2011/07/10
全曲ライブ企画「輝け!オレの30代」
輝け!オレの30代!!
http://www.youtube.com/watch?v=4C3iDCoGAzE&feature=mfu_in_order&list=UL
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
この頃、僕らは迷いの時期を終え、この手で未来を切り開いていくんだ!!
と言う心が芽生え出したあたりだと思う。
もともと誰かに媚びたり、音楽以外の事で頑張っている事を否とみなす僕は、年齢を明かさないなんてアイドルじゃあるまいし、と、堂々と自分が30代に突入する事を歌い上げようと思い、この曲を書いた。
実際には29歳の時に書いたのだが、ここには僕が理想とする30代が詰まっている。
僕が理想とするとは書いてはいるが、この歌は30代の人全員に届けば良いなと思っている。
届いてほしい。
30代になって来ると、だんだん新しい曲よりも、自分が良かった頃のと書けば語弊があるけど、好きだった歌しか聞かなくなる。
でも、ほんとうに背中を押す歌が欲しいのは30代かも。。。
今になって強くそう思う。
世の中にあるラブソングもほとんどが20代を中心とした恋愛もの。
結婚した人はもはや、その歌を聴くにしてもノスタルジックに浸るしかない。
ならば!!
オレが!!
30代が拳をあげたくなる歌を!!
と思って書いた。
「夢にすがるように生きていた 20代は足早に過ぎて
蒼臭い理想は瞑想を続け 夢の残骸の中で眠る」
20代の頃なりたかったものになれた人、なれなかった人、目指さなかった人、色んな人がいるだろうけど、夢の後に、いや、夢の上に僕らはいる気がする。
「缶ビールを空けながら鏡を見る 疲れた顔のオレが笑う」
僕はもうお酒は飲まないが、きっと30代は少し歳をくった自分の顔を見て苦笑しながら酒を飲んでいると思う。
「諦めた夢は 新たな明日へ」
捨ててしまった夢、諦めちまったもの、いろいろあるけど、30代は20代ほど時間はない。
次に進まなければならない。
なので、「諦めた夢は 新たな明日へ」。
この歌こそ、道に置いて来るような歌だと思う。
今10代20代の人にはピンと来ないかもしれないが、きっと30代になった時に「ありがとう!30代が聴ける歌を残してくれて」と言ってもらえるのじゃないかと思う。
その頃にはきっと僕は次の世代の歌を書いてまた道に置いて来るのだろうけど。
今、10代、20代の人に言えるのは、君たちには時間あるってこと。
29歳だって時間はある。
失敗もやり直しもきく。
そして20代で色んな体験をするべきだと思う。
クソッタレな事でも、きっと30代になったときに君を輝かせるだろう。
そして我ら30代。
若さを武器に出来なくはなっているかもしれないが、若さなんかどうでもよく、かっこよさだと思う。
僕はいつも後輩がジャネレーションギャップ的なネタで言って来る時も、「お前らがオレの歳になった時、おれほど格好良くいれるかな?」と言ってやる。
若作りはかっこ悪い。
若さを意識しないのも違う。
ただ、年齢にあった歳の取り方をして、太っていようが、はげていようが、僕は格好良く立ち続けたい。
そう思っている。
選択肢は減らされていくけど、なぁ、輝こうぜ!我ら30代!!
俺たちは今が一番楽しくいい歳だ!!
ワンマンまで後6日!!
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
- チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
お問合せ: DISK GARAGE 03-5436-9600 (weekday 12:00-19:00)
http://www.youtube.com/watch?v=4C3iDCoGAzE&feature=mfu_in_order&list=UL
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
この頃、僕らは迷いの時期を終え、この手で未来を切り開いていくんだ!!
と言う心が芽生え出したあたりだと思う。
もともと誰かに媚びたり、音楽以外の事で頑張っている事を否とみなす僕は、年齢を明かさないなんてアイドルじゃあるまいし、と、堂々と自分が30代に突入する事を歌い上げようと思い、この曲を書いた。
実際には29歳の時に書いたのだが、ここには僕が理想とする30代が詰まっている。
僕が理想とするとは書いてはいるが、この歌は30代の人全員に届けば良いなと思っている。
届いてほしい。
30代になって来ると、だんだん新しい曲よりも、自分が良かった頃のと書けば語弊があるけど、好きだった歌しか聞かなくなる。
でも、ほんとうに背中を押す歌が欲しいのは30代かも。。。
今になって強くそう思う。
世の中にあるラブソングもほとんどが20代を中心とした恋愛もの。
結婚した人はもはや、その歌を聴くにしてもノスタルジックに浸るしかない。
ならば!!
オレが!!
