2017/09/29
さよなら8ビート
メンバーが抜けてバンドを続けるという選択肢を選ぼうとするなら、僕らは否が応でも変わらなきゃいけなかった。
変わりたくなくても変わらなければならなかった。
昨年末、僕は3人のドラマーの人にサポートをお願いした。
一人は独自のグルーヴを持ち僕ら3人がついていく演奏形になるアーティスティックなドラムを叩く南たけしさん。
もう一人は後輩ドラマー。基礎もしっかりできており忠実に再現してくれる長谷正道。
最後に昔からの知り合いで同級生でもある鎌田竜生。
この3人とのセッションは本当に楽しかった。
楽しい中で、僕はバンドをやるのか?やらないのか?の自問自答をしてきた。
皆さんどれも素晴らしく、もしこのままバンドをやるならと考えていた。
三者の良さやなんかを書くと長くなるし、誤解もあるので、省かせてもらう。
おそらくいろんな事をひっくるめて今までのニュートラルでいくなら長谷が一番しっくり来ていたと思う。
演奏していてなんの違和感もなく一番従来の曲に近い形で演奏してくれた。
彼の良さ一つだ。後輩としてそう演奏してくれたのだろう。
だけど僕は従来の形をなぞるようならもうバンドはいいやと思っていた。
20年近くやってきて、変わらなきゃいけないなら現状維持はもういらねぇーし、それならもうバンドもいいと、この時はそう思っていた。
この日から今日のすべてのライブを叩いてくれている鎌田竜生は正直、この時のリハーサルの中で一番、演奏的にしっくりはきていなかった。(本番は大丈夫だけど、本番にピークを持ってくるため)
でも僕ははじめっから彼になぞる演奏は求めていなかった。
彼との長い出会いで千葉LOOK育ちで、ロックの心があるかどうかが一番大切だった。
彼は10曲あれば8曲は危うかったけど(笑)、残りの2曲が抜群にはみだしてかっこ良かった。
僕が行きたい世界に振り返るとすぐ隣にたつおもいてくれた。
たつおとやれるならオレはバンドをやってもいいかもな。
その思いをメンバーに伝えたのを覚えている。
それからしばらくして僕はたつおことタッピーをイメージして曲を書いた。
タッピーにしか叩けないものをイメージして曲を書いた。
変わらざるをえない状況なら変わるんだ。
変わるだけでなく進化へ。
新しいバンドの形が見えた曲。
それが「さよなら8ビート」だ。
これは僕の歌詞の力は違う方向で使っている。
意味合いどうこうよりもサウンドに合っているか、サウンドの匂いを感じているか。
言葉としてかっこいいか。
「素晴らしき世界の鐘の音を鳴らせ」と同じ手法。
ただ前のメンバーのステージネームと同じ単語が入っているだけに誤解を招いたが、この曲の持つ意味合いは真逆で、ベクトルは後ろではなく前に向いているのだ。
新しい形の方向へ。
この曲を聴いたファンの方が、歌詞もよくわからない、なのになぜか胸が高鳴ったのはそう言う理由だと思う。
僕らの進化の方向を覗き見て、可能性を浴びたのだと僕は勝手に思っている。
そしてこの曲と「陽のあたる場所」を中心にこのアルバムは出来上がっていったのだ。
変わりたくなくても変わらなければならなかった。
昨年末、僕は3人のドラマーの人にサポートをお願いした。
一人は独自のグルーヴを持ち僕ら3人がついていく演奏形になるアーティスティックなドラムを叩く南たけしさん。
もう一人は後輩ドラマー。基礎もしっかりできており忠実に再現してくれる長谷正道。
最後に昔からの知り合いで同級生でもある鎌田竜生。
この3人とのセッションは本当に楽しかった。
楽しい中で、僕はバンドをやるのか?やらないのか?の自問自答をしてきた。
皆さんどれも素晴らしく、もしこのままバンドをやるならと考えていた。
三者の良さやなんかを書くと長くなるし、誤解もあるので、省かせてもらう。
おそらくいろんな事をひっくるめて今までのニュートラルでいくなら長谷が一番しっくり来ていたと思う。
演奏していてなんの違和感もなく一番従来の曲に近い形で演奏してくれた。
彼の良さ一つだ。後輩としてそう演奏してくれたのだろう。
だけど僕は従来の形をなぞるようならもうバンドはいいやと思っていた。
20年近くやってきて、変わらなきゃいけないなら現状維持はもういらねぇーし、それならもうバンドもいいと、この時はそう思っていた。
この日から今日のすべてのライブを叩いてくれている鎌田竜生は正直、この時のリハーサルの中で一番、演奏的にしっくりはきていなかった。(本番は大丈夫だけど、本番にピークを持ってくるため)
でも僕ははじめっから彼になぞる演奏は求めていなかった。
彼との長い出会いで千葉LOOK育ちで、ロックの心があるかどうかが一番大切だった。
彼は10曲あれば8曲は危うかったけど(笑)、残りの2曲が抜群にはみだしてかっこ良かった。
僕が行きたい世界に振り返るとすぐ隣にたつおもいてくれた。
たつおとやれるならオレはバンドをやってもいいかもな。
その思いをメンバーに伝えたのを覚えている。
それからしばらくして僕はたつおことタッピーをイメージして曲を書いた。
タッピーにしか叩けないものをイメージして曲を書いた。
変わらざるをえない状況なら変わるんだ。
変わるだけでなく進化へ。
新しいバンドの形が見えた曲。
それが「さよなら8ビート」だ。
これは僕の歌詞の力は違う方向で使っている。
意味合いどうこうよりもサウンドに合っているか、サウンドの匂いを感じているか。
言葉としてかっこいいか。
「素晴らしき世界の鐘の音を鳴らせ」と同じ手法。
ただ前のメンバーのステージネームと同じ単語が入っているだけに誤解を招いたが、この曲の持つ意味合いは真逆で、ベクトルは後ろではなく前に向いているのだ。
新しい形の方向へ。
この曲を聴いたファンの方が、歌詞もよくわからない、なのになぜか胸が高鳴ったのはそう言う理由だと思う。
僕らの進化の方向を覗き見て、可能性を浴びたのだと僕は勝手に思っている。
そしてこの曲と「陽のあたる場所」を中心にこのアルバムは出来上がっていったのだ。
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■ 曲解説 (7)
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