今日は結成記念ワンマンライブでした。
「一年間がんばって駄目だったら解散しよう」
あれからもう１５年も経ったんだなぁ。


今日は久しぶりにやる曲をたくさんやりました。
デモテープ時代の歌も。
それはやはり姫路という土地だからこそできる事、というよりもやりたいこと。
懐かしい曲をあのステージで演奏していると、あの頃のと同じ風が吹いて、あの頃の僕らやあの頃の仲間に会えた気がしました。


ステージから見える顔ぶれも懐かしい人もいたり、ライブ後、外に出て今日来たファンの方達全員に会いにいきたい衝動に駆られました。
あれはなんだったんだろう。。。
でも、我慢我慢！と自分に言い聞かせ。


今日来てくれたみんな本当に最高のライブをありがとう。
僕はライブってバンドマンが空気を作るもんだと思ってるし今でもそれは変わらないけど、今日は本当に本当に一緒に作ったライブでした。
本当にありがとう。
本当に本当に名残惜しいくらい君たちに会いたかった。
でもオレにまだまだ格好つけさせてほしい。
まだまだ突っ張らせてほしい。


だから我慢したんだよ。
しつこいようだけど、あんなにすてきなライブを作った仲間と分かち合いたくなるようなライブだった。
ありがとう。


またライブに来てほしい。
あんなライブを僕はどのライブでもやっていきたい。


今日はTHE NEUTRALで良かったと思えた一日でした。
15年前の俺たちに感謝。


追記、お昼に出てくれた仲間もありがとう！
夜のライブが良すぎてお昼の僕のソロががかすむけど（笑）お昼も来てくれた人ありがとうね。
ワンマンのセットリストはメンバーに託す！！

大学生である事以外何者でもなかった何者かになりたかったあの頃。
昔、兄貴に勧められたアーティストが大阪のバナナホールというライブハウスでライブをするという事でふらりと立ち寄った。
本当になにげなしにふらりと。

そのふらりが僕を変えた。
そこで見たライブは真っ直ぐに心に染み渡り、当時僕が欲しかった言葉をすべてくれた。
僕の為に歌ってくれた気がした。
「僕もこういうライブが出来るようになろう」そう心に決めた。
それがTHE NEUTRALのライブのルーツだったように思う。
今になってそう思う。


あれからバナナホールはAKASOと名前が変わったが、僕は１０何年ぶりに憧れのあのステージに立っていた。
今度は伝える側で。


僕があの日受けたような感動を与える事は出来たのだろうか。
日々いつだって自分自身を省みる。
省みる事は後ろ向きではない。
前に進む為に立ち止り省みるのだ。


さぁ、今から眠ると結成記念ライブ。
何もなかった僕が何かを掴んだ場所。
２月のデビュー１０周年記念ライブとはまた違ったライブにしようと思っている。
明日はあの頃の僕らに会いにいこうと思う。


とにかく楽しもう。


追記、今日はたくさんの人が来てくれたね。
ありがとう！大げさではなく歌って来て良かったって思える瞬間なんだ。
自分の１５年を誇れる瞬間なんだ。
明日はさらに今日を超えて。

中野君誕生日おめでとう。

昨日、最寄り駅で男の子が一人ギターを背負い大きなエフェクターケースを狭い改札に苦労しながら出てくるのを見た。
少し街を歩けばこんな風景にいくつも出くわす。

いったい彼らの中で何人の人がデビューするのだろう。
したからといって僕らと何が違うのか。

そんなことをぼんやりと考えながら冬の喧噪を眺めていた。


歌う事は楽しい事。
でも歌い続ける事は時として戦う事にもある。

僕は何に戦っているのかがはっきりと昨日分かった。
駅前でギターを担いでいる男のを見て気付いた。
今、音楽業界不景気という波があるのならば僕は目一杯抗いたい。
それだけなのだ。
やっぱなーんもせずにその波に呑まれてうじうじ言ってるなんて性に合わない。
流れに逆らう生き方も結局流れの中にはあるが、大きな流れの中でいつだってもがいてきたじゃないか！？
そう自分に問いかける。


何もなかったんだ。
そう、僕には、いや僕らがあの男の子のようにバンドを始めた頃はなーんもなかったんだ。


今一度、はじめてみよう。
みんながびっくりするような曲と、ライブと企画を。


また僕は新しいスタートラインを引いた。
いつでも終わらせる事が出来て、いつでも始める事は出来るのだ。


追記、今日は関西に移動です。
明日は久しぶりの大阪、次の日は姫路でワンマンライブです！
めっちゃ楽しみです！！

今日のFM横浜のしげ兄への質問はなかなかな濃いさだった。

○DVや浮気についてどう思うか？

もちろんラジオは公共の電波。
THE NEUTRALだけの責任ではなくFM横浜や制作会社の人にも迷惑をかけてはいけないので「DVなんて論外っっ！！」とだけ言って切り捨てたが、ほんとは少し僕の考えは違う。


