朝起きてNEWSを見た。
あまりに突然の事で僕は受け止める事も流す事も出来ず、ただその事実の前で魂を抜かれたように立ち尽くしていた。

マイケルジャクソンがこの世を去った。

「自称ミュージシャン」という歌の歌詞にもあるように、僕は小学２年生の時に初めて自分の意志で聴きたいと親に懇願して買ってもらったのがマイケルジャクソンの「スリラー」だった。
この話をすると、「初めて買ったCD（当時はカセット）がマイケルジャクソンってすごいね！」と言われるけど、この話をする時いつも言うのが、すごいのは僕ではないと言う事。
アメリカから遠く離れた島国、日本、その中の兵庫県姫路市に住む、英語も分からない、もっといえば少し周りの子よりも知恵が遅く劣等生の小学２年生の僕に「この歌を家で聴きたい！！」と思わせたマイケルジャクソンこそが本当にすごいのだ。

東京に来て、いろんなアーティストのライブを見させてもらった。
デビューすれば、いろんなコネで外国人アーティストでもなんとかチケットをゲットする事も出来るようになった。
死ぬまでに一回はライブが見たいアーティストで後見れていないのが「ボブディラン」と「マイケルジャクソン」だった。
もう見る事は出来ない。
もう見る事が出来ない。

語りだせば終わらない。
ただただ悲しい。
モータウンの音楽たちが僕の耳のずっとずっと奥の方で鳴っている。

魂を受け継いで僕は、空を超えるような大きな声で歌っていこう。
ありがとう、マイケル。
ゆっくり休んで下さい。
あなたは少し急ぎすぎたのかもな。

時間と戦うと言うよりも、時間と付き合って、頭の回転数も把握して、出来る事から、やらないとシャレにならない事から手を付ける。
体は資本なので、無理をしたとこで良いモノは生まれない。
しっかり休める。
そしてしっかり休んだなと言う気持ちを持つ。
そして最良のコンディションでライブに挑む。

今日は良い一日になりそうです。
お祭りなので「楽しく！」いきたいです。

トップページが新しくなったの、分かりました？
いいですね！！
新しいアルバムのジャケットです！！
新鮮です。

今日は歌入れ。
レコーディングです。

まっさらな新曲をレコーディングするのには相当なパワーがいります。
なんせ歌い込んでいないのだから。
大物と言われる方でも、テレビ番組で新曲を歌う際は特別にレッスンに通うほど。
歌って本当に難しいです。

歌と言えば、近年女性ボーカリストの成長が著しいです。
なんせやたらめったら歌がうまい人が多い。
個性的にうまいとかじゃなく、単純にうまい。
もうR＆B系の歌なんて本当に！！
吐息まじりの歌い方は完全に外国人も顔負け、鼻も折れるほど。
それに比べると男性はそれほどでもないです。
実は。
僕は男で良かったなぁと思います。
まだラップやってる限りは男性の歌そのモノの成長はないだろうなと一安心？します。

さぁ、言い訳も終わったところで今日はレコーディング頑張ってきます！
吐息まじりで。

人の体ってどうなってるんだろう？
心と体のバランスって？

昨日は朝の５時には寝て、朝の１０時に起床。
５時間は寝ているのに、どうも眠たい。
先日、アホ見たい起き続けたからか？

やっぱりライブと創作は一緒にしちゃダメだなと考えていた。
０から何かを作る創作は体が疲れていちゃ出来ないし、なんといっても眠たいような頭では進まない。
それでも眠い目を擦ってやるような事とも少し違うのが創作。
ライブ活動は逆で、疲れてようが寝てなかろうが、家族が大変な目にあおうがステージに立つもの。
この相反するものを一緒にやるって無茶だよな、と自分に言い訳をし二度寝へとベッドにダイブ。

ところが寝れない。
こんなに頭がぼーっとしているのに寝れない。
作業進まない。
時間迫る。
焦る。

気が付けばリハーサルの時間。
そこは集中。
メンバーといる時は気が抜けない。
一人でもだらけた態度を取るとみんなを不快にさす。
結果、とても良いリハーサルになった。
良いライブになると思う。
みんなに見てほしい。