30代が拳をあげたくなる歌を!!
と思って書いた。
「夢にすがるように生きていた 20代は足早に過ぎて
蒼臭い理想は瞑想を続け 夢の残骸の中で眠る」
20代の頃なりたかったものになれた人、なれなかった人、目指さなかった人、色んな人がいるだろうけど、夢の後に、いや、夢の上に僕らはいる気がする。
「缶ビールを空けながら鏡を見る 疲れた顔のオレが笑う」
僕はもうお酒は飲まないが、きっと30代は少し歳をくった自分の顔を見て苦笑しながら酒を飲んでいると思う。
「諦めた夢は 新たな明日へ」
捨ててしまった夢、諦めちまったもの、いろいろあるけど、30代は20代ほど時間はない。
次に進まなければならない。
なので、「諦めた夢は 新たな明日へ」。
この歌こそ、道に置いて来るような歌だと思う。
今10代20代の人にはピンと来ないかもしれないが、きっと30代になった時に「ありがとう!30代が聴ける歌を残してくれて」と言ってもらえるのじゃないかと思う。
その頃にはきっと僕は次の世代の歌を書いてまた道に置いて来るのだろうけど。
今、10代、20代の人に言えるのは、君たちには時間あるってこと。
29歳だって時間はある。
失敗もやり直しもきく。
そして20代で色んな体験をするべきだと思う。
クソッタレな事でも、きっと30代になったときに君を輝かせるだろう。
そして我ら30代。
若さを武器に出来なくはなっているかもしれないが、若さなんかどうでもよく、かっこよさだと思う。
僕はいつも後輩がジャネレーションギャップ的なネタで言って来る時も、「お前らがオレの歳になった時、おれほど格好良くいれるかな?」と言ってやる。
若作りはかっこ悪い。
若さを意識しないのも違う。
ただ、年齢にあった歳の取り方をして、太っていようが、はげていようが、僕は格好良く立ち続けたい。
そう思っている。
選択肢は減らされていくけど、なぁ、輝こうぜ!我ら30代!!
俺たちは今が一番楽しくいい歳だ!!
ワンマンまで後6日!!
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
- チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
お問合せ: DISK GARAGE 03-5436-9600 (weekday 12:00-19:00)
2011/07/09
全曲ライブ企画「beautiful day」
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
この歌は当時僕が住んでいた街で、足の悪いお惣菜屋さんのおじさんがいて、そのおじさんが足を引きずりながら歩く横を、なんの悪気もなく駆け抜けていく子供達を見て書いた曲。
当初の歌い始めは「片足を引きずるおじさんを 駆け足の子供たちが追い越していく あぁ、温かな夕暮れのひと時」だった。
これでデモを作ったところ、これまた事務所の人にこっぴどく怒られた。
「お前はなんでこんな歌詞書くんだ!!なんで分からない?これが使えるかっっ!!!」
おそらく一番怒られたのがこの時だと思う。
でも、僕だって無理矢理書いたわけではなく、普通に書けばこうなってしまったのだ。
小さい頃から変わり者と言われ、人と同じ事をしたくても出来なかった僕は、大人になっても同じだった。
悪気や悪意がなかったとしても、たしかに足の悪い人が聴いたら傷つくかもしれない。
表現は時に人を傷つけてまでも通さねばならない時もあるのだが、この歌い限っては決してそうではなかった。
僕は素直に歌詞をこう書き換えた。
「駆け足の子供たちの向こう タマネギを炒める匂いがした あぁ温かな夕暮れのひと時
昨日やりたくない仕事をした 今日僕は1つウソをついた ねぇ子供達を僕を裁いてくれ」
これ以降、人に歌を届けると言う意識が良いように変わった。
あのとき怒られて良かったなと思う。
そしてこの歌は非常に難しかった記憶がある。
どうやっても上手く歌えず、歌入れ当日も悩んでいた。
気分転換に外に出て携帯でメール確認をしたら、前回の日記でも触れたが、友達が亡くなった事を知った。
ひとしきり泣いた後、気を引き締めて歌入れに向かった。
彼女が後押ししてくれたかのように、あんなに悩んでいた歌入れがスムーズに終わった。
僕は生きている事を実感し、うまくいかない日々も含め「beautiful day」なのだと歌った。
「明日の事 昨日の事 何も分からずに駆け抜けてた 手に入れては手放していく 繰り返すだけの愚かな日々よ
beautiful day beautiful life」
良い時はもちろん、クソッタレな日々をもbeautiful dayだと言える強さと、強がりを僕はいつでも持っていたい。
全曲ライブまで後一週間だ!!
