2008/12/07
謝り過ぎの世の中に喝を!
最近テレビなんかを見ていて良く思うのが、みんな謝り過ぎだという事。
いや、もっと追求していけば、マスコミがどこか一つだけを取り上げ、糾弾し、世論が必要以上に追い込み「謝る」。
芸能人の方でも、そんな謝る事はないで、と思うのだが謝る。
スポーツ選手が恋愛発覚で謝る時代。
しかも「そんな謝るべき事でもない」というと叩かれまくる時代。
先日、勝新太郎さんの過去のVTRが流れていた。
コカイン、大麻をパンツの中に入れていたところを逮捕。
マスコミの記者会見で「今後はどのように改善していくのですか?」と言われたところ、「もうパンツをはかないようにする」との返し。
横山やすしさんが車の接触事故。
マスコミに責められ「誰でも事故起こすがな!」との返し。誠その通り。
昨今、覚せい剤なんかで捕まる芸能人も多いが、勝新太郎さんのように返す勇気のある人はいるだろうか?
もちろん時代が違う。
でも、その時代が良くないのだ。
いまなら僕の発言でさえ、「コカインなんて犯罪だ!」で終わってしまう。
それはそれ。反省すべき事は個人ですれば良い。
でも、世の中に頭を下げまくるのは違う。
本当にファンを裏切ったという意味でするならまだ考えようもあるが、テレビが求めているのは面白いから。
そう分かった時点で、一発かましてやるのも悪くない。そう思う。
僕の昔からの持論。
謝るのは簡単。
僕はプライベートではいくらでも謝るけど、こうやって音楽生活の中で発言していく中ではちょっとやそっとでは謝るつもりはない。
どんな事を書いても相手の読み方一つで変わっていく。
ならこちらはいつも同じ立ち方であるべきで、なんなら「あなたの読解力を鍛えなさい」と言い放つ方がかっこいい。
さらに謝る事って、その時点で自分は罪から逃れ、後は相手に委ねるっていう姿勢が嫌いだ。
それならば僕は発言とともにそれらを背負って生きていきたい。
それが公の場で何かを発信する側の基本姿勢だと思う。
僕が自分を好きになったエピソードを最後に。
昨日も書いたけど、イベントライブで良いライブをしたのにCDのセールスに帰ってこないような結果には納得がいかない。
「良いライブは誰が決めるの?」なんて輩はいないだろう。
良いライブは誰が決めるものでもなく、良いライブは良いライブなのだ。
もっといえばダメなのに良いと言い続ければ終わるのはバンド自身。最後は全部自分たちが背負うのだから、バンドが自分で感じて決めれば良い。
今年の夏に行われた逗子でのライブ。
一番目に出たバンドがとても良いライブをした。
それでも終演後、そのバンドはそれほどCDセールスに繋がってはいなかった。
その事が僕は悔しかった。
で、気が付いた。
あっ、僕は自分の事以外でも良いライブをして反応がなければ怒れるし悔しがるんだ、と分かって嬉しかった。
ここに一貫性があったのだ。
僕は自分の発言に自信を持つ為に、もっともっと経験していこうと思う。
経験は痛みが多い方が役に立つ。
浅瀬でオレを測るんちゃうぞ!そう言える人でありたい。
そして僕はこの姿勢をもう10年も続けているつもりだ。
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