関西でのライブが終わった。
約一ヶ月ぶりのバンドライブ。
やはりバンドはメンバーで造り出す音。
僕だけではなく、４つの音が重なる事の深さを実感した２日間だった。

最近僕らは目指しているライブがある。
今までなら良い曲と良いライブをする、と言い続け、それはすなわち僕の言葉がしっかり届き、そのメッセージを持って帰ってもらう事がニュートラルの良いライブだったけど、今はそれは当たり前として、さらにそこからバンドの力でロールできたら僕らの良いライブとなってきている。
もうひとつ階段を登ったという事だ。

海外のアーティストでも３日間同じセットリストのものを観に行っても３日目が良かったね！という事はそういうところにあるんだろう。
いまはそこを合格点においている。


今日打ち合わせが２本東京であるという事で、今回は久しぶりに姫路のライブ終わりに夜走りをした。
途中、何度も夜行バスを追い抜いた。
きっとその中には僕らを見に来てくれた人たちも乗っているだろう。
その人達も僕らも東京に着いたとたん仕事が始まる。
体大変だろうなぁと思う。
その時に「ごめんな」という気持ちではなく、いつでも「ありがとうな」と言えるように一本一本のライブを輝かせていきたい。
そしてそんな素敵なライブでさえも次回は必ずその上をいきたい。
今日までそうしてきたように。
今回は夜走り中、ずっとそんな事を考えていた。


バンドガール　僕は決して忘れない　君と過ごした日々を


僕がバンドマンで良かったと思う時は、素晴らしい仲間と君たちに出会えた事だ。
もっともっと興奮するような、はじめて見た時の衝撃を超えるようなライブをしていきたい。
誰にも負けたくない。
いろんなライブがある中で常に僕らを選んでもらいたい。
たとえ君の恋人が僕らと同じ時にライブでも、僕らのライブを選んでもらえるような。
無茶苦茶な話だけど、音楽をやっている者は、音楽が良ければすべてを超越するという事を信じないと。
これってやはり音楽をやる上で大切な事だよな。
誰にも負けないライブをするとはそういう事だな。


そして誰にも負けないというのは、やはり他の誰かではなく、そのライブまでにどれほどの時間を費やし、どれほどの熱量をかけたかだと思う。
それこそ誰にも負けないよう音楽と向き合おうと思う。


朝陽が笑っている中、そんなことを誓い眠ります。
やってやる！！

おやすみなさい。
そして


ありがとう。

追記、まとまらないまま思いのままに書いたので、今日のは情熱日記と名付けます。