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
- チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
お問合せ: DISK GARAGE 03-5436-9600 (weekday 12:00-19:00)
この歌は当時僕が住んでいた街で、足の悪いお惣菜屋さんのおじさんがいて、そのおじさんが足を引きずりながら歩く横を、なんの悪気もなく駆け抜けていく子供達を見て書いた曲。
当初の歌い始めは「片足を引きずるおじさんを 駆け足の子供たちが追い越していく あぁ、温かな夕暮れのひと時」だった。
これでデモを作ったところ、これまた事務所の人にこっぴどく怒られた。
「お前はなんでこんな歌詞書くんだ!!なんで分からない?これが使えるかっっ!!!」
おそらく一番怒られたのがこの時だと思う。
でも、僕だって無理矢理書いたわけではなく、普通に書けばこうなってしまったのだ。
小さい頃から変わり者と言われ、人と同じ事をしたくても出来なかった僕は、大人になっても同じだった。
悪気や悪意がなかったとしても、たしかに足の悪い人が聴いたら傷つくかもしれない。
表現は時に人を傷つけてまでも通さねばならない時もあるのだが、この歌い限っては決してそうではなかった。
僕は素直に歌詞をこう書き換えた。
「駆け足の子供たちの向こう タマネギを炒める匂いがした あぁ温かな夕暮れのひと時
昨日やりたくない仕事をした 今日僕は1つウソをついた ねぇ子供達を僕を裁いてくれ」
これ以降、人に歌を届けると言う意識が良いように変わった。
あのとき怒られて良かったなと思う。
そしてこの歌は非常に難しかった記憶がある。
どうやっても上手く歌えず、歌入れ当日も悩んでいた。
気分転換に外に出て携帯でメール確認をしたら、前回の日記でも触れたが、友達が亡くなった事を知った。
ひとしきり泣いた後、気を引き締めて歌入れに向かった。
彼女が後押ししてくれたかのように、あんなに悩んでいた歌入れがスムーズに終わった。
僕は生きている事を実感し、うまくいかない日々も含め「beautiful day」なのだと歌った。
「明日の事 昨日の事 何も分からずに駆け抜けてた 手に入れては手放していく 繰り返すだけの愚かな日々よ
beautiful day beautiful life」
良い時はもちろん、クソッタレな日々をもbeautiful dayだと言える強さと、強がりを僕はいつでも持っていたい。
全曲ライブまで後一週間だ!!
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
- チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
お問合せ: DISK GARAGE 03-5436-9600 (weekday 12:00-19:00)
2011/07/08
全曲ライブ企画「腐葉土」
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
「腐葉土」。
この曲に関しては何度かこの日記で書いてきたけど、やっぱりこの事を書かなくてははじまらないので。
中学2年生のとき友達が死んだ。
自殺だった。
僕は初めて目の間にやって来た「死」と言うものが受け止められずに、校庭で彼が来るんじゃないかと思い、ずっと待っていた。
その日の夜、無性に怖くなり、中学生にもなって母親に手を握ってもらいながら寝た記憶がある。
それから僕はこの出来事を何度か歌にしようとした。
でも。。。
そして出来た曲がこの「腐葉土」。
この歌を創っている頃、中学の同級生の女の子から連絡があった。
なにやらパンとピストルのPVを見てくれたようだった。
「みっくん(名字が三木なので、女子からはよくこう呼ばれていた)、見たで!!相変わらずやんちゃな感じやなぁ!元気?今度ライブに行くわ!!」。
その言葉通り、2度ほど渋谷O-WESTに来てくれた。
2度目のWESTでは次は初のEASTワンマンをやるぞ!!と告げた。
それを聞いて友達は「良かったな!!もっとでかいとこでやらせんかいっっ!って思ってたんや。」と自分の事にように喜んでくれた。
でも、彼女はそのEASTの初ワンマンには来なかった。
それからしばらく連絡もなかった。
僕は「忙しいのかな?」くらいに思ってた。
そしてこの「フレーフレーフレー!」のアルバムレコーディング「beautiful day」の歌入れをする直前、共通の友人から彼女が病気でこの世を去った事を知った。
駒沢の246号線で僕は嗚咽するくらい泣いた。
ちょうどこの頃、なぜか腐葉土は僕らの力を超えたような曲の威力を持っており、歌う場所歌う場所、たった一曲でライブのイメージを変えた。
僕も何かに取り憑かれたように鬼気迫るように歌い上げていた。
そして、僕は姫路でのライブの時、その友達の話をして、長いバンド人生で初めて、ファンの人以外の誰かの為に一曲歌った。
その日の腐葉土はおそらく過去最高のもだったと思うし、この後しばらくは何度歌っても、良かった頃をなぞるような形にしかならなかった。
まだもう少しだけ書かしてほしい。
僕は今日までに友達を何人も亡くしているのだが、数年前、高校時代の親友がまたこの世を去った。
ドラッグをやっていたと言う噂もあるのだが、自ら命を絶ったらしい。
彼は僕の歌をどれくらい聴いていてくれたのだろうか?
