたバンドを愛していたんだろうなぁと思う。
好きだったからこそ、もうこのメンバーで出来ない。
再結成さえ笑って出来ない。
まっすぐに愛し抜いた結果。
ま、勝手に僕が思う事だけど、やはり気持ちは痛い程よく分かる。
今回の「思い出す」。
CHAPAがレコーディングしているのを見て、まさにアンサーソングというか、「忘れてしまう」に対して返事をしているようでグッと来た。
が、もちろん僕はプロである。
彼らのファンでなくても成立するように歌詞は書いたつもりであり、こういう事を書くのはナンセンスと分かってながらも、今回は敢えて書かさせてもらった。
ちなみにこの日のライブを見に来た代谷は「なんかわからんけど、あの歌ええんよなぁ」と笑っていた。
そんな反応でいいと思うし、嬉しいし。
個人的にもこうやってぼそぼそと歌っていく歌は大好きだ。
あと、個人的に最後の最後で一人称が出るって言うのは気に入っている。
これは別に後輩だからとか、CHAPAの元メンバーだからとかではなく、彼の持つ良さと僕が今一番欲しいテイストの曲を考えた結果。
で、見事僕の要求通りの曲を書いてくれた。
歌詞を書く時、真っ先に思ったのが、この後輩の持ち歌である「忘れてしまう」のアンサーソングにしよう、だった。
この「忘れてしまう」聴き方によっては自分のバンドの事も歌っているように思ってしまう。
この後輩は本当に自分の組んでいたバンドを愛していたんだろうなぁと思う。
好きだったからこそ、もうこのメンバーで出来ない。
再結成さえ笑って出来ない。
まっすぐに愛し抜いた結果。
ま、勝手に僕が思う事だけど、やはり気持ちは痛い程よく分かる。
今回の「思い出す」。
CHAPAがレコーディングしているのを見て、まさにアンサーソングというか、「忘れてしまう」に対して返事をしているようでグッと来た。
が、もちろん僕はプロである。
彼らのファンでなくても成立するように歌詞は書いたつもりであり、こういう事を書くのはナンセンスと分かってながらも、今回は敢えて書かさせてもらった。
ちなみにこの日のライブを見に来た代谷は「なんかわからんけど、あの歌ええんよなぁ」と笑っていた。
そんな反応でいいと思うし、嬉しいし。
個人的にもこうやってぼそぼそと歌っていく歌は大好きだ。
あと、個人的に最後の最後で一人称が出るって言うのは気に入っている。
2014/10/23
『東雲の空に希望が昇る時』
今回のライブ前にこのメンバーで合宿という名目でキャンプに出かけた。
そこでCHAPAが「井ノ上さんをイメージして書きました。」とメロディを披露した。
それを聴きながら「裏切りの数だけいつも優しくなれた」という歌詞が出てきた。
僕は基本的にサビをくりかす歌詞というのをあまり書かない。
が、さすがに歌い手が変わると、やはり同じフレーズを歌うということを考えないといけないなぁと思い、東雲の空という単語を入れる事にした。(東雲に関しては少し前の日記を参照)
この歌だけ3人の合同verがない。
取り組んでみたが、どうしてもメッセージが強い事もあり、3人で歌い分けるとちゃちくなってしまうのでやめた。
歌詞カードにはコーラスにtheSoulの河野君の名前が書いてあるが、これも収録時には外す事にした。
なので、CDにはコーラスがない。
個人的には2番の歌詞がAメロからサビまで大変気に入っている。
少しASKAさんっぽい歌詞になっているが、意識したわけではなく、僕も大人になったという事だろう。
東雲の空には必ず陽が昇る。
僕らが待っていようが来るのを拒もうが、必ず昇る。
新しい朝を始めるような、すべての努力を無にするような。
その繰り返し。
それでもやはり陽が昇る時、僕らはそこに希望を重ねようとする。
それが生きるという事なのかもしれない。
いつかの明日がリアルな今日となる瞬間。
僕らは毎日それを繰り返している。
「いつか」はすべて今日となるのだ。
つまり、今を生きる事が未来なのだ。
そこでCHAPAが「井ノ上さんをイメージして書きました。」とメロディを披露した。
それを聴きながら「裏切りの数だけいつも優しくなれた」という歌詞が出てきた。
