2007/09/17
怒った事「壁にあいた穴」
昨日は急遽OFFに。
夕方まで眠っていました。
脳みそがお風呂に浸かったような感覚。
とても気持ちよく眠りました。
さて、10月のアコースティックライブ「ココロランドリー」では、みなさんからの「染み」を募集しています。心にあるしこりのようなものはもちろん、「この間、先輩にこんな事言われてむかついた!!」といったなんてない話でも良いですし、自由に参加してほしいなと思います。
で、それにともない、僕もいくつか「染み」を話していきたいと思っています。
が、前にここでも書いた事もあるので(過去の僕の日記を見れば・・・)、かぶる話もあるせしょうが、ご了承ください。
「最近怒ったのはいつですか?」
最近は怒る事が少なくなった。
なんにしても10代から20代の頃はとにかく何に対しても常にイライラしていた。友達の女の子に「イライラしている男はモテへんで!!」と説教された事もしばしば。自分ではあまり覚えてい無いが、たまにメンバーから聞く僕の昔話は耳を疑いたくなるほどだ。
久しぶりに会う人には「丸くなったね」と言われる始末。
いったい昔の僕って・・・。
これはまだ姫路から東京に通っていた頃の話だ。
姫路から東京までは車だと8時間はかかる。
僕らは毎月8時間かけて東京に勝負しにきていた。
うん、目をぎらつかせ、確かに勝負しにきていた。
その月は関東圏でのライブは東京の一本だけだった。
8時間かけてえんやこら。
対バン形式のライブ。
リハーサル中から何やら違和感を感じていた。
いざライブが始まったら、見に来てくれている人はTHE NEUTRAL目当ての人たちだけ、3人ほどいた他のオーディエンスも、お客さんというより他のバンドの友達。
まぁ、そんなのはある事だ。
昔、幕が開いたら4人しかお客さんがいなくて良く見ると、その日に一緒にライブをやる対バンだったという事もあったし、それくらいはまだ我慢出来る(ちなみに演奏中にで3人ほど入ってきてデモテープも売れたので良かったのだが)。
でも、その3人ほどの人たちはセッティング中もライブ中もずっとおしゃべり、おまけにライブハウスの人は足を引っかけて僕のアンプの電源を抜いていく始末。
極めつけは楽屋で「なんか今日だりーなぁ」と対バンの人が漏らした一言だった。
こんなにやる気のない奴らと一緒にやっている事。
同じ部類に入れられている事。
何度も通っているのに、そんな日にライブハウスの人にブッキングを当てられた事。
気の抜けたスタッフ。
色んな事がこみ上げてきて、気が付けば僕は楽屋にある椅子を投げまくって大暴れし、壁を蹴っ飛ばして穴をあけたりで、誰にも止められない状態になっていた。
後で聞いた話だが、知らずに楽屋に入ろうとしたダイちゃんに清正君が「今猛獣が暴れてるから入ったらあかん!」と名言をはいたらしい。
その後、清算の時にライブハウスの店長に僕は訴えた。
「僕らはこんなライブをする為に姫路から8時間かけてきているわけじゃないのです。良いバンドとばかりやらせてくれとは言いませんが、せめてやる気のある人たちとやらせてください」。
気が付くと涙がこぼれそうだった。
でも、泣いちゃいけない気がして僕はぐっと耐えた。
物にあたった事は今でも良くないと思っている。
でも、あの時の僕らにはとても必要な事だったと思う。
あそこで、怒れるようなやつだったからこそ今があると僕は思っている。
「怒り」をはじめ、感情というものは真剣であればあるほどむき出しになるのだ。
その後、僕は清正君にケーキ屋でなだめられ、店長は僕の心意気を買ってくれ、その後はうまく付き合う事が出来た。
ただ、僕がそのライブハウスに出入りしている頃はずっと壁には穴があいたままで、そこを通る度に不思議な風が流れた。
いまでもあの穴はあいたままなのだろうか?