ところが帰り道、またもや激しい倦怠感。
一年に一度の疲れ。
体の疲れなのか、創作による精神の疲れか？
椅子に座っていてもテーブルにべったり体を預けるほど。
早めに寝よう。

と思ったが、寝れない。

ちょっと新曲に取りかかるか、とぼーっとしたままピアノの前に。
あれ？
頭がクリアーになる？
えっ？
詩が出来ていく？
なんで？
オレ疲れてるんちゃうの？
あれ？
疲れてへんぞ？
むしろ元気やん！？

ってなわけで一曲書き終えて、もう一曲の方向性も決まった。

やっぱり気持ちなのかな？
心を凛としないとね。

長い事この体と付き合っているけど、むずかしいや。

昨日は２８時間くらい起きていました。
男子特有の疲れ自慢は飽き飽きすると思います。でも、安心してください、これは疲れ自慢です（笑）。

２月のクアトロ同様、７月２０日のリキッドルームに向けて僕は一人でも歌ったり、とにかく地道に、普段ならあまり出ないようなライブにも積極的に参加しています。
その中で感じるのがチケットを一枚売る事の重み。です。
リキッドもすでに何百人の人が来てくれるのは分かっているのですが、それでも自分で決めた事。
前に進む為に、コツコツライブをする。
良いライブが出来たからってすぐに反応があるわけでもない。
それでもめげずに、と言うのは少しウソになります。
心折れそうになったりしながら、それでもその都度立て直し、歩いています。

チケットを一枚売る事って、こんなに大変だったんですね。
忘れてはいなかったけど、かさぶたにもなっていなくて傷跡すら分からないような状態でした。
丸一日かけて、チケットを一枚売る。
本当に地道な活動。
言いたい事、納得いかない事、いろいろあるけど、けど、、、。
一枚売れた時のあの嬉しさ。
そして、その積み重ねを見たあのクアトロの感動。
それが今の僕を突き動かしています。

さて、今日もレコーディングでした。
生まれたての新曲達が本当に可愛い声を上げています。
親バカだから毎回、生まれてくる新曲が最高だと思ってしまうのですが、本当に良いと思います。
このホームページでも、近いうちにジャケットが公開されると思いますので楽しみにしていてください。
６月２０日の姫路のワンマンでは一曲は披露したいなと思っています。

さぁ、明日はワンマンのリハーサル。
良い一日に、濃い一日にします。

今日も読んでくれてお付き合いありがとう。

７月２０日のリキッドルームまで、肩で息をしようが靴のひもがほどけようが、横っ腹が痛くなろうが、給水ポイントが分からなくなってしまおうが、とにかく走ろうと心に決めている。
フォームもメチャクチャ、足なんか引きずったり、こけちゃってひざもズルむけになっているけど、それでも走っている。

なので８月はゆっくりしたいと思っている。
ライブも控えめに。
なのに、なんでみんな僕らをライブに誘うんだい！？
って嬉しい悲鳴なのだが、とにかく休もうと思っている。

休むとなった時、僕は何をするんだろう？
何がしたいんだろう？
ふと思ったのが旅行。
うまいもの食べて地元の人とふれあって。

なら一人でギター持ってライブしながらゆっくり色んな街を廻るか。
と、なんとも幸せな答えを導きだした。
結局歌う事は日常なのだと改めて確認。

今はとにかく７月２０日に向けて。

追記、もうすぐホープページに特設サイトが発表されると思います。
新しいアルバムの事が！！
リキッドに来ると素敵な事が待ていると言う事が！！！

お楽しみに！！

世の中見渡せば、ほとんどの人が「恋人がいる」という状態に驚きを隠せないの僕だけだろうか？
すごいなと思う。
特に断る理由もないし、なんとなくがいつのまにか、という意見も少なくはない。