もちろん大前提にダメである。
どんな形であれ認めてはいけない。
でも僕は思想する者。
ダメ！だけでは思考が止まってしまうのでいろいろと考えたり話を聞く。
するとやはり当たり前の事だが、そこにはその二人にしか分からない愛の形だったり、そこにいくまでの経緯があって一概に第３者がばっさりと切り捨てれるモノではなかったりする。


まず知人に彼女の浮気が発覚してからおかしくなってしまったやつがいた。
ことあるごとに大声を上げてしまったり時には彼女の足を蹴ってしまったり。
後々彼は自分でもなんであぁなったのかが分からないと言っていた。
裏切られた気持ちで頭がおかしくなったんだそうだ。
少しだけこの気持ち、分からなくもない。


次に彼氏が暴力を振るうという女友達がいた。
もちろん僕らは「そんなの別れなよ〜」と当たり前の言葉を投げかけるのだが、恐ろしい事に彼女は「でもやさしいところもあって」などと言い出すのだ。
おそろしや。
暴力を振るうやつのやさしさはきっとテレビのリモコンを取ってくれたとかそんなもんでもやさしく感じるでしょうよ。
あとは「私がなんとかしないと」となんとも貴重な意見を言ってくれるのだ。
僕らはこの珍回答にあきれ果て、やがては「結局、こいつらはこれで幸せなのか？」などと思ってしまったほどだ。


普通なら暴力ふるわれたら一発レッドカードでお別れである。
それでも別れられない場合、それはそこにある二人の今日までの歴史や、相性もあるから厄介だ。


ただやはり公人としてDVはいかん！と叱ったしげ兄は正しかったと思う。


浮気についてはラジオで話してたからまぁ、いいか。
同性愛も。。。
またの機会に。


いやはや、今日はなかなかの質問だったなぁ。

何か書きたいなと思いパソコンの前に座るも、何も浮かばない。
書いては消しての繰り返し。

それでも足跡をと粘るも、たいした言葉が出てこない。

ま、そんな日もあるでしょう。

今日は部屋を片付けたり、やるべき事を終わらせてリハーサルに挑んで、そしてなんといっても今日はFM横浜！！

みんなぜひ聴いてやってくれろ！

僕は基本的に大切にしていようが物が壊れたりした時怒ったり悲しんだりはしない。
もちろん多少のショックはあるが、どれほど落ち込もうが壊れた物は壊れたまま。戻りはしない。
なのでなぜ壊れたのか？おっちょこちょい？整理整頓？と省みる事はあっても、うじうじはしない。
うじうじしようが笑おうが結果は同じ。
物は壊れた。
だったらしゃーねぇーか、とすぐに気を持ち直す癖がついている。


2013年ライブをやっていく中でどんなことがあっても帰りに愚痴ったりするよりはこの考えと同じように笑い飛ばしていこうと思う。
負のパワーよりも明のパワーにこそエンターテイメントはきらめくと思うのだ。


未来にいきなり飛んではいけない。
くそったれと思う今日があってこその未来。
歯を食いしばってようが笑っていようが今日残した結果は同じであるならば僕は笑っていたい。


僕は最後の最後、とどのつまりいつだって歌は嘘をつかないと思う。
そう信じている。
たとえ今は僕らの歌が分からなくてもいや分かっている人でさえ、数年後にきっと聴き返した時に「あぁ良い歌だなぁ」と思ってもらえる作品を残して来たのがTHE NEUTRALだと自負している。
オーディエンスが数年後、10年後、聴き返したり子供に聴かせてもチープじゃない歌を書いていこうと思う。



芸術というのは今すぐの反応ばかり求めてはいけない。
むしろ必ずプロである以上、一般の人より先に進んでないといけないので評価は遅れてくるものだと分かっていないといけない。
もちろん進んでいると思っているのが自分たちだけならばそれは自然と終わっちまうだろうから。


今日は新年一発目のライブだった。
とても気持ちのいいライブが出来た。
「パンとピストル」のCDが欲しいという声を聞いた。
2003年の歌だ。
10年も生きているってことだ。


さぁいばらの道とかあぜ道とか砂利道とかかんけーない。
僕が歩くこの道の上を、天候だって気にしない。
大切なのは僕がどう歩くか。


2013年はとことんかっこいい男でありたい。

KUSSO寒い時期になると思い出すのがマラソン大会だ。
街っ子である僕らのマラソンコースはもちろん世界文化遺産である姫路城の周りを走るもの。
エジプトで言うとピラミッドの周りをマラソンするというシュールな絵になる。

でも、今日はそんな事が言いたいのではない。
このマラソン大会の度に僕は思っていた。
いや、おそらく全国の小学生が思っていただろう。
「なんで半袖半ズボンやねん」と。

