2007/10/31
祝!フルアルバム発売!!
新しいCDが発売になりました!!
デビューしてからは初のフルアルバムです。
たくさんの思いを込めて創りました。
ぜひ、手に取って聴いてやってください。
それに伴い、アルバム特設サイトを作りました!
トップページから行けます。
少しずつコンテンツも増えていくようです。
聴いてくれたみんなからのレビュー(感想)も掲載していくようです。
こちらもチェックしてやってください。
さらに明日の午後から配信されるのですが、HANG TENという番組に2週に渡って出させていただく事になりました。
webサイト(HANG TENホームページ内)
http://www.hangten.jp/tune/
iTunesでは
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=78696706
ぜひ、聴いてやってください。
さぁ、今日は発売日。
ちょっとした用事で姫路にも行くので、時間があれば路上で歌おうかななんて思っています。
このCDがみんなに愛されますように!!
デビューしてからは初のフルアルバムです。
たくさんの思いを込めて創りました。
ぜひ、手に取って聴いてやってください。
それに伴い、アルバム特設サイトを作りました!
トップページから行けます。
少しずつコンテンツも増えていくようです。
聴いてくれたみんなからのレビュー(感想)も掲載していくようです。
こちらもチェックしてやってください。
さらに明日の午後から配信されるのですが、HANG TENという番組に2週に渡って出させていただく事になりました。
webサイト(HANG TENホームページ内)
http://www.hangten.jp/tune/
iTunesでは
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=78696706
ぜひ、聴いてやってください。
さぁ、今日は発売日。
ちょっとした用事で姫路にも行くので、時間があれば路上で歌おうかななんて思っています。
このCDがみんなに愛されますように!!
2007/10/27
長田のアパートの前で僕は時を見た
新長田でのライブのリハーサルが終わり、本番までほんの少しだけ時間が空いたので僕はとある場所に出かけることにした。
ひとつ隣の長田という街。
ずいぶん昔になるが、ここには短い期間ではあったけどお付き合いした人が住んでいた。
久しぶりに乗る神戸市営地下鉄山手線はあの頃と変わらないまま、あの頃と少し変わった僕を乗せて一駅区間をゆっくりと走ってくれた。
長田の駅前。
「あぁ、この感じだ。」
ふらふらと足が勝手に動いた。
彼女と一緒に歩いた道。
一緒にいることが当然だった日々。
一緒にいないことが当然の今。
僕は彼女との思い出を振り返るというよりかは、当時の自分をなぞるように歩いていた。
気がつくと、彼女が住んでいたアパートの前。
懐かしい匂いがした。
さすがにもう住んでいないだろうなぁ。
部屋の前までいってみると、ドアにおそらく水道局からであろう、水道開始日を通知する紙がぶら下がっていた。
もう違う住人がいるんだな。
そう思うと、急に時の狭間においていかれたような間隔になった。
時は流れ、いろんなものが変わっていく。
変わって欲しくないものばかりいつも変わってしまい、変わりたいことは変わらなかったりする。
短い期間ではあったけど、僕は確かに彼女を愛していた。
その気持ちにうそはない。
それでも僕はもう違う場所にいて、彼女も長田を離れて彼女の時間の中で日々を送っている。
もちろん、彼女だけではない。
今日まで幾つもの恋をしていくつもの人と未来を夢見た。
それでも落とし物をするように僕は愛をこぼし、今も一人でいる。
やっぱり一番変わったのは僕なのだろうな。
それを分かっていながらも,僕は変わり続ける為に歌っている。
新長田の本番前、自分の頬を二回叩きステージに向かった。
コードを握る左手はいつもより少し強く、いつもより少しだけ光って見えた。
ひとつ隣の長田という街。
ずいぶん昔になるが、ここには短い期間ではあったけどお付き合いした人が住んでいた。
久しぶりに乗る神戸市営地下鉄山手線はあの頃と変わらないまま、あの頃と少し変わった僕を乗せて一駅区間をゆっくりと走ってくれた。
長田の駅前。
「あぁ、この感じだ。」
ふらふらと足が勝手に動いた。
彼女と一緒に歩いた道。
一緒にいることが当然だった日々。
一緒にいないことが当然の今。
僕は彼女との思い出を振り返るというよりかは、当時の自分をなぞるように歩いていた。
気がつくと、彼女が住んでいたアパートの前。
懐かしい匂いがした。
さすがにもう住んでいないだろうなぁ。
部屋の前までいってみると、ドアにおそらく水道局からであろう、水道開始日を通知する紙がぶら下がっていた。
もう違う住人がいるんだな。
そう思うと、急に時の狭間においていかれたような間隔になった。
時は流れ、いろんなものが変わっていく。
変わって欲しくないものばかりいつも変わってしまい、変わりたいことは変わらなかったりする。
短い期間ではあったけど、僕は確かに彼女を愛していた。
その気持ちにうそはない。
それでも僕はもう違う場所にいて、彼女も長田を離れて彼女の時間の中で日々を送っている。
もちろん、彼女だけではない。
今日まで幾つもの恋をしていくつもの人と未来を夢見た。
それでも落とし物をするように僕は愛をこぼし、今も一人でいる。
やっぱり一番変わったのは僕なのだろうな。
それを分かっていながらも,僕は変わり続ける為に歌っている。
新長田の本番前、自分の頬を二回叩きステージに向かった。
コードを握る左手はいつもより少し強く、いつもより少しだけ光って見えた。
2007/10/23
男儀、2度目のステージ
神戸は新長田site kobeにて、「全日本プロレス&バンドのライブ」という夢のコラボみたいな企画があって、僕もそこに急遽飛び入りで参加させてもらった。
会場に入るとびっくり!ライブハウスのど真ん中にリングがあるではないか!?