僕は基本的にサビをくりかす歌詞というのをあまり書かない。
が、さすがに歌い手が変わると、やはり同じフレーズを歌うということを考えないといけないなぁと思い、東雲の空という単語を入れる事にした。(東雲に関しては少し前の日記を参照)
この歌だけ3人の合同verがない。
取り組んでみたが、どうしてもメッセージが強い事もあり、3人で歌い分けるとちゃちくなってしまうのでやめた。
歌詞カードにはコーラスにtheSoulの河野君の名前が書いてあるが、これも収録時には外す事にした。
なので、CDにはコーラスがない。
個人的には2番の歌詞がAメロからサビまで大変気に入っている。
少しASKAさんっぽい歌詞になっているが、意識したわけではなく、僕も大人になったという事だろう。
東雲の空には必ず陽が昇る。
僕らが待っていようが来るのを拒もうが、必ず昇る。
新しい朝を始めるような、すべての努力を無にするような。
その繰り返し。
それでもやはり陽が昇る時、僕らはそこに希望を重ねようとする。
それが生きるという事なのかもしれない。
いつかの明日がリアルな今日となる瞬間。
僕らは毎日それを繰り返している。
「いつか」はすべて今日となるのだ。
つまり、今を生きる事が未来なのだ。
2014/10/22
『そしてバスは2度目のさよならを教えてくれる』
小説のようなタイトルになってしまったけど、本来僕はなるべくこういうタイトルは付けないように心がけている。なんか大風呂敷を広げるみたいで恥ずかしい気持ちが肘でつついてくるのだ。
しかし今回は自分のバンドの作品ではないということで、思い切って付けてみた。
作曲はフリーウェイハイハイの山中君。
「『君の好きな歌』のような曲がいいなぁ」とリクエストした。
忙しい中、創ってくれた。
コード感とか、最初に送られてきたのは違うものを付けてしまったんだけど、せっかくなのでNEUTRALらしさや、フリハイらしさとかは考えないでやってみようと。
肝心の歌詞だが、これもサビに印象に残る単語を入れたかった。
それでいて井ノ上君が歌ってはまる言葉。
明るい単語でありながら切なさまでいけるもの。
「バス」。
バスという言葉があれば、ある程度キャッチーになる。
ここから書き始めた。
「そしてバスは2度目のさよならを教えてくれる」。
この歌は一見、失恋ソングに聴こえるがそうではない。
昔、好きだった人と過ごした街に偶然訪れる。
その人と過ごした時間を振り返り懐かしい気持ちになる。
が、ある瞬間、気がつく。
自分が振り返っていたのはあの頃の僕らではなく、時間も気持ちも余裕があったあの頃の僕を見ていた事に。
人は「今」に満足していないときほど、過去を振り返る。
過去だってそんなに良かったわけじゃない。
でも今よりずっとましに見える。
きっとこの主人公も今につまずいているのだろう。
走り去るバスを見ていると、自分だけ置いていかれるような気がして、あのバスに追いつけば何かが分かるかも、そんなくだらない自分との賭けをしてなのか主人公は走り出す。
しかしバスはスピードを上げる。
街の風が「あの頃とは違う角度」で吹く。
そして本当の意味での2度目のさよならをする。
まぁ、あまり歌詞を語るのもナンセンスだと分かってはいるけど、こういう機会なので。
僕は自分で書いておきながら、この主人公のこの後のストーリーが見たいと思う。
そして願わくば新しい幸せを見つけてほしいなぁと心から願う。
彼の新しい明日が輝きますように。
しかし今回は自分のバンドの作品ではないということで、思い切って付けてみた。
作曲はフリーウェイハイハイの山中君。
「『君の好きな歌』のような曲がいいなぁ」とリクエストした。
忙しい中、創ってくれた。
コード感とか、最初に送られてきたのは違うものを付けてしまったんだけど、せっかくなのでNEUTRALらしさや、フリハイらしさとかは考えないでやってみようと。
肝心の歌詞だが、これもサビに印象に残る単語を入れたかった。
それでいて井ノ上君が歌ってはまる言葉。
明るい単語でありながら切なさまでいけるもの。
「バス」。
バスという言葉があれば、ある程度キャッチーになる。
ここから書き始めた。
