2007/11/29
九州ツアーを終えて
大分から始まった九州一人ライブツアー。
「りゅうきゅう」「鳥天」という、大分名物に囲まれながら、地元のバンドマンと店長さんと飲み会。
ワッショイ!
長崎も終わった後、地元のアーティストさんと店長さんと飲み会。
ワッショイ!!
博多も終わった後、地元のバンドの方とB1のスタッフさんとワッショイ!!
その飲み会の後、一人でこっそり「ふとっぱら」まで出向き(この時点で朝方の4時)、ラーソーメンを食す。
ワッショイ!!!
この九州ツアーは、人とのつながりツアーだった。
地元の方々ととにかく触れ合った。
僕が東京でもやもやしていたら絶対に出会えなかった人達。
僕が音楽をやっていなかったら出会えなかった人達。
素晴らしい出会いにワッショイ!!!!
そしてそしてなによりも、各地に僕の歌を待ってくれている人がいた事。
そのことに本当に心から感謝します。
そして、次はバンドで来なきゃいけないな、そう強く思った。
どの夜も素晴らしい夜だった。
中でも博多の熱さは僕を奮い立たせてくれた。
必ず、また九州に行きます。
待っていて下さい!!
さぁ、明日は姫路でワンマンライブ。
この経験を元に、僕の一番の居場所であるTHE NEUTRALで歌を歌うのだ!
「りゅうきゅう」「鳥天」という、大分名物に囲まれながら、地元のバンドマンと店長さんと飲み会。
ワッショイ!
長崎も終わった後、地元のアーティストさんと店長さんと飲み会。
ワッショイ!!
博多も終わった後、地元のバンドの方とB1のスタッフさんとワッショイ!!
その飲み会の後、一人でこっそり「ふとっぱら」まで出向き(この時点で朝方の4時)、ラーソーメンを食す。
ワッショイ!!!
この九州ツアーは、人とのつながりツアーだった。
地元の方々ととにかく触れ合った。
僕が東京でもやもやしていたら絶対に出会えなかった人達。
僕が音楽をやっていなかったら出会えなかった人達。
素晴らしい出会いにワッショイ!!!!
そしてそしてなによりも、各地に僕の歌を待ってくれている人がいた事。
そのことに本当に心から感謝します。
そして、次はバンドで来なきゃいけないな、そう強く思った。
どの夜も素晴らしい夜だった。
中でも博多の熱さは僕を奮い立たせてくれた。
必ず、また九州に行きます。
待っていて下さい!!
さぁ、明日は姫路でワンマンライブ。
この経験を元に、僕の一番の居場所であるTHE NEUTRALで歌を歌うのだ!
2007/11/27
速度を速めたり、緩めたり、途中でどこかに立ち寄ったりしながら
今日は姫路で親父とデートしていました。
親父の故郷に行き、お墓参りをしたり、地元の喫茶店でお茶を飲んだり、親父の同級生と遭遇したり、親父の親戚と遭遇したり、親父の後輩と遭遇したり。
いろんな話を聞きながら車を走らせた。
親父の高校時代の話。
親父が今の会社を作る元となった話。
特に、親父が昔、ヤクザに瞼をナイフで切られた話はすごかったなぁ(←どんな話やねんっ!)。家に帰ってきた時に瞼をざっくり切りながら「ヤクザとチョットな」と言っていたのは子供心に覚えているが、真相が聞くのが怖くてようやく聞き出す事が出来た。
いろんな話の流れの中、僕は何気なく聞いてみた。
「親父がオレと同じ歳くらいの時どうやった?」
すると笑いながら。
「どうもこうもならんような、どうしようもない奴やった」と。
確かに僕の記憶の中でも、若い頃の親父は、どちらかというとおっちゃこちょいなイメージの人だった。
箸にも棒にもかからなかった30歳から親父は僕らを育てるため、どんな努力をしたのだろうか。
まだまだ先の見えない道を走っている僕にこの言葉はとても勇気を与えてくれた。
どうしようもなかった親父は、今、成功を収めている。
それはまるで「人生はこれからなんだ」と僕に教えてくれているようだった。
でも、その時ふと思った。
本当に親父の30歳は箸にも棒にもかからなかっただろうか?
それとも、僕の背中を押してくれたのだろうか?
答えは分からない。
でも、きっと人生はこれからなのだ。
僕と親父を乗せた車は走る。
速度を速めたり、緩めたり、途中でどこかに立ち寄ったりしながら。
家路にたどり着く頃、「疲れたなぁ。でも、今日は楽しかったなぁ」と二人して笑うのだろう。
追記、明日というか今日は大分です。楽しみです!