お客さんはそれを囲むような形で陣取るというわけだ。
僕らはリングではなくステージで歌うとのことでとりあえず一安心。
本番前にスタッフの方に「何曲歌いますか?」と言われたけど、「いや、一曲入魂でいきます!」と宣言し、ステージに向かった。
プロレスのファンの方だけでも普段あまりお見かけしないのに、その日はv系といいますか、普段僕らが余り一緒にライブをやらないような方々のファンの方々の前。
それでもなるべく丁寧に自己紹介と握手の話をして「ともだち」を歌った。
演奏が終わった後、暖かい拍手を頂き「音楽はジャンルとか関係なく伝わるんだなぁ」と感動にも近い気持ちでステージを降りた。
と、ここまではいい話なのだが、この後、ライブハウスの方が僕のところに駆け寄り「ごめん!一つ目のバンドさんのヴォーカルさんがまだ来ていないらしくて、もう数曲場つなぎで歌ってもらえないでしょうか?」とのお願い。
いやいや、さっきかっこよく拍手を頂きステージを降りたところなのにもう一回上がるなんて。友達と駅で「ほなまたね!」と別れたのに、お互いホームで線路一つ挟んで向き合うくらい気まずいがな・・・。
でも、断るわけにはいかない。
「わかりました!やりましょう!!」と男儀を見せた。
するとスタッフさんは「本当に!ありがとう!!じゃぁ、幕が開いたらしげるくんがステージに板付き(初めからステージでスタンバっているという意味)で、「いやぁ、気分が乗ったからもうちょっと歌います!!」って一言言ってからはじめようか!!」と出方まで指定された(笑)。
それはKY(空気が読めていないの意味)すぎる・・・。
ただでさえアウェイな場所で歌っているのに・・・。
結局、僕は幕が開いた瞬間お辞儀をして、もう一度歌うことになった経緯を説明して2曲ほど歌った。
しかも2曲目には本日2回目となる「ともだち」を(笑)。
途中弦も切れてチューニングもひどいものだったけど、魂をこめて歌った。
帰り際、さっきよりも大きめの拍手を頂きステージを降りた。
その後は普段見ることのないプロレスとv系の方々のライブを見て、「おもしろいなぁ」と、そのエンターテイメントな世界に酔いしれた。
歌旅をやっているからこそのエピソード。
いい経験をさせてもらった。
ライブハウス、全日本プロレス、出演バンドの方々、お客さん、すべてに感謝した一日だった。
追伸、明日は久しぶりの仙台ライブですね!
楽しみです!!
会場に入るとびっくり!ライブハウスのど真ん中にリングがあるではないか!?
お客さんはそれを囲むような形で陣取るというわけだ。
僕らはリングではなくステージで歌うとのことでとりあえず一安心。
本番前にスタッフの方に「何曲歌いますか?」と言われたけど、「いや、一曲入魂でいきます!」と宣言し、ステージに向かった。
プロレスのファンの方だけでも普段あまりお見かけしないのに、その日はv系といいますか、普段僕らが余り一緒にライブをやらないような方々のファンの方々の前。
それでもなるべく丁寧に自己紹介と握手の話をして「ともだち」を歌った。
演奏が終わった後、暖かい拍手を頂き「音楽はジャンルとか関係なく伝わるんだなぁ」と感動にも近い気持ちでステージを降りた。
と、ここまではいい話なのだが、この後、ライブハウスの方が僕のところに駆け寄り「ごめん!一つ目のバンドさんのヴォーカルさんがまだ来ていないらしくて、もう数曲場つなぎで歌ってもらえないでしょうか?」とのお願い。
いやいや、さっきかっこよく拍手を頂きステージを降りたところなのにもう一回上がるなんて。友達と駅で「ほなまたね!」と別れたのに、お互いホームで線路一つ挟んで向き合うくらい気まずいがな・・・。
でも、断るわけにはいかない。
「わかりました!やりましょう!!」と男儀を見せた。
するとスタッフさんは「本当に!ありがとう!!じゃぁ、幕が開いたらしげるくんがステージに板付き(初めからステージでスタンバっているという意味)で、「いやぁ、気分が乗ったからもうちょっと歌います!!」って一言言ってからはじめようか!!」と出方まで指定された(笑)。
それはKY(空気が読めていないの意味)すぎる・・・。
ただでさえアウェイな場所で歌っているのに・・・。
結局、僕は幕が開いた瞬間お辞儀をして、もう一度歌うことになった経緯を説明して2曲ほど歌った。
しかも2曲目には本日2回目となる「ともだち」を(笑)。
途中弦も切れてチューニングもひどいものだったけど、魂をこめて歌った。
帰り際、さっきよりも大きめの拍手を頂きステージを降りた。
その後は普段見ることのないプロレスとv系の方々のライブを見て、「おもしろいなぁ」と、そのエンターテイメントな世界に酔いしれた。
歌旅をやっているからこそのエピソード。
いい経験をさせてもらった。
ライブハウス、全日本プロレス、出演バンドの方々、お客さん、すべてに感謝した一日だった。
追伸、明日は久しぶりの仙台ライブですね!