「そしてバスは2度目のさよならを教えてくれる」。
この歌は一見、失恋ソングに聴こえるがそうではない。
昔、好きだった人と過ごした街に偶然訪れる。
その人と過ごした時間を振り返り懐かしい気持ちになる。
が、ある瞬間、気がつく。
自分が振り返っていたのはあの頃の僕らではなく、時間も気持ちも余裕があったあの頃の僕を見ていた事に。
人は「今」に満足していないときほど、過去を振り返る。
過去だってそんなに良かったわけじゃない。
でも今よりずっとましに見える。
きっとこの主人公も今につまずいているのだろう。
走り去るバスを見ていると、自分だけ置いていかれるような気がして、あのバスに追いつけば何かが分かるかも、そんなくだらない自分との賭けをしてなのか主人公は走り出す。
しかしバスはスピードを上げる。
街の風が「あの頃とは違う角度」で吹く。
そして本当の意味での2度目のさよならをする。
まぁ、あまり歌詞を語るのもナンセンスだと分かってはいるけど、こういう機会なので。
僕は自分で書いておきながら、この主人公のこの後のストーリーが見たいと思う。
そして願わくば新しい幸せを見つけてほしいなぁと心から願う。
彼の新しい明日が輝きますように。
2014/10/21
123
今回の会場限定CD聴いてみて僕らの本気度が伝わったならば嬉しい。
コラボとかフューチャリングとか単なる企画ものではなく本気で楽曲制作に取り組んでいる。
なのできっちりリハーサルも入るし、最後の演奏も、いつしか僕らは「セッション」と呼ばなくなった。
それくらい楽曲には逃げ場のない言い訳のないよう取り組んでいる。
というとちょっとハードルがあがってしまうが、今日のライナーノーツは「123」。
この曲のメロディー出来たのはなんと10月に入ってから。
他の3曲は出来上がっていたものの、ライブで盛り上がるのが欲しいよなぁとMinxZoneのwaioに相談。
すると「こういうのがいいと思うんですよね〜」と遠征先の姫路BETAの楽屋で突然歌いだして、僕も慌ててボイスメモを起動させた。
一通り歌い終えた後、「今の、Aメロしか使えないっすね〜」とギターをおいた。
でもそれがかっちょよくて、東京に戻ってからwaioに相談しながらCHAPAが残りのメロディーを創った。
あらかたのメロディを創ってもらい、さらにそこからライブ用にyeahの入る場所などを模索。
ついでに歌詞のイメージも詰めていき、気がつけばCHAPAとスカイプをしながら休憩なしの6時間。
6時間の集中力もすごいが、6時間ですべてが出来上がったという曲。
この曲は数字で遊ぼうとひらめいた。
そこでまずは3桁の数字をババーーーーっと出して、そこからイメージを膨らませる。
こういう機会なので制作の裏話でもすると、この手の楽曲は分かりやすいサビでなければいけないし、速いテンポでも頭に残る言葉でないといけない。
なので数字がひらめいた時にはにやけてしまった。
あとは僕にとってはお手の物。
歌詞を書くのに5時間ほどかかったが、これは悩んでの5時間ではなく、収録されたのは3番までだけど、80番くらいのデッドストックが出たほど止まらなかった。
これは僕のやり方なんだけど、書き出すと止まらなくなり、とりあえず頭に浮かぶものをすべて書き出して、掘り下げて、そこから字面だけでなく歌ってみて聴いてみてしっかりと心に踏みとどまる歌詞が採用とされる。
つまり悩んでの5時間ではなく、すべて書き出した後にどれを選ぶかの、どれを消去するかの5時間。
客観的に聴くためにもCHAPAにはこの曲だけに限らずどの歌も本当に80回以上歌ってもらった。笑。
ちなみに全部数字にしたかったけど、どうしても僕の中で許されなかったものだけ漢数字となっている。
あと、個人的には何か足跡を残したいので、ちょっとだけ分かりにくい数字も残している。
theSoulの河野君は「643の絶望いいねー」と反応していたなぁ。
まぁ、色々調べてみるのも歌詞の楽しみ方の一つかなと思ったり。
個人的に大好きな曲となった。
ぜひ自分のバンドでもやってみたいと思っている。
君も気に入って聴いてもらえたならば嬉しい!!
