2015/10/31
オオカミ人
8年に一度くらい、もっのすごい嘘をつく人に出会う。
はじめは中学の時の友達。
でかい家を見つけると「あれ、俺の家」というオーソドックスなものから、「おれのねえちゃんCA」というエッジの効いたものや、最後の最後には中学卒業と同時に外国へ行くと言うどでかい嘘をついて、僕らの街にいられなくなり遠い遠い電車で1時間以上はなれた高校に通うはめになったというネリ辛子のようなエピソードがある。
次に出会ったのは高校のときの知人。
僕がmacのパソコンを買ったのを見て「あっ、オレその家に3台ある」というスタンダードな嘘だったり、NBAの選手と1on1をしたとか、NBAのチームから白紙の小切手渡されて契約を求められたとか、もうエッジが立っているどころではなく月にロケット級の嘘もあった。最後には今日の午後の「笑っていいとも」の時間帯に記者会見をするからテレビを見てくれ!と言い出すのだ。
もはや月にうさぎレベルだ。
当然、そんな発表はなかった。
最後に出会った嘘つき人は友達の弟の恋人。
その弟は彼女がなかなか出来なかったらしく、ようやくできた恋人にめろめろだった。一度一緒にご飯を食べにいったのだが、この時の言動でオオカミ少年免疫の出来ている僕はぷんぷんと匂い、ご飯会の最後に友人を呼び出して「こんなこというのもあれだけど、、、弟、、、気をつけた方が良いと思う。あの彼女やばいよ。。。たぶん今日話した事ほとんど嘘だと思う。。。」と伝えた。
友達は「いやぁ、んなことないやろ」と笑っていた。
僕だって友人の弟の彼女に文句は付けたくない。
でも僕の嗅覚が訴えているのだ。
それから数年後、やはりその彼女が大嘘つきだった事が発覚して破局。
僕は予感があったってしまったことに「やっぱりな」という気持ちよりもがっかりしたのを覚えている。
彼らの特徴はすぐにバレる嘘でも堂々とつく事である。
あまりのあっぱれさに人は騙される。
嘘をつかれるたびに思う事がある。
嘘をつかれた事に腹は立たない。
ただいつもいつも嘘をつかなきゃいけないその人たちを見て悲しくなってしまうのだ。
嘘は人間の英知。
必要悪の嘘はあるけど、悪しかない嘘もある。
そしてその悪しかない嘘をつくと最後には自分に返ってきてしまう。
あなたもいつか出会うと思う。
どでかい嘘をつく人に。
もう出会ってるかもね。
だが、怖い事に以外と僕の周りは気付いていない人も多かったのがこれらの嘘つき人の特徴だ。おそろしや。
追記、こんな話の後にあれですが、姫路のライブ、リバーシティのインストア。
ありがとう。
故郷になにか還元できているならばオレは、、、うれいしっす。
またライブで会おう!!
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