THE NEUTRAL =歩道橋の上=

2011/08/01

友達は自分を映す鏡

8月になりましたね。
例年だと照りつける太陽のイメージがあるのですが、なんだか穏やかな夏です。

そんな僕はキャンプに行って来ました。
気心の知れた仲間１０人くらいで。
で、清正君もほっとくと天照大御神ばりにインドアになるので急遽呼んで。

それにしても、１０人分の買い物をするとレシートも長い長い。
その長ーいレシートを見て、姫路にいた頃を思い出しました。

姫路で過ごした１８歳から２４歳まで。
僕は地元の仲間達と野球チームを組み、毎週土日は練習or試合を組み、土曜日はみんなで友達の別荘に泊まって、という生活を繰り返していました。
毎週１０人以上と行動をする。
今考えるとすごいなぁと思います。
そうやって賑やかになって来ると、「オレも」「私も」と仲間が増えていき、もう名前も覚えていないような人たちとも毎週遊んでいました。
土曜日のお泊まりの時のレシートの長さはそれはもう笑ってしまうようなもんでした。

「オレはいつだって電話一本で１００人は集められる。」
これが当時の僕の口癖。
いい気になっていたんだと思う。
そんな僕を見て親父がぼそりと「まぁ１０年後には１０人も残ってないわ。でも残ったヤツが友達や」と言っていました。
僕は「そんなわけあるかい！！」と息巻いていましたが、１０年経って、まさにその通りな事にビックリ。

大人になると友達が出来にくくなります。
きっといろいろ分かってくるからなのでしょう。
警戒心も強くなるし、警戒を生かし、だいたい第一印象で決めてしまうし、社交辞令も覚えてしまうのであと一歩踏み出せない事が多々あります。
未熟なあの頃は怖いものなさで人の懐にダイブ出来ていたんだよなあと遠い目で振り返ります。

そんな中、先日のキャンプのメンバーは東京で出会った友達。
これは僕が１０年東京に住んだ証のようにも思えて、抱きしめてあげたい思い出となりました。

友達は大切です。
友達がいて、初めて自分を客観的に見れて、自分を正す事が出来ます。
なぜなら友達は恋愛とは違い、一回や二回の失敗を許してくれるから。

今日まで出会った沢山の友達を誇りに思い、彼らがピンチの時にはいつでも駆けつける、そんな男でありたいと思います。

まだ夏はある。
もっともっと思い出を作ろう！