追記、何度歌っても聴いても3番はかっこいい。
追記、関西の人、あまり大きな声では言えないんだ。ハルモニアでね。
コラボとかフューチャリングとか単なる企画ものではなく本気で楽曲制作に取り組んでいる。
なのできっちりリハーサルも入るし、最後の演奏も、いつしか僕らは「セッション」と呼ばなくなった。
それくらい楽曲には逃げ場のない言い訳のないよう取り組んでいる。
というとちょっとハードルがあがってしまうが、今日のライナーノーツは「123」。
この曲のメロディー出来たのはなんと10月に入ってから。
他の3曲は出来上がっていたものの、ライブで盛り上がるのが欲しいよなぁとMinxZoneのwaioに相談。
すると「こういうのがいいと思うんですよね〜」と遠征先の姫路BETAの楽屋で突然歌いだして、僕も慌ててボイスメモを起動させた。
一通り歌い終えた後、「今の、Aメロしか使えないっすね〜」とギターをおいた。
でもそれがかっちょよくて、東京に戻ってからwaioに相談しながらCHAPAが残りのメロディーを創った。
あらかたのメロディを創ってもらい、さらにそこからライブ用にyeahの入る場所などを模索。
ついでに歌詞のイメージも詰めていき、気がつけばCHAPAとスカイプをしながら休憩なしの6時間。
6時間の集中力もすごいが、6時間ですべてが出来上がったという曲。
この曲は数字で遊ぼうとひらめいた。
そこでまずは3桁の数字をババーーーーっと出して、そこからイメージを膨らませる。
こういう機会なので制作の裏話でもすると、この手の楽曲は分かりやすいサビでなければいけないし、速いテンポでも頭に残る言葉でないといけない。
なので数字がひらめいた時にはにやけてしまった。
あとは僕にとってはお手の物。
歌詞を書くのに5時間ほどかかったが、これは悩んでの5時間ではなく、収録されたのは3番までだけど、80番くらいのデッドストックが出たほど止まらなかった。
これは僕のやり方なんだけど、書き出すと止まらなくなり、とりあえず頭に浮かぶものをすべて書き出して、掘り下げて、そこから字面だけでなく歌ってみて聴いてみてしっかりと心に踏みとどまる歌詞が採用とされる。
つまり悩んでの5時間ではなく、すべて書き出した後にどれを選ぶかの、どれを消去するかの5時間。
客観的に聴くためにもCHAPAにはこの曲だけに限らずどの歌も本当に80回以上歌ってもらった。笑。
ちなみに全部数字にしたかったけど、どうしても僕の中で許されなかったものだけ漢数字となっている。
あと、個人的には何か足跡を残したいので、ちょっとだけ分かりにくい数字も残している。
theSoulの河野君は「643の絶望いいねー」と反応していたなぁ。
まぁ、色々調べてみるのも歌詞の楽しみ方の一つかなと思ったり。
個人的に大好きな曲となった。
ぜひ自分のバンドでもやってみたいと思っている。
君も気に入って聴いてもらえたならば嬉しい!!
