2010/03/22
君は神様を見た事があるかい?
今日は僕の中の神様であるBobDylanのライブに行って来た。
僕の中で絶対に死ぬまでに見たいアーティストのライブが3つあった。
「The Rolling Stones」「Michael Jackson」そして「BobDylan」。
昨年末、マイケルがあんな事になったこと、ディランがもう70歳近くになった事を踏まえるともうここしかないと思い、大人の力を使わずに根性でチケットをゲットした。
ライブは外国人特有の常にROLLしていくもの。
ディランのライブには定番曲と言うのがほとんどない。
気分屋さんで好きな曲を歌って行く。
アレンジも変わりまくり。
歌い方も変えまくり。
もはやハーモニカを吹くも簡単なフレーズだけ。
アコギの神様なのにアコギを持たない。
なぜかもっぱらキーボードを弾く。
でもディランはディランだった。
神様を生で見たときってこうなんだなぁって思った。
その人がそこに存在するだけでもうOKな世界。
少なくとも僕にとってのボブディランはそう言う人なのだ。
高校生の時、トレイシーチャップマンが歌う「The Times They Are A-Changin’」に出会った。
「今日の敗者は明日の勝者 なぜなら時代は変わるのだから」
ここまでは他の人でも歌えそうだけど、次には
「今一番のものはやがて最後になる なぜなら時代は変わるのだから」
と、痛々しい現実を突きつけて来るディランに僕は痺れた。
その昔、高校生を出たての頃に僕とダイスケと清正で組んでいたバンド。
オリジナルの曲がなくて、もっぱらコピー。
そんな時にライブハウスの店長がこの歌を聴け!と聴かされたのが「Mr. Tambourine Man」。
「Hey! Mr. Tambourine Man 聴かせてくれ
眠たくもないし 行くところもないんだ
Hey! Mr. Tambourine Man 聴かせてくれよ
騒がしい未来へと 連れてってくれ」
「眠たくもないし 行くところもない」
まさに僕らの10代はそんなだった。
時間だけが有り余っていた。
20歳の時、迷った時に聴いた「Blowin' in the Wind」。
「どれだけ道を歩けば 一人前の男と認められるんだろう」
「どれだけ顔を背ければ 見て見ぬふりができるんだろう」
「友よ、答えは風に吹かれている」
あれから10年が経ち、僕はいまだに答えは見つけられていない。
風の吹く場所へ走り続けている日々が今も続いている。
今日のライブでは「Mr. Tambourine Man」と「Don't Think Twice, It's All Right」「Like A Rolling Stone」を歌ってくれた。
「Don't Think Twice, It's All Right」
くよくよするな!という意味。
会場にはお父さん世代。
くよくよするな!と言う言葉が僕以上に刺さっていそうだった。
「Like A Rolling Stone」
「How does it feel?」
どんな気分だい?とディランに問われる。
「どんな気分だい?ひとりぼっちで 家路もなく
誰も知らない人のように 転がる石ころのようにいるのは」
東京に出て来て随分と月日が流れた。
転がる石のように進み続け、こけを落とし磨きをかけた。
でも転がる石は意志をなくしてしまったときもあった。
どんな気分だい?
僕の答えは涙がこぼれた事だった。
ありがたい事にもうすぐ渋谷の7thフロアーでワンマンライブが2daysある。
僕があの頃、ディランから受け取ったような事を僕らが出来ているとしたらそれは本当に嬉しい事だ。
みんなが何歳になっても振り返れる、そんな素敵な歌を届けて行きたい。
最高の夜にしたいと思う。
転がり続ける日々は続く。
変わりゆく時代の中もがいている。
風の吹く場所を求め走り続ける日々。
「どんな気分だい?」と聞かれれば、外向けには「最高だよ!」と答えるだろう。
でも、ディランに耳打ちで「本当のところはどんな気分なんだい?」と聞かれれば、満足はしてないけど悪くはないよ。と答えれると思う。
僕を今日まで、この未来にまで繋いでくれた全ての人、モノ、出来事に感謝します。
ありがとう。
追記、7thフロアーのアコースティクワンマンの時に僕らが会場に登場する時に流れているのが、「Like A Rolling Stone」です。
ちなみにストーンズが歌っているバージョンです。
ディランの曲は本人よりも人が歌う方がグッと来たりもするの付け足しておきます。
2010/03/21
THE 日記「出来ればソロのときの名前は三木茂で」
今日は温かな風でしたね。
僕はWESTでソロライブでした。
あんなに憧れていたWESTにソロで立つのは2回目。
嬉しい事ですね。
久しぶりにステージに立ちました。
一ヶ月もステージに立たない事ってあったかなぁ?