追記2、山崎町の「みうら」のコロッケは最高においしいです。
親父の故郷に行き、お墓参りをしたり、地元の喫茶店でお茶を飲んだり、親父の同級生と遭遇したり、親父の親戚と遭遇したり、親父の後輩と遭遇したり。
いろんな話を聞きながら車を走らせた。
親父の高校時代の話。
親父が今の会社を作る元となった話。
特に、親父が昔、ヤクザに瞼をナイフで切られた話はすごかったなぁ(←どんな話やねんっ!)。家に帰ってきた時に瞼をざっくり切りながら「ヤクザとチョットな」と言っていたのは子供心に覚えているが、真相が聞くのが怖くてようやく聞き出す事が出来た。
いろんな話の流れの中、僕は何気なく聞いてみた。
「親父がオレと同じ歳くらいの時どうやった?」
すると笑いながら。
「どうもこうもならんような、どうしようもない奴やった」と。
確かに僕の記憶の中でも、若い頃の親父は、どちらかというとおっちゃこちょいなイメージの人だった。
箸にも棒にもかからなかった30歳から親父は僕らを育てるため、どんな努力をしたのだろうか。
まだまだ先の見えない道を走っている僕にこの言葉はとても勇気を与えてくれた。
どうしようもなかった親父は、今、成功を収めている。
それはまるで「人生はこれからなんだ」と僕に教えてくれているようだった。
でも、その時ふと思った。
本当に親父の30歳は箸にも棒にもかからなかっただろうか?
それとも、僕の背中を押してくれたのだろうか?
答えは分からない。
でも、きっと人生はこれからなのだ。
僕と親父を乗せた車は走る。
速度を速めたり、緩めたり、途中でどこかに立ち寄ったりしながら。
家路にたどり着く頃、「疲れたなぁ。でも、今日は楽しかったなぁ」と二人して笑うのだろう。
追記、明日というか今日は大分です。楽しみです!
追記2、山崎町の「みうら」のコロッケは最高においしいです。
2007/11/24
それで良いんじゃないかな
今日は横浜の小学校で歌ってきた。
ちょうど一年ほど前には姫路の中学校に講師として招かれ、講演をした後に歌った。
今回は小学校で。
といっても、生徒は自由参加のPTAメインの演奏会で歌った。
控え室は教室。
あんなに広かった教室がとてもせまく思えた。
一年前、中学校の教室に入ったときとはまた違う感覚。
やはり思い出されるのは小学校のときのあの風なのだ。
兄貴と比べられ、劣等感だらけだったあの頃の。
小学生の僕は今の僕を想像していただろうか?
小学生の僕は、今の僕に納得してくれるのだろうか?
PTAの方々を見ながら僕は選曲に悩んでいた。
なぜなら、そこにはもう一つの僕の人生があったからだ。
姫路で生活をし、結婚して、妻と子供に囲まれる生活。
音楽をやっていなかったら普通にありうる話だ。
でも、僕は夢に生きようと決めた瞬間から、優先順位が変わり、世間一般に言う普通の幸せを後回しにした。
今日来たPTAの中に夢を諦めた人はどれくらいいるのだろうか?
僕を見て、羨ましいと感じた人はどれくらいいるんだろう?
僕を見て、今の自分の幸せを噛み締めた人はどれほどいるのだろうか?