追記、何度歌っても聴いても3番はかっこいい。
追記、関西の人、あまり大きな声では言えないんだ。ハルモニアでね。
2014/10/20
3マンライブを終えて
今日は四谷天窓.comfortで3マンライブでした。
リハーサルではガタゴト列車やピアノverの輝け!オレの30代もやったのですが、今日はあまりバンドは歌う機会がないけど、個人的に大切にしている歌。「時々僕が思う事2014秋」を歌いました。
2014秋限定の歌詞で「昨日僕は電車の中で 盲目の女性の手を引く少年を見た」
というのがありましたが、実際に見たのはもう何年も前。
でも詩で言う「昨日」というのは必ずしも「さくじつ」の昨日ではなく、違った時系列での「昨日」と表現できるから面白い。
とにかく昨日は歌いたい歌がたくさんありすぎる夜でした。
なので今年も12月24日にソロワンマンライブをすることにしました。
時間の許す限り歌って、話したい事を話して、そして愛と希望と優しさと笑いに包まれた一日にしたいと思っていますので、ぜひご来場ください。
さぁ、というわけで会場限定のCDのライナーノーツを書いていこうと思うけど、今日はここまで。
また明日!!
リハーサルではガタゴト列車やピアノverの輝け!オレの30代もやったのですが、今日はあまりバンドは歌う機会がないけど、個人的に大切にしている歌。「時々僕が思う事2014秋」を歌いました。
2014秋限定の歌詞で「昨日僕は電車の中で 盲目の女性の手を引く少年を見た」
というのがありましたが、実際に見たのはもう何年も前。
でも詩で言う「昨日」というのは必ずしも「さくじつ」の昨日ではなく、違った時系列での「昨日」と表現できるから面白い。
とにかく昨日は歌いたい歌がたくさんありすぎる夜でした。
なので今年も12月24日にソロワンマンライブをすることにしました。
時間の許す限り歌って、話したい事を話して、そして愛と希望と優しさと笑いに包まれた一日にしたいと思っていますので、ぜひご来場ください。
さぁ、というわけで会場限定のCDのライナーノーツを書いていこうと思うけど、今日はここまで。
また明日!!
2014/10/18
東雲町
明日は発売のCDは書き下ろしの4曲入り。
その中の一曲「東雲の空に希望が昇る時」という詩がある。
この東雲「しののめ」という言葉、あまり聞き馴れない言葉かもしれないが、読んで字の如く東の空の意味。朝焼けなどに使われたりする。
なんと僕の小学校の校歌にはいきなり「東雲空にほのぼのとーーー」と始まる。
それどころか、東雲町という地名もあり、ガキの頃は普通に受け入れていたが今になってなんて素敵な地名なんだ!?と心がスキップしてしまう。
一度歌詞に入れてみたいなぁと思っていたので、これを機にと。
また機会と時間があれば、一曲ずつライナーノーツを書いていきたいものだ。
では明日、お楽しみに。
その中の一曲「東雲の空に希望が昇る時」という詩がある。
この東雲「しののめ」という言葉、あまり聞き馴れない言葉かもしれないが、読んで字の如く東の空の意味。朝焼けなどに使われたりする。
なんと僕の小学校の校歌にはいきなり「東雲空にほのぼのとーーー」と始まる。
それどころか、東雲町という地名もあり、ガキの頃は普通に受け入れていたが今になってなんて素敵な地名なんだ!?と心がスキップしてしまう。
一度歌詞に入れてみたいなぁと思っていたので、これを機にと。
また機会と時間があれば、一曲ずつライナーノーツを書いていきたいものだ。
では明日、お楽しみに。
2014/10/16
人生初のファンクラブ旅行の時
それは長い事バンドをやって来てはじめてのファンクラブ旅行の日だった。
どんな一日になるんだろう。。。
なんて考えながら機材を降ろしていると入院しているはずの親父から電話。