「腐葉土」を聴いていてくれたなら変わっただろうか?
それともオレの歌は所詮誰かの心を動かす事も出来ないのか?
と、自分を責めたりもした。
が、考えても僕には歌うしか出来ない。
ならば、人の心を打つ歌を書くしかない。
そう思ってまたギターを握った。
高校時代に彼女と別れて落ち込んでいる時に彼が貸してくれ、それ以来、僕がずっと持っている彼のギターを。
歌は、聴く人全員の心をつかむ事は出来ないかもしれない。
でも、1人の心なら動かせる。
つまり、僕は曲を書かねばならない。
数打ちゃ当たるではなく、一人一人の心を丁寧に射抜くように、沢山の歌を残す事が僕の使命だと思って。
「やがては俺たちも土に還り 見事な花を咲かすのだ 見事な花を咲かす為に この日々を生きていくのだ」
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
- チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
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お問合せ: DISK GARAGE 03-5436-9600 (weekday 12:00-19:00)
2011/07/07
全曲ライブ企画「フレーフレーフレー!」
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
君に届けのあたりから僕はピアノを覚え始め、この「フレーフレーフレー!」に収録されている曲はすべてピアノで作曲した覚えがある。
この頃僕は事務所に一週間ほど泊まり込んで人相も変わるほど曲作りにのめり込んでいた。
気が付けばピアノで「頑張れない君にエールを」と歌っていた。
僕は今日まで付き合った人はおろか、メンバーでさえ途中経過の曲を聴かせた事はないが、この曲だけは当時付き合っていた彼女にピアノで弾いて先ほどの部分を歌った記憶がある。
そして彼女は一言「しげる君らしい曲だね」と言ってくれた。
この曲も歌えば歌うほど成長していった曲だと思う。
とあるとき、アコースティックワンマンライブ用にアレンジした時に、歌詞を少し付け足したところ、これによって「フレーフレーフレー!」は完成されたと思う。
はじまりのギターの「ジャジャジャジャジャジャ!!」とはじまるリフは、プロデューサーが「これを聴いたら観客がみんな手を挙げるようなイメージで!」と言われ清正君がつくったもの。今聴いてもシンプルなのに力強く素晴らしいと思う。
ちなみに僕のハープソロのところは何回か録り直した。
というのもなかなか切なさを含むハープが吹けなかったのだ。
すると、プロデューサーが独り言のように、コントロールルームと言う僕とは違う部屋から僕のヘッドホン越しに話し出して、
「オレの友達で、役者になるってでっかい夢もって出て来て、一生懸命頑張って、頑張って、頑張って、、、でもやっぱりだめで、九州に帰ったヤツがいるんだ。そういうヤツの事を思い、そう言うヤツの胸にも響くハーモニカを吹いてくれ」と言われ、次のテイクでOKを出した。
僕は今でもハーモニカを吹くとき、夢半ばで辞めていった人たちの事を思い吹く事がある。
何回歌っても飽きなくて、何回歌っても新しいこの曲の一面を知る事になる奥の深い曲。
そして今こそ、自分たちにこの歌を送ってやりたい。
「輝ける君の未来に 輝く未来の君にエールを」。
僕も、君も、未来は輝いている。
未来は輝いているのだ。
追記、今度の16日と17日のワンマンライブから発売する今年の2月に行われたDVDのライブ映像を2曲載せます!!
流星のファンファーレ
http://www.youtube.com/watch?v=rBNSh2PWBf4
輝け!オレの30代!!