家で弾きながら歌うのとステージでやるのとは違いますね。
それでも3曲目あたりからいつもの調子になったなと思っております。
終わったあとは7thフロアーで打ち上げでした。
今月末にここでワンマンライブするんだよなぁと思ったら嬉しくなりました。
あの会場の雰囲気って独特ですよね。
本当に良いライブにしたいと思います。
仕事終わりに駆けつけて、ふっとココロを座らせに来る感覚で来てもらえると嬉しいな。僕は忙しすぎた日々をここで一度落ち着かせます。
わがままを言えば、初日のメッセージをもう少し色んな角度からいただけると嬉しいのですが(笑)。
お待ちしております。
まだ見に来られた事のない方は、ぜひ一度、見に来てやってください。
さぁ、今から眠ると長時間リハーサル。
そのあとは僕の大好きなアーティストのライブを見に来ます!!
ココロにたくさんの栄養をつけて、今月末、EASTとはまた違う角度の良いライブを目指します!!
今日も来てくれたみんな!ありがとう!!
おれ、嬉しかったよ!
追記、ソロの時、しげるというひらがな表記が妙に恥ずかしいです。
三木茂にしたいです。
でも、こんばんはTHE NEUTRALですと名乗るのは平気だけど、こんばんは!三木茂ですってフルネームで言うのって照れちゃいます。
2010/03/20
過去に憧れられ、未来から怒られたい
時折僕は思う事がある。
なんで僕は歌っているんだろう?
ステージ上がる事は好きだけど、もはやあの頃の毎日でも歌を歌っていたいというのとは少し違う。
今の生活で僕が歌を歌う事は当たり前。
きっとこれを読んでくれている人も僕が歌う事は当然の事として受け止めているだろう。
それはすごい事だなぁと思うときがある。
僕は元々歌う事が好きではあったけど、親戚のおっちゃんから「お前は音痴やから歌うな!」と言われた事がきっかけで人前で歌うのをやめてしまった。
そんな僕がどこでどう自信をつけたのかは知らないが、高校2年生の文化祭で一人でステージに立とうといきり立った(ちなみにこの時のオーディションで初めて清正君と会った)。
音痴なはずの僕はオーディションに合格。
文化祭当日、他のオーディション組が昼休憩に外で演奏する中、僕だけ体育館の中でしかも全校生徒の見ている前で歌うことになった。
初ライブは1000人の前。
その時歴史が動いたと言うならばやはりここだと思う。
僕が今日までバンドを辞めなかった理由の1つに、忘れられないライブがあるからだ。
20歳の時、音楽を辞めようかと考えた時に「オレはあのライトを浴びない世界で生きて行けるのか?」と考えて、結果、THE NEUTRALを立ち上げた。
今僕がいるところはあの頃描いたものとは少し違っている。
でも、あの頃の僕が今の僕を見ても悪い気はしないと思う。
でも、何年後かの僕が今の僕を見るとがっかりすると思う。
そうであってほしい。
過去に憧れられ、未来からは怒られる。
そんな自分でいたい。
僕は「今」ここに立ち、何を歌い、何を残せるのだろう。
忘れられないライブも経験し、いつでも最高の状態は「今」にある。
今から眠ると一ヶ月ぶりのライブだ。
初めてライブをしたときと同じ、一人でステージに立つ。
ここから、また未来へつなげていこう。
歌え。
空を突き抜けて明日の向こうへ。
なんで僕は歌っているんだろう?