楽しみです!!
2007/10/20
恋も初志貫徹
さぁ、今日は全日本プロレスとバンドのコラボライブに、急遽出演してきます。
おそらく一曲でしょうが精一杯歌ってきます。
さすがにリングじゃないですよね。おそらくステージで歌うんでしょうね。ね。
沢山握手するぞ!!
さて、今日は恋の話。
恋の始め。
人は好かれようと一生懸命努力をする。
猫をかぶっていると言われようが、とにかく相手に嫌われないよう、精一杯自分の中の良い人を演じる。
僕はこれは良い事だと思う。
たまに、はなっから素の人もいるが、それが似合う人と似合わない人がいる。
「素」を出すのが格好良いと勘違いして、「素」を演じている本末転倒な人もたまに見かける。
さて、精一杯良い人でいようと努力しても、やがてその恋が実れば少しずつ気を許しスキが出てくる。
当然である。
いつまでも気を使っていちゃたまったもんじゃない。
ただ、これが行き過ぎる人がいる。
最初のイメージと正反対だったり・・・。
僕は恋が実っても、ある程度の緊張は持っていて欲しいと思うし、最初に演じた「理想の自分」であり続ける努力はすべきだと思う。少しニュアンスは違うが「親しき仲にも礼儀あり」の精神だ。
今恋人がいる人も忘れちゃいけない。
例え長年付き合っていようが、今も恋の真っ最中なのだ。
一歩家の外に出ればライバルだらけ。
今日までの二人の思い出の「情」だけで勝てるだろうか?
心は許しても、ある程度の緊張は持っていた方が自分のためにもいいと僕は思う。
「そんなの疲れるよ!」と思う人もいるかもしれないが、ずっと続けていれば疲れなくなるのだ。
その時こそが自分が理想としているところに一歩近づけた証なのだろう。
今、あなたの好きな人はあなたをどう見ていますか?
おそらく一曲でしょうが精一杯歌ってきます。
さすがにリングじゃないですよね。おそらくステージで歌うんでしょうね。ね。
沢山握手するぞ!!
さて、今日は恋の話。
恋の始め。
人は好かれようと一生懸命努力をする。
猫をかぶっていると言われようが、とにかく相手に嫌われないよう、精一杯自分の中の良い人を演じる。
僕はこれは良い事だと思う。
たまに、はなっから素の人もいるが、それが似合う人と似合わない人がいる。
「素」を出すのが格好良いと勘違いして、「素」を演じている本末転倒な人もたまに見かける。
さて、精一杯良い人でいようと努力しても、やがてその恋が実れば少しずつ気を許しスキが出てくる。
当然である。
いつまでも気を使っていちゃたまったもんじゃない。
ただ、これが行き過ぎる人がいる。
最初のイメージと正反対だったり・・・。
僕は恋が実っても、ある程度の緊張は持っていて欲しいと思うし、最初に演じた「理想の自分」であり続ける努力はすべきだと思う。少しニュアンスは違うが「親しき仲にも礼儀あり」の精神だ。
今恋人がいる人も忘れちゃいけない。
例え長年付き合っていようが、今も恋の真っ最中なのだ。
一歩家の外に出ればライバルだらけ。
今日までの二人の思い出の「情」だけで勝てるだろうか?
心は許しても、ある程度の緊張は持っていた方が自分のためにもいいと僕は思う。
「そんなの疲れるよ!」と思う人もいるかもしれないが、ずっと続けていれば疲れなくなるのだ。
その時こそが自分が理想としているところに一歩近づけた証なのだろう。
今、あなたの好きな人はあなたをどう見ていますか?
2007/10/19
そこに立ってはじめてわかるもの
「いつも日記を読んでいます!」
昔からよくこう声をかけられる事が多かった。
これだけ聞くとミュージシャンではないみたいだ。
今なら「ブログ見てます!」なんて普通にある会話だろうが、僕はもう何年もこの言葉を受けている。
それほど愛されてきたという事だろう。
ありがとうございます。
何度かやめようかと思ったが、継続は力なりである。
今でも過去の日記は見れるようになっているのだが、それでも「パンとピストル」を出す辺りまでしか見れない。それ以降の数年分はデータとしてどこかに保存してあるのだろうが、行方不明という哀しい結果になっている。
探したところで微妙だろうが・・・。
というのも、人は成長する生き物である。
基本的に僕は過去の日記に恥ずかしい事は書いていないつもりだが、今はもうデータとなっている昔の日記には「若いよなぁ」と言わざるを得ないものがいくつもあるはずだ。
その昔、「束縛論」というのを書いて、たいそう絶賛された覚えがあるが、内容はと言うと、『男たるものいちいち束縛なんてするんじゃない!他の男が良いと思われた時点で負け!そう思わないように自らを磨いておけば良いのだ!』というようなものだったと記憶しているが、今思えばまだまだ甘い。
もちろん間違っちゃいないし、基本的には今でもそう思っているが。
あれから数年経ち、僕は人には色んな種類がいるんだなぁ・・・と、自らもそうだし、友人の恋の話を聞いて痛感させられた。
例えば、「恋人の携帯電話を見るのは最低だ!」というのがある。
まさしくその通り。小学生でも分かる。道徳の問題である。
でも、これを言うのは浮気をされた事のない人だろう。
僕の知人で、冗談半分で彼女の携帯電話を見たら浮気が発覚!なんて哀しい結果に陥った奴がいた。世の中には平気で浮気が出来る人も確かにいるのだ。それ以降、そいつは事あるごとに携帯をチェックしてしまうようになったらしい。
だが、ここでクエスチョン。
彼を責めれるだろうか?
