2008/10/31
ダイちゃんの日記を受けて
ダイちゃんの日記に、空き時間に京都を一人ぶらぶらとしてきたと書いてあったが、勝手に少し補足させて頂ければ、大学時代の思い出に浸りつつ、昔付き合っていた彼女の家の近くもいってきたみたいだ(全国のダイスケファンの方安心してください。ずいぶん昔であり、それほど長い付き合いではありませんでした、笑)。
その話をしながら「懐かしいなぁ」とこぼすダイちゃんは優しい顔をしていた。
僕にはその気持ちがよくわかった。
この日記に詳しい方なら僕が以前神戸で同じような行動をとった事をご存知だろう。
おそらくダイちゃんも、昔の彼女との思い出に会いにいったのではなく、昔の自分に会いに行ったんだと思う。
その後もひたすら懐かしいなぁと話すダイちゃんを見ながらいろいろと僕は当時の事を思い出していた。
すっかり良い思い出のようになっているけど、当時ダイちゃんが彼女と別れた時、そこまでスマートな別れではなかったように記憶している。
THE NEUTRALというバンドの天才ヴォーカリストのしげるが「beautiful day」という曲の中で
『思い出はいつも勝手なもので 時が経てば美しく見え 君の涙も笑顔にすりかわっていく』
と見事な描写をしていたが、その通りだと思う(まぁ、この歌詞の抜粋も何度も使っているので、僕の日記に詳しい方はもうええって!と渋顔になっているでしょうが)。
当時辛かった事。
傷ついた事。
そんな事も、時間が経てばあら不思議!
全く真逆の美しい思い出に見えてしまうのだ。
僕はここに生きる事の素晴らしさを感じてしまう。
やっぱり長生きするもんだなぁと思うのだ。
今日まで生きて来て転んだ事のない人なんていない。
転んで、ひざをすりむいて、時には泣いて。
すぐ治るだろうと思っていても、時には化膿しちゃったり。
それでも時間が経てば治っている。
傷が痕になっている事もあるが、それさえもまるで勲章のように話す事だってある。
僕らの日々はそんなもんだ。
前に進むから転ぶのだ。
振り返ってばっかりいたら、もっと転ぶぞ。
膝に出来た傷を誇りに思うのだ。
今は癒えていないジュクジュクの傷跡も、いつか笑ってはなせるよう、その為には時間の流れが速くなるよう、日々を懸命に過ごすのだ。
誰もがみんな歳を重ねるたびに何かを背負って生きている。
それこそが「生きてきた証」であり、僕はそのヒューマンドラマをテーマにこれからも歌を書いていきたい。
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