ステージ上がる事は好きだけど、もはやあの頃の毎日でも歌を歌っていたいというのとは少し違う。
今の生活で僕が歌を歌う事は当たり前。
きっとこれを読んでくれている人も僕が歌う事は当然の事として受け止めているだろう。
それはすごい事だなぁと思うときがある。
僕は元々歌う事が好きではあったけど、親戚のおっちゃんから「お前は音痴やから歌うな!」と言われた事がきっかけで人前で歌うのをやめてしまった。
そんな僕がどこでどう自信をつけたのかは知らないが、高校2年生の文化祭で一人でステージに立とうといきり立った(ちなみにこの時のオーディションで初めて清正君と会った)。
音痴なはずの僕はオーディションに合格。
文化祭当日、他のオーディション組が昼休憩に外で演奏する中、僕だけ体育館の中でしかも全校生徒の見ている前で歌うことになった。
初ライブは1000人の前。
その時歴史が動いたと言うならばやはりここだと思う。
僕が今日までバンドを辞めなかった理由の1つに、忘れられないライブがあるからだ。
20歳の時、音楽を辞めようかと考えた時に「オレはあのライトを浴びない世界で生きて行けるのか?」と考えて、結果、THE NEUTRALを立ち上げた。
今僕がいるところはあの頃描いたものとは少し違っている。
でも、あの頃の僕が今の僕を見ても悪い気はしないと思う。
でも、何年後かの僕が今の僕を見るとがっかりすると思う。
そうであってほしい。
過去に憧れられ、未来からは怒られる。
そんな自分でいたい。
僕は「今」ここに立ち、何を歌い、何を残せるのだろう。
忘れられないライブも経験し、いつでも最高の状態は「今」にある。
今から眠ると一ヶ月ぶりのライブだ。
初めてライブをしたときと同じ、一人でステージに立つ。
ここから、また未来へつなげていこう。
歌え。
空を突き抜けて明日の向こうへ。
2010/03/19
仮日記
3月はゆっくりしようと決めていました。
ところがどっこい、そこのけまっこり、ほとんどオフがありません。
というのも、この期間に制作しなくてどうすんの!?と自分に言い聞かせて頑張っています。
一皮むける為に僕が創作の兄貴と呼んでいる人改めて弟子入りして一からお勉強しています。
止まりたくなし、満足もしたくない。
もっと良い作品を創りたいと言う欲求が高まっています。
その中で、29日30日のワンマンのリハーサル。
アコースティックワンマンのしかも2DAYSなのでがっつりリハーサルもしなくちゃいけません。
時間と戦っています。
急に決まったライブでしかも平日と言う事もあり、なかなか足が運ばないかもですが、元気が出る事間違いなし!ちょっと泣ける事間違いなし!にしたいと思っています(どっちやねんっ!)。
映画に来るような感覚でも構いません。
このホームページでも予約出来るようになったようなので、ぜひご来場お待ちしています。
それにしても、時間と戦うのはいつぶりだろうか?
そんな感じもします。
気を引き締めて、2010年を手に入れてやろうと思います。
ちなみにいつか書こうと思いますが、スノーボードもはじめました。
よく遊び!よく働け!!ですね。
趣味が出来て良かったです。
そう言えば携帯電話の調子が悪いです。
不良です。
ぐれています。
これを機に10年来のMacユーザーである僕としてはiphonにしたいところです。
が、いまさら携帯会社を帰るのも億劫。。。
にしてもしょーもない日記ですね。
仮日記です。
どんまい。
さぁ、明日は久しぶりのライブ。
ソロ。
どソロ。
一人でも出来るもん!
良いライブにしましょう!
2010/03/18
THE 日記「サツマイモのパイ包み焼 カスタードソース」
先日、友人の結婚式で関西に帰った時、東京の数少ないお友達のひとりMINXZONE(『じゃ。』という曲が配信されています。ちなみにカウントダウンの際には『すなお』という曲をカバーさせてもらいました)のギターワイオ氏も関西だと言う事を聞きつけ、よせば良いのに、じゃ。大阪で会おうと言う事に。
東京でもよく会っているのだからなにも関西に来てまでも、、、なんて言いつつも二人で梅田をぶらり。
それにしても梅田も変わったなぁ。
噴水はどこに行った!?