道徳を無視したのはむしろ相手である。
携帯を盗み見るという行為は正しくないが、気持ちは分からなくもない。
さらに、僕が思うのが、ここで彼を批判出来るのは、同じような状況で浮気されたけど「自分はそんないちいち引きずって携帯なんてチェックしないぞ!」という人だけではないかと。
常識もモラルも分かっている。
でも、その時、その場所に立ってみないと分からない事はたくさんある。
たとえ歪んでいても、正しくなくても、間違ってもいない事は多々あると僕は思うようになった。
これは携帯の話だけではない。
人の事をあぁだこうだと言うときは、自らも同じ経験をしていないと説得力はないような気がする。
客観的な意見も分かるが、きっと、本人はそんな事分かりきっていると思うのだ。
へたくそな常識を我が物顔で振りかざすのは僕はやめようと思う。
とはいえ、なにもこの世はドロドロだとは言わない。
もっときれいな事だけを見ている人もいるのだ。
でも、僕は多くの人に歌を届けていく以上、どちらも理解していなくてはいけないのだ。
とはいえ、出来れば、この先も僕はきれい事と言われる類いの方向に歩いていきたいなぁ。それでなくても生きていくと自然に汚れていくもんだから。
昔からよくこう声をかけられる事が多かった。
これだけ聞くとミュージシャンではないみたいだ。
今なら「ブログ見てます!」なんて普通にある会話だろうが、僕はもう何年もこの言葉を受けている。
それほど愛されてきたという事だろう。
ありがとうございます。
何度かやめようかと思ったが、継続は力なりである。
今でも過去の日記は見れるようになっているのだが、それでも「パンとピストル」を出す辺りまでしか見れない。それ以降の数年分はデータとしてどこかに保存してあるのだろうが、行方不明という哀しい結果になっている。
探したところで微妙だろうが・・・。
というのも、人は成長する生き物である。
基本的に僕は過去の日記に恥ずかしい事は書いていないつもりだが、今はもうデータとなっている昔の日記には「若いよなぁ」と言わざるを得ないものがいくつもあるはずだ。
その昔、「束縛論」というのを書いて、たいそう絶賛された覚えがあるが、内容はと言うと、『男たるものいちいち束縛なんてするんじゃない!他の男が良いと思われた時点で負け!そう思わないように自らを磨いておけば良いのだ!』というようなものだったと記憶しているが、今思えばまだまだ甘い。
もちろん間違っちゃいないし、基本的には今でもそう思っているが。
あれから数年経ち、僕は人には色んな種類がいるんだなぁ・・・と、自らもそうだし、友人の恋の話を聞いて痛感させられた。
例えば、「恋人の携帯電話を見るのは最低だ!」というのがある。
まさしくその通り。小学生でも分かる。道徳の問題である。
でも、これを言うのは浮気をされた事のない人だろう。
僕の知人で、冗談半分で彼女の携帯電話を見たら浮気が発覚!なんて哀しい結果に陥った奴がいた。世の中には平気で浮気が出来る人も確かにいるのだ。それ以降、そいつは事あるごとに携帯をチェックしてしまうようになったらしい。
だが、ここでクエスチョン。
彼を責めれるだろうか?
道徳を無視したのはむしろ相手である。
携帯を盗み見るという行為は正しくないが、気持ちは分からなくもない。
さらに、僕が思うのが、ここで彼を批判出来るのは、同じような状況で浮気されたけど「自分はそんないちいち引きずって携帯なんてチェックしないぞ!」という人だけではないかと。
常識もモラルも分かっている。
でも、その時、その場所に立ってみないと分からない事はたくさんある。
たとえ歪んでいても、正しくなくても、間違ってもいない事は多々あると僕は思うようになった。
これは携帯の話だけではない。
人の事をあぁだこうだと言うときは、自らも同じ経験をしていないと説得力はないような気がする。
客観的な意見も分かるが、きっと、本人はそんな事分かりきっていると思うのだ。
へたくそな常識を我が物顔で振りかざすのは僕はやめようと思う。
とはいえ、なにもこの世はドロドロだとは言わない。
もっときれいな事だけを見ている人もいるのだ。
でも、僕は多くの人に歌を届けていく以上、どちらも理解していなくてはいけないのだ。
とはいえ、出来れば、この先も僕はきれい事と言われる類いの方向に歩いていきたいなぁ。それでなくても生きていくと自然に汚れていくもんだから。
2007/10/18
もうすぐリリースですね
もうすぐアルバムが発売ですね。
みなさんもう手に入れる準備はしてもらえたでしょうか?
