2007/10/13
アツシ君の優しさを受け
全国歌旅をはじめる前に、路上ライブにも詳しい「ナカノアツシさん(以降、アツシ君)」に相談しようと思い、電話したところ、関西に来るんやったらうちのイベントに出たらええやん!との事で、江坂、神戸、京都と参加させてもらった。
誤解のないように最後まで読んでほしいのだけど。
僕らは東京ではなかなかたくさんの人がライブを見に来てくれる。
1000人〜2000人くらいのところで歌うこともしばしばある。
でも、関西はそこまでいかない。
全国、定期的にライブを行った場所は決まってそれ相当の人数が集まり、ライブ会場はたくさんの人が来てくれるのだが、地元を除けば、関西はそうはいかない。
もちろん僕にだってプライドはある。
それが間違ったものだと言われようが、僕は悪くない歌を歌っているという自負がある。
関西における僕らの評価が実力と伴っていないよなぁといつも思ってしまう(ちなみに、関西のバンドは東京で同じように気持ちになるらしいが)。
これは思い上がりで言っているのではない。
その証拠にたくさんの人が応援してくれている。
だからこそ僕はいつも地団駄を踏んでしまうのだ。
そのことが引っかかっていたのか、京都でのライブの時、僕はいつものように10000人握手の説明をして、その際にまだ握手の人数が2000番台だということを話した。すると数人のお客さんが笑った。
そりゃそうだろう。
10000人と大見栄を切ってまだ2000番台なのだから。
でも、僕は僕で一生懸命やっている。
確かにレコーディング等なので握手活動出来なかった時期もあったけど・・・。
気が付くと「いや、笑いますけど、10000人と握手するというのは思っている以上に難しいのですよ。」と話していた(誤解のないように、別に怒った訳ではないのですよ。)。
きっと、先程述べた、関西での自分に対する評価のバランスなどの事もあってだろう。
言った事は間違っていないと思う。
エンターテイメントも大事だけど、その前に僕はロックバンドである。
そして、生を大切にしているから、自分でここははっきりと言った方がいいと思ったら言うべきだと思う。
「だったら握手なんてしなけりゃいいんじゃないですか?」という声も聞こえてきそうだが、逆の立場で、そうなった場合、果たして同じ事を言えるかどうかは難しいところにあるのではないだろうか?
それでも僕はなにやら心が晴れず、ライブ後もずっと外を眺めていた。
そうこうしているうちにアツシ君のライブが始まった。
ライブ中、アツシ君はこんな事を話していた。
「しげる君が今10000人と握手しているけど、思っている以上に大変だと思う。僕も昔700枚を手売りで売れって言われて大変だったから」という話をしてくれた。
さっきの、僕のライブ中のMCを聞いて、僕の印象が悪くならないようにフォローしてくれたのだろう。
僕はたまらない気持ちになった。
なんだかアツシ君がずっと大人に見えた。
僕は子供だ。
言った事は後悔していないが、それでも子供だ。
たくさんの人に支えられてここまで来ている事を忘れちゃいけないな、そう思った。
関西における評価が伴っていないならば、伴うようにもっと努力をしよう。
きっと伝わるはずだ。
そう思った。
アツシ君はいつだって困った時に僕に力を貸してくれる。
今回の10000人握手を誰よりも気にかけてくれ、何度も僕をゲストに招いてくれる。
僕はこの事を忘れない。
いつか、アツシ君がSOSを出した時には真っ先に力になろうと思う。
誤解のないように最後まで読んでほしいのだけど。
僕らは東京ではなかなかたくさんの人がライブを見に来てくれる。
1000人〜2000人くらいのところで歌うこともしばしばある。
でも、関西はそこまでいかない。
全国、定期的にライブを行った場所は決まってそれ相当の人数が集まり、ライブ会場はたくさんの人が来てくれるのだが、地元を除けば、関西はそうはいかない。
もちろん僕にだってプライドはある。
それが間違ったものだと言われようが、僕は悪くない歌を歌っているという自負がある。
関西における僕らの評価が実力と伴っていないよなぁといつも思ってしまう(ちなみに、関西のバンドは東京で同じように気持ちになるらしいが)。
これは思い上がりで言っているのではない。
その証拠にたくさんの人が応援してくれている。
だからこそ僕はいつも地団駄を踏んでしまうのだ。
そのことが引っかかっていたのか、京都でのライブの時、僕はいつものように10000人握手の説明をして、その際にまだ握手の人数が2000番台だということを話した。すると数人のお客さんが笑った。
そりゃそうだろう。
10000人と大見栄を切ってまだ2000番台なのだから。
でも、僕は僕で一生懸命やっている。
確かにレコーディング等なので握手活動出来なかった時期もあったけど・・・。
気が付くと「いや、笑いますけど、10000人と握手するというのは思っている以上に難しいのですよ。」と話していた(誤解のないように、別に怒った訳ではないのですよ。)。
きっと、先程述べた、関西での自分に対する評価のバランスなどの事もあってだろう。
言った事は間違っていないと思う。
エンターテイメントも大事だけど、その前に僕はロックバンドである。
そして、生を大切にしているから、自分でここははっきりと言った方がいいと思ったら言うべきだと思う。
「だったら握手なんてしなけりゃいいんじゃないですか?」という声も聞こえてきそうだが、逆の立場で、そうなった場合、果たして同じ事を言えるかどうかは難しいところにあるのではないだろうか?
それでも僕はなにやら心が晴れず、ライブ後もずっと外を眺めていた。
そうこうしているうちにアツシ君のライブが始まった。
ライブ中、アツシ君はこんな事を話していた。
「しげる君が今10000人と握手しているけど、思っている以上に大変だと思う。僕も昔700枚を手売りで売れって言われて大変だったから」という話をしてくれた。
さっきの、僕のライブ中のMCを聞いて、僕の印象が悪くならないようにフォローしてくれたのだろう。
僕はたまらない気持ちになった。
なんだかアツシ君がずっと大人に見えた。
僕は子供だ。
言った事は後悔していないが、それでも子供だ。
たくさんの人に支えられてここまで来ている事を忘れちゃいけないな、そう思った。
関西における評価が伴っていないならば、伴うようにもっと努力をしよう。
きっと伝わるはずだ。
そう思った。
アツシ君はいつだって困った時に僕に力を貸してくれる。
今回の10000人握手を誰よりも気にかけてくれ、何度も僕をゲストに招いてくれる。
僕はこの事を忘れない。
いつか、アツシ君がSOSを出した時には真っ先に力になろうと思う。
Category
■ 曲解説 (7)
Recent Diary
Recent Photo
2017/06/19 :: アコースティックCD
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2016/04/13 :: ありがとう親父
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2016/03/19 :: 千葉LOOKの楽屋にて
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2014/12/25 :: ソロワンマンを終えて
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2014/10/27 :: SONYのMDR-CD900ST
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2013/02/14 :: 大阪青春物語「女優魂」
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2013/02/11 :: 大阪青春物語
!!$photo2!!
!!$photo2!!
2012/07/02 :: 侠気には侠気を!だろ?
2012/02/17 :: 路上ライブは新宿から渋谷に変更です。
!!$photo1!!
!!$photo1!!
2011/12/06 :: Gibsonハミングバード
!!$photo1!!!!$photo2!!
!!$photo1!!!!$photo2!!
all photo