噴水前で待ち合わせ。
東京で言うところのハチ公前かな?
僕もそうだったけど、大阪に住んでいる若者はベタすぎると言う理由で恥ずかしがって噴水前を待ち合わせに選ばなかった。
そう言えば代谷とダイちゃんが初めて会ったのも梅田やったなぁ。ちなみに代谷が待ち合わせで指定したのは当然噴水前やったけど。
あと、僕は大阪の地理をほとんど忘れていた。
あんなに遊び倒した街なのに。。。ちょっとショックだった。
じゃ。ご飯を食べようとワイオ氏おすすめの神戸にんにくやへ。
で、ワイオ氏おすすめの「サツマイモのパイ包み焼 カスタードソース」を食べたのだが、絶品。
甘いものが苦手と言う人は当然ダメだろうが、デザートが好きならこれはバシッと来るだろう。
メタメタおいしかった。
ミキラン5つ星である。
東京ににんにくやがない事が悔やまれる。
みなさんも関西に行った際にはぜひ!
追記、今日は今月29日、30日にあるココロランドリーのリハーサルでした。
皆さんから寄せられたメッセージをもとに行うライブですが、それにちなんだ曲を創ったりしています。
あとはデモテープ時代の歌とかもやってみたり。照れくさかった時期を一回りして、結構良い感じやん!という手応えでございます。
珍しい曲もやるし、良いライブになるんじゃないかな?
かな?じゃなくそうしないとですね。
土曜日には僕のソロライブもあるし。
まだまだガンバらないと!!
2010/03/17
思い出せない
大学時代は本の海で泳いでいた。
とにかく活字に触れていたかった。
ファッション雑誌を買っても、活字のところばかり読んでいた。
最低一日一冊は読んでいた。
本好きなら誰もが通るようにゲーテ、サリンジャー、村上春樹、ニーチェ、古文書等の専門書、あげればきりがないが哲学・小説・コラム・エッセイ・漫画なんでも来いだった。
僕が文章を書くところをはじめて見る人は、そのはやさに驚かれる。
きっとあの頃、目に頭に塗りたくるように読んだ『知』が今の僕を助けてくれている事に違いはないが・・・。
正直に告白すれば、なぜだか分からないが、僕は読んだ本の記憶がほとんどない。
なぜだか忘れてしまうのだ。
こう見えても記憶力は半端ないと自負している。
昔のエピソードなんかでも、友人が忘れている事さえも事細かく覚えている。
なのに、本に限ってはすぐに忘れる。
しかも内容も言われても思い出せない事が多々ある。
同じような事で、僕は人の顔をハッキリ思い出せないと言うわけの分からない頭の構造になっている。
小学生の時、担任のセンセイの顔が2学期の途中になってもハッキリ頭に思い描けなかった。
だが、これは特定の人に限られている。
先生はともかくとして、好きな女性の顔はいつだって思い出せない。
恋愛の真っ最中。
家に帰って好きな人の顔を思い浮かべるがぼんやりとするどころか、本当に出てこない事がよくあった。
きっと僕は人を見る時に全体の雰囲気で覚えているのだろうなと解釈しているのだが・・・。
単純に僕がアホだと言われればそれまでだけど。
きっと脳みそのどっかの回路を僕は使うのを嫌がっているのだろう。
固まる前にほぐしてやろうと思う。
そう言う意味でも、今左手を使っているのだがどうなることだが。
まぁ、人生は短いようで長い。
思うように楽しくやっていこうと思う。
追記、ココロランドリー。
一生懸命良いライブにしますね。恒例と言うかなんと言うか、両日パンフレット的な家に持って帰ってもらえるものも面白おかしく用意してます。お楽しみに。
とにかく活字に触れていたかった。
ファッション雑誌を買っても、活字のところばかり読んでいた。
最低一日一冊は読んでいた。
本好きなら誰もが通るようにゲーテ、サリンジャー、村上春樹、ニーチェ、古文書等の専門書、あげればきりがないが哲学・小説・コラム・エッセイ・漫画なんでも来いだった。
僕が文章を書くところをはじめて見る人は、そのはやさに驚かれる。
きっとあの頃、目に頭に塗りたくるように読んだ『知』が今の僕を助けてくれている事に違いはないが・・・。
正直に告白すれば、なぜだか分からないが、僕は読んだ本の記憶がほとんどない。
