THE NEUTRAL =歩道橋の上=

2013/01/07

GO MY WAY

僕は基本的に大切にしていようが物が壊れたりした時怒ったり悲しんだりはしない。
もちろん多少のショックはあるが、どれほど落ち込もうが壊れた物は壊れたまま。戻りはしない。
なのでなぜ壊れたのか？おっちょこちょい？整理整頓？と省みる事はあっても、うじうじはしない。
うじうじしようが笑おうが結果は同じ。
物は壊れた。
だったらしゃーねぇーか、とすぐに気を持ち直す癖がついている。

2013年ライブをやっていく中でどんなことがあっても帰りに愚痴ったりするよりはこの考えと同じように笑い飛ばしていこうと思う。
負のパワーよりも明のパワーにこそエンターテイメントはきらめくと思うのだ。

未来にいきなり飛んではいけない。
くそったれと思う今日があってこその未来。
歯を食いしばってようが笑っていようが今日残した結果は同じであるならば僕は笑っていたい。

僕は最後の最後、とどのつまりいつだって歌は嘘をつかないと思う。
そう信じている。
たとえ今は僕らの歌が分からなくてもいや分かっている人でさえ、数年後にきっと聴き返した時に「あぁ良い歌だなぁ」と思ってもらえる作品を残して来たのがTHE NEUTRALだと自負している。
オーディエンスが数年後、10年後、聴き返したり子供に聴かせてもチープじゃない歌を書いていこうと思う。

芸術というのは今すぐの反応ばかり求めてはいけない。
むしろ必ずプロである以上、一般の人より先に進んでないといけないので評価は遅れてくるものだと分かっていないといけない。
もちろん進んでいると思っているのが自分たちだけならばそれは自然と終わっちまうだろうから。

今日は新年一発目のライブだった。
とても気持ちのいいライブが出来た。
「パンとピストル」のCDが欲しいという声を聞いた。
2003年の歌だ。
10年も生きているってことだ。

さぁいばらの道とかあぜ道とか砂利道とかかんけーない。
僕が歩くこの道の上を、天候だって気にしない。
大切なのは僕がどう歩くか。

2013年はとことんかっこいい男でありたい。