どのアーティストもリリースの際「自信作」ですと言うのですが、やはりそうとしか言えず、そうだからこそ出すのですが・・・。
ぜひ、聴いてやってくださいね。
一昨日は関東のとある場所で路上でこっそり歌っていたのですが、すぐに雨が降り中断。体調も悪くなり退散。
なかなかどうして・・・ですね。
バタバタしていますが、この日記を愛してくれている人たちの為、更新していきますね。
みなさんもう手に入れる準備はしてもらえたでしょうか?
どのアーティストもリリースの際「自信作」ですと言うのですが、やはりそうとしか言えず、そうだからこそ出すのですが・・・。
ぜひ、聴いてやってくださいね。
一昨日は関東のとある場所で路上でこっそり歌っていたのですが、すぐに雨が降り中断。体調も悪くなり退散。
なかなかどうして・・・ですね。
バタバタしていますが、この日記を愛してくれている人たちの為、更新していきますね。
2007/10/14
バタバタ 、仮日記
取り急ぎ、僕一人ライブについて。
今月の20日、site kobeというところで全日本プロレスの試合前に歌います。
一曲くらいだと思うのですが。
他にもたくさんバンドの方も出られるようで。
その後、九州のライブハウスで歌う事も決まりました!
一番いいのはバンドで行く事なのでしょうが、今回は僕一人となりますが、これも小さな一歩として九州の皆さん、優しく迎えてやってください!
11/27 大分T.O.P.S
11/28 長崎DRUM Be-7
11/29 博多DRUM Be-1
です!!
バンドの名を汚さぬよう、がんばるぞ!!
今月の20日、site kobeというところで全日本プロレスの試合前に歌います。
一曲くらいだと思うのですが。
他にもたくさんバンドの方も出られるようで。
その後、九州のライブハウスで歌う事も決まりました!
一番いいのはバンドで行く事なのでしょうが、今回は僕一人となりますが、これも小さな一歩として九州の皆さん、優しく迎えてやってください!
11/27 大分T.O.P.S
11/28 長崎DRUM Be-7
11/29 博多DRUM Be-1
です!!
バンドの名を汚さぬよう、がんばるぞ!!
2007/10/13
これが原点だったよな
日記2つアップしました
今日、神戸のライブのリハーサル前(ゲスト出演)に一本の電話が。
「新長田(三ノ宮から電車で15分ほど)のライブハウスで、ひとつのバンドがキャンセルになったんだけど、しげる君、飛び入りで参加して代役で30分のステージやってくれへん?」
僕を誰も知らないところでの一人ライブ。
でも、握手のため。「やります!!」と返事した。
まずは三ノ宮で一曲歌った後、すぐさま新長田のライブハウスへ移動。
楽屋に着いて一息つく間もなく本番。
ステージ上がると、観客は・・・
4人。
びっくりした。
こんな人数の前で歌うのなんて、いつぶりだろう。
僕はおろか、THE NEUTRALの事も知らないであろう4人の前。
それでも僕はワクワクしていた。
絶対今日出演した誰よりもいいライブをしようと思った。
そして「今日のチケット代安かったよな」って思ってもらおうと決めた。
自己紹介、今日急遽出る事になった事を説明して、
1、輝け!オレの30代
2、腐葉土
3、愛の花
4、ともだち
を歌った。
4人の前で一生懸命、いつも通り歌った。
拍手の音が少ない以外はいつもと何も変わらなかった。
やはり、ライブはお客さんの人数ではないなぁと痛感した。
歌い始めた頃、こうだったよなぁと思い出した。
いつもいつも少ない人の前で一生懸命歌った。
10人くらいしかいない地元のライブハウスで僕が生まれて初めて作った曲「Rock'n roll night」を歌い、その10人がとてもいい反応をしてくれたので、僕は自信をつけ全作詞・作曲をする事を決意しTHE NEUTRALを立ち上げたのだった。
『ともだち』の歌詞「あの頃の情熱を忘れてはいないかい?」。
まさに今の自分に大切な歌なんだと思う。
今日の4人の前でのライブを、僕は一生忘れないだろう。
そして、今日の4人とまた再会出来るよう、僕は握手を頑張っていこうと思う。
4人の方々、力強い握手をしてくれ、本当にありがとう。
この歌旅は、喜怒哀楽の連発だ。
すべてが終わる頃、僕は少し強くなって、少し優しくなっているだろう。
そのためにも今はたくさん傷つく事を恐れずに走っていこうと思う。
振り返らずに。
〜今はまだ長い旅路の途中 輝け!オレの30代〜
追記、その後もまた三ノ宮に戻り一曲歌ってきました。
今日もとてもいい一日でした!
追記2、4人の前で歌った事でか、面白い事が決まりました。
詳しくは14日の大阪のライブで。ぜひみなさん14日お集まりください!!