http://www.youtube.com/watch?v=4C3iDCoGAzE&feature=mfu_in_order&list=UL
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
- チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
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2011/07/06
全曲ライブ企画「チーズケーキ」
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
この曲を書いている頃、イラク戦争が起きた。
それをどれくらい意識したのかは覚えていないが、僕なりに何かを感じ、「平和」について考えて書いた作品。
彼女が僕の為にケーキを焼いてくれている。
暖かい紅茶が目の前にある。
いつもと変わらぬ穏やかな日々。
窓の外を眺めていると「今日も平和だね」とつぶやく彼女。
でも、僕が見つめる線路のはるか遠くでは戦争が起こっている。
僕は黙って紅茶を飲む。
当時、住んでいた中村橋の隣の駅である「富士見台のアパートの向こう」で始まるこの歌。
小説のように書き出した覚えがある。
普通に聴けばただのラブソングなのだが、メッセージを込めた。
前に触れたように、この頃の僕らは契約問題で揺れていてCDをいつ出せるかも分からない状況。
なので、CDを出せない代わりにワンマンライブに来てくれた人にこの歌詞を自分でラミネートして配った記憶がある。
日比谷野外音楽堂でのライブで、ものすごく盛り上がる中、僕は一曲この歌を歌った。
ライブ後、事務所の社長に「お前なんであんな暗い歌を歌うんだ!!」と怒られたが、その意見も分かるが、どうしても歌わなきゃいけない気がした。安っぽいヒロイズムだと笑われようが、僕には歌わなきゃいけないように思ったからだ。
この曲が出来たとき、いつものようにメンバー前で演奏したところ、跳ねて演奏されて、「ちゃうねん、普通にビートを重く刻んでほしいねん」とお願いした記憶がある。
そしてエラく清正君がお気に召したようで、当時「風の吹く場所」「君に届け!」どっちがリード曲になるかの話をしている時に「チーズケーキはバンドがバンドならシングルやね!」と言ってくれるくらいお気に入りだったようだ。
あれから数年経って、今回の地震のすぐ後、僕は久しぶりにこの歌を歌った。
もちろん戦争と自然の災害は違うが、もっと奥の方で魂が握られ、僕は「歌わなきゃ」と突き動かされるように歌った。
個人的に自分の曲の中では少しだけ異質であり、最も僕らしいかもしれない作品となった。
ちなみに、この歌の延長線上に「流星のファンファーレ」があるようにも思う。
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
- チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
お問合せ: DISK GARAGE 03-5436-9600 (weekday 12:00-19:00)
2011/07/05
全曲ライブ企画「君に届け」
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
もはや説明もいらないようなライブでの定番曲「君に届け」。
シンプルな言葉に、シンプルなメロディー。
POPであり、ROCKな気持ちも忘れていない、THE NEUTRALらしいちょうど良いロッキンポップな歌。
ライブの1曲目に歌うとなんとも一瞬で初めての人の心にも広がっていっているよなぁと実感出来る曲。
実のところ、この歌には「Aメロ」があった。
でも、メンバーもプロデューサーもAメロをイントロだと思っており、僕が思うBメロをAメロだと思ったようで。
サビがFで始まるのにAメロがAmからはじまるので転調しているようにも聴こえるのもそのため。
あと、実はギターソロがあった。
ひょっとしたら昔、会場限定版で発売された方はギターソロがあるかもしれないが、いつの頃からか僕はそこに歌詞を乗せるようになった。
それが
「これ以上は上手く伝えられやしないけど ただ言葉なんかじゃ足りないなら Oh! yeah! 僕のすべてよ」
の部分。
今振り返り歌詞を入れて良かったと本当に思う。
当時のオレ、ナイス。
そしてこの歌と言えば、「パンとピストル」で出る予定だった歌番組に出た事だ。
この歌番組は新人のアーティストが今後売れるかどうかを見に来てくれた人が、手元の団扇をあげるというシステム。
で、僕は「君に届け!」でその番組にでた。
テレビではオンエアされていないと思うが、歌い始める直前、僕はマイクを通さず生声で「THE NEUTRALです!気合い入れて歌います!聴いてください!!」と叫び大きな拍手をもらって歌い始めた。
終わった後の手応えもあった。
司会者の方が小さな声で「良かったんちゃう、良かったんちゃう」と言ってくれた。僕もそう思った。
うちわがあがった。
結構上がった。
80ポイントはいったと思った。
でも、結果は50代。
僕はおそらく呆然としていたと思う。
というのも、その部分は何年も経った今でも見る事が出来ないのだ。
いろいろ考えた。
2本撮りでたしかにアイドルが終わった後、会場を出て行く人もいた。
完全にうちわを配った人全員いたのか?
いや、そもそも正確に調べる事って本当に可能なのか?
