2008/10/01
音楽の才能
先日ラジオに出た時に、同期は誰?と聞かれ言葉に詰まった。
この業界にいるとよく聞かれる「デビュー時の同期は誰?」。
デビュー当時、ライバルと呼ばれる人はたくさんいた。
バンド同士、良い意味で火花を散らし合い、負けてられるかと息巻いた。
あれから5年。
デビュー時に共に戦った戦友のほとんどが辞めていった。
最近、後輩バンドがどんどんと解散していく。
そういう歳かぁ。と感慨深くなる。
この道にいるからこそ、人より詳しくなったからこそ限界を知ってしまう。
努力云々ではないところの差を感じてしまう。
夢で生きて来れた日々が急に終わりを告げ、明日よりも今が浮き彫りになり不安になる。
そしてみんな音楽を辞めていった。
仕方がないと言えば仕方がない。
冷たいかもしれないが、そう言う世界なのだ。
野球をずっとやっていても、地元でどんだけ上手くても、上には上がいて甲子園に出れるヤツはごくわずか、その甲子園に行った猛者であってもプロになれるのは一握り。
なにかのプロになるというのはそれほど厳しく、やはり才能もおおいに関係すると僕は思うし、才能なんて関係ないというのはプロに対して失礼のような気がする。
音楽に対してはみんな寛容だ。
「夢があれば大丈夫」なんていい加減な事を言ったりもする。
けど、実際はそんなに甘くない。
例えデビューしていても才能があるのはごくわずかだ。
その才能を持ってしてやはり今度は、人並みはずれた努力をしなければならない。
不眠症になるし、掲示板では何かか書かれるし、誤解もされる、常人では気が狂いそうになるようないろんなことを受け止めなければならない。
ここはそう言う場所だと思う。
それでも、仲間が辞めていくとき、僕は「仕方がない」よりも「切なく」なる。
とはいえ、「頑張って続けろよ!」なんて無責任な事は到底言えない。
後ろ髪を引かれながらも、決して振り返らないよう前を見て進むのだ。
最後に一つだけ言える事は、音楽が好きならばそれ良いんじゃないか、という事。
デビューする事がすべてじゃない。
才能うんぬんは音楽がビジネスとなってしまった人だけが苦しめばいい。
本来は音楽なんて楽しい時に口ずさむようなものだと思う。
僕はまだまだ、この音楽ビジネスのまっただ中で走っていくつもりだし、この才能を終わらしてはいけないと思っているのでまだまだ戦っていくつもりだ。
ただ、今でもひとつ断言出来るのはTHE NEUTRALは解散しないってこと。
これはメンバー4人考えが一致している。
何歳になっても、たとえライブが年に一回になっても続けていく。
なぜなら音楽が好きだから。
そしてこれこそが本当の意味で「音楽の才能」のような気がする。
この業界にいるとよく聞かれる「デビュー時の同期は誰?」。
デビュー当時、ライバルと呼ばれる人はたくさんいた。
バンド同士、良い意味で火花を散らし合い、負けてられるかと息巻いた。
あれから5年。
デビュー時に共に戦った戦友のほとんどが辞めていった。
最近、後輩バンドがどんどんと解散していく。
そういう歳かぁ。と感慨深くなる。
この道にいるからこそ、人より詳しくなったからこそ限界を知ってしまう。
努力云々ではないところの差を感じてしまう。
夢で生きて来れた日々が急に終わりを告げ、明日よりも今が浮き彫りになり不安になる。
そしてみんな音楽を辞めていった。
仕方がないと言えば仕方がない。
冷たいかもしれないが、そう言う世界なのだ。
野球をずっとやっていても、地元でどんだけ上手くても、上には上がいて甲子園に出れるヤツはごくわずか、その甲子園に行った猛者であってもプロになれるのは一握り。
なにかのプロになるというのはそれほど厳しく、やはり才能もおおいに関係すると僕は思うし、才能なんて関係ないというのはプロに対して失礼のような気がする。
音楽に対してはみんな寛容だ。
「夢があれば大丈夫」なんていい加減な事を言ったりもする。
けど、実際はそんなに甘くない。
例えデビューしていても才能があるのはごくわずかだ。
その才能を持ってしてやはり今度は、人並みはずれた努力をしなければならない。
不眠症になるし、掲示板では何かか書かれるし、誤解もされる、常人では気が狂いそうになるようないろんなことを受け止めなければならない。
ここはそう言う場所だと思う。
それでも、仲間が辞めていくとき、僕は「仕方がない」よりも「切なく」なる。
とはいえ、「頑張って続けろよ!」なんて無責任な事は到底言えない。
後ろ髪を引かれながらも、決して振り返らないよう前を見て進むのだ。
最後に一つだけ言える事は、音楽が好きならばそれ良いんじゃないか、という事。
デビューする事がすべてじゃない。
才能うんぬんは音楽がビジネスとなってしまった人だけが苦しめばいい。
本来は音楽なんて楽しい時に口ずさむようなものだと思う。
僕はまだまだ、この音楽ビジネスのまっただ中で走っていくつもりだし、この才能を終わらしてはいけないと思っているのでまだまだ戦っていくつもりだ。
ただ、今でもひとつ断言出来るのはTHE NEUTRALは解散しないってこと。
これはメンバー4人考えが一致している。
何歳になっても、たとえライブが年に一回になっても続けていく。
なぜなら音楽が好きだから。
そしてこれこそが本当の意味で「音楽の才能」のような気がする。
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