2008/10/06
心の背もたれ 前編
今日は広島でライブでした。
楽しかったです。
今年のはじめからコツコツ広島に通い始め、その結果、少しずつまた昔のように聴きに来てくれる人が増えてきて。
嬉しいですね。
昨日の仮日記、評判が良かったのでそのまま残しつつ、それにちなんだ話を。
6月、僕は月に15本と言うライブを行った。
ツアーならまだしも、東京だけでもかなりの数があったと思う。
「動かなきゃ!!立ち止まってられない!」その思いだけで、とにかく一人でも多くの人に歌を聴いてもらおうと思い、人前に出る事、つまりはライブをする事にした。
その中には、普段絶対にやらないようなライブハウスだったり、対バンドのイベントにも参加した。
そこで僕は驚愕した。
僕はなんて温室で育ちだったのだと。
最近の僕らは東京でライブをすると言えば、ライブハウスといえども、割と大きな会場でやるのが当たり前となっていた。
だから当然、音楽ファンの方の前で歌う事が当たり前。
どんなイベントでも、みんな自分のお目当てのアーティストでなくても曲を聴いてくれ、気に入ってくれればCDを買い、ライブに来てくれる、それが普通だと思っていた。
そんな僕のミルキーな考えは6月にぶちこわされる事になる。
久しぶりに出る都内での比較的キャパシティの狭いライブハウス。
ライブをしてビックリ、歌っている途中に携帯電話を見る人、ずっとしゃべっている人がいるではないか!?
えーーーーっ!まじか!?
あかんでーーー!絶対アカンでーーーーーー!!
これってカルチャーショックです。
人が一生懸命話している最中に携帯電話を見る人っていないでしょ?
僕らがそれをステージでそれをやったらきっと見てる人って不快だと思う。
けど、やっちゃう人っているんだよなぁ。
言い方悪いけど、「末端のバンドシーン(バンドマンじゃないですよ。バンドシーンですよ)は今こんななんだなぁ」と思った。
「それもこれもバンドが気合い入れていいライブをすればお客さんは振り向く」なんて言う人がいたら、それもやはりミルキーとはいわずともスリムアップシュガーだ。
聴く姿勢がなければどんな言葉を投げかけても響かない(事が多々あると、書いておきます。断言はできないですからね。もちろんバンドの力もいるし)。
聴き手側が、心の背もたれに背中を預けているうちはどんな鐘も鳴らない。
鐘が鳴るときはまっすぐ頭の先からバランス良く垂直にいるときだけなのである。
こりゃどんな良い歌を歌ってもだめだわ。
6月はそう思ったライブもあった。
ただ、これはお客さんが悪い訳でもなく、そのお客さんが応援しているバンドマンの姿勢だろうと僕は思う。
そういうバンドマンはお客さんに嫌われないように必死であったり、ホストのようにして恋に落ちさせるような感覚で接していたりする。
いや違うぞ、そう思う。
お前ら媚びんなよ。
僕はいつもそう思う。
愛想悪くてもステージがよければ良いのだ。
サインや写真を断っても、良いライブと歌があれば良いのだ。
だってバンドマンなのですもの。
アイドルではないのだから。
これを冷たいととる人もいるだろうけど、それでも僕はどのバンドにも負けないくらいファンの方を愛している、だから言えるのだ。
音楽でつながったのだから、それを忘れちゃいけないと。
ファンの人の機嫌を取っている場合ではないのだ。
そんな暇があれば一曲でも良い歌を書いて振り向かせば良い、と思う。
音楽のみで勝負である。
お客さんは馬鹿じゃない。良い歌を歌っていれば大丈夫なのだ。
もっとぴりっとしろ。見た目じゃなく、姿勢がかっこ良くあってくれ、バンドマンにはそう思う。
話が長くなりそうなので、続きは明日にしようかな。
ただね、僕は今日も一曲目の途中に出て行く人もいたけど、もったいないよなぁって思う(電車がないなら仕方がないけど)。
THE NEUTRALのライブを、あの距離感で見れる機会って実はお得な事だと僕は思うのに。
絶対良いライブをするからね、僕らは。
ちょっと心を傾ければ最高の夜になったのに、もったいない、そう思うよ、ほんと。
でもね、実を言うと僕も心の背もたれに背中をどっぷり預け、誰の声も疑い,耳を貸さなかった時期があったのだ。
だからこそ分かるのだ。
その話はまた明日に。
さぁ、明日は神戸でソロライブ。
楽しみだ!!
