THE NEUTRAL =歩道橋の上=

2008/12/09

恋人がいるってすごい事だなぁ

昔から街を歩く恋人達を見ていると感動する。
二人のうちどちらかが行動に起こした結果なんだよなぁと。

自分の好きな人と結ばれるというのは本当に素晴らしい事であり、逆はこれ以上なく辛い。
しかも好きな人に自分以外に好きな人がいるなんて知った日には、この世の終わりと言っても大げさではない。

過去僕も苦い経験がある。
大学生のとき、本当に大好きな女性がいた。
でも、僕がグズグズしているうちに違う人と付き合ってしまった。
その冬のクリスマス。
当然やる事もないので友達の住んでいる学生マンションへ。
なんと僕の好きな彼女はその学生マンションに住んでいる男の子と付き合っていたのだ。
友の部屋の５つくらいとなりの部屋では彼女は他の男の人と過ごしているかと思うと心が張り裂けそうだった。
さらに追い討ちをかけるように、僕が彼女の事を好きだという事実を何も知らない友人が「○○ちゃん（僕の好きな子の名前）、あいつの部屋におるなぁ。まぁ、あそこはキスカップルやからなぁ。キスばっかりしとるやろ。」となんともデリカシーのない言葉を。
自分の好きな人が他の誰かと。
こりゃダメだ。
今でも耐えれそうないない。

なんで好きな人と必ず結ばれないのだろうか。
好きな人に恋人がいなくても振られる事って多々あると思う。
けど、一度きりの人生。
とりあえず付き合えば良いじゃないか、と思うが。
逆の立場なら、当然シンコペーション（くい気味）で断るのだが。

愛すよりも愛されたい。
愛されるよりも愛したい。
様々な意見の中、あるようで実はないタイプの中、人は翻弄する。

今恋人がいる人は大切にする事だ。
少し飽きてきているならば、恋人の昔話を聞けば良い。
そこにはまだあなたの知らない恋人の時間がたくさん詰まっている。
そこにこそ、あなたが恋人に惚れた理由があるはずだ。

それにして昨今、ほとんどの人に恋人がいるなぁ。
なんでだろ？
すごい事だと思うのは僕だけだろうか？