今日、神戸のライブのリハーサル前(ゲスト出演)に一本の電話が。
「新長田(三ノ宮から電車で15分ほど)のライブハウスで、ひとつのバンドがキャンセルになったんだけど、しげる君、飛び入りで参加して代役で30分のステージやってくれへん?」
僕を誰も知らないところでの一人ライブ。
でも、握手のため。「やります!!」と返事した。
まずは三ノ宮で一曲歌った後、すぐさま新長田のライブハウスへ移動。
楽屋に着いて一息つく間もなく本番。
ステージ上がると、観客は・・・
4人。
びっくりした。
こんな人数の前で歌うのなんて、いつぶりだろう。
僕はおろか、THE NEUTRALの事も知らないであろう4人の前。
それでも僕はワクワクしていた。
絶対今日出演した誰よりもいいライブをしようと思った。
そして「今日のチケット代安かったよな」って思ってもらおうと決めた。
自己紹介、今日急遽出る事になった事を説明して、
1、輝け!オレの30代
2、腐葉土
3、愛の花
4、ともだち
を歌った。
4人の前で一生懸命、いつも通り歌った。
拍手の音が少ない以外はいつもと何も変わらなかった。
やはり、ライブはお客さんの人数ではないなぁと痛感した。
歌い始めた頃、こうだったよなぁと思い出した。
いつもいつも少ない人の前で一生懸命歌った。
10人くらいしかいない地元のライブハウスで僕が生まれて初めて作った曲「Rock'n roll night」を歌い、その10人がとてもいい反応をしてくれたので、僕は自信をつけ全作詞・作曲をする事を決意しTHE NEUTRALを立ち上げたのだった。
『ともだち』の歌詞「あの頃の情熱を忘れてはいないかい?」。
まさに今の自分に大切な歌なんだと思う。
今日の4人の前でのライブを、僕は一生忘れないだろう。
そして、今日の4人とまた再会出来るよう、僕は握手を頑張っていこうと思う。
4人の方々、力強い握手をしてくれ、本当にありがとう。
この歌旅は、喜怒哀楽の連発だ。
すべてが終わる頃、僕は少し強くなって、少し優しくなっているだろう。
そのためにも今はたくさん傷つく事を恐れずに走っていこうと思う。
振り返らずに。
〜今はまだ長い旅路の途中 輝け!オレの30代〜
追記、その後もまた三ノ宮に戻り一曲歌ってきました。
今日もとてもいい一日でした!
追記2、4人の前で歌った事でか、面白い事が決まりました。
詳しくは14日の大阪のライブで。ぜひみなさん14日お集まりください!!
アツシ君の優しさを受け
全国歌旅をはじめる前に、路上ライブにも詳しい「ナカノアツシさん(以降、アツシ君)」に相談しようと思い、電話したところ、関西に来るんやったらうちのイベントに出たらええやん!との事で、江坂、神戸、京都と参加させてもらった。
誤解のないように最後まで読んでほしいのだけど。
僕らは東京ではなかなかたくさんの人がライブを見に来てくれる。
1000人〜2000人くらいのところで歌うこともしばしばある。
でも、関西はそこまでいかない。
全国、定期的にライブを行った場所は決まってそれ相当の人数が集まり、ライブ会場はたくさんの人が来てくれるのだが、地元を除けば、関西はそうはいかない。
もちろん僕にだってプライドはある。
それが間違ったものだと言われようが、僕は悪くない歌を歌っているという自負がある。
関西における僕らの評価が実力と伴っていないよなぁといつも思ってしまう(ちなみに、関西のバンドは東京で同じように気持ちになるらしいが)。
これは思い上がりで言っているのではない。
その証拠にたくさんの人が応援してくれている。
だからこそ僕はいつも地団駄を踏んでしまうのだ。
そのことが引っかかっていたのか、京都でのライブの時、僕はいつものように10000人握手の説明をして、その際にまだ握手の人数が2000番台だということを話した。すると数人のお客さんが笑った。
そりゃそうだろう。
10000人と大見栄を切ってまだ2000番台なのだから。
でも、僕は僕で一生懸命やっている。
確かにレコーディング等なので握手活動出来なかった時期もあったけど・・・。
気が付くと「いや、笑いますけど、10000人と握手するというのは思っている以上に難しいのですよ。」と話していた(誤解のないように、別に怒った訳ではないのですよ。)。
きっと、先程述べた、関西での自分に対する評価のバランスなどの事もあってだろう。
言った事は間違っていないと思う。
エンターテイメントも大事だけど、その前に僕はロックバンドである。
そして、生を大切にしているから、自分でここははっきりと言った方がいいと思ったら言うべきだと思う。
「だったら握手なんてしなけりゃいいんじゃないですか?」という声も聞こえてきそうだが、逆の立場で、そうなった場合、果たして同じ事を言えるかどうかは難しいところにあるのではないだろうか?