僕は自分の手に入れ損ねている幸せを羨むでもなく、「幸せの価値観は人それぞれ違うから」と言い聞かせるでもなく、自然に受け入れていた。
結局「ともだち」を精一杯歌った。
帰り際、きれいな夕陽が見えた。
今日までの日々で、色んな事を迷いながら選択しここに立っている。
僕も君もあの人も。
明るい未来と、リアルな将来の狭間にほんの少しの後悔を残し。
それでもこの夕陽を見て、きれいだなと思えたらそれで良いんじゃないかと思った。
それで良いんじゃないかな。
きっと。
追記、今日は千葉駅のクリスタルドームでお昼の2時から歌います。
2007/11/23
中学生日記 「言葉の底にたどり着くまで」
勝手に自分の中で好評だったので、続きを。
いつでも真っすぐで、いつでもひねくれていたあの頃の話。
我らのバイブル「Hot-Dog PRESS」には名物コーナーがあった。
それは知る人ぞ知る北方謙三氏の『青春相談 試みの地平線』だった。
文字通りお悩み相談コーナーである。
読者が抱える、蒼く燻る思いをハードボイルド作家である北方謙三氏がバッサリと答えるというコーナー。今でこそ、いろんなお悩みコーナが展開され、そこで著名人が自分の事を棚に上げ言いたい放題のめちゃくちゃなコメントをするというものがあるが、これはその先駆けでもあり、それよりももっと深いものであったとボクは思う。
10年以上経った今でも、ハードボイルドというと、北方氏を思い出してしまうほどだ。
毎週様々なお悩みが寄せられるわけだが、基本的には好きな人や性の話である。
で、どんな悩みに対しても基本的に北方氏の出す答えは一つなのである。
例えば、「ボクには好きな女の人がいます。でも告白出来ません。その勇気がないのです」という悩みには、「お前はもっと女を抱け!!」とゴシック体をわざわざ太字にして叱る。
「僕は好きな人がいるのですが、その好きな人でやらしい事を想像してしまいます。そんな自分が嫌なのです。先生ボクはおかしいのでしょうか?」系統の悩みには「小僧ども!まずは風俗へ行け!!」がまたもや太字に。
「好きな人を降り向かすにはどうしたら?」系の悩みには、「お前のような軟弱なやつには女は惚れん!まずは女を知れ!女を抱け!!」とご回答。
ちなみに今の例えはボクの記憶によるものなので、曖昧なところはあるが、基本的には「女を抱け!!」であり、僕ら中学生は「なんでも女を抱け!の一点張りやなぁ」と笑っていた。
それでも、大人になって今ようやくその意味が少し分かるようになった。
「女を抱け!」「風俗に行け!」という表現はいささか刺があるが、回答のベクトルとしては間違っていないなぁと思うのである。
ようは、「自信を持て!」なのだ。
異性だけに限らず、仕事でも何でも経験の少ないものに対する免疫を僕らはほとんど持たない。うたれ弱い。駄目なイメージばかりが先行する。そんなもんだから、肝心の事も失敗をする。よくあることだ。
ボク自身、お悩み相談していた彼らと同じように、今日まで生きてきて言えずに終えた恋もいくつかあるのだが、今なら平気で言える気がする。
それはなによりも中学生の頃よりも恋愛経験を増やしたからだろう。
慣れたというのとは少し違う。
ただ、繰り返す中で学んだのだろう。
流した涙。流させた涙。
傷ついた事。傷つけた事。
笑った事。笑わせた事。
振り返りたくないような思い出もあるけど、それらでさえ、今のボクを作り上げる大切な部分になっている事に気が付くのだ。
「女を抱け!」「風俗に行け!」その言葉の表面だけをとって眉をしかめていたらその意味の底にたどり着く事は出来ない。
そこで思考をとめてしまう事はもったいない。
この事の本当の意味に気づけたとき、「俺も大人になったもんだなぁ」と笑えるのだと思う。
それは無くしたものに対して切なく笑うのではなく、今日までの道のりを誇らしげに振り返り笑うものなのだ。
いつでも真っすぐで、いつでもひねくれていたあの頃の話。
我らのバイブル「Hot-Dog PRESS」には名物コーナーがあった。
それは知る人ぞ知る北方謙三氏の『青春相談 試みの地平線』だった。
文字通りお悩み相談コーナーである。
読者が抱える、蒼く燻る思いをハードボイルド作家である北方謙三氏がバッサリと答えるというコーナー。今でこそ、いろんなお悩みコーナが展開され、そこで著名人が自分の事を棚に上げ言いたい放題のめちゃくちゃなコメントをするというものがあるが、これはその先駆けでもあり、それよりももっと深いものであったとボクは思う。
10年以上経った今でも、ハードボイルドというと、北方氏を思い出してしまうほどだ。
毎週様々なお悩みが寄せられるわけだが、基本的には好きな人や性の話である。
で、どんな悩みに対しても基本的に北方氏の出す答えは一つなのである。
例えば、「ボクには好きな女の人がいます。でも告白出来ません。その勇気がないのです」という悩みには、「お前はもっと女を抱け!!」とゴシック体をわざわざ太字にして叱る。