なんだろうと思い電話に出ると、今までに聞いた事のないようなか細い声で息を切らしながら「わしはもうあかんかもしれん。」とイントロなしのサビ入り。
その後はまるで遺言のような事を話し出したので、僕は「ちょっと待って!何言ってんの!大丈夫よ!」と声をかけた。
すると「いや、ちょっと今回ばかりはあかんかもわからん」とあの強気の親父からは想像もできない発言。
それでも僕は「情けない事言わんといて。絶対大丈夫よ!」と言うと、最後には「まぁな」と笑ってくれた。
電話を切ったあとも胸がざわついていた。
そんな気持ちのまま人生初のファンクラブ旅行が始まった。
あの時の気持ちは今になっても説明も整理も出来ない。
親父が危ないかもしれない。
もう二度と会えないかも分からない。
「こんな時にオレは。。。」「オレは今上手く笑えているのか??」
何かをしていても、急に素の顔に戻っていたり、ふと窓に映る自分の顔がとても厳しいものになっている事に気がつき何度も空を見上げて気持ちを整えた。
だけど、「こんな時にオレは。。。」という気持ちよりも、「こんな時だからこそ一人でいなくて良かった。」「たくさんの人に囲まれて誰かと話が出来て良かった」の方が勝っていた、と思う。
あの日来てくれたファンの人、メンバー、旅行会社のみなさん。
あの人達があの日の僕の心を倒れないように支えてくれていたと、今、改めてそう思う。
ただ、あの日は「こんな時にオレは。。。」と「こんな時にみんながいてくれて良かった」という気持ちが何度も何度も入れ替わって、重なって、心を波立てていた。
結局、親父はなんとか乗り切り、あれから退院して、もう何ヶ月も自宅で元気に過ごしている。
なのでこの一件以降、ファンクラブ旅行に乗る気じゃなかった僕も、これでがらっと大好きになってしまった。
もし次回があるならばきっと違う場所になるんだろうけど、いつかまた、あの旅館にみんなで行ってみたいなぁなんて思う。
改めて、あの日のすべての人、そして親父のもしかしたらを打ち消してくれた神様なのか仏様なのかには感謝をしたい。
ありがとう。
2014/10/13
蒼く焦がせ!バンドマン!!
2年前、同郷の後輩バンドが東京のワンマンライブをもって解散した。
そして今週、そのメンバーの一人が関西に帰るという事になった。
そこで「じゃ、最後に一緒にスタジオで演奏しようか!」と言う事になったらしい。
ファンの人からしたら、「どうせならライブをしてくれればいいのに」と思う人もいるかもしれないが、「一日だけならやってもいい!」というメンバーもいれば「大切なものだったからこそもう出来ない」というメンバーもいるのがバンドマン。
別れた恋人と笑って会えることも少ないし、時間もかかるもんだ。
その気持ちとすこし似ている。
ということで、いろんな用事と重なったので少しだけそのスタジオに顔を出した。
「うまく演奏できるかな」とまるでおっさんになって久しぶりに楽器を持つヤツのような発言をしながら照れくさそうにセッティングをしていた。
そして「さぁ、やろうか!」というのでもなく、自然にVoが歌いだして一曲目がスタートした。おそらく長年ずっとこのスタイルでやってきたのだろう。
演奏はもうへなちょこで間違いまくるし、どうしようもないけど、地元で音楽やってた時こんな感じだったんだろうなぁと思いながら眺めていた。
はじめは音楽が大好きだった。
その好きな音楽をやるだけで、今までのしょうもない自分の人生に初めて光が当たった。
頭も良くなくスポーツも人並みだった自分が、モテるようになった。
ライブをやった。
ちょっと人気が出てきた。
ワンマンライブをやった。
大成功した。
「ひょっとしたら俺たち」そう思えた。
そう思えたからメンバーに強く当たった。
少しずつメンバーが友達という関係ではなくなっていった。
「デビューしたい」という気持ちが出てきた。