楽しかったです。
今年のはじめからコツコツ広島に通い始め、その結果、少しずつまた昔のように聴きに来てくれる人が増えてきて。
嬉しいですね。
昨日の仮日記、評判が良かったのでそのまま残しつつ、それにちなんだ話を。
6月、僕は月に15本と言うライブを行った。
ツアーならまだしも、東京だけでもかなりの数があったと思う。
「動かなきゃ!!立ち止まってられない!」その思いだけで、とにかく一人でも多くの人に歌を聴いてもらおうと思い、人前に出る事、つまりはライブをする事にした。
その中には、普段絶対にやらないようなライブハウスだったり、対バンドのイベントにも参加した。
そこで僕は驚愕した。
僕はなんて温室で育ちだったのだと。
最近の僕らは東京でライブをすると言えば、ライブハウスといえども、割と大きな会場でやるのが当たり前となっていた。
だから当然、音楽ファンの方の前で歌う事が当たり前。
どんなイベントでも、みんな自分のお目当てのアーティストでなくても曲を聴いてくれ、気に入ってくれればCDを買い、ライブに来てくれる、それが普通だと思っていた。
そんな僕のミルキーな考えは6月にぶちこわされる事になる。
久しぶりに出る都内での比較的キャパシティの狭いライブハウス。
ライブをしてビックリ、歌っている途中に携帯電話を見る人、ずっとしゃべっている人がいるではないか!?
えーーーーっ!まじか!?
あかんでーーー!絶対アカンでーーーーーー!!
これってカルチャーショックです。
人が一生懸命話している最中に携帯電話を見る人っていないでしょ?
僕らがそれをステージでそれをやったらきっと見てる人って不快だと思う。
けど、やっちゃう人っているんだよなぁ。
言い方悪いけど、「末端のバンドシーン(バンドマンじゃないですよ。バンドシーンですよ)は今こんななんだなぁ」と思った。
「それもこれもバンドが気合い入れていいライブをすればお客さんは振り向く」なんて言う人がいたら、それもやはりミルキーとはいわずともスリムアップシュガーだ。
聴く姿勢がなければどんな言葉を投げかけても響かない(事が多々あると、書いておきます。断言はできないですからね。もちろんバンドの力もいるし)。
聴き手側が、心の背もたれに背中を預けているうちはどんな鐘も鳴らない。
鐘が鳴るときはまっすぐ頭の先からバランス良く垂直にいるときだけなのである。
こりゃどんな良い歌を歌ってもだめだわ。
6月はそう思ったライブもあった。
ただ、これはお客さんが悪い訳でもなく、そのお客さんが応援しているバンドマンの姿勢だろうと僕は思う。
そういうバンドマンはお客さんに嫌われないように必死であったり、ホストのようにして恋に落ちさせるような感覚で接していたりする。
いや違うぞ、そう思う。
お前ら媚びんなよ。
僕はいつもそう思う。
愛想悪くてもステージがよければ良いのだ。
サインや写真を断っても、良いライブと歌があれば良いのだ。
だってバンドマンなのですもの。
アイドルではないのだから。
これを冷たいととる人もいるだろうけど、それでも僕はどのバンドにも負けないくらいファンの方を愛している、だから言えるのだ。
音楽でつながったのだから、それを忘れちゃいけないと。
ファンの人の機嫌を取っている場合ではないのだ。
そんな暇があれば一曲でも良い歌を書いて振り向かせば良い、と思う。
音楽のみで勝負である。
お客さんは馬鹿じゃない。良い歌を歌っていれば大丈夫なのだ。
もっとぴりっとしろ。見た目じゃなく、姿勢がかっこ良くあってくれ、バンドマンにはそう思う。
話が長くなりそうなので、続きは明日にしようかな。
ただね、僕は今日も一曲目の途中に出て行く人もいたけど、もったいないよなぁって思う(電車がないなら仕方がないけど)。
THE NEUTRALのライブを、あの距離感で見れる機会って実はお得な事だと僕は思うのに。
絶対良いライブをするからね、僕らは。
ちょっと心を傾ければ最高の夜になったのに、もったいない、そう思うよ、ほんと。
でもね、実を言うと僕も心の背もたれに背中をどっぷり預け、誰の声も疑い,耳を貸さなかった時期があったのだ。
だからこそ分かるのだ。
その話はまた明日に。
さぁ、明日は神戸でソロライブ。
楽しみだ!!
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