「僕は好きな人がいるのですが、その好きな人でやらしい事を想像してしまいます。そんな自分が嫌なのです。先生ボクはおかしいのでしょうか?」系統の悩みには「小僧ども!まずは風俗へ行け!!」がまたもや太字に。
「好きな人を降り向かすにはどうしたら?」系の悩みには、「お前のような軟弱なやつには女は惚れん!まずは女を知れ!女を抱け!!」とご回答。
ちなみに今の例えはボクの記憶によるものなので、曖昧なところはあるが、基本的には「女を抱け!!」であり、僕ら中学生は「なんでも女を抱け!の一点張りやなぁ」と笑っていた。
それでも、大人になって今ようやくその意味が少し分かるようになった。
「女を抱け!」「風俗に行け!」という表現はいささか刺があるが、回答のベクトルとしては間違っていないなぁと思うのである。
ようは、「自信を持て!」なのだ。
異性だけに限らず、仕事でも何でも経験の少ないものに対する免疫を僕らはほとんど持たない。うたれ弱い。駄目なイメージばかりが先行する。そんなもんだから、肝心の事も失敗をする。よくあることだ。
ボク自身、お悩み相談していた彼らと同じように、今日まで生きてきて言えずに終えた恋もいくつかあるのだが、今なら平気で言える気がする。
それはなによりも中学生の頃よりも恋愛経験を増やしたからだろう。
慣れたというのとは少し違う。
ただ、繰り返す中で学んだのだろう。
流した涙。流させた涙。
傷ついた事。傷つけた事。
笑った事。笑わせた事。
振り返りたくないような思い出もあるけど、それらでさえ、今のボクを作り上げる大切な部分になっている事に気が付くのだ。
「女を抱け!」「風俗に行け!」その言葉の表面だけをとって眉をしかめていたらその意味の底にたどり着く事は出来ない。
そこで思考をとめてしまう事はもったいない。
この事の本当の意味に気づけたとき、「俺も大人になったもんだなぁ」と笑えるのだと思う。
それは無くしたものに対して切なく笑うのではなく、今日までの道のりを誇らしげに振り返り笑うものなのだ。
2007/11/22
中学生日記 「真っすぐにアホだった」
いつでも真っすぐで、いつでもひねくれていたあの頃の話。
中学生の頃、「Hot-Dog PRESS」という雑誌が流行っていた。
もうこの本が僕らの恋愛のバイブルで、キリスト教の伝来時の速度よりも早く、学校中の男子がこぞってこの雑誌を読んでいた。ザビエルもびっくりである。
「ヘタなエロ本よりも面白い!」これが僕らの付けたキャッチフレーズ。ちなみに上手なエロ本なんていまだに見た事も聞いた事もないが・・・。
とにかくこの雑誌は、恋に、女性に、興味津々の中学生のハートをくすぐる特集を組むのが上手かった。
『この夏はシルバーアクセで決めろ!!』
という見出しがあれば、僕らはこぞってシルバーアクセを買いに姫路一のおしゃれストリート「御幸通り」に出かけ、本物のシルバーアクセは買えないから、外国人が無許可で出している露店で3つで500円という逆治外法権な値段交渉しみんなで付けた。
『夏の女の子は開放的!』
という言葉を真に受け、すぐさま須磨海岸まで30分ほど電車に揺られ出向き、出来もしないのに「ナンパでもすっか!」と意気込むのだが、中学生がナンパ出来るような相手は須磨海岸にはいないし、例えいたところで声をかける勇気もない僕を含む我らが口だけ仲間。誰一人声をかける事もなく、「今日はこの辺で勘弁したるか!よし、帰るか!」と強がるのが精一杯だった。
『ムスクの香水は女性ホルモンをくすぐる』
これには僕らは飛びついた。
なんせ努力なしにムスクの香水さえ付けてりゃモテるのだから、ドラえもんクラスの話である。
また、これを知ってか知らずか、近所のスーパーでムスクが売り出されているのだが、ここにこれまた運良くなのか運悪くなのか、テスター、つまり試せるやつまで
ご丁寧に用意してくれていて。
もちろん金のない僕らは毎朝そこでテスターを付けて学校に行くのだが、ほとんどの男子がそこで使うから、朝からそのテスターのあるコーナーは中学生の行列が出来る。想像してみてほしい。かなり変な絵になっていたはずだ。ほんとにそろいもそろってアホばかりである。店側からしたらまさに大迷惑だ。
そんなもんだからテスターの減りは早いし、みんな同じ匂いだし・・・。
しかも、付ける量を知らないから、それこそムスクだけにむせ返るほど付け学校は汗とムスクの入り交じった気持ちの悪い空気が絶えず流れていた。
こうやって書くと、本当に僕らは真っすぐにアホだった。
でも、ここが異性への目覚めだったと僕は思う。
それはいやらしい意味ではなく、今日まで続く、いわば「恋」への道だったのだろう。
ただ当時僕らはエロスと恋を見極める能力に欠け、そのクセにピュアなもんだから、いつだって戸惑っていた。
この本は、そんな思春期の僕らの心を見透かしたようにいつでもわくわくする記事を載せてくれた。
今思うと良い時代だったなぁと思う。