寒いちゅーねん。
走ったらあったかくなるって？
分かっとるけど走るまで極寒やがな。
子供なめんなよ。

ことあるごとに大人は「子供は風の子」と自らも子供を持つクセにアホな発言をする。
いいですか！？
「子供は人の子」です。
カンタロウと言う名前の子供以外で「子供は風の子」なんて軽々しく口にしてもらいたくないですな。

とにもかくも、小学校のときは何かというと真冬に半袖半ズボンにさせられた記憶があり。
大人って寒いって気持ち分からないのか？？と不思議に思ったものだ。


半袖半ズボンといえば、望んで自ら一年中を半袖半ズボンで過ごすというマスラヲも各学年に一人はいた。
傾きものである。
そしてあろうことか男子のほとんどが一度は憧れるのである。
なんせ男子は強いものに弱いのだ。一生。
今思うと何とも馬鹿な行為であるが、恥ずかしながら小生の兄貴はやり遂げたマスラヲの一人。
小生は１１月まではがんばってみるというへたれぶり。
ちなみに母からは「服屋の息子が服を着ていかないなんて馬鹿な事をしないで！」と懇願されたが、止めてくれるなおっかさんとばかりに振り切って兄貴はやりきった。


今でもあんな小学生はいるのだろうか？
少なくとも東京の小学生はインテリジェンスが高いのか、そんな元気の標本のような子供を見ない。
それはそれで寂しくも思う。


ちなみに大人になった今、やっぱマラソン大会っちゅーのは子供は半袖半ズボンでいいと思う。
ひとつは俺らもそうやったんやから、お前らも味わえ！！という不公平的精神と、もうひとつはあの年齢あたりで世の中には理不尽な事が多く存在し、時にはそれを知りつつも受け入れねばならないというのを教えてあげるためにも。


さぁ、僕は立派な大人だからヒートテックを着込んで出かけよう。
さぶっっ！

新年早々、いろんな新年会に招かれ、まだまだ新年会スケジュールが１月に多数残っている僕。
なかなかな日々を送っている。

年が明けると毎年年賀状代わりにメールが来るのだが、その中には昔かわいがっていた後輩たちからもたくさん来る。
先日も、中学の同級生が「しげる君に昔めちゃくちゃ可愛がってもらったって○○君が言ってたよ！」と言われたが一瞬では誰か分からなかった。
それほど僕らは長い音楽活動をしてきて、その間にいくつもの人が通り抜けてきたってことだ。
どんなに可愛がっていた後輩でも、みんな音楽をやめたとたん、僕に申し訳ないというよくわからないような、分かるような理由で僕から離れていく。
そしてその事に寂しがる余裕を音楽の世界は与えてくれない。
絶え間なく時間は流れていく。

仲間、恋人、家族、変わらずに居続けるのは困難だ。
ただひとつ、居続ける方法があるならば共に成長する事。
どちらかが置いてけぼりになってはいけないってこと。
現状維持はいつだって進化していくからこそ成り立つ。
そう思う。

今いる大切な人たちとこの先も笑っていれるよう僕はこの2013年を力強く進んでいこうと思う。
今年はやるぞ！！

明けましておめでとう。
新しい年が始まった。

いつだって新年は希望をくれる。

今年も年越しをワンマンライブで迎えられた事を嬉しく思う。
５年も連続でワンマンで年を越せるなんて幸せ者だと思うし、なによりもステージから見て「年越しという新しい一年のはじまりを決める大切な時」にここを選んでくれたことを嬉しくも誇りに思っている。
本当にありがとう！オレはめっちゃ嬉しい！
あと、六本木モーフのスタッフの人柄もないとありえなかった事だと思う。すべてに感謝したい。
少しだけライブに触れるならば、昨年は年末に向けてものすごいワンマンをやったので、それをふまえた上でセットリストを組んだ。
あまりやらない曲も交え。
ファン感謝的な意味合いの強いワンマンライブ。
年末くらいは良いだろうと思った。
うん。良かったと思う。



そう、カウントダウンは終演後もファン感謝祭的な事をやっているのだが、あぁやって生でファンの人の声を聞くというのはいいものだ。
僕らも楽しい時を過ごせた。
ありがとう。


今年も元旦は後輩たちと鍋を。
くだらない話ばっかり。
でも最後にはやはり音楽の話を。
その後はFM横浜があったりと幸先のいいスタートだったと思う。


今年、僕は自分の中でいくつかの決まり事を作る事にした。
それは自分の中で曖昧にしていた線引きをきっちり引く事。
もちろん曖昧さの中に奥ゆかしさはあるのだが、そうじゃなく、甘えになるものに関しては線を引く事。
もうひとつはまっすぐに乱暴に出来るだけまじめに適当に生きる事。
うまくいえないけど、歳を重ねてまじめになるよりもより馬鹿野郎でいなけりゃいけないと思った。

そんな僕の２０１３年がはじまる。
今年は良い一年にするのだ。
必ず。