僕はと言えば、好きになるのに時間がかかるというタイプ。
ちょっといいなぁと思っても、そこから恋に発展するまでには、僕の場合何度も一緒に遊んだりしてみないとそういう気になれない。
しかも、何度も遊びにいっているうちに恋心じゃなかった、なんて気づくことも結構あった。
困るのが、相手だと思う。
そりゃ男性と何度も遊びにいけば、好きになってしまう事もあるだろう。
きっとこれは付き合うってなるだろうなって思っていた矢先、「そういう気になれない」なんて言われた日には僕が女性なら軽くビンタである。往復。

そういう経緯もあっていつの頃からか、僕はちょっといいなぁって言う人に出会っても、「めちゃくちゃいいなぁ」って思っていないのなら中途半端はやめようと、恋に対する腰がさらに重くなった。

ただ、やっぱり人の事なので瞬間的に好きになれる人もいれば、僕のようにゆっくり時間をかけないと自らの恋心を見分けられないヤツもいるのだ。
そんなわけでここ最近は、遊びにいく女性と言えば気を使わない相手ばかり。

ま、ながーい人生、焦る事は何一つない。
はず。


追記、今日は大阪でライブです！

先日、友達のバンドが解散することになり、解散ライブなるものを行った。
一緒にツアーも廻った事もあり、個人的にも思い入れのあるバンド。
前に書いたけど、思い入れがあればあるほど僕は解散ライブには行きたくなくなるのだが、今回はなんとしてでも行きたかった。

けどいけなかった。

タイトなスケジュールの中、どうしてもレコーディング関連のやるべき事があり行けなかった。

思い返せば、今日まで沢山の仲間が解散していった。
そのうち解散ライブを見れたのは本当に少し。
僕の仲良ければ良いほど見たくないと言うのは心の問題で、それでももう見る事が出来ないなら見ておきたいと思うのだが、いつもバンドのスケジュールが入る。
その度に僕は自分たちが立ち止まっているのじゃなく、進んでいると言う事を実感する。
前に進むために出会った仲間。
その仲間の意志を継ぐ為にも進むしかないのだ。

やめていった沢山の仲間達の夢、意志、いろんなものを勝手に背負って僕は走っている。
負けねーぞ！

見ててほしい。
オレやるよ。

我ながら良い歌を書いたなぁと思う歌がある。
『輝け！オレの３０代』である。
統計を取れば僕らの歌を聴いてくれている人は２０代の方が多いからそこまでピンと来ないかもしれないけど、歳は誰もがとるものである。
僕は２０代の時にこの歌を書いたのだけれども、良い仕事をしたと手前味噌で申し訳ないけどそう思う。

先日、スーツ姿のまま猛ダッシュしている５０代くらいの男性がいた。
それ見て、１０代か２０歳そこそこの女の子が「すっげーー！おっさんが走ってるよ」と笑っていた。
僕は思わず笑ってしまった。
君もすぐにそこになるのだ。
若さはずっとあるものじゃない。
若さを武器に笑っていたものが、いつか若さの前に赤面する。

コギャルと言われた彼女達ももう母親。
時は流れ、誰もが年を重ねていく。
老いとの戦い。
いずれ自らにも訪れる老いを恐れもしない、いや、自らにその老いが来る事をまるで信じていないような若者が今日もあぐらをかいている。
昔の僕もそうだった。

今の３０代は若い。
２７,８歳と今の３０歳。
へたしたら３０歳の方が若いなんてことざらにある。
ずーーっと続く地球の歴史の中のたかだが５歳差くらい、笑ってしまうようなあってないもの。

若さが体にまとってくれている人たちが、やがて若さの前に下を向いてしまう前に、『輝け！オレの３０代』を聴いてほしいと思う。
こういう作品は、作られた時がピークではなく、作られた時からずっと来るものを待っている、そういう歌だ。
そしてそう言う歌を作れた事を誇りに思う。

若者よ、君の未来の為に歌を僕は置いている。
適当に持っていってくれ。

そして僕もまた上の人から見たら若者。
老いとはほど遠いところに立ち、成長過程の中、未来を夢見る。