追記、高校生のとき、この雑誌に知り合いの女の子が水着で出た時には腰を抜かすほど驚いた覚えがある。その際に、彼女は某有名ミュージシャンのベースの彼女だと言う噂もあったが、今思うとやはり噂だろう。噂とは本当にいい加減なものだ。
2007/11/21
最近僕が思う事
何事も追求していけば、その道のプロになる。
プロはその分野にかけて一般の人より先に行ってしまう事が大いにある。
バンドはもちろん、ラーメン屋さん、車屋さん、服屋さん、デザイナー、カメラマンetc・・・、きっと「あぁ、本当は俺はこれが表現したいけど、一般の人には伝わらないよなぁ」と言う事があるはずで、むしろ、なければいけない。
ところがここからが大切。
ここで「どうせお前らには分からなネェよ!」と言ってしまう奴らは自己満足の勘違い野郎である。そういうやつに限って自分で先に行っているつもりが全然先どころか目指している道がずれていたりするもんだ。
本当に一般の人より先に行っている人は、それでも大衆受けするものを知っているはずである。消費者はいつだって一般な方なのだ(僕だって他の職業の方から見たら立派な一般の消費者なのだ)。
だからこそ、自分のイメージが世の中にはまだ早すぎて伝わりきれない事にほんの少しの落胆を覚えるのだ。
生意気言わせてもらえれば、僕らのライブも最近は割と圧巻なくらい良いライブが出来ていると思う(音響が悪い時はどうしようもないが)。
それでも、自分で思っている以上に反応が薄い時もある(僕の思っているのは会場全部が「最高だった!!」と言ってもらう事だけど・・・)。
でも、これこそ思い上がりではなく、終了後に同業者の方々や関係者からは「すごかった。次元の違うものを見た」と言われる。これは彼らもプロで一般の人より少し先に行っているから分かる事なのだろうな。
それでも、それが全員に伝わりきれない事に僕は少しだけセンチになる。
とはいえ芸術家気取りになるつもりはない。
僕の歌は最近は少し「俺の才能を分かってくれ」と言わんばかりの難しい歌も多くなっているので自分的にも修正をしているところだ。
もっと楽しいだけの歌が多くなってもいいのだ。
それでも、それでも、ライブで歌う「nanana 〜親父と俺とタバコとハナ歌」がもっと評価される日を僕は待っているのだ。
その時は世の中も少しは良くなっているのかもな。
謙虚さと自信を右手と左手に交互に入れ替えながら、これからも丁寧に歌っていきたい。
追記、決して生意気だという風にとらないでくださいね。
うまく説明できているか分からないけど、やはりこれは表現しておかねばならないと思ったから書いたまでで。
いつだって、僕はみなさんに支えられている事を忘れてはいませんいから。
って、こんな断りを入れなくても分かってくれますよね(笑)。
プロはその分野にかけて一般の人より先に行ってしまう事が大いにある。
バンドはもちろん、ラーメン屋さん、車屋さん、服屋さん、デザイナー、カメラマンetc・・・、きっと「あぁ、本当は俺はこれが表現したいけど、一般の人には伝わらないよなぁ」と言う事があるはずで、むしろ、なければいけない。
ところがここからが大切。
ここで「どうせお前らには分からなネェよ!」と言ってしまう奴らは自己満足の勘違い野郎である。そういうやつに限って自分で先に行っているつもりが全然先どころか目指している道がずれていたりするもんだ。
本当に一般の人より先に行っている人は、それでも大衆受けするものを知っているはずである。消費者はいつだって一般な方なのだ(僕だって他の職業の方から見たら立派な一般の消費者なのだ)。
だからこそ、自分のイメージが世の中にはまだ早すぎて伝わりきれない事にほんの少しの落胆を覚えるのだ。
生意気言わせてもらえれば、僕らのライブも最近は割と圧巻なくらい良いライブが出来ていると思う(音響が悪い時はどうしようもないが)。
それでも、自分で思っている以上に反応が薄い時もある(僕の思っているのは会場全部が「最高だった!!」と言ってもらう事だけど・・・)。
でも、これこそ思い上がりではなく、終了後に同業者の方々や関係者からは「すごかった。次元の違うものを見た」と言われる。これは彼らもプロで一般の人より少し先に行っているから分かる事なのだろうな。
それでも、それが全員に伝わりきれない事に僕は少しだけセンチになる。
とはいえ芸術家気取りになるつもりはない。
僕の歌は最近は少し「俺の才能を分かってくれ」と言わんばかりの難しい歌も多くなっているので自分的にも修正をしているところだ。
もっと楽しいだけの歌が多くなってもいいのだ。
それでも、それでも、ライブで歌う「nanana 〜親父と俺とタバコとハナ歌」がもっと評価される日を僕は待っているのだ。
その時は世の中も少しは良くなっているのかもな。
謙虚さと自信を右手と左手に交互に入れ替えながら、これからも丁寧に歌っていきたい。
追記、決して生意気だという風にとらないでくださいね。