なぜだか忘れてしまうのだ。
こう見えても記憶力は半端ないと自負している。
昔のエピソードなんかでも、友人が忘れている事さえも事細かく覚えている。
なのに、本に限ってはすぐに忘れる。
しかも内容も言われても思い出せない事が多々ある。
同じような事で、僕は人の顔をハッキリ思い出せないと言うわけの分からない頭の構造になっている。
小学生の時、担任のセンセイの顔が2学期の途中になってもハッキリ頭に思い描けなかった。
だが、これは特定の人に限られている。
先生はともかくとして、好きな女性の顔はいつだって思い出せない。
恋愛の真っ最中。
家に帰って好きな人の顔を思い浮かべるがぼんやりとするどころか、本当に出てこない事がよくあった。
きっと僕は人を見る時に全体の雰囲気で覚えているのだろうなと解釈しているのだが・・・。
単純に僕がアホだと言われればそれまでだけど。
きっと脳みそのどっかの回路を僕は使うのを嫌がっているのだろう。
固まる前にほぐしてやろうと思う。
そう言う意味でも、今左手を使っているのだがどうなることだが。
まぁ、人生は短いようで長い。
思うように楽しくやっていこうと思う。
追記、ココロランドリー。
一生懸命良いライブにしますね。恒例と言うかなんと言うか、両日パンフレット的な家に持って帰ってもらえるものも面白おかしく用意してます。お楽しみに。
2010/03/16
忘れたいけど忘れられない君へ
くしゃみを一回すると「誰かが良い噂をしてくれている」
2回すると「悪い噂」。
3回連続は「風邪、病院直行」。
子供の頃からこんな事を誰ともなく教わった。
起き抜けにくしゃみをひとつした。
君の事を思い出した。
ずらりと並ぶ桜の木を見るといつも君を思い出す。
君はいつも桜と一緒だったような気がする。
忘れたくないモノばかりが姿を消し、いつだって忘れたいモノだけが張り付いてくる。
忘れたいモノと言う事は忘れていないから思う事。
そんな事は分かっているけど。
君は活発だった。
まわりから煙たがられようが、君は君の思うまま。
意識してではなく自然とそうだった事を僕は誰よりも知っている。
深く息を吸い込むと君が僕の中を駆け巡る。
花粉さん、今年も君の季節到来。
どうぞ、お手柔らかにお願いします。
追記、たくさん曲を書いています。
ココロランドリーで歌えたら良いけど。。。
焦らず良い作品を作ります。
楽しみに待っていて下さいね。
それにしても、改めてNEW OLD STOCKを聴くと良いアルバムですね。
2回すると「悪い噂」。
3回連続は「風邪、病院直行」。
子供の頃からこんな事を誰ともなく教わった。
起き抜けにくしゃみをひとつした。
君の事を思い出した。
ずらりと並ぶ桜の木を見るといつも君を思い出す。
君はいつも桜と一緒だったような気がする。
忘れたくないモノばかりが姿を消し、いつだって忘れたいモノだけが張り付いてくる。
忘れたいモノと言う事は忘れていないから思う事。
そんな事は分かっているけど。
君は活発だった。
まわりから煙たがられようが、君は君の思うまま。
意識してではなく自然とそうだった事を僕は誰よりも知っている。
深く息を吸い込むと君が僕の中を駆け巡る。
花粉さん、今年も君の季節到来。
どうぞ、お手柔らかにお願いします。
追記、たくさん曲を書いています。
ココロランドリーで歌えたら良いけど。。。
焦らず良い作品を作ります。
楽しみに待っていて下さいね。
それにしても、改めてNEW OLD STOCKを聴くと良いアルバムですね。
2010/03/14
人生最良の日、更新
今日もまた人生最良の日だった。
大学時代の友人の結婚式。
彼が入場した瞬間に目から涙がこぼれてきた。
大学に入学し、友達も出来ずに僕は一週間ほど過ごしていた。
隣の部屋は初日からうるさかった。
どうも隣とその隣に住んでいる奴は高校時代からの友人だったらしく、毎晩遅くまで馬鹿騒ぎ。
壁の薄いアパートで楽しそうな声を鬱陶しくもうらやましく聞き流しながら過ごしていた。
ある時「ピンポン」とドアホンが鳴った。
のぞいてみると隣の隣の住人。