それでも僕はなにやら心が晴れず、ライブ後もずっと外を眺めていた。
そうこうしているうちにアツシ君のライブが始まった。
ライブ中、アツシ君はこんな事を話していた。
「しげる君が今10000人と握手しているけど、思っている以上に大変だと思う。僕も昔700枚を手売りで売れって言われて大変だったから」という話をしてくれた。
さっきの、僕のライブ中のMCを聞いて、僕の印象が悪くならないようにフォローしてくれたのだろう。
僕はたまらない気持ちになった。
なんだかアツシ君がずっと大人に見えた。
僕は子供だ。
言った事は後悔していないが、それでも子供だ。
たくさんの人に支えられてここまで来ている事を忘れちゃいけないな、そう思った。
関西における評価が伴っていないならば、伴うようにもっと努力をしよう。
きっと伝わるはずだ。
そう思った。
アツシ君はいつだって困った時に僕に力を貸してくれる。
今回の10000人握手を誰よりも気にかけてくれ、何度も僕をゲストに招いてくれる。
僕はこの事を忘れない。
いつか、アツシ君がSOSを出した時には真っ先に力になろうと思う。
誤解のないように最後まで読んでほしいのだけど。
僕らは東京ではなかなかたくさんの人がライブを見に来てくれる。
1000人〜2000人くらいのところで歌うこともしばしばある。
でも、関西はそこまでいかない。
全国、定期的にライブを行った場所は決まってそれ相当の人数が集まり、ライブ会場はたくさんの人が来てくれるのだが、地元を除けば、関西はそうはいかない。
もちろん僕にだってプライドはある。
それが間違ったものだと言われようが、僕は悪くない歌を歌っているという自負がある。
関西における僕らの評価が実力と伴っていないよなぁといつも思ってしまう(ちなみに、関西のバンドは東京で同じように気持ちになるらしいが)。
これは思い上がりで言っているのではない。
その証拠にたくさんの人が応援してくれている。
だからこそ僕はいつも地団駄を踏んでしまうのだ。
そのことが引っかかっていたのか、京都でのライブの時、僕はいつものように10000人握手の説明をして、その際にまだ握手の人数が2000番台だということを話した。すると数人のお客さんが笑った。
そりゃそうだろう。
10000人と大見栄を切ってまだ2000番台なのだから。
でも、僕は僕で一生懸命やっている。
確かにレコーディング等なので握手活動出来なかった時期もあったけど・・・。
気が付くと「いや、笑いますけど、10000人と握手するというのは思っている以上に難しいのですよ。」と話していた(誤解のないように、別に怒った訳ではないのですよ。)。
きっと、先程述べた、関西での自分に対する評価のバランスなどの事もあってだろう。
言った事は間違っていないと思う。
エンターテイメントも大事だけど、その前に僕はロックバンドである。
そして、生を大切にしているから、自分でここははっきりと言った方がいいと思ったら言うべきだと思う。
「だったら握手なんてしなけりゃいいんじゃないですか?」という声も聞こえてきそうだが、逆の立場で、そうなった場合、果たして同じ事を言えるかどうかは難しいところにあるのではないだろうか?
それでも僕はなにやら心が晴れず、ライブ後もずっと外を眺めていた。
そうこうしているうちにアツシ君のライブが始まった。
ライブ中、アツシ君はこんな事を話していた。
「しげる君が今10000人と握手しているけど、思っている以上に大変だと思う。僕も昔700枚を手売りで売れって言われて大変だったから」という話をしてくれた。
さっきの、僕のライブ中のMCを聞いて、僕の印象が悪くならないようにフォローしてくれたのだろう。
僕はたまらない気持ちになった。
なんだかアツシ君がずっと大人に見えた。
僕は子供だ。
言った事は後悔していないが、それでも子供だ。
たくさんの人に支えられてここまで来ている事を忘れちゃいけないな、そう思った。
関西における評価が伴っていないならば、伴うようにもっと努力をしよう。
きっと伝わるはずだ。
そう思った。
アツシ君はいつだって困った時に僕に力を貸してくれる。
今回の10000人握手を誰よりも気にかけてくれ、何度も僕をゲストに招いてくれる。
僕はこの事を忘れない。
いつか、アツシ君がSOSを出した時には真っ先に力になろうと思う。
2007/10/10
新宿JAMで見つけたもの
みなさん、僕は今、大阪に来ています。
明日は京都MUSEでまた飛び入りで少し歌わさせていただきます。
一日空いて明々後日は神戸VARITで少し歌わさせてもらう予定です。
少しでも握手を増やしていかないと!頑張ります。
もうすぐ、ホームページのトップページに経過が出ると思うので、お楽しみに。
さて、話を遡り、ココロランドリー2daysの次の日は新宿JAMにて僕のソロライブだった。
デビューする前に随分とお世話になった人たちばかり。
思い入れが深い人たちばかりなので、あまり他人のことを書かない僕だけど、書かさせてください。
一人目の三人のサイトーさんも久しぶりだったなぁ。
2番目に出はったのは僕の大好きなロックンローラーUnlimited Broadcastの井垣宏章さん。この人が弾くギターは本当に圧巻。ギターが体の一部のようにうなりだし、本当にギターが歌うのだ。井垣さんみたいな人を本物っていうんだろうなぁ。いったいどれほどの人が彼の素晴らしさに気づいているだろうか?いつまで経っても憧れの人である。
4番目に出はったのが、 村松ショータローさん。
ショータローさんとも長い付き合い。物事をはっきり言う人という印象がある。