でも、今になって思うが、僕はその結果を受け止めなくても、自分なりの手応えを信じてやれば良かっただけの話だったのだ。
ちなみに、このすぐ後、会場の近くにステージを組んで急遽路上ライブをやる予定だったが、お客さんが足早に帰る中セッティングしている間に誰もいなくなった。
舞台監督も音響さんも、これじゃメンバーがかわいそうだよとマネージャーに怒っていたっけ。
結局演奏せずに終わった。
さんざんな一日だった。
そして次の日、ホームラン代谷は大切なFMの生放送を寝坊してトチった。
理由を聞いたら「いやぁ、昨日テレビの収録やったから」と言った時は怒るよりも力が抜けた。
「オレもじゃ!ってか、みんなじゃ、アホ。。。。」。
たくさんのエピソードを秘めた「君に届け!」。
なんにしても大好きな歌だ。
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
- チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
お問合せ: DISK GARAGE 03-5436-9600 (weekday 12:00-19:00)
2011/07/04
全曲ライブ企画「風の吹く場所」
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
ミニアルバム「君に届け」の一曲目に入っている曲。
本来ならアルバムタイトルが一曲目だと思うのだが、あまりにこの曲がカッコいいとの事で一曲目に選ばれた。
メロディの良い曲を創ろうと言う事で、この頃、事務所から僕は大阪の作曲家の方を紹介され、月に何度か通い、作曲とは何かを教わり出来た曲。
僕はこの歌詞を書いたときの記憶があまり残っていないのだが、月日が経てば経つほど、心にグッと刺さってくるようになった。
「どこまでいけるか試してみようと思うんだ」という歌詞は、いまでも歌っていて泣きそうになる。
消してマイナスではなく、上手くいかない事を踏まえた上で進んでいこうとする強さがあって、個人的に高い点数をあげたい曲だ。
音楽的に言うと、実ははじめはF△7でつくっていて、ちょっとおしゃれにダンスミュージックぽい感じだったのだが、もっとロックよりにして力強さをしたいと言う事で、AメロをAmに変えた。
アレンジもとってもカッコ良くて気に入っている。
ただ、ジャケットになぜあのボクシングのおっさんを選んだのかがいまだに謎だ。
「君に届け!」と聴いてがむしゃら感があったからとデザイナーに言われ、分かった顔で了解したのだが、今思うとやはり少し考えてしまう。
あれから数枚アルバム出して思うが、バックが黒いジャケットはそれだけで印象がダークになるなぁと言う事。
今後使うときは慎重にしないと。
で、この頃の僕は、いや僕らはTHE NEUTRALをはじめて、初の迷いの時期にきていた。
「パンとピストル」で売れたが故に、レコード会社移籍問題が上がり、事務所の意向で契約途中で僕達は抜けてしまう。
けど、移籍予定のレコード会社では人事異動があって、移籍問題がなくなり、僕らはCDをリリースする場所を失ってしまうばかりか、今なお売れている「パンとピストル」をレコード会社を抜けてしまったために、廃盤にしなければならないという過酷な現実を突きつけられる。
なので、この作品はまさかのインディーズでリリースされている。
この屈辱は分かってもらえるだろうか。
売れていたにもかかわらず、次回作がインディーズとは。
とてもとても悔しい思いをして、この頃の僕はとにかく険しい顔をして、なにか分からないものと常に闘っていた。
「そんな顔で事務所に来るな!」と社長にも怒られた。
メンバーも僕を「まぁまぁ」となだめる。
でも、僕をなだめるメンバーも許せなくて、「なんでお前達は怒らないんだ!?俺たちの人生めちゃくちゃになっちまうぞ!!」とまた怒っていた。
人生の分岐点の一つは確かに「パンとピストル」と「君に届け!」の間にある。
確かにあるのだが、分岐点は過去にしかなく、それを変える事は出来ない。
でも、その分岐点の色を変える事は出来る。
その分岐点の色を明るい色にするのは、やはり未来にあり、今にあるのだ。
「風の吹く場所が 僕らの望んだモノとは違っても あと少しだけ 幸せが10秒後に来ても僕らはかまわず泣き続けるのさ このままで このままでいい」
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
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ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
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夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
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ミニアルバム「君に届け」の一曲目に入っている曲。
本来ならアルバムタイトルが一曲目だと思うのだが、あまりにこの曲がカッコいいとの事で一曲目に選ばれた。
メロディの良い曲を創ろうと言う事で、この頃、事務所から僕は大阪の作曲家の方を紹介され、月に何度か通い、作曲とは何かを教わり出来た曲。
僕はこの歌詞を書いたときの記憶があまり残っていないのだが、月日が経てば経つほど、心にグッと刺さってくるようになった。
「どこまでいけるか試してみようと思うんだ」という歌詞は、いまでも歌っていて泣きそうになる。
消してマイナスではなく、上手くいかない事を踏まえた上で進んでいこうとする強さがあって、個人的に高い点数をあげたい曲だ。