「おんなじ大学の人やんね?昨日授業で見たから。良かったら隣で晩御飯を一緒に食べへん?」と声を掛けてきた。
今こうやって書くと少し怖い感じもするが、覚えている。
とてもうれしかった。
彼らがおしゃれでいけていたというのも、もちろんだけど、友達が出来ずに一人孤独に過ごしていた繊細な18歳には一番かけてほしい言葉だった。
その隣の隣の彼こそが、今日結婚した友人だった。
それ以降、ぼくら三人はいつだって一緒に過ごした。
同じ釜の飯を食った仲とは良く言ったもので、毎晩僕らは誰かの部屋に集合してはご飯を食べ、外が明るくなるまで語り合った。
毎日顔を合わせているのに、なにをそんなに話すことがあったのかは知らないが、とにかくいろんな話をした。
僕が告白をする前に好きな人に恋人が出来て、恋が終わった夜には、2人が慰めてくれ、僕を励まそうとなぜかエロビデオを3人で鑑賞し、最後には川の字に布団を敷いて3人で寝た。
今振り返ると、後にも先にも3人で川の字で寝たのはあの僕の恋が終わったときだけである。
2人の熱い思いが伝わってくる。
その友人が今日結婚した。
本当にうれしくて、うれしくて、でもそれさえも飛び越えて僕は泣いていた。
今日も「たら」「れば」を言うならば、あの時、彼が僕の部屋をノックしていなかったら、僕はきっとしょうもない大学生活を過ごしていただろう。
音楽もやっていなかったかもしれない。
少なくとも、僕は今日の結婚式には参加していなかっただろう。
見知らぬやつの家のインターホンを押し、晩飯に誘うという行為はなかなかできるものじゃない。
若さもあっただろうが、そのことに僕は今、非常に感謝している。
今日、僕の大親友が結婚した。
これが人生最良の日でなくてなんであるか!!
友人の幸せが、今、僕は猛烈にうれしく幸せに感じている。
人生最良の日、更新。
大学時代の友人の結婚式。
彼が入場した瞬間に目から涙がこぼれてきた。
大学に入学し、友達も出来ずに僕は一週間ほど過ごしていた。
隣の部屋は初日からうるさかった。
どうも隣とその隣に住んでいる奴は高校時代からの友人だったらしく、毎晩遅くまで馬鹿騒ぎ。
壁の薄いアパートで楽しそうな声を鬱陶しくもうらやましく聞き流しながら過ごしていた。
ある時「ピンポン」とドアホンが鳴った。
のぞいてみると隣の隣の住人。
「おんなじ大学の人やんね?昨日授業で見たから。良かったら隣で晩御飯を一緒に食べへん?」と声を掛けてきた。
今こうやって書くと少し怖い感じもするが、覚えている。
とてもうれしかった。
彼らがおしゃれでいけていたというのも、もちろんだけど、友達が出来ずに一人孤独に過ごしていた繊細な18歳には一番かけてほしい言葉だった。
その隣の隣の彼こそが、今日結婚した友人だった。
それ以降、ぼくら三人はいつだって一緒に過ごした。
同じ釜の飯を食った仲とは良く言ったもので、毎晩僕らは誰かの部屋に集合してはご飯を食べ、外が明るくなるまで語り合った。
毎日顔を合わせているのに、なにをそんなに話すことがあったのかは知らないが、とにかくいろんな話をした。
僕が告白をする前に好きな人に恋人が出来て、恋が終わった夜には、2人が慰めてくれ、僕を励まそうとなぜかエロビデオを3人で鑑賞し、最後には川の字に布団を敷いて3人で寝た。
今振り返ると、後にも先にも3人で川の字で寝たのはあの僕の恋が終わったときだけである。
2人の熱い思いが伝わってくる。
その友人が今日結婚した。
本当にうれしくて、うれしくて、でもそれさえも飛び越えて僕は泣いていた。
今日も「たら」「れば」を言うならば、あの時、彼が僕の部屋をノックしていなかったら、僕はきっとしょうもない大学生活を過ごしていただろう。
音楽もやっていなかったかもしれない。
少なくとも、僕は今日の結婚式には参加していなかっただろう。
見知らぬやつの家のインターホンを押し、晩飯に誘うという行為はなかなかできるものじゃない。
若さもあっただろうが、そのことに僕は今、非常に感謝している。
今日、僕の大親友が結婚した。
これが人生最良の日でなくてなんであるか!!
