2014/03/11
夕暮れフレンド
今回のアルバムを聴き込んでいくと、なぜか誰もがこの曲を聴き返してしまう、そうなっているのではないだろうか。
僕の学生時代は本当にこの歌詞に書いている通りだった。
制服をまともに着た事なんかない。
ボタンは大きく開けて、ズボンをダラッと履いて上履きは踵踏みっぱなし。
口を開けば好きな人の話と、最近聴いている音楽の話。
仲間って言葉を無条件で受け入れて、それが壊れるのが怖くて、守るようにでも乱暴にポケットにしまい込んでいた。
とあるとき、僕は大好きだった彼女と別れる事になった。
ふられたのだ。
ショックだった。
彼女は僕のすべてだった、、、ように思っていた。
学校に行くも授業を受ける気にもなれず、早退する事にした。
会社員でもないのに自分で早退が決めれるところが今思うと非常に怖いのだが、僕の親友も「ほんならオレも帰ろーっと」と一緒に早退してくれた。
「オレんちくるか?」と言われ僕はそのまま彼の家に行った。
そこでどんな話をしたかは覚えていない。
ただ僕は帰りに彼のフェンダージャパンの黒のストラトを借りて帰った。
振られて慰めてもらってギターを借りて帰った。
よくわからないが、それで少し気がまぎれた。
数年前、彼から急に連絡があった。
でも僕はレコデーィングやライブで忙しく電話に出れなかった。
いつでも連絡できるや、そう思っていた。
でも、あいつは2度と会う事が出来ない場所に行ってしまった。
僕はたくさんの友達がいた。
今も地元でがんばってる奴ら。
結婚して母となり表情の柔らかくなったあいつら。
ちょっと腐っちゃってるあいつ。
同じ東京にいながらも、なかなか会っていないあいつら。
2度と会えなくなったあの人たち。
人を形成するのに50%は遺伝で、40%は環境だと何かの本で読んだ事がある。
友達というのは今の僕を創る上で非常に欠かせないものだ。
今この時、僕はあいつらに誇れる日々を生きているか。
今この時、あいつらに笑われても怒らずに、駄目だよなぁオレって素直に言えるか。
今この時、あいつらに夢を語れるか。
この歌を聴きながら僕は空を見上げてそんな事を考える。
青春が真っ青な空ならば、僕らはもう夕焼けがさしかかる頃にきたのだろう。
あの頃のように毎日朝まで遊べない。
気軽に誰かの家に行ったりできない。
でも、あの頃よりも今友達に会うとふっと心が軽くなる。
夕暮れフレンドはこれからどんな生き方をして、どんな形に変わっていくのだろうか。
僕はそれを自ら感じ、見届けようと思う。
追記、余談だが、この曲はライブでも数回だけやったけど、おそらくCDで聴いた方がぐっと良かったと思う。
ライブバンドはとかく「CDでその良さが出たら」なんて言われがちだけど、もともとはそんな事は関係ない。
音楽が良ければCDでも良いものだ。
でもライブで見るとさらに良くなる。そのためにライブをやっているのだもんね。
僕の学生時代は本当にこの歌詞に書いている通りだった。
制服をまともに着た事なんかない。
ボタンは大きく開けて、ズボンをダラッと履いて上履きは踵踏みっぱなし。
口を開けば好きな人の話と、最近聴いている音楽の話。
仲間って言葉を無条件で受け入れて、それが壊れるのが怖くて、守るようにでも乱暴にポケットにしまい込んでいた。
とあるとき、僕は大好きだった彼女と別れる事になった。
ふられたのだ。
ショックだった。
彼女は僕のすべてだった、、、ように思っていた。
学校に行くも授業を受ける気にもなれず、早退する事にした。
会社員でもないのに自分で早退が決めれるところが今思うと非常に怖いのだが、僕の親友も「ほんならオレも帰ろーっと」と一緒に早退してくれた。
「オレんちくるか?」と言われ僕はそのまま彼の家に行った。
そこでどんな話をしたかは覚えていない。
ただ僕は帰りに彼のフェンダージャパンの黒のストラトを借りて帰った。
振られて慰めてもらってギターを借りて帰った。
よくわからないが、それで少し気がまぎれた。
数年前、彼から急に連絡があった。
でも僕はレコデーィングやライブで忙しく電話に出れなかった。
いつでも連絡できるや、そう思っていた。
でも、あいつは2度と会う事が出来ない場所に行ってしまった。
僕はたくさんの友達がいた。
今も地元でがんばってる奴ら。
結婚して母となり表情の柔らかくなったあいつら。
ちょっと腐っちゃってるあいつ。
同じ東京にいながらも、なかなか会っていないあいつら。
2度と会えなくなったあの人たち。
人を形成するのに50%は遺伝で、40%は環境だと何かの本で読んだ事がある。
友達というのは今の僕を創る上で非常に欠かせないものだ。
今この時、僕はあいつらに誇れる日々を生きているか。
今この時、あいつらに笑われても怒らずに、駄目だよなぁオレって素直に言えるか。
今この時、あいつらに夢を語れるか。
この歌を聴きながら僕は空を見上げてそんな事を考える。
青春が真っ青な空ならば、僕らはもう夕焼けがさしかかる頃にきたのだろう。
あの頃のように毎日朝まで遊べない。
気軽に誰かの家に行ったりできない。
でも、あの頃よりも今友達に会うとふっと心が軽くなる。
夕暮れフレンドはこれからどんな生き方をして、どんな形に変わっていくのだろうか。
僕はそれを自ら感じ、見届けようと思う。
追記、余談だが、この曲はライブでも数回だけやったけど、おそらくCDで聴いた方がぐっと良かったと思う。
ライブバンドはとかく「CDでその良さが出たら」なんて言われがちだけど、もともとはそんな事は関係ない。
音楽が良ければCDでも良いものだ。
でもライブで見るとさらに良くなる。そのためにライブをやっているのだもんね。
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