音楽的に言うと、実ははじめはF△7でつくっていて、ちょっとおしゃれにダンスミュージックぽい感じだったのだが、もっとロックよりにして力強さをしたいと言う事で、AメロをAmに変えた。
アレンジもとってもカッコ良くて気に入っている。
ただ、ジャケットになぜあのボクシングのおっさんを選んだのかがいまだに謎だ。
「君に届け!」と聴いてがむしゃら感があったからとデザイナーに言われ、分かった顔で了解したのだが、今思うとやはり少し考えてしまう。
あれから数枚アルバム出して思うが、バックが黒いジャケットはそれだけで印象がダークになるなぁと言う事。
今後使うときは慎重にしないと。
で、この頃の僕は、いや僕らはTHE NEUTRALをはじめて、初の迷いの時期にきていた。
「パンとピストル」で売れたが故に、レコード会社移籍問題が上がり、事務所の意向で契約途中で僕達は抜けてしまう。
けど、移籍予定のレコード会社では人事異動があって、移籍問題がなくなり、僕らはCDをリリースする場所を失ってしまうばかりか、今なお売れている「パンとピストル」をレコード会社を抜けてしまったために、廃盤にしなければならないという過酷な現実を突きつけられる。
なので、この作品はまさかのインディーズでリリースされている。
この屈辱は分かってもらえるだろうか。
売れていたにもかかわらず、次回作がインディーズとは。
とてもとても悔しい思いをして、この頃の僕はとにかく険しい顔をして、なにか分からないものと常に闘っていた。
「そんな顔で事務所に来るな!」と社長にも怒られた。
メンバーも僕を「まぁまぁ」となだめる。
でも、僕をなだめるメンバーも許せなくて、「なんでお前達は怒らないんだ!?俺たちの人生めちゃくちゃになっちまうぞ!!」とまた怒っていた。
人生の分岐点の一つは確かに「パンとピストル」と「君に届け!」の間にある。
確かにあるのだが、分岐点は過去にしかなく、それを変える事は出来ない。
でも、その分岐点の色を変える事は出来る。
その分岐点の色を明るい色にするのは、やはり未来にあり、今にあるのだ。
「風の吹く場所が 僕らの望んだモノとは違っても あと少しだけ 幸せが10秒後に来ても僕らはかまわず泣き続けるのさ このままで このままでいい」
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
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夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
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ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
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2011/07/03
全曲ライブ企画「時々僕が思うこと」
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
パンとピストルのミニアルバムは当時パワーシングルと言う名前で売られていた。
この「パワーシングル」という言葉は勝手に僕らが造った造語。
当時、ミニアルバムと言うのは中途半端で受け入れられなかったので、苦肉の策でこの名前を造ったのを覚えている。
ちなみに規定で、5曲以上収録されているものを「ミニアルバム」となる。
しかし、その時にあった曲は「パンとピストル」「日曜日の太陽」当時ライブでは定番だった「ブルルンGO!」そして僕のこだわりでROCKな部分を残したいと言う事で「傘のない君」。
残り一曲足りない。
北海道のホテルの一室でディレクターとメモ用紙にどんな曲が必要かと書き出した。
結果、アコースティクで訥々と歌う歌を歌いたいと言う事で造ったのが「時々僕が思うこと」 。
シンプルに日々感じた事を歌った。
当時のレコード会社の社長は、この歌が書けるってことはこのこの作品は良いものになっていくと褒めて頂いた。
ディレクターの奥さんはこの歌の歌詞の一部分を切り取って「私は今人生のどれくらいかなぁ」とつぶやいていたらしい。
人の心にそっと腰をおろすような歌になったと思う。
僕の大好きな歌のひとつ。
古ーいインタビューを読み返していると当時僕はこんな事を言っていた。
「詩人吉野弘さんの「夕焼け」という詩の中で、混雑した電車の中で席を譲った女の子が、また座り直したところ、また違う老人が女の子の前に来て、また席を譲る、で、また座り直したら、2度ある事は3度あると言う事で、また違う老人が女の子の前に押し出される。でも、3回目は女の子は席を立てなかった。恥ずかしそうに下を向いて唇を噛んで、窓の外の美しい夕焼けも見ないで。というのがあるんですけど、この歌の2番では携帯電話のメールに夢中になる女の子が、画面に映り込む夕焼けがまぶしくて鬱陶しくてカーテンを閉めるシーンがあるのですが、わずか数年でこんなに日本は変わったのかと思ってしまった。」
この部分に関しては今でも感慨深く感じてしまう。
この歌からもう8年以上経った。
そして僕は未だ「ゆらゆらと 揺れながら、答えも分からずに歩いている」
追記、いよいよ、全曲ライブ2daysまで2週間を切りました。
そこで、みんなにお願いと言うか、参加してと言う意味で。
あなたの中にある僕らの思い出の歌。
それを思い出、思い入れを教えてほしいんです。
ココロランドリーみたいにライブ中紹介出来ればなぁと。
「あの頃の私」もしくは「あの頃の僕」というタイトルで、思い出の曲名と思い出をinfo@the-neutral.comまでメールください。
暖かい、面白い、いろんなメッセージお待ちしています!!