うまく説明できているか分からないけど、やはりこれは表現しておかねばならないと思ったから書いたまでで。
いつだって、僕はみなさんに支えられている事を忘れてはいませんいから。
って、こんな断りを入れなくても分かってくれますよね(笑)。
2007/11/19
黒い涙
今回のアルバムに『黒い涙』という曲がある。
あまり作者がその意味合いを話すのはナンセンスなのは分かってはいるが、あえて言わせてもらうならば不倫の歌だ。
不倫だけに限らず、愛する人には他にも好きな人がいる。
この時の心境は味わったものしか分からないだろう。
しかもそういう相手に限って隠さずに「俺には妻がいる」「俺には他にも彼女がいる」なんて開きなおった態度を取るのでたちが悪い。
その事実を知った上で尚かつ離れられない気持ちは、切なさを加速させ、それに比例するように恋心もメーターを振り切る。
盲目状態だ。
最後には何が良くて好きなのかさえも分からなくなる。
俗にいう恋に恋するとでも言おうか。
女性はこのパターンにはまりやすいように僕は思う。
「わたしぁそんなのにははまらないわよ!」なんて思っていても、心はそうはいかないのが恋なのである。
みっともなくなったり、かっこ悪い姿をさらしてしまうのが恋なのである。
しかしこの不倫、僕も過去いくつも見てきたが、妻を振り切ってまで我がものに出来たと言う話を聞いた事がない。
もちろん、この手の話は不倫まっただ中の人は友人に耳にタコが焼けて衣に包まれるくらいされているだろう。
でも、悲しいくらいそうなのだ。
「それでもいいの」という言葉もたくさん聞いてきたが、結局はやはり終わりが来て、最後には自分を本当に愛してくれる人を探し、その人とゴールインする。
僕はそういう例をいくつも見てきた。
偉そうな事は言えないが、自分を愛してくれている人くらいは知っておいた方が良いなと思う。
すぐそばに、自分を思ってくれている人がいるならば、それが恋に発展しなくても、そんな人がいるってことは忘れない方が良い。
いつか大切なものに気づいた時には遅いから。
話は少しそれたが、この『黒い涙』。
10代の方から寄せられるメールの中には、普通の恋愛ソングとしてとらえてあるものが多い。そういえば僕も10代の時は普通の恋の歌として聴いていたものが、大人になって初めて「あぁ、不倫の歌だったのか」と気づく事がいくつもあった。
この歌を恋愛ソングと思って聴いてくれている10代の人たちが、この歌の意味を知るまでに何度恋をして、何度傷ついていくのだろうか?
それを思うと少し胸を切なくさせるが、生きるってことはそういう事なんだよなぁとぼんやり思うのだ。
追記、大阪、姫路のインストア、路上、千葉、その後の路上、集まってくれたみんなありがとう!
あまり作者がその意味合いを話すのはナンセンスなのは分かってはいるが、あえて言わせてもらうならば不倫の歌だ。
不倫だけに限らず、愛する人には他にも好きな人がいる。
この時の心境は味わったものしか分からないだろう。
しかもそういう相手に限って隠さずに「俺には妻がいる」「俺には他にも彼女がいる」なんて開きなおった態度を取るのでたちが悪い。
その事実を知った上で尚かつ離れられない気持ちは、切なさを加速させ、それに比例するように恋心もメーターを振り切る。
盲目状態だ。
最後には何が良くて好きなのかさえも分からなくなる。
俗にいう恋に恋するとでも言おうか。
女性はこのパターンにはまりやすいように僕は思う。
「わたしぁそんなのにははまらないわよ!」なんて思っていても、心はそうはいかないのが恋なのである。
みっともなくなったり、かっこ悪い姿をさらしてしまうのが恋なのである。
しかしこの不倫、僕も過去いくつも見てきたが、妻を振り切ってまで我がものに出来たと言う話を聞いた事がない。
もちろん、この手の話は不倫まっただ中の人は友人に耳にタコが焼けて衣に包まれるくらいされているだろう。
でも、悲しいくらいそうなのだ。
「それでもいいの」という言葉もたくさん聞いてきたが、結局はやはり終わりが来て、最後には自分を本当に愛してくれる人を探し、その人とゴールインする。
僕はそういう例をいくつも見てきた。
偉そうな事は言えないが、自分を愛してくれている人くらいは知っておいた方が良いなと思う。
すぐそばに、自分を思ってくれている人がいるならば、それが恋に発展しなくても、そんな人がいるってことは忘れない方が良い。
いつか大切なものに気づいた時には遅いから。
話は少しそれたが、この『黒い涙』。
10代の方から寄せられるメールの中には、普通の恋愛ソングとしてとらえてあるものが多い。そういえば僕も10代の時は普通の恋の歌として聴いていたものが、大人になって初めて「あぁ、不倫の歌だったのか」と気づく事がいくつもあった。
この歌を恋愛ソングと思って聴いてくれている10代の人たちが、この歌の意味を知るまでに何度恋をして、何度傷ついていくのだろうか?
