2011/07/04
全曲ライブ企画「風の吹く場所」
7月16日、17日に行われる全曲ライブに向けて、覚えている限り、その曲を創った頃を思い出して書いていきたい。
ミニアルバム「君に届け」の一曲目に入っている曲。
本来ならアルバムタイトルが一曲目だと思うのだが、あまりにこの曲がカッコいいとの事で一曲目に選ばれた。
メロディの良い曲を創ろうと言う事で、この頃、事務所から僕は大阪の作曲家の方を紹介され、月に何度か通い、作曲とは何かを教わり出来た曲。
僕はこの歌詞を書いたときの記憶があまり残っていないのだが、月日が経てば経つほど、心にグッと刺さってくるようになった。
「どこまでいけるか試してみようと思うんだ」という歌詞は、いまでも歌っていて泣きそうになる。
消してマイナスではなく、上手くいかない事を踏まえた上で進んでいこうとする強さがあって、個人的に高い点数をあげたい曲だ。
音楽的に言うと、実ははじめはF△7でつくっていて、ちょっとおしゃれにダンスミュージックぽい感じだったのだが、もっとロックよりにして力強さをしたいと言う事で、AメロをAmに変えた。
アレンジもとってもカッコ良くて気に入っている。
ただ、ジャケットになぜあのボクシングのおっさんを選んだのかがいまだに謎だ。
「君に届け!」と聴いてがむしゃら感があったからとデザイナーに言われ、分かった顔で了解したのだが、今思うとやはり少し考えてしまう。
あれから数枚アルバム出して思うが、バックが黒いジャケットはそれだけで印象がダークになるなぁと言う事。
今後使うときは慎重にしないと。
で、この頃の僕は、いや僕らはTHE NEUTRALをはじめて、初の迷いの時期にきていた。
「パンとピストル」で売れたが故に、レコード会社移籍問題が上がり、事務所の意向で契約途中で僕達は抜けてしまう。
けど、移籍予定のレコード会社では人事異動があって、移籍問題がなくなり、僕らはCDをリリースする場所を失ってしまうばかりか、今なお売れている「パンとピストル」をレコード会社を抜けてしまったために、廃盤にしなければならないという過酷な現実を突きつけられる。
なので、この作品はまさかのインディーズでリリースされている。
この屈辱は分かってもらえるだろうか。
売れていたにもかかわらず、次回作がインディーズとは。
とてもとても悔しい思いをして、この頃の僕はとにかく険しい顔をして、なにか分からないものと常に闘っていた。
「そんな顔で事務所に来るな!」と社長にも怒られた。
メンバーも僕を「まぁまぁ」となだめる。
でも、僕をなだめるメンバーも許せなくて、「なんでお前達は怒らないんだ!?俺たちの人生めちゃくちゃになっちまうぞ!!」とまた怒っていた。
人生の分岐点の一つは確かに「パンとピストル」と「君に届け!」の間にある。
確かにあるのだが、分岐点は過去にしかなく、それを変える事は出来ない。
でも、その分岐点の色を変える事は出来る。
その分岐点の色を明るい色にするのは、やはり未来にあり、今にあるのだ。
「風の吹く場所が 僕らの望んだモノとは違っても あと少しだけ 幸せが10秒後に来ても僕らはかまわず泣き続けるのさ このままで このままでいい」
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
- チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
お問合せ: DISK GARAGE 03-5436-9600 (weekday 12:00-19:00)
ミニアルバム「君に届け」の一曲目に入っている曲。
本来ならアルバムタイトルが一曲目だと思うのだが、あまりにこの曲がカッコいいとの事で一曲目に選ばれた。
メロディの良い曲を創ろうと言う事で、この頃、事務所から僕は大阪の作曲家の方を紹介され、月に何度か通い、作曲とは何かを教わり出来た曲。
僕はこの歌詞を書いたときの記憶があまり残っていないのだが、月日が経てば経つほど、心にグッと刺さってくるようになった。
「どこまでいけるか試してみようと思うんだ」という歌詞は、いまでも歌っていて泣きそうになる。
消してマイナスではなく、上手くいかない事を踏まえた上で進んでいこうとする強さがあって、個人的に高い点数をあげたい曲だ。
音楽的に言うと、実ははじめはF△7でつくっていて、ちょっとおしゃれにダンスミュージックぽい感じだったのだが、もっとロックよりにして力強さをしたいと言う事で、AメロをAmに変えた。
アレンジもとってもカッコ良くて気に入っている。
ただ、ジャケットになぜあのボクシングのおっさんを選んだのかがいまだに謎だ。
「君に届け!」と聴いてがむしゃら感があったからとデザイナーに言われ、分かった顔で了解したのだが、今思うとやはり少し考えてしまう。
あれから数枚アルバム出して思うが、バックが黒いジャケットはそれだけで印象がダークになるなぁと言う事。
今後使うときは慎重にしないと。
で、この頃の僕は、いや僕らはTHE NEUTRALをはじめて、初の迷いの時期にきていた。
「パンとピストル」で売れたが故に、レコード会社移籍問題が上がり、事務所の意向で契約途中で僕達は抜けてしまう。
けど、移籍予定のレコード会社では人事異動があって、移籍問題がなくなり、僕らはCDをリリースする場所を失ってしまうばかりか、今なお売れている「パンとピストル」をレコード会社を抜けてしまったために、廃盤にしなければならないという過酷な現実を突きつけられる。
なので、この作品はまさかのインディーズでリリースされている。
この屈辱は分かってもらえるだろうか。
売れていたにもかかわらず、次回作がインディーズとは。
とてもとても悔しい思いをして、この頃の僕はとにかく険しい顔をして、なにか分からないものと常に闘っていた。
「そんな顔で事務所に来るな!」と社長にも怒られた。
メンバーも僕を「まぁまぁ」となだめる。
でも、僕をなだめるメンバーも許せなくて、「なんでお前達は怒らないんだ!?俺たちの人生めちゃくちゃになっちまうぞ!!」とまた怒っていた。
人生の分岐点の一つは確かに「パンとピストル」と「君に届け!」の間にある。
確かにあるのだが、分岐点は過去にしかなく、それを変える事は出来ない。
でも、その分岐点の色を変える事は出来る。
その分岐点の色を明るい色にするのは、やはり未来にあり、今にあるのだ。
「風の吹く場所が 僕らの望んだモノとは違っても あと少しだけ 幸せが10秒後に来ても僕らはかまわず泣き続けるのさ このままで このままでいい」
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART1
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月16日(土)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 17:15 / start 18:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
イープラス http://eplus.jp
夏祭り 『全曲ライブ!』 PART2
〜デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!
(EARLY TIMESを除く)〜
日にち: 2011年7月17日(日)
会場: Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
時間: open 16:15 / start 17:00
料金: 前売り ¥3,800(ドリンク代別)
■当サイト内「TICKET」コーナーよりチケットの予約ができます。
- チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード:133-633
ローソンチケット TEL:0570-084-003 Lコード:76982
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