2014/11/27
「僕はパイロット」
theSoulの河野君は数少ない同じ歳の尊敬できるアーティストであり、親友というより心の仲間、同士、うまい言葉が見つからないが僕は彼の為なら一肌脱ぎたいと思うし、おそらく彼もそう思ってくれていると思う。
そういう数少ない大切な人だ。
彼とは会うたび、いろんな話をした。
その中でもやはりどうしても彼が元々パイロットだった事を聞きたくなってしまい、僕は何度も質問したり、その道を決別し、音楽の道を選んだきっかけなんかを聞いたりした。
それらの話を聞きながら、いつか彼の歌う「パイロット」をテーマの歌が聴きたいと思っていた。
今回、こうやって共に曲を創るってなった時に真っ先に作りたかったのがこの歌だ。
もう僕にはある程度のメロディも歌詞も出来ていた。
おせっかいな事だとも思った。
僕が何もしなくてもいつか彼はこのテーマで書いただろう。
でもこれはエゴだろうけど、僕はモノ創りとしての自分の欲求が止めれなくて、河野君に「このテーマで書きたいんだ」とお願いして書き上げた。
ただね、、、アーティストはやっぱり多少のエゴはいると思うのです。
エゴを通す以上はそれなりのものを創らないといけないんだけど。
僕にはもうゴールが見えていたので。
そうして制作が始まった。
まずは改めて、河野君のエピソードを聞いた。
中学生の時に図書館で見た「職業の本」でパイロットを見て心躍らせた事。
ヘッドホンやイヤホンはパイロットにとって大切な耳に悪いと聞いてから、普段の生活でもなるべく小さな音で生活していた事。
勉強して勉強して航空大学校に入った事。
音楽と出会った時の事。
その道で行こうと決めた時の事。
お父さんのその時の反応。
そして僕にぼそっとこぼした一言「それでもたまに空をもう一回飛びたいなぁって思う時がある」。
僕はそれらをただ丁寧に構成し直して繋いだだけ。
7割くらい出来上がった歌詞を河野君の家で何度も合わせて、歌ってもらって書き直してを繰り返し、朝方の7時に完成したとき二人して涙ぐんでいた。
mixを終えて曲を確認する時も何度もこの歌を聴いた。
一年に一曲書けるかどうかの名曲が出来たと思う。
昨日ふと僕は思った。
なぜこの歌を聴いてみんな心が揺れるのだろうか。
河野君に感情移入してるのか?
一つの映画を見ているような感覚なのか?
パイロットの経験もない僕らがこの歌を聴いて胸を打つのはなぜだ。
それは僕らも懸命に日々を生きているからだと思う。
形を違えども、僕らは今日までの人生、何かを選び、何かを捨てて、間違って、成功して、喜んで、またつまづいて、擦り傷が出来て、もう歩けねぇーと泣き言言ったり、それでも友達がいて「そんな事言うなよ、もう少しだけ歩こーぜ」と肩を貸してくれてまた歩き出して、でも出口が見えなくて、でも行きたい場所はあって歩いていて。。。
だからあの歌は胸を打つのだと思う。
いつかこの答えが正しかったと 今よりも言えるように。
僕らは今日も空にこの声をねじ込むように歌っている。
そういう数少ない大切な人だ。
彼とは会うたび、いろんな話をした。
その中でもやはりどうしても彼が元々パイロットだった事を聞きたくなってしまい、僕は何度も質問したり、その道を決別し、音楽の道を選んだきっかけなんかを聞いたりした。
それらの話を聞きながら、いつか彼の歌う「パイロット」をテーマの歌が聴きたいと思っていた。
今回、こうやって共に曲を創るってなった時に真っ先に作りたかったのがこの歌だ。
もう僕にはある程度のメロディも歌詞も出来ていた。
おせっかいな事だとも思った。
僕が何もしなくてもいつか彼はこのテーマで書いただろう。
でもこれはエゴだろうけど、僕はモノ創りとしての自分の欲求が止めれなくて、河野君に「このテーマで書きたいんだ」とお願いして書き上げた。
ただね、、、アーティストはやっぱり多少のエゴはいると思うのです。
エゴを通す以上はそれなりのものを創らないといけないんだけど。
僕にはもうゴールが見えていたので。
そうして制作が始まった。
まずは改めて、河野君のエピソードを聞いた。
中学生の時に図書館で見た「職業の本」でパイロットを見て心躍らせた事。
ヘッドホンやイヤホンはパイロットにとって大切な耳に悪いと聞いてから、普段の生活でもなるべく小さな音で生活していた事。
勉強して勉強して航空大学校に入った事。
音楽と出会った時の事。
その道で行こうと決めた時の事。
お父さんのその時の反応。
そして僕にぼそっとこぼした一言「それでもたまに空をもう一回飛びたいなぁって思う時がある」。
僕はそれらをただ丁寧に構成し直して繋いだだけ。
7割くらい出来上がった歌詞を河野君の家で何度も合わせて、歌ってもらって書き直してを繰り返し、朝方の7時に完成したとき二人して涙ぐんでいた。
mixを終えて曲を確認する時も何度もこの歌を聴いた。
一年に一曲書けるかどうかの名曲が出来たと思う。
昨日ふと僕は思った。
なぜこの歌を聴いてみんな心が揺れるのだろうか。
河野君に感情移入してるのか?
一つの映画を見ているような感覚なのか?
パイロットの経験もない僕らがこの歌を聴いて胸を打つのはなぜだ。
それは僕らも懸命に日々を生きているからだと思う。
形を違えども、僕らは今日までの人生、何かを選び、何かを捨てて、間違って、成功して、喜んで、またつまづいて、擦り傷が出来て、もう歩けねぇーと泣き言言ったり、それでも友達がいて「そんな事言うなよ、もう少しだけ歩こーぜ」と肩を貸してくれてまた歩き出して、でも出口が見えなくて、でも行きたい場所はあって歩いていて。。。
だからあの歌は胸を打つのだと思う。
いつかこの答えが正しかったと 今よりも言えるように。
僕らは今日も空にこの声をねじ込むように歌っている。
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