東京に行こうと決めた。
トントン拍子で色々決まっていった。
「ひょっとしたら俺たち」が「やっぱり俺たち」に変わった。
いけると思った。
信じた。
だけど、つまづいた。
気がつかない振りをした。
傷を隠した。
ケガしてる事を言った方がいいんじゃないかとメンバーの一人が言った。
それでも傷口に肌色の絵の具を塗ってステージに立った。
「ひょっとしたら俺たち」が「やっぱり俺たちなんて」に戻っていった。
愛する人が出来た。
愛する人の顔にしわが増えた。
守ってやらなきゃと思った。
今日も夜からリハーサルだ。
バイトは今日で6連勤。
疲れた体でリハーサルに行った。
曲を覚える暇なんてなかった。
メンバーの一人に「なんで覚えてないんだ!」と責められた。
「ふざけんな!」と思った。
その「ふざけんな!」がそいつに対してか、自分に対してか、今の状況に対してか分からなくなった。
愛する人が泣いていた。
音楽を続けてほしいといっていた。
でも待てないかもと泣いていた。
今日もライブだ。
休日なんてない。
愛する人はライブの時、家で何をして待っているんだろう。
打ち上げに愛する人を呼んだ。
嬉しそうにしていて良かった。
打ち上げで飲み過ぎた。
先輩の鬱陶しいおもしろくない話に付き合ってもう3時だ。
出待ちのファンの人がいた。
愛する人を隠した。
愛する人はまた少し寂しそうな顔をした。
明日は7時起きだ。
また6連勤だ。
CDはもう2ヶ月売れていない。
疲れたなぁ。
重たいなぁ。
歩けないや。
あれ、音楽ってこんなだっけ。
これは誰の話でもない。
でもどのバンドマンの話でもあると言える。
バンドをやる事に覚悟がいるなんて思ってなかった。
だれも。
でも本当はいらないんだ。
覚悟なんて。
今、お前たちが楽しそうに照れくさそうにやっている姿が本来のバンドの楽しみ方。
メンバーで楽しんでいる姿を見るのが好きな人が集まる。
それがライブ。
誰かのためにやるのではなく、楽しいからやる。
なんだ。
と思いながら僕はスタジオの片隅でぼんやりとその風景を眺めていた。
残念だけど、この話はここで終わり。
あとはメンバー水入らずがいいだろうなぁと思い、途中で何を言わずにスタジオを退出した。
演奏中、ずっと思っていた。
もし解散したら僕はこんな風に笑ってメンバーと会えるだろうか。
こんなに好きですべてを費やしたバンドだからこそもう出来ないかもしれない。
という思いと、それでもやるだろうなぁという思いがあり、両極端の答えの前で腕組みをしていた。
でも帰り道が気がついた。
そら、その気持ち、今の僕にはわかるはずもないよなぁ。
明日もライブだ。
たくさんの人が見に来てくれる。
僕ら4人が楽しむところを。
せまーい神戸の音楽スタジオで照れくさそうに4人で演奏したのが今のメンバーでの初演奏。
僕らはいまもその延長線上にいる。
その延長線上の一番先にいる。
はずかしげもなくいうが、今も僕らは青春のまっただ中にいる。
そして今週、そのメンバーの一人が関西に帰るという事になった。
そこで「じゃ、最後に一緒にスタジオで演奏しようか!」と言う事になったらしい。
ファンの人からしたら、「どうせならライブをしてくれればいいのに」と思う人もいるかもしれないが、「一日だけならやってもいい!」というメンバーもいれば「大切なものだったからこそもう出来ない」というメンバーもいるのがバンドマン。
別れた恋人と笑って会えることも少ないし、時間もかかるもんだ。
その気持ちとすこし似ている。
ということで、いろんな用事と重なったので少しだけそのスタジオに顔を出した。
「うまく演奏できるかな」とまるでおっさんになって久しぶりに楽器を持つヤツのような発言をしながら照れくさそうにセッティングをしていた。
そして「さぁ、やろうか!」というのでもなく、自然にVoが歌いだして一曲目がスタートした。おそらく長年ずっとこのスタイルでやってきたのだろう。