それを思うと少し胸を切なくさせるが、生きるってことはそういう事なんだよなぁとぼんやり思うのだ。
追記、大阪、姫路のインストア、路上、千葉、その後の路上、集まってくれたみんなありがとう!
2007/11/17
20歳の僕へ
なぁ、毎日楽しいか?
楽しかったよな?
オレも覚えているよ。
バンド良い感じなんだろ?
知ってるよ。
今くらいからバンドが姫路で有名になってきたんだよな。
みんながみんな噂してさ、褒められてさ、その分けなされてさ。
オレか?
オレは今から10年後のお前だ。
オレは何をしてるって?
もちろん、音楽だよ。
20歳の時のお前の決断が、今のオレの道を決めたんだ。
お前が学生の時に夢見たデビューも果たしたよ。
でもよ、その頃はもう「デビューなんて通過点だよ」と言い切れるお前になってるから安心しろよ。
オレさ、今のお前の気持ちを見習ってさ、もう一発気合い入れてかまそうと思うんだ。
お前から受け継いだバドンを落としたくないしな。
まかせとけよ。
お前の未来を輝けるものにしてやるからさ。
時々、オレはお前を羨ましがってたけど、そうじゃないよな?
お前はお前でいつも悩んでいたよな。
やりたい事がやれなくて、なりたいものになれなくて。
夢にも恋にも友にも。
いつだって悩み戦ってたよな。
今のオレもそう。
戦ってるよ。
ほんとオレやるよ。
この歌を届けるために、この命を削っていくよ。
だからよ、覚悟しといてくれ。
お前は10年後、今のおまえ以上にやらなきゃいけないんだ。
辛い事も沢山あるけど、お前はオレだから分かってるよな。
お前なら出来るってことを。
10年後、また会おう。
がんばれよ。
追伸、のどには気をつけろよ。
楽しかったよな?
オレも覚えているよ。
バンド良い感じなんだろ?
知ってるよ。
今くらいからバンドが姫路で有名になってきたんだよな。
みんながみんな噂してさ、褒められてさ、その分けなされてさ。
オレか?
オレは今から10年後のお前だ。
オレは何をしてるって?
もちろん、音楽だよ。
20歳の時のお前の決断が、今のオレの道を決めたんだ。
お前が学生の時に夢見たデビューも果たしたよ。
でもよ、その頃はもう「デビューなんて通過点だよ」と言い切れるお前になってるから安心しろよ。
オレさ、今のお前の気持ちを見習ってさ、もう一発気合い入れてかまそうと思うんだ。
お前から受け継いだバドンを落としたくないしな。
まかせとけよ。
お前の未来を輝けるものにしてやるからさ。
時々、オレはお前を羨ましがってたけど、そうじゃないよな?
お前はお前でいつも悩んでいたよな。
やりたい事がやれなくて、なりたいものになれなくて。
夢にも恋にも友にも。
いつだって悩み戦ってたよな。
今のオレもそう。
戦ってるよ。
ほんとオレやるよ。
この歌を届けるために、この命を削っていくよ。
だからよ、覚悟しといてくれ。
お前は10年後、今のおまえ以上にやらなきゃいけないんだ。
辛い事も沢山あるけど、お前はオレだから分かってるよな。
お前なら出来るってことを。
10年後、また会おう。
がんばれよ。
追伸、のどには気をつけろよ。
2007/11/08
千葉の路上で歌い、千葉の街を感じる
一昨日に引き続き、昨日は千葉の路上で歌ってきました!
前日に告知したにもかかわらず、大変たくさんの人が来てくれました。
しかも、ほとんどが千葉の人!
感謝感激です(もちろん千葉以外のところから来てくれている人にも感謝感激ですよ!!)。
今回の歌旅は、時間さえ見つければギター片手にどこでも歌いにいこうと思っています。
なので、フットワークを軽くするため、基本的にスタッフもなしで僕一人でまわろうと考えているのですが、いざ、歌い、握手を求め、握手をして、チラシを配り、と本当に大変!!