その昔、僕の書いた歌詞に、「お前!なんでサビの歌詞の最後があれなんだよ!もっとあるだろう?」と言われ、少し凹んだことがあった。
それからしばらくショータローさんとは会っていなかったのだが、久しぶりに再会したのが、デビューして数年のWESTでのワンマンライブだった。
ショータローさんはビール片手に涙ぐみながら、「お前ら最高だよ!今日のライブ最高!涙がでたよ」と何度も何度も褒めてくれた。その時に僕は分かったのだ。
「あぁ、この人は正直な人なのだ」と。
そのショータローさんのライブ。
最後に「ウクレレ」という歌を歌った。
35歳の時に買ったウクレレをテーマに作った曲らしい。
正確な歌詞は覚えていないが、「人生の半ばを超えた頃にお前と出会った」「出会ったときはお前とこんなにうまくいくとは思わなかった」。
サビで「勝ち負けにばかりこだわっていた俺が馬鹿みたいだ」と歌われた時、僕は涙が止まらなかった。
僕は勝ち負けにずっとこだわって生きている。
きっと、今の僕はまだこだわるときだろう。
でもいつの日か、「勝ち負けにばかりこだわっていた俺が馬鹿みたいだ」とさらっと歌えたら素敵だなぁと思った。
最後は 安井則之さん。
アマチュア時代お世話になった千葉の大先輩。
安井さんとライブをする時、僕はかなり高い確率で「歳の取り方」を歌い、安井さんは「in the rain」を歌ってくれる。そして僕はいつだってその歌で涙する。
いつだったか、デビューした後、色んなことに悩んでいた時に安井さんのライブを見に行った時のこと。ステージの上から僕を見つけた安井さんが、僕の方を見ながら何度も「ガンバレ!」と歌ってくれた事があった。僕はこらえていたものがすべて流れ出し、止まらなかったことを覚えている。
今回も握手に苦戦している僕を見て誘ってくれたのだろう。
安井さんとはそういう人だ。
その日のライブは僕の原点がたくさん落ちていた。
少し僕が見落としていたものかもしれない。
ココロランドリーで心が洗われていたからこそ、それに気づくことが出来たのかもしれないな。
とにかく最高の一日のはずだった・・・。
続きはまた。
明日は京都MUSEでまた飛び入りで少し歌わさせていただきます。
一日空いて明々後日は神戸VARITで少し歌わさせてもらう予定です。
少しでも握手を増やしていかないと!頑張ります。
もうすぐ、ホームページのトップページに経過が出ると思うので、お楽しみに。
さて、話を遡り、ココロランドリー2daysの次の日は新宿JAMにて僕のソロライブだった。
デビューする前に随分とお世話になった人たちばかり。
思い入れが深い人たちばかりなので、あまり他人のことを書かない僕だけど、書かさせてください。
一人目の三人のサイトーさんも久しぶりだったなぁ。
2番目に出はったのは僕の大好きなロックンローラーUnlimited Broadcastの井垣宏章さん。この人が弾くギターは本当に圧巻。ギターが体の一部のようにうなりだし、本当にギターが歌うのだ。井垣さんみたいな人を本物っていうんだろうなぁ。いったいどれほどの人が彼の素晴らしさに気づいているだろうか?いつまで経っても憧れの人である。
4番目に出はったのが、 村松ショータローさん。
ショータローさんとも長い付き合い。物事をはっきり言う人という印象がある。
その昔、僕の書いた歌詞に、「お前!なんでサビの歌詞の最後があれなんだよ!もっとあるだろう?」と言われ、少し凹んだことがあった。
それからしばらくショータローさんとは会っていなかったのだが、久しぶりに再会したのが、デビューして数年のWESTでのワンマンライブだった。
ショータローさんはビール片手に涙ぐみながら、「お前ら最高だよ!今日のライブ最高!涙がでたよ」と何度も何度も褒めてくれた。その時に僕は分かったのだ。
「あぁ、この人は正直な人なのだ」と。
そのショータローさんのライブ。
最後に「ウクレレ」という歌を歌った。
35歳の時に買ったウクレレをテーマに作った曲らしい。
正確な歌詞は覚えていないが、「人生の半ばを超えた頃にお前と出会った」「出会ったときはお前とこんなにうまくいくとは思わなかった」。
サビで「勝ち負けにばかりこだわっていた俺が馬鹿みたいだ」と歌われた時、僕は涙が止まらなかった。
僕は勝ち負けにずっとこだわって生きている。
きっと、今の僕はまだこだわるときだろう。
でもいつの日か、「勝ち負けにばかりこだわっていた俺が馬鹿みたいだ」とさらっと歌えたら素敵だなぁと思った。
最後は 安井則之さん。
アマチュア時代お世話になった千葉の大先輩。
安井さんとライブをする時、僕はかなり高い確率で「歳の取り方」を歌い、安井さんは「in the rain」を歌ってくれる。そして僕はいつだってその歌で涙する。
いつだったか、デビューした後、色んなことに悩んでいた時に安井さんのライブを見に行った時のこと。ステージの上から僕を見つけた安井さんが、僕の方を見ながら何度も「ガンバレ!」と歌ってくれた事があった。僕はこらえていたものがすべて流れ出し、止まらなかったことを覚えている。
今回も握手に苦戦している僕を見て誘ってくれたのだろう。
安井さんとはそういう人だ。
その日のライブは僕の原点がたくさん落ちていた。
少し僕が見落としていたものかもしれない。
ココロランドリーで心が洗われていたからこそ、それに気づくことが出来たのかもしれないな。
とにかく最高の一日のはずだった・・・。
続きはまた。
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