友人の幸せが、今、僕は猛烈にうれしく幸せに感じている。
人生最良の日、更新。
2010/03/13
「たら」「れば」はいつだって
今、和歌山に来ている。
大学時代の友人が結婚するとのことで。
さっきまでみんなで集まって昔話に花を咲かせていた。
もう何度も話した事のあるネタなのに大爆笑。
大学に行って良かったことは一生の友達が出来たことだろうなぁ。
大人になると友達は出来にくくなる。
仕事で知り合えば何かとビジネスのことも考えフランクにいけない。
学生時代の、いい意味で稚拙でナイーブで、でも図太くアホで儚く、でもまっすぐさを疑わなかったあの頃だからこそ親友が作れたんだよなぁとつくづく思った。
僕のことをこの先どんな評価をされようが、この友人たちがいることが僕を支えてくれ、僕の人格を迷わず垂直に立ててくれる。
いろんな話の中、当然、当時の恋の話にもなった。
何度も書いたことがあるけど、僕はこの時期、本当に大好きな人がいた。
好きで好きで、そのために思いを伝えるという事が出来ずに終わった恋。
今日集まった友人の中でも2人にしか打ち明けていなかった。
はずなのに、今日発覚したのが「みんな知っていた」という事実。
そりゃそうだわな(笑)。
今なら堂々と言えるのだけれども、あの頃はなぜか言えなかった。
あの時、仲間全員に打ち明けていたら、打ち明ける勇気があればきっと変わっていたと思う。
今日の話の中でも全員が全員「告白していればいけていた」と言っていた。
僕にほんの少しの勇気があれば変っていたのだ。
でも、うまくいっていたら今僕は東京で歌を歌っていなかったと思う。
それでも歌をやっていたとは、やはり言い切れない。
学生時代とはそういうものだ。
そう思えば、やはりこれでいいのだと思う。
当時、僕は怖いくらいのモテ期だった。
でも好きな人とはうまくいかなかった。
いきそうになった時も、なぜかすべて素晴らしい偶然が重なりタイミングを外されて実らなかった。
神様的なものがいるならば、僕をこの場所にいざなうために仕組んだように思う。
これでよかったのだと思う。
ココロランドリーの度に思い出す「たら」「れば」の世界。
あのとき告白していたら、僕は関西で音楽とは違う仕事をしていただろう。
幸せは比べられないし、それはそれでよかったと思が、僕は今の生活に満足している。
子供のころにあこがれたところに僕はいる。
だからこそ、僕は今こうして君にメッセージを伝えられている。
ボタンの掛け違いのような些細なことで僕らの人生は大きく変わる。
まるで決められた運命のようでもあり、やはり無意識の中でそれを選択して、今、ここに立っているんだろう。
今を誇れることを誇りに思う。
あの日の「たら」「れば」はいつだって未来を築いてくれていたのだ。
きっと今の悩みも。
生きてこそ見える。
生きてこそ。
もっと先をのぞきに行こう。
大学時代の友人が結婚するとのことで。
さっきまでみんなで集まって昔話に花を咲かせていた。
もう何度も話した事のあるネタなのに大爆笑。
大学に行って良かったことは一生の友達が出来たことだろうなぁ。
大人になると友達は出来にくくなる。
仕事で知り合えば何かとビジネスのことも考えフランクにいけない。
学生時代の、いい意味で稚拙でナイーブで、でも図太くアホで儚く、でもまっすぐさを疑わなかったあの頃だからこそ親友が作れたんだよなぁとつくづく思った。
僕のことをこの先どんな評価をされようが、この友人たちがいることが僕を支えてくれ、僕の人格を迷わず垂直に立ててくれる。
いろんな話の中、当然、当時の恋の話にもなった。