手が回らない事もたくさんあるのですが、昨日は見に来てくれた人たちが率先して動いてくれ、ポスターを見えやすい場所に動かしてくれたり、握手の人をかき集めてくれたり、僕が持ってきたビデオのセッティングをしてくれたり、譜面台のセッティングをしてくれたり(後半は自分でやらないといけないですね、笑)と、スタッフ張りの動きを見せてくれました。
本当に感激です。
ありがとう!
千葉には毎週通えれば良いなと思います!
「なんか、あいついつもあそこで歌ってるなぁ」と覚えてもらえれば。
来週も行きます!
またみんな来てくださいね!!
それにしても、やはり千葉なのですね。
僕らはアマチュア時代、千葉を足がかりに東京に進出したのですが、今一度、千葉の街が僕を支えてくれています。
ありがとう千葉。
来てくれた皆さん、風邪などひかぬようにしてくださいね!
追伸、昨日の写真をアップしたいのですが・・・。
ライブ中一人お願いして撮ってもらったのですが、ぜひその方、hot lineからメールを。
追記2、12月7日山口県周防市「live rise」で一人ライブをします!
http://www.shunan-rise.com/top.html
前日に告知したにもかかわらず、大変たくさんの人が来てくれました。
しかも、ほとんどが千葉の人!
感謝感激です(もちろん千葉以外のところから来てくれている人にも感謝感激ですよ!!)。
今回の歌旅は、時間さえ見つければギター片手にどこでも歌いにいこうと思っています。
なので、フットワークを軽くするため、基本的にスタッフもなしで僕一人でまわろうと考えているのですが、いざ、歌い、握手を求め、握手をして、チラシを配り、と本当に大変!!
手が回らない事もたくさんあるのですが、昨日は見に来てくれた人たちが率先して動いてくれ、ポスターを見えやすい場所に動かしてくれたり、握手の人をかき集めてくれたり、僕が持ってきたビデオのセッティングをしてくれたり、譜面台のセッティングをしてくれたり(後半は自分でやらないといけないですね、笑)と、スタッフ張りの動きを見せてくれました。
本当に感激です。
ありがとう!
千葉には毎週通えれば良いなと思います!
「なんか、あいついつもあそこで歌ってるなぁ」と覚えてもらえれば。
来週も行きます!
またみんな来てくださいね!!
それにしても、やはり千葉なのですね。
僕らはアマチュア時代、千葉を足がかりに東京に進出したのですが、今一度、千葉の街が僕を支えてくれています。
ありがとう千葉。
来てくれた皆さん、風邪などひかぬようにしてくださいね!
追伸、昨日の写真をアップしたいのですが・・・。
ライブ中一人お願いして撮ってもらったのですが、ぜひその方、hot lineからメールを。
追記2、12月7日山口県周防市「live rise」で一人ライブをします!
http://www.shunan-rise.com/top.html
2007/11/07
千葉駅前で歌います
今日、11月7日(水)千葉駅前のクリスタルドームで午後7時前後から路上で歌います。
ぜひ遊びにきてやってください。
ちなみに、昨日は無告知でこっそり千葉駅前で歌ってきました。
たくさんの人と握手出来ました。
が、色んな意味で路上は難しいですね。
僕の歌だと路上では少し難しすぎるんだよなぁ。
でも、もう僕は『雨上がり』を連発で歌うような蒼さがない。
路上用の曲も書かないといけないかも。
路上ライブというスタイルは僕にはあまりあってなかったりする。
それが理由で、昔もやっていたけどやめたのだ。
ところが、最近、歌っているとたくさんの人と出会う。
で、その一つ一つの出会いがとても素晴らしく、その魅力に僕は取り憑かれている。
今日もたくさんの人と出会った。
そう思うと、路上も悪くないもんだ。
バンドとは違うのだから、路上なりのスタイルをゆっくりと築いていこうと思う。
ぜひ遊びにきてやってください。
ちなみに、昨日は無告知でこっそり千葉駅前で歌ってきました。
たくさんの人と握手出来ました。
が、色んな意味で路上は難しいですね。
僕の歌だと路上では少し難しすぎるんだよなぁ。
でも、もう僕は『雨上がり』を連発で歌うような蒼さがない。
路上用の曲も書かないといけないかも。
路上ライブというスタイルは僕にはあまりあってなかったりする。
それが理由で、昔もやっていたけどやめたのだ。
ところが、最近、歌っているとたくさんの人と出会う。
で、その一つ一つの出会いがとても素晴らしく、その魅力に僕は取り憑かれている。
今日もたくさんの人と出会った。
そう思うと、路上も悪くないもんだ。
バンドとは違うのだから、路上なりのスタイルをゆっくりと築いていこうと思う。
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