演奏はもうへなちょこで間違いまくるし、どうしようもないけど、地元で音楽やってた時こんな感じだったんだろうなぁと思いながら眺めていた。
はじめは音楽が大好きだった。
その好きな音楽をやるだけで、今までのしょうもない自分の人生に初めて光が当たった。
頭も良くなくスポーツも人並みだった自分が、モテるようになった。
ライブをやった。
ちょっと人気が出てきた。
ワンマンライブをやった。
大成功した。
「ひょっとしたら俺たち」そう思えた。
そう思えたからメンバーに強く当たった。
少しずつメンバーが友達という関係ではなくなっていった。
「デビューしたい」という気持ちが出てきた。
東京に行こうと決めた。
トントン拍子で色々決まっていった。
「ひょっとしたら俺たち」が「やっぱり俺たち」に変わった。
いけると思った。
信じた。
だけど、つまづいた。
気がつかない振りをした。
傷を隠した。
ケガしてる事を言った方がいいんじゃないかとメンバーの一人が言った。
それでも傷口に肌色の絵の具を塗ってステージに立った。
「ひょっとしたら俺たち」が「やっぱり俺たちなんて」に戻っていった。
愛する人が出来た。
愛する人の顔にしわが増えた。
守ってやらなきゃと思った。
今日も夜からリハーサルだ。
バイトは今日で6連勤。
疲れた体でリハーサルに行った。
曲を覚える暇なんてなかった。
メンバーの一人に「なんで覚えてないんだ!」と責められた。
「ふざけんな!」と思った。
その「ふざけんな!」がそいつに対してか、自分に対してか、今の状況に対してか分からなくなった。
愛する人が泣いていた。
音楽を続けてほしいといっていた。
でも待てないかもと泣いていた。
今日もライブだ。
休日なんてない。
愛する人はライブの時、家で何をして待っているんだろう。
打ち上げに愛する人を呼んだ。
嬉しそうにしていて良かった。
打ち上げで飲み過ぎた。
先輩の鬱陶しいおもしろくない話に付き合ってもう3時だ。
出待ちのファンの人がいた。
愛する人を隠した。
愛する人はまた少し寂しそうな顔をした。
明日は7時起きだ。
また6連勤だ。
CDはもう2ヶ月売れていない。
疲れたなぁ。
重たいなぁ。
歩けないや。
あれ、音楽ってこんなだっけ。
これは誰の話でもない。
でもどのバンドマンの話でもあると言える。
バンドをやる事に覚悟がいるなんて思ってなかった。
だれも。
でも本当はいらないんだ。
覚悟なんて。
今、お前たちが楽しそうに照れくさそうにやっている姿が本来のバンドの楽しみ方。
メンバーで楽しんでいる姿を見るのが好きな人が集まる。
それがライブ。
誰かのためにやるのではなく、楽しいからやる。
なんだ。
と思いながら僕はスタジオの片隅でぼんやりとその風景を眺めていた。
残念だけど、この話はここで終わり。
あとはメンバー水入らずがいいだろうなぁと思い、途中で何を言わずにスタジオを退出した。
演奏中、ずっと思っていた。
もし解散したら僕はこんな風に笑ってメンバーと会えるだろうか。
こんなに好きですべてを費やしたバンドだからこそもう出来ないかもしれない。
という思いと、それでもやるだろうなぁという思いがあり、両極端の答えの前で腕組みをしていた。
でも帰り道が気がついた。
そら、その気持ち、今の僕にはわかるはずもないよなぁ。
明日もライブだ。
たくさんの人が見に来てくれる。
僕ら4人が楽しむところを。
せまーい神戸の音楽スタジオで照れくさそうに4人で演奏したのが今のメンバーでの初演奏。
僕らはいまもその延長線上にいる。
その延長線上の一番先にいる。
はずかしげもなくいうが、今も僕らは青春のまっただ中にいる。
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