2012/09/30
僕の今日までの音楽人生、一小節も悔いなし。
新宿のこっきたないライブハウス。
大好きな先輩が歌を辞めるかも知れないと聞いて、そんなバカな事はあってはならないとメンバーで駆けつけた。
はじめに断っておくが今日の日記は、誰かのためではなく、僕が書き記しておきたいので書いている。
新宿のこっきたない伝統あるライブハウス。
アングラな世界。
なんでも今日の対バンドは20年前に対バンしていた仲間が集まったらしく、久しぶりに楽器を持ったって人もいた。
すげぇ話だ。
客は?ってか?
客か友達か分からない。
タトゥーまみれの40over、タトゥではない本物の墨のある40over、(先輩すみませんっっ!)、アバンギャルドなお姉さん。引きこもっていたという仲間。男でも女でも好きになったら、抱きたくなったら関係ないというボーダレスな先輩B。喉に癌ができて声帯をとったくせに、タバコをガンガン吸い酒をがばがば飲む先輩C。ドラッグの後遺症かなんなのかまともにしゃべれない先輩D。そんな中ではしゃぎ倒す出演者の子供たち。
今日って平日?と真顔で聞く、左のポケットに穴があいているズボンをはき続け、そこにものを何回も入れて何回も落とす社会生活不適合者の僕。
もうどこを見渡してもまともな人はいない。
みんな普段は何をやっているのだろう?
皆目見当がつかないがみんな日常は辛かろうが楽しみ方を知っている人たちだと思う。
僕も知らない先輩方もたくさんいた。
知らないけど、みんなライブはかっこ良かった。
ス○ッツなどと同期らしい。
あの人たちとこの人たちの差はどこだ。
タイミング。
だったと思う。
人生のタイミング。
そんないい加減な、、、と思うかも知れないが、人生のほとんどはタイミングで決まる事を僕は学んだ。
涙が出そうになったがそれは失礼な気がして我慢した。
大好きな先輩のライブが始まった。
先日のぼくらの千葉ルックライブにも来てくれた先輩がギターを弾いていた。
このヴォーカルの方とギターの方はもう25年も一緒にやっているらしい。
この二人のコンビは最強なのだ。
ふと目をやるとボーカルの先輩の奥さんが楽しそうに歌っていた。
普段はおとなしいイメージがあったのだが、さすがは元バンドマン(奥さんもバンドをやっていた)、先輩の歌詞を口ずさみながら本当に楽しそうに歌っていた。
いつか僕も結婚したとき、こういう風にライブを見てもらえたら僕は幸せだろうなぁと思った。
途中、奥さんが涙を拭うシーンを見てしまった。
また涙腺が緩んだ。
目線を外した先には、大好きな先輩を慕っていた、直属の後輩の方が何とも言えない目でライブを見ていた(この人も僕らの先輩)。
先輩先輩とややこしいが、先輩だらけなんだ。
勘弁してくれ。
お目当ての先輩のライブだが、この人のライブを見ていていつも感動するのが、どの会場に行ってもこの人の後輩や仲間が集まり、すべてを忘れて、まるで子供のように一緒に拳を突き上げ歌っているのだ。
もちろん僕も。
ニュートラルのメンバーも。
こんなに慕われている先輩と先輩の歌。
ちきしょう。
やっぱり涙が出てくる。
僕は今日、猛烈に売れたいと思った。
売れる事が正義と言う人がいるのならば、一度手に入れてから捨てたい。
僕らはまだ狙える一番近い位置にいる。
新宿のこきたないライブハウスには今日も最高のロックンロールが流れていた。
それは23歳のとき、僕らの体に流し込んだそれだった。
勝ち負け損得じゃない。
ロックンロールに取り憑かれた僕らの行く道はいつだって暗闇で、いつだっていばらなのだ。
でも、どんな時も僕らは暗闇なんて怖くねぇよ!と強がって歌って歩いていく。
同じ道を歩くたくさんの仲間たちとバカを言いながら。
僕の今日までの音楽人生、一小節も悔いなし。
ロックンロールに出会えた事に感謝します。
大好きな先輩が歌を辞めるかも知れないと聞いて、そんなバカな事はあってはならないとメンバーで駆けつけた。
はじめに断っておくが今日の日記は、誰かのためではなく、僕が書き記しておきたいので書いている。
新宿のこっきたない伝統あるライブハウス。
アングラな世界。
なんでも今日の対バンドは20年前に対バンしていた仲間が集まったらしく、久しぶりに楽器を持ったって人もいた。
すげぇ話だ。
客は?ってか?
