2008/11/06
緊張と緩和
僕は常々言っていることがある。
「この世はバランスで成り立っている」
子供の頃から無意識にこれを意識していた僕は、先生に怒られて右手で叩かれると、「左手でも叩いて!!」と懇願するほどのバランス論者だった。
バランスの最たるものが、緊張と緩和のような気がする。
昨日の日記を書いて、たくさん寄せられたメッセージに目を通していた。
中には重い内容のものもあり、なんとなく僕のココロはコーヒーのミルクなしのような感じ。
そんなとき、とあるネットのニュースにこんな記事が載ってあった。
「19歳の少年が世界で最もファンタスティックで長い名前に改名」
なんでもイギリスのロンドン在住の少年がウケ狙いで改名して、それを日本語に訳すと「スーパーマンよりも、スパイダーマンよりも、バットマンよりも、ウルバリンよりも、ハルクよりも、フラッシュよりも速い、キャプテン・ファンタスティック」という名前らしい。
まぁ、こんなの役所には通らへんやろと思っていたところ、外国特有のおおざっぱな大岡裁判なみの懐の広さでまさかの受理。
正式に彼の名前は上記のものになったらしい。
そして自分の長たらしい名前をA4の紙3枚を使って書いて笑顔で写真に載っているのだが、この顔が良い顔してるんだ、これまた。
なによりもおもしろいのが、これによって彼の祖母は口をきいてくれないそうである。
大バカやろうだ。
憎めない。
僕は嫌いではない。
だって、この先彼の人生、さっきの文を書くにしても「なによりもおもしろいのが、これによってスーパーマンよりも、スパイダーマンよりも、バットマンよりも、ウルバリンよりも、ハルクよりも、フラッシュよりも速い、キャプテン・ファンタスティックの祖母は口をきいてくれないそうである。」と書かねばいけないのである。
いやぁ、世の中は広い。
こんな良い意味でアホを見ているとそれだけで生きる希望を持たせてくれる。
彼も、もとい、スーパーマンよりも、スパイダーマンよりも、バットマンよりも、ウルバリンよりも、ハルクよりも、フラッシュよりも速い、キャプテン・ファンタスティック君も、海を隔てた島国のミュージシャンのココロを晴れさせたことなんて分かってないだろうな。
いつか機会があったら、、、いや、会いたくはないな。
名前が覚えられないもの。
緊張と緩和。
張りつめた時にこそ、ちょっと息抜きが必要。
張りつめれば張りつめるほど、その息抜きの笑いはビックバンを起こす。
生きる喜び、生きる希望はあっちこっちに落ちているようだ。
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