分からないが、僕の闘争心はあの頃と変わっていないと思う。
いつの日か、また見に行こう。
夕方まで眠っていました。
脳みそがお風呂に浸かったような感覚。
とても気持ちよく眠りました。
さて、10月のアコースティックライブ「ココロランドリー」では、みなさんからの「染み」を募集しています。心にあるしこりのようなものはもちろん、「この間、先輩にこんな事言われてむかついた!!」といったなんてない話でも良いですし、自由に参加してほしいなと思います。
で、それにともない、僕もいくつか「染み」を話していきたいと思っています。
が、前にここでも書いた事もあるので(過去の僕の日記を見れば・・・)、かぶる話もあるせしょうが、ご了承ください。
「最近怒ったのはいつですか?」
最近は怒る事が少なくなった。
なんにしても10代から20代の頃はとにかく何に対しても常にイライラしていた。友達の女の子に「イライラしている男はモテへんで!!」と説教された事もしばしば。自分ではあまり覚えてい無いが、たまにメンバーから聞く僕の昔話は耳を疑いたくなるほどだ。
久しぶりに会う人には「丸くなったね」と言われる始末。
いったい昔の僕って・・・。
これはまだ姫路から東京に通っていた頃の話だ。
姫路から東京までは車だと8時間はかかる。
僕らは毎月8時間かけて東京に勝負しにきていた。
うん、目をぎらつかせ、確かに勝負しにきていた。
その月は関東圏でのライブは東京の一本だけだった。
8時間かけてえんやこら。
対バン形式のライブ。
リハーサル中から何やら違和感を感じていた。
いざライブが始まったら、見に来てくれている人はTHE NEUTRAL目当ての人たちだけ、3人ほどいた他のオーディエンスも、お客さんというより他のバンドの友達。
まぁ、そんなのはある事だ。
昔、幕が開いたら4人しかお客さんがいなくて良く見ると、その日に一緒にライブをやる対バンだったという事もあったし、それくらいはまだ我慢出来る(ちなみに演奏中にで3人ほど入ってきてデモテープも売れたので良かったのだが)。
でも、その3人ほどの人たちはセッティング中もライブ中もずっとおしゃべり、おまけにライブハウスの人は足を引っかけて僕のアンプの電源を抜いていく始末。
極めつけは楽屋で「なんか今日だりーなぁ」と対バンの人が漏らした一言だった。
こんなにやる気のない奴らと一緒にやっている事。
同じ部類に入れられている事。
何度も通っているのに、そんな日にライブハウスの人にブッキングを当てられた事。
気の抜けたスタッフ。
色んな事がこみ上げてきて、気が付けば僕は楽屋にある椅子を投げまくって大暴れし、壁を蹴っ飛ばして穴をあけたりで、誰にも止められない状態になっていた。
後で聞いた話だが、知らずに楽屋に入ろうとしたダイちゃんに清正君が「今猛獣が暴れてるから入ったらあかん!」と名言をはいたらしい。
その後、清算の時にライブハウスの店長に僕は訴えた。
「僕らはこんなライブをする為に姫路から8時間かけてきているわけじゃないのです。良いバンドとばかりやらせてくれとは言いませんが、せめてやる気のある人たちとやらせてください」。
気が付くと涙がこぼれそうだった。
でも、泣いちゃいけない気がして僕はぐっと耐えた。
物にあたった事は今でも良くないと思っている。
でも、あの時の僕らにはとても必要な事だったと思う。
あそこで、怒れるようなやつだったからこそ今があると僕は思っている。
「怒り」をはじめ、感情というものは真剣であればあるほどむき出しになるのだ。
その後、僕は清正君にケーキ屋でなだめられ、店長は僕の心意気を買ってくれ、その後はうまく付き合う事が出来た。
ただ、僕がそのライブハウスに出入りしている頃はずっと壁には穴があいたままで、そこを通る度に不思議な風が流れた。
いまでもあの穴はあいたままなのだろうか?
分からないが、僕の闘争心はあの頃と変わっていないと思う。
いつの日か、また見に行こう。
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