客か友達か分からない。
タトゥーまみれの40over、タトゥではない本物の墨のある40over、(先輩すみませんっっ!)、アバンギャルドなお姉さん。引きこもっていたという仲間。男でも女でも好きになったら、抱きたくなったら関係ないというボーダレスな先輩B。喉に癌ができて声帯をとったくせに、タバコをガンガン吸い酒をがばがば飲む先輩C。ドラッグの後遺症かなんなのかまともにしゃべれない先輩D。そんな中ではしゃぎ倒す出演者の子供たち。
今日って平日?と真顔で聞く、左のポケットに穴があいているズボンをはき続け、そこにものを何回も入れて何回も落とす社会生活不適合者の僕。
もうどこを見渡してもまともな人はいない。
みんな普段は何をやっているのだろう?
皆目見当がつかないがみんな日常は辛かろうが楽しみ方を知っている人たちだと思う。
僕も知らない先輩方もたくさんいた。
知らないけど、みんなライブはかっこ良かった。
ス○ッツなどと同期らしい。
あの人たちとこの人たちの差はどこだ。
タイミング。
だったと思う。
人生のタイミング。
そんないい加減な、、、と思うかも知れないが、人生のほとんどはタイミングで決まる事を僕は学んだ。
涙が出そうになったがそれは失礼な気がして我慢した。
大好きな先輩のライブが始まった。
先日のぼくらの千葉ルックライブにも来てくれた先輩がギターを弾いていた。
このヴォーカルの方とギターの方はもう25年も一緒にやっているらしい。
この二人のコンビは最強なのだ。
ふと目をやるとボーカルの先輩の奥さんが楽しそうに歌っていた。
普段はおとなしいイメージがあったのだが、さすがは元バンドマン(奥さんもバンドをやっていた)、先輩の歌詞を口ずさみながら本当に楽しそうに歌っていた。
いつか僕も結婚したとき、こういう風にライブを見てもらえたら僕は幸せだろうなぁと思った。
途中、奥さんが涙を拭うシーンを見てしまった。
また涙腺が緩んだ。
目線を外した先には、大好きな先輩を慕っていた、直属の後輩の方が何とも言えない目でライブを見ていた(この人も僕らの先輩)。
先輩先輩とややこしいが、先輩だらけなんだ。
勘弁してくれ。
お目当ての先輩のライブだが、この人のライブを見ていていつも感動するのが、どの会場に行ってもこの人の後輩や仲間が集まり、すべてを忘れて、まるで子供のように一緒に拳を突き上げ歌っているのだ。
もちろん僕も。
ニュートラルのメンバーも。
こんなに慕われている先輩と先輩の歌。
ちきしょう。
やっぱり涙が出てくる。
僕は今日、猛烈に売れたいと思った。
売れる事が正義と言う人がいるのならば、一度手に入れてから捨てたい。
僕らはまだ狙える一番近い位置にいる。
新宿のこきたないライブハウスには今日も最高のロックンロールが流れていた。
それは23歳のとき、僕らの体に流し込んだそれだった。
勝ち負け損得じゃない。
ロックンロールに取り憑かれた僕らの行く道はいつだって暗闇で、いつだっていばらなのだ。
でも、どんな時も僕らは暗闇なんて怖くねぇよ!と強がって歌って歩いていく。
同じ道を歩くたくさんの仲間たちとバカを言いながら。
僕の今日までの音楽人生、一小節も悔いなし。
ロックンロールに出会えた事に感謝します。
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