後少し!!
頑張ります!!
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
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ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
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2011/07/02
全曲ライブ企画「日曜日の太陽」
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
パンとピストルのアルバムの2曲目の曲「日曜日の太陽」。
この曲は「なるたる」というアニメの主題歌になった歌(だからなのか、情報番組のバックでよく流れているらしい)。
一度アニメの映像と合わせてみさせてもらったが、自分の歌で番組が始まる気持ち良さを今でも覚えている。
でも、僕はこの歌を長い事歌わなかった。
その理由の1つに時間に追われていたあの頃の僕、がある。
レコーディングに間に合わす為に歌詞を書くのだが、ギリギリまで書けない。
「この歌詞でいいのか?」と自問自答する間もなく歌を入れた。
そのちょっと後、事務所の大先輩に「自分が納得いくものを書けよ。そうじゃないと段々歌わなくなるから」と言うアドバイスを受けたが、まさにその通り。
メンバーがやろうと言っても僕は首を縦に振らなかった。
それでも、レコード会社の中では、「パンとピストルよりもこっちの方が良いんじゃないか!?」という評価をいただいた。
あれから数年経ち、僕は今になってこの歌を愛せるようになった。
「放物線描いていくボールが僕のまで強く大きく跳ねてた」など、僕らしい言葉が詰まっているではないか。
この歌の最後、僕はリスナーに答えを求めるように作った。
「君はもう来ないと分かってた
それでも僕はずっと待っていた
太陽はやがて赤く染まり
君はもういないと知ったんだ」
ただの失恋なのか、それとも死別か。
いろいろ聞かれたけど、僕は今になっても答えを言おうとは思わない。
リスナーのそれぞれのビジョンで良いと思っている。
君はどう思う?
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
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夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
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(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
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2011/07/01
全曲ライブ企画「パンとピストル」
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
初めての世の中に手応えを覚えた曲「パンとピストル」。
この歌のはじまりは「怒り」「悔しさ」だった。
忘れもしない群馬県は前橋でのライブ。
とある青春パンクと対バンだったのだが、僕らが演奏しても「こんなのロックじゃないよ」的な視線を浴びたか、アンケートに書かれたかで悔しい思いをした。
そこで「ふざけんな!ロックってのはビートの速さだけちゃうぞ!オレなりのロックを見せたるっっっ!」と息巻いて書いたのがこの「パンとピストル」。
冒頭の間の抜けたような歌い方をしているのも、青春パンクだと思われないようにわざと気の抜けた声ででも歌詞がとんでもない事を歌っているように試みた。
この曲はリリースする時にかなりの物議を醸し出した。
こんな歌、メジャーで出せるのか?
自分で言う話ではないが、僕は会議室で最後にこういった。
「僕はこの歌を出さなかったら後悔する。どの曲出しても誰も責任は取ってくれないでしょ?この曲がダメだったら僕は責任が取れる。だからリリースさせてください。」
レコード会社の人に「しげる君のあの言葉が効いたよ」と言われ、めでたくリリース。
が、当時戦争が起きたりして「パンパンパン」が戦争を連想させると自粛モードに。
決まっていたテレビも2つほど飛んだ。
そんな中、有線放送で火がついた。
はじめは苦情が多かったらしい。
しかも新宿の歌舞伎町から。
だが、この歌はそう言う歌ではないと気付いてくれたのか、気が付けば一番苦情の多かったその街からのリクエストが増え、全国に広がった。
初回の売り上げの10倍ほどの売り上げを半年かけてたたき出した、まさに歌の力の強い歌だったと思う。
アレンジも、ロックな様でレゲエであったり、今なら当たり前だろうけど、当時はミクスチャーとも言われたりした。
何もかもが斬新だったんだろうな。
ただ僕はこの歌が評価される度に、「この歌は分かりやすい。チャンスはそこだ!の良さこそが本当は難しいのだ」と吠えていたのだが。
この歌が一番みんなに知ってもらった歌。
ライブハウスで歌っても「あっ!あの歌!」と言ってもらったり、いまだに「パンとピストルの人」と言われたりする。
それは素直に嬉しい事であり、売れるとはそう言う事なんだなぁと思わされる。
僕の人生を変えた歌。
そして僕はこの時からずっと僕なりの「パン」を歌で届け続けている。
追記、この歌は思い入れが強すぎてもっと書きたい事があるのだが。。。
ちなみに「僕の日記はパソコンだとこの頃までは遡れる。
http://www.the-neutral.com/cgi/hodoukyou/hodoukyou.cgi?vew=551
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
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夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
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時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
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