何度も書いたことがあるけど、僕はこの時期、本当に大好きな人がいた。
好きで好きで、そのために思いを伝えるという事が出来ずに終わった恋。
今日集まった友人の中でも2人にしか打ち明けていなかった。
はずなのに、今日発覚したのが「みんな知っていた」という事実。
そりゃそうだわな(笑)。
今なら堂々と言えるのだけれども、あの頃はなぜか言えなかった。
あの時、仲間全員に打ち明けていたら、打ち明ける勇気があればきっと変わっていたと思う。
今日の話の中でも全員が全員「告白していればいけていた」と言っていた。
僕にほんの少しの勇気があれば変っていたのだ。
でも、うまくいっていたら今僕は東京で歌を歌っていなかったと思う。
それでも歌をやっていたとは、やはり言い切れない。
学生時代とはそういうものだ。
そう思えば、やはりこれでいいのだと思う。
当時、僕は怖いくらいのモテ期だった。
でも好きな人とはうまくいかなかった。
いきそうになった時も、なぜかすべて素晴らしい偶然が重なりタイミングを外されて実らなかった。
神様的なものがいるならば、僕をこの場所にいざなうために仕組んだように思う。
これでよかったのだと思う。
ココロランドリーの度に思い出す「たら」「れば」の世界。
あのとき告白していたら、僕は関西で音楽とは違う仕事をしていただろう。
幸せは比べられないし、それはそれでよかったと思が、僕は今の生活に満足している。
子供のころにあこがれたところに僕はいる。
だからこそ、僕は今こうして君にメッセージを伝えられている。
ボタンの掛け違いのような些細なことで僕らの人生は大きく変わる。
まるで決められた運命のようでもあり、やはり無意識の中でそれを選択して、今、ここに立っているんだろう。
今を誇れることを誇りに思う。
あの日の「たら」「れば」はいつだって未来を築いてくれていたのだ。
きっと今の悩みも。
生きてこそ見える。
生きてこそ。
もっと先をのぞきに行こう。
2010/03/11
携帯電話による恋愛変期
もはや携帯電話の電話は仕事と居場所確認。
メールこそが携帯電話で一番大事な機能となっているのではないだろうか。
それをふまえた上で、もはや近頃の恋愛の発展にはメールが必要不可欠のような気がする。
周りの知人の話を聞いていても、ほとんどがメールの時点で恋の結末が出ている事が多い。
いやはやすごい世の中だ。
言葉を生業にしている僕でさえも、メールで好きな人に思いを伝えるなんて出来る自信がない。
というのも、例えば知り合ったばっかで長文のメールを打つのは当然少しひかれてしまうだろう。
あってもワンスクロールくらいで文がまとまってなきゃいけない。
その中で上手く想いに近い言葉を探しねじ込んで行くのは至難の業。
絵文字を駆使しないと成り立たないような気もする。
もひとつ厄介なのは、「好き」というよりはまだ「気になる」の段階。
まだ想いをぶつける程ではないんだけど、けどこの気持ちを確かめたい。
そんな微妙な距離のと気持ちの中、メールで伝えるって、僕には到底出来ない。
一昔前に比べて明らかに恋愛の形は変わりつつある。
そこにある物語も変わって行く。
高速道路の渋滞に巻き込まれ、彼女はその事を知らずそれが最後の答えだと思い去ってしまう、という歌があったけど、それさえも今なら携帯電話で一発である。
携帯電話が嫌いな僕だけれども、歌を書く以上、その辺の微妙なニュアンスも描いて行きたい。
感性を尖らせてないとな。
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