2008/10/02
弁護士、三木茂?
ちょうど僕も学生時代の事を書いていたところ、代谷も日記で書いていましたね。
というわけで昔話を。
今さらながら、僕は大学受験の時にこっそり法学部を受験していた。
理由は「響きがいいから」である。
バカでしょ?サザエさんのカツオばりに耳を引っ張って外で頭を冷やしてあげたい。
けど、けど、僕は大声で言いたい。
誰がそんな先の事まで考えて受験するだろうか?
具体的になりたいものを持っている高校生はいるのか?
いたとしてもうちの兄貴のように、身の丈も忘れ「弁護士になりたい」と言い出すような酔狂なヤツだけだろう(服屋の息子が、親父自体がアウトロー(法外)なお前が、何が弁護士やねんっっ!)。
当然のように法学部を受けた大学は雨の日の鉄製の階段のごとく滑りまくり、僕は無事、文芸学部というもっとも自分に適した所に身をおさめる事になる。
大学3年の春、やめときゃいいのに学校一厳しいというゼミの先生の所に入門。
中に入ってしまえばなんとかなるという甘い考えは、遥か遠く、僕は一週間に3回は図書館に通うという勤勉大学生とさせられる。
さらにありがたいことに(?)、大学教授とマスター(大学院)しか入れない書庫にも入れてもらい猛勉強。
歴史の本以外にも、ニーチェをはじめ哲学書もいちびってたくさん読んだ。
けど、もはやブルースリーの映画を見た記憶くらいしか残っていない。。。
ちなみに僕と同じゼミを選択しているゼミ仲間も、当然のごとく図書館通いなのだが、あるとき、教授&マスターしか入れないマニアックな4階建てくらいの書庫の中で貧血起こした仲間がいた。
その書庫は、本当に専門的な本しか置いていないのでほとんど人の出入りはない。
その友達は偶然、一時間後に発見されたらしいが、へたすりゃ大事故だったと思う。
今振り替えると僕は何がしたかったんだろう?
何になりたかったんだろう?
まだ音楽の道も志していない頃、時折僕は自分の将来を思い立ち尽くしていた。
僕はどこに行くんだろう。
僕の未来は。
それでもやはり今になって思う。
あの時期に悩み不安に思えた時間は幸せだったと。
夕方まで寝て、ゲゲゲの鬼太郎を見て、ふらふらと飯を食い、仲間に朝まで電話してまた夕方まで眠る。
そんな時間のむだな使い方も悪くなかったと。
すべては繋がっている。
すべては地続きだ。
あの頃の僕がいて、僕がいる。
なりたいものがなかった僕も、なりたい自分を見つけた僕も、いつだって時折秋風を感じながら、ふと自分の将来を思い立ち止まるのだ。
人生はそれくらいがちょうどいい。
というわけで昔話を。
今さらながら、僕は大学受験の時にこっそり法学部を受験していた。
理由は「響きがいいから」である。
バカでしょ?サザエさんのカツオばりに耳を引っ張って外で頭を冷やしてあげたい。
けど、けど、僕は大声で言いたい。
誰がそんな先の事まで考えて受験するだろうか?
具体的になりたいものを持っている高校生はいるのか?
いたとしてもうちの兄貴のように、身の丈も忘れ「弁護士になりたい」と言い出すような酔狂なヤツだけだろう(服屋の息子が、親父自体がアウトロー(法外)なお前が、何が弁護士やねんっっ!)。
当然のように法学部を受けた大学は雨の日の鉄製の階段のごとく滑りまくり、僕は無事、文芸学部というもっとも自分に適した所に身をおさめる事になる。
大学3年の春、やめときゃいいのに学校一厳しいというゼミの先生の所に入門。
中に入ってしまえばなんとかなるという甘い考えは、遥か遠く、僕は一週間に3回は図書館に通うという勤勉大学生とさせられる。
さらにありがたいことに(?)、大学教授とマスター(大学院)しか入れない書庫にも入れてもらい猛勉強。
歴史の本以外にも、ニーチェをはじめ哲学書もいちびってたくさん読んだ。
けど、もはやブルースリーの映画を見た記憶くらいしか残っていない。。。
ちなみに僕と同じゼミを選択しているゼミ仲間も、当然のごとく図書館通いなのだが、あるとき、教授&マスターしか入れないマニアックな4階建てくらいの書庫の中で貧血起こした仲間がいた。
その書庫は、本当に専門的な本しか置いていないのでほとんど人の出入りはない。
その友達は偶然、一時間後に発見されたらしいが、へたすりゃ大事故だったと思う。
今振り替えると僕は何がしたかったんだろう?
何になりたかったんだろう?
まだ音楽の道も志していない頃、時折僕は自分の将来を思い立ち尽くしていた。
僕はどこに行くんだろう。
僕の未来は。
それでもやはり今になって思う。
あの時期に悩み不安に思えた時間は幸せだったと。
夕方まで寝て、ゲゲゲの鬼太郎を見て、ふらふらと飯を食い、仲間に朝まで電話してまた夕方まで眠る。
そんな時間のむだな使い方も悪くなかったと。
すべては繋がっている。
すべては地続きだ。
あの頃の僕がいて、僕がいる。
なりたいものがなかった僕も、なりたい自分を見つけた僕も、いつだって時折秋風を感じながら、ふと自分の将来を思い立ち止まるのだ。
人